20 / 42
王都編
ピンチの時って何か起こるよね?
しおりを挟む
ねちゃっ
「!?」
なんか粘っこい…
「…はっ!」
起きたら頭の上に溶けた何かが
【ご主人…様】
ブルー!
「ちょっと大丈夫か!?」
ドロドロに溶けたスライムみたいになってる
いやスライムだ
『どうやら具合が悪そうですね今回はクエストに行くのは無理なのでは?』
今日は指導された成果を見たかったのにな…
「てかブルーどうしたら治るんだろ」
『そうですね…薬草を食べさせたらどうですか?』
なるほど
「じゃあどっちにしろクエストに行かないとな」
待ってろブルー俺がすぐ持ってくるからな
「キャンっ!」
え?
「ポチも行きたいのか?」
「キャンキャン!」
えっでも…
『…いいんじゃないですか?いつもブルー頼りでたまには頼って欲しいんじゃないですか?』
まぁいっか
「よしっ一緒に行こう」
「キャンっ!」
「いざ薬草探しの旅へ!「キャン!」」
「この辺かな?」
結構山の中に入っちゃったな
くんくん
「!キャンっキャンっ」
「あったのか?」
おぉめっちゃある!
「でかしたぞ!ポチ」
「キャン!」
「よしっこんなもんか」
あとはこれを無事に持ち帰ったら…【グルルル】!
ガサガサ
【グルルル】【ガルルルル】
あれは…
『コボルトです!今のリュウヤ様では相手になりません早く逃げましょう』
「あっあぁ」
【ガウッ!】
だめだ!回り込まれた!
「キャンっ!ガルルル」
「ポチっ危ない!」
【キャインッ】
「ポチっくそ」
「魅了《チャーム》」
…できませんでした
なんで!
『どうやらこのコボルト達は全員メスのよつです、見たところ繁殖期のようで気が立っているようです』
普通気が立つのはオスだろ!どれだけ肉食系女子なんだよあっ…肉食か
「これが絶体絶命ってやつか」
【ガウッ】
「くっ」
カキンッ
「うわっ!くそっ」
だめだ動きが早すぎる!
「!しまった!」
【ガウッ】
「ガハッ!」
「キャンっガルルルル」
【どうして僕はこんなに弱いんだ…
大切な人を守れないでどうする…
今こそご主人様を守る時…
僕が守らないで誰が守る…
我らが一族は受けた恩は必ず返す…
そう…我こそは誇り高きフェンリルである!】
【ワオーーーーーン】
『《ポチ》が新たなスキルおよび称号を獲得しました
ユ二ークスキル【王者の風格】(あらゆるものを怯ませる、たいていの魔物は逃げるあるいは目があった瞬間気絶するあるいは絶命する
称号【気高き者】』
【キャインッ】【ギャンギャンっ】
逃げていった
「ポチ…お前」
「キャン?」
「可愛くて強いなんてー!なんて奴だけしからん!」
なでなでなで
「キャンキャンっ!」
『リュウヤ様…あらゆるものを溶かすスライムとあらゆる者を怯ませ絶命させる…この2体がいるだけであなたはもう最強だと思います、まぁあとはリュウヤ様自身の実力が不足ですがね』
お前実体があったらとっくのとうに処してるから
『それはそれは…なくてよかったです』
ふんっ
無事に覚醒したポチ
余談なんですけど本文中にある「我こそは」
の部分でシャンシャイン池◯さんを思い出してしまってちょっと笑ってしまいましたw
「!?」
なんか粘っこい…
「…はっ!」
起きたら頭の上に溶けた何かが
【ご主人…様】
ブルー!
「ちょっと大丈夫か!?」
ドロドロに溶けたスライムみたいになってる
いやスライムだ
『どうやら具合が悪そうですね今回はクエストに行くのは無理なのでは?』
今日は指導された成果を見たかったのにな…
「てかブルーどうしたら治るんだろ」
『そうですね…薬草を食べさせたらどうですか?』
なるほど
「じゃあどっちにしろクエストに行かないとな」
待ってろブルー俺がすぐ持ってくるからな
「キャンっ!」
え?
