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王都編

なにかに付き纏われている気がします

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最高ランクの冒険者と初めて会ってから1日

俺は最近誰かに見られている気がする

それも一度や二度じゃないクエストを受けている時、ケインにいじめ…じゃなくて指導を受けている時←何故だかわからんがこの時だけ殺気を感じるときがある
家にいる時は流石に感じないけどやっぱり気味が悪い

周りを見渡してもだれもいない

「やっぱり俺の気のせいなのかなー」

ダグラス「?どうした、リュウヤ」

「いやなんでもない」

今日は久しぶりにダグラスとデート(ボケ)だそしてご飯を奢ってくれるらしい

「本当にご馳走になっていいの?」

ダグラス「あぁなにせ色々頑張っているみたいだからな」

「頑張ってると言うか無理矢理頑張らされてるといるか…」

「ははっまぁ腕は確かだろうし今だけの我慢だがんばれよ」

確かに俺自身も少しは強くなっている気がする

前はゴブリンも倒せなかったが1人でも倒せるようになった…はず

「それにしてもこの厳しい日々の中俺の癒しはポチだけだよ~」

すりすり

「キャンっ」

ぷるんぷるんっ

『ブルーが嫉妬しているようですね』

「もちろんブルーも可愛いし頼りになるよ~」

ぷるぷる

『満足したみたいですね…チョロい』ボソッ

お前の毒舌進化してね?

ジー

「!」

また誰かの視線が

前までは怖かったけど今ではだんだんイラついてきている自分がいる

「さぁどうしようか」










というわけで

「隠れて人をジロジロと見る無礼者を退治しよう作戦の計画を立てます」

「キャンっキャンっ」

「はいポチくん」

「キャンキャンっガルルルキャンっ」

「なるほど」

「次ブルー君」

ぷるっぷるるんぷる

「なるほど」

「よしっ全然わけわからん」

『一応言葉は理解できますよね?』

「そうなんだけど、ポチは僕が匂い嗅ぐっっていってブルーが溶かすのは任せてっ…だよ?わけわからんでしょ」

『…確かに』

『というか本当に誰かに見られてるんでしょうか?だったらポチが反応しません?いくら姿が消せても匂いは消せないでしょうし』

たしかに

「じゃあやっぱり俺の間違いなのかな~?」


まぁ害はないしいいか

明日も早いし早く寝るか















?『僕もご主人様の役に立ちたい…
 守られるだけじゃ嫌だ』
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