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王都編
【首輪】ゲットだぜ!
しおりを挟むこれは…
ケイン「首輪?」
これってもしかして
『リュウヤ様可能性はあります』
「ケケケケケインっそそそそそれおっおおおおれにくくくくれないか?」
『究極のコミュ障みたいになってますよ』
ケイン「いや…別にこんな首輪いらねぇけどやけにこだわるな…もしかしてお前ドM「違うから」」
「とにかく俺はそれが欲しいんだ」
ケイン「じゃあ俺はこの毛皮もらってくぞ」
よしっ契約成立だ
「早くギルドに行って依頼完了の手続きをしよう」
これがあればポチの力を抑制できるかもしれない
ブルー「ご主人様…この首輪があればポチと一緒に冒険できます?」
ブルーも一緒に行きたいって思ってたんだな
「もちろんだ!」
ブルー「チッ」ボソっ
「ん?なんかいったか?」
ブルー「なにもです!もし一緒に行けたら楽しいだろうなって思っただけです!」
うちの子天使すぎる…
ギルドにて
ザワザワ
「…ねぇなんか前にも同じ光景見たことあるんだけど」
嫌な予感がする
?「あっリュウちゃん」
げっその呼び方する奴は1人しか…
ライ「いたいた!探したよ~」
「…何の用ですか」
ライ「冷たいな~そこが可愛いんだけどね」
ゾワッ
鳥肌が立ったわ
てかこっち構うな女性陣からの視線がいたいんじゃ
ケイン「お前っライ様になんで口を」
ライ「あーいいのいいのこれが通常運転だから、ね~リュウちゃん♡」
ブルー「ご主人様を不快にさせるなんて万死に値します」
ライ「わーおこっちも辛辣~」
「…もう一度聞きますなんの用ですか」
ライ「えっとね~用っていうか俺はついてきただけ「おい」本命のご登場だ~」
「ジ「ジジジジジジル様!?」」
ケインせめてあと一文字は言わせてくれてもよかったんじゃないか
ジル「…久しぶり」
「えっとお久しぶりです」
…
ライ「いや気まずっ」
「いやだって喋ることなんてなにも…」
ジル「…」
ライ「あ~ジル落ち込んでる~かわいそ~」
「そんなちょっと男子~みたいな感じで言われても」
ジル「今日は…話があって…きた」
「なに?」
ジル「…大きい依頼を終わらしたから…休みできた」
「うん」
ジル「それで…一緒に…食事とか…」
「とか?」
ライ「要するにデートだよデートっ」
「えっとジルは俺とデートしたいの?」
コクリ
「じゃあいつにする?」
ジル「!いい…のか?」
「別に断る理由はないし…」
ジル「…うれしい」
ドキッ
ジルが笑った…ってなんで俺ドキッときてるんだ!ギャップ萌えってヤツ?
ジル「明日にでも…行きたい…」
「俺は大丈夫だけど休まなくて良いの?」
ジル「…リュウヤと一緒なら…」
「なっ!よくそんなセリフを軽々と…」
ライ「ジル~その辺にしときなリュウちゃんが萌え死ぬよ~それに人もこれ以上増えたらまずいよ~」
ジル「…わかったじゃあ…明日の11時に…」
嵐のように去っていったな
「じゃあ依頼完了の手続きを…おーいケインやーい」
『魂が抜けてしまってますね』
ブルー「ご主人様トドメは任せてください苦しませずに葬ってやります」
ブルー真顔で言うのやめていつもみたいに「!」とか「~です」とか使って
『化けの皮が…』ボソッ
「え?なんか言っ「はっ!」あっケイン」
ケイン「ジル様が夢に出てきた…」
「夢じゃな『リュウヤ様余計なことを言わない方がいいですよまた失神してしまいます』…確かに」
ケイン「おいリュウヤなにしてんだ早く報告に行くぞ」
?「…みつけた」
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