俺の仲間になる奴らが強すぎるんだが

りゅーさ

文字の大きさ
41 / 42
王都編

ジルside

しおりを挟む

王「ここ最近休暇がなかったな…余も鬼ではない休みをやろう」




ライ「やっと休めるよ~早く可愛子ちゃんと遊びたいな~ジルはなにする?」

「俺…は」




ザワザワ

ライ「うーんいないみたいだねぇ」

いつもなら煩わしいだけの人混みもリュウヤがいるかも知れないと思ったら…なんだこの気持ちは…


ライ「うー…あっいたいたリュウちゃん」

!リュウヤ

見た瞬間に胸のこのあたりが締めつけられるそんな感じがした











ライ「やっと誘えたね楽しんできなよ~」

ジル「あぁ」

自分からこの人と一緒にいたいと思ったのは初めてだった









当日会ったらすごい驚いていた

こんな格好してるから当然か


最初に服を買いたいと言う要望があったから来たが俺も来るのは久々だった

この変装用の服と装備この二つだけで十分だ

リュウヤ…は目を輝かしているな

…かわいい

次の瞬間リュウヤの口からとんでもない発言が

リュウヤ「選んでもらえたらなぁって」

選ぶ?服を?誰が?俺が?

それはつまり俺が選んだ服をリュウヤが着ることになるということで




リュウヤ「おーいジルー」

はっ!









「いやー良い買い物したわジルのセンスに感謝だわ」


あんなに服に時間を費やしたのは初めてだ

こういう服を着たら…いやあっちの服の方が

そんなふうに想像力が働いてしまいつい長居してしまった




その後いろいろなところをまわった

とても…たのしかったこの幸せなひとときがずっと続けばいいのにそう思った

その幸せを壊すが現れた



?「おやっおやおやおやなにやら見知った顔があると思ったらジル様じゃあありません
か~」


俺が正体を隠してる理由はばれて大騒ぎになるのを防ぐためというもの以外にこういう厄介な奴に見つかって絡まれるのを防ぐ…そのためでもあった


この奴隷商人は王が後ろ盾にいる、いわゆる『お気に入り』だ


こいつが何度か王城に来ているのをみたことがあるその中で何度か俺も紹介をされた


だが、こいつだけには見つかりたくなかった

王が後ろ盾にいるからといい違法である人身売買•誘拐をして金を稼いでいる


関わらない方がいいそう思った


だがリュウヤは気になることがあるといい行くことに決めた

俺は正直関わりたくなかったが…

もしもに備えて行こう






思ってた通りだ

身分の高いやつほど変なプライドがあるからな欲しいものは何がなんでも手に入れるそんな腐った考えがよく出るものだ


俺は今無性に腹が立っている

実際あの男はありとあらゆる悪事に手を染めている

「どうしてやろうか」





?「それにしても遅いいつ帰ってくるんだ たかが小僧如きに」

わしは欲しいもの全て手に入れてきた


?「?騒がしいな」

執事「困ります!いくらS級冒険者だからといって」

?「なに?」

バンッ!

?「きっ貴様わしが男爵だと知っての「黙れ」ひっ」

ジル「お前は…やってはいけないことを三つした」

ジル「一つ目は数々の悪事…二つ目はリュウヤに手を出したこと…三つ目は俺を怒らせたことだ…」

?「あっ悪事のしょっ証拠でもあるのか?」

ジル「…そんなもの必要ない」

?「わしをどうするつもりだ!殺すのか?できるならやってみろわしを殺したら陛下が黙ってな「…それはどうかな」」

ジル「…陛下はお前より俺を優先するだろう…なぜなら俺にはがあるから…な」

?「ひっ!かっ金ならやる!いくらだ?」

ジル ジャキンっ

?「なっなんだその剣は」

ジル「粛正だ…」

?「ひぃ~!」

バタンっ


ジル「やりすぎた…」

まぁいい

ジル「…そこのお前」

執事「はっはい」


ジル「この先のことは好きにしろ…逃げるなり辞めるなり…な」


執事「あっあのお待ち下さい」

ジル「?なんだ」

執事「これをどうぞ」


ジル「…書類?」


執事「この書類は不正の数々を記したものです。もう私にはないものなので…これを機に今まで受けたを旦那様にお返ししようと思いましてどうぞご自由にお使いください」



ジル「…分かった」










執事「あの方なら…あとは頼みましたよ」
しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

過労死転生した公務員、魔力がないだけで辺境に追放されたので、忠犬騎士と知識チートでざまぁしながら領地経営はじめます

水凪しおん
BL
過労死した元公務員の俺が転生したのは、魔法と剣が存在する異世界の、どうしようもない貧乏貴族の三男だった。 家族からは能無しと蔑まれ、与えられたのは「ゴミ捨て場」と揶揄される荒れ果てた辺境の領地。これは、事実上の追放だ。 絶望的な状況の中、俺に付き従ったのは、無口で無骨だが、その瞳に確かな忠誠を宿す一人の護衛騎士だけだった。 「大丈夫だ。俺がいる」 彼の言葉を胸に、俺は決意する。公務員として培った知識と経験、そして持ち前のしぶとさで、この最悪な領地を最高の楽園に変えてみせると。 これは、不遇な貴族と忠実な騎士が織りなす、絶望の淵から始まる領地改革ファンタジー。そして、固い絆で結ばれた二人が、やがて王国を揺るがす運命に立ち向かう物語。 無能と罵った家族に、見て見ぬふりをした者たちに、最高の「ざまぁ」をお見舞いしてやろうじゃないか!

