俺の仲間になる奴らが強すぎるんだが

りゅーさ

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王都編

ジルside

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『さすがS級冒険者!』
『俺たちの味方』
『ジル様に任せておけばなんとかなる』



俺は…なんのために生きているんだ…

人々は言う『強いから大丈夫』
人々は言う『強いからってなんだよ』

皆は言う『うらやましい』…と





羨ましくなどない
戦い戦いただひたすら命令のまま戦い続ける
俺は所詮王族の操り人形
俺に拒否権などない…






ザワザワ

【無理…しないでください】

人々の声が行き交う中この言葉だけははっきりと聞こえた

初めて言われたこの言葉に

俺は救われた気がした






「リュウヤ…か」




もっと…知りたい



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