「ポチも行きたいのか?」
「キャンキャン!」
えっでも…
『…いいんじゃないですか?いつもブルー頼りでたまには頼って欲しいんじゃないですか?』
まぁいっか
「よしっ一緒に行こう」
「キャンっ!」
「いざ薬草探しの旅へ!「キャン!」」
「この辺かな?」
結構山の中に入っちゃったな
くんくん
「!キャンっキャンっ」
「あったのか?」
おぉめっちゃある!
「でかしたぞ!ポチ」
「キャン!」
「よしっこんなもんか」
あとはこれを無事に持ち帰ったら…【グルルル】!
ガサガサ
【グルルル】【ガルルルル】
あれは…
『コボルトです!今のリュウヤ様では相手になりません早く逃げましょう』
「あっあぁ」
【ガウッ!】
だめだ!回り込まれた!
「キャンっ!ガルルル」
「ポチっ危ない!」
【キャインッ】
「ポチっくそ」
「魅了《チャーム》」
…できませんでした
なんで!
『どうやらこのコボルト達は全員メスのよつです、見たところ繁殖期のようで気が立っているようです』
普通気が立つのはオスだろ!どれだけ肉食系女子なんだよあっ…肉食か
「これが絶体絶命ってやつか」
【ガウッ】
「くっ」
カキンッ
「うわっ!くそっ」
だめだ動きが早すぎる!
「!しまった!」
【ガウッ】
「ガハッ!」
「キャンっガルルルル」
【どうして僕はこんなに弱いんだ…
大切な人を守れないでどうする…
今こそご主人様を守る時…
僕が守らないで誰が守る…
我らが一族は受けた恩は必ず返す…
そう…我こそは誇り高きフェンリルである!】
【ワオーーーーーン】
『《ポチ》が新たなスキルおよび称号を獲得しました
ユ二ークスキル【王者の風格】(あらゆるものを怯ませる、たいていの魔物は逃げるあるいは目があった瞬間気絶するあるいは絶命する
称号【気高き者】』
【キャインッ】【ギャンギャンっ】
逃げていった
「ポチ…お前」
「キャン?」
「可愛くて強いなんてー!なんて奴だけしからん!」
なでなでなで
「キャンキャンっ!」
『リュウヤ様…あらゆるものを溶かすスライムとあらゆる者を怯ませ絶命させる…この2体がいるだけであなたはもう最強だと思います、まぁあとはリュウヤ様自身の実力が不足ですがね』
お前実体があったらとっくのとうに処してるから
『それはそれは…なくてよかったです』
ふんっ
無事に覚醒したポチ
余談なんですけど本文中にある「我こそは」
の部分でシャンシャイン池◯さんを思い出してしまってちょっと笑ってしまいましたw
0
あなたにおすすめの小説
過労死転生した公務員、魔力がないだけで辺境に追放されたので、忠犬騎士と知識チートでざまぁしながら領地経営はじめます
水凪しおん
BL
過労死した元公務員の俺が転生したのは、魔法と剣が存在する異世界の、どうしようもない貧乏貴族の三男だった。
家族からは能無しと蔑まれ、与えられたのは「ゴミ捨て場」と揶揄される荒れ果てた辺境の領地。これは、事実上の追放だ。
絶望的な状況の中、俺に付き従ったのは、無口で無骨だが、その瞳に確かな忠誠を宿す一人の護衛騎士だけだった。
「大丈夫だ。俺がいる」
彼の言葉を胸に、俺は決意する。公務員として培った知識と経験、そして持ち前のしぶとさで、この最悪な領地を最高の楽園に変えてみせると。
これは、不遇な貴族と忠実な騎士が織りなす、絶望の淵から始まる領地改革ファンタジー。そして、固い絆で結ばれた二人が、やがて王国を揺るがす運命に立ち向かう物語。
無能と罵った家族に、見て見ぬふりをした者たちに、最高の「ざまぁ」をお見舞いしてやろうじゃないか!
悲報、転生したらギャルゲーの主人公だったのに、悪友も一緒に転生してきたせいで開幕即終了のお知らせ
椿谷あずる
BL
平凡な高校生だった俺は、ある日事故で命を落としギャルゲーの世界に主人公としてに転生した――はずだった。薔薇色のハーレムライフを望んだ俺の前に、なぜか一緒に事故に巻き込まれた悪友・野里レンまで転生してきて!?「お前だけハーレムなんて、絶対ズルいだろ?」っておい、俺のハーレム計画はどうなるんだ?ヒロインじゃなく、男とばかりフラグが立ってしまうギャルゲー世界。俺のハーレム計画、開幕十分で即終了のお知らせ……!