愛してやまなかった婚約者は俺に興味がない

了承
BL
卒業パーティー。 皇子は婚約者に破棄を告げ、左腕には新しい恋人を抱いていた。 青年はただ微笑み、一枚の紙を手渡す。 皇子が目を向けた、その瞬間——。 「この瞬間だと思った。」 すべてを愛で終わらせた、沈黙の恋の物語。   IFストーリーあり 誤字あれば報告お願いします!

異世界で孵化したので全力で推しを守ります

のぶしげ
BL
ある日、聞いていたシチュエーションCDの世界に転生してしまった主人公。推しの幼少期に出会い、魔王化へのルートを回避して健やかな成長をサポートしよう!と奮闘していく異世界転生BL 執着スパダリ×人外BL

魔王の息子を育てることになった俺の話

お鮫
BL
俺が18歳の時森で少年を拾った。その子が将来魔王になることを知りながら俺は今日も息子としてこの子を育てる。そう決意してはや数年。 「今なんつった?よっぽど死にたいんだね。そんなに俺と離れたい?」 現在俺はかわいい息子に殺害予告を受けている。あれ、魔王は?旅に出なくていいの?とりあえず放してくれません? 魔王になる予定の男と育て親のヤンデレBL BLは初めて書きます。見ずらい点多々あるかと思いますが、もしありましたら指摘くださるとありがたいです。 BL大賞エントリー中です。

やっと退場できるはずだったβの悪役令息。ワンナイトしたらΩになりました。

毒島醜女
BL
目が覚めると、妻であるヒロインを虐げた挙句に彼女の運命の番である皇帝に断罪される最低最低なモラハラDV常習犯の悪役夫、イライ・ロザリンドに転生した。 そんな最期は絶対に避けたいイライはヒーローとヒロインの仲を結ばせつつ、ヒロインと円満に別れる為に策を練った。 彼の努力は実り、主人公たちは結ばれ、イライはお役御免となった。 「これでやっと安心して退場できる」 これまでの自分の努力を労うように酒場で飲んでいたイライは、いい薫りを漂わせる男と意気投合し、彼と一夜を共にしてしまう。 目が覚めると罪悪感に襲われ、すぐさま宿を去っていく。 「これじゃあ原作のイライと変わらないじゃん!」 その後体調不良を訴え、医師に診てもらうととんでもない事を言われたのだった。 「あなた……Ωになっていますよ」 「へ?」 そしてワンナイトをした男がまさかの国の英雄で、まさかまさか求愛し公開プロポーズまでして来て―― オメガバースの世界で運命に導かれる、強引な俺様α×頑張り屋な元悪役令息の元βのΩのラブストーリー。

【本編完結】死に戻りに疲れた美貌の傾国王子、生存ルートを模索する

とうこ
BL
その美しさで知られた母に似て美貌の第三王子ツェーレンは、王弟に嫁いだ隣国で不貞を疑われ哀れ極刑に……と思ったら逆行!? しかもまだ夫選びの前。訳が分からないが、同じ道は絶対に御免だ。 「隣国以外でお願いします!」 死を回避する為に選んだ先々でもバラエティ豊かにkillされ続け、巻き戻り続けるツェーレン。これが最後と十二回目の夫となったのは、有名特殊な一族の三男、天才魔術師アレスター。 彼は婚姻を拒絶するが、ツェーレンが呪いを受けていると言い解呪を約束する。 いじられ体質の情けない末っ子天才魔術師×素直前向きな呪われ美形王子。 転移日本人を祖に持つグレイシア三兄弟、三男アレスターの物語。 小説家になろう様にも掲載しております。  ※本編完結。ぼちぼち番外編を投稿していきます。

俺の居場所を探して

夜野
BL
 小林響也は炎天下の中辿り着き、自宅のドアを開けた瞬間眩しい光に包まれお約束的に異世界にたどり着いてしまう。 そこには怪しい人達と自分と犬猿の仲の弟の姿があった。 そこで弟は聖女、自分は弟の付き人と決められ、、、 このお話しは響也と弟が対立し、こじれて決別してそれぞれお互い的に幸せを探す話しです。 シリアスで暗めなので読み手を選ぶかもしれません。 遅筆なので不定期に投稿します。 初投稿です。

【WEB版】監視が厳しすぎた嫁入り生活から解放されました~冷徹無慈悲と呼ばれた隻眼の伯爵様と呪いの首輪~【BL・オメガバース】

古森きり
BL
【書籍化決定しました!】 詳細が決まりましたら改めてお知らせにあがります! たくさんの閲覧、お気に入り、しおり、感想ありがとうございました! アルファポリス様の規約に従い発売日にURL登録に変更、こちらは引き下げ削除させていただきます。 政略結婚で嫁いだ先は、女狂いの伯爵家。 男のΩである僕には一切興味を示さず、しかし不貞をさせまいと常に監視される生活。 自分ではどうすることもできない生活に疲れ果てて諦めた時、夫の不正が暴かれて失脚した。 行く当てがなくなった僕を保護してくれたのは、元夫が口を開けば罵っていた政敵ヘルムート・カウフマン。 冷徹無慈悲と呼び声高い彼だが、共に食事を摂ってくれたりやりたいことを応援してくれたり、決して冷たいだけの人ではなさそうで――。 カクヨムに書き溜め。 小説家になろう、アルファポリス、BLoveにそのうち掲載します。

処理中です...