愛してやまなかった婚約者は俺に興味がない
了承
BL
卒業パーティー。
皇子は婚約者に破棄を告げ、左腕には新しい恋人を抱いていた。
青年はただ微笑み、一枚の紙を手渡す。
皇子が目を向けた、その瞬間——。
「この瞬間だと思った。」
すべてを愛で終わらせた、沈黙の恋の物語。
IFストーリーあり
誤字あれば報告お願いします!
異世界で孵化したので全力で推しを守ります
のぶしげ
BL
ある日、聞いていたシチュエーションCDの世界に転生してしまった主人公。推しの幼少期に出会い、魔王化へのルートを回避して健やかな成長をサポートしよう!と奮闘していく異世界転生BL 執着スパダリ×人外BL
魔王の息子を育てることになった俺の話
お鮫
BL
俺が18歳の時森で少年を拾った。その子が将来魔王になることを知りながら俺は今日も息子としてこの子を育てる。そう決意してはや数年。
「今なんつった?よっぽど死にたいんだね。そんなに俺と離れたい?」
現在俺はかわいい息子に殺害予告を受けている。あれ、魔王は?旅に出なくていいの?とりあえず放してくれません?
魔王になる予定の男と育て親のヤンデレBL
BLは初めて書きます。見ずらい点多々あるかと思いますが、もしありましたら指摘くださるとありがたいです。
BL大賞エントリー中です。
やっと退場できるはずだったβの悪役令息。ワンナイトしたらΩになりました。
毒島醜女
BL
目が覚めると、妻であるヒロインを虐げた挙句に彼女の運命の番である皇帝に断罪される最低最低なモラハラDV常習犯の悪役夫、イライ・ロザリンドに転生した。
そんな最期は絶対に避けたいイライはヒーローとヒロインの仲を結ばせつつ、ヒロインと円満に別れる為に策を練った。
彼の努力は実り、主人公たちは結ばれ、イライはお役御免となった。
「これでやっと安心して退場できる」
これまでの自分の努力を労うように酒場で飲んでいたイライは、いい薫りを漂わせる男と意気投合し、彼と一夜を共にしてしまう。
目が覚めると罪悪感に襲われ、すぐさま宿を去っていく。
「これじゃあ原作のイライと変わらないじゃん!」
その後体調不良を訴え、医師に診てもらうととんでもない事を言われたのだった。
「あなた……Ωになっていますよ」
「へ?」
そしてワンナイトをした男がまさかの国の英雄で、まさかまさか求愛し公開プロポーズまでして来て――
オメガバースの世界で運命に導かれる、強引な俺様α×頑張り屋な元悪役令息の元βのΩのラブストーリー。
【本編完結】死に戻りに疲れた美貌の傾国王子、生存ルートを模索する
とうこ
BL
その美しさで知られた母に似て美貌の第三王子ツェーレンは、王弟に嫁いだ隣国で不貞を疑われ哀れ極刑に……と思ったら逆行!? しかもまだ夫選びの前。訳が分からないが、同じ道は絶対に御免だ。
「隣国以外でお願いします!」
死を回避する為に選んだ先々でもバラエティ豊かにkillされ続け、巻き戻り続けるツェーレン。これが最後と十二回目の夫となったのは、有名特殊な一族の三男、天才魔術師アレスター。
彼は婚姻を拒絶するが、ツェーレンが呪いを受けていると言い解呪を約束する。
いじられ体質の情けない末っ子天才魔術師×素直前向きな呪われ美形王子。
転移日本人を祖に持つグレイシア三兄弟、三男アレスターの物語。
小説家になろう様にも掲載しております。
※本編完結。ぼちぼち番外編を投稿していきます。
俺の居場所を探して
夜野
BL
小林響也は炎天下の中辿り着き、自宅のドアを開けた瞬間眩しい光に包まれお約束的に異世界にたどり着いてしまう。
そこには怪しい人達と自分と犬猿の仲の弟の姿があった。
そこで弟は聖女、自分は弟の付き人と決められ、、、
このお話しは響也と弟が対立し、こじれて決別してそれぞれお互い的に幸せを探す話しです。
シリアスで暗めなので読み手を選ぶかもしれません。
遅筆なので不定期に投稿します。
初投稿です。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる