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第6章回復魔法の使い方
オナニー大好き少女が、異世界転生して王女になりました。
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「…っ!」
白く細い指先に血が滲む。
ページをめくる際、紙で指を切ってしまった...。
湯煎につかると、染みる。
地味だけれど、確実に嫌な瞬間を想像しリリアンは顔をしかめる。
「イタイノイタイノとんでけ」
ふと異世界の記憶をたどり呟いた瞬間、まばゆい光の粒子が指先を包む。
「.........え?」
額から冷たい汗がつたう。
確かにこの数日リリアンのスキル制御は上達している。
しかし、これは異常事態である。
(ありえない...)
魔法には属性があり、風、水、炎、氷の4つの属性、そして稀に光、闇の属性に分けられる。
前者を複数扱う術者は多数存在するが、光と闇の属性は少なくその中でも両者を併せ持つ術者は確認されていない。
正確には現在は。
過去、光と闇の属性を併せ持つ者が1人いた。
それは、建国の王のみ。
これは、非常にまずい。
刹那、リリアンの脳裏にはエルネストの笑顔が浮かび、儚げに足下へ視線を彷徨わせ、失笑する。
そして平穏が脅かされる足音にリリアンは空を見上げ瞳を閉じて顔をしかめずにはいられなかった。
________*_______*_______*________
何時もの昼下がり、禁書庫の重厚な扉が擦れる音にエルネストはそっと本から顔をあげた。
「リリアン様、本日は朝寝坊ですか?」
陽光が傾き、室内には影がおちる。
光と影のコントラスト、室内に広がるむせ返るような本の香り。
互いが動く度聞こえる、絹擦れの音、息づかいと興奮で開く熱を帯びた獰猛な瞳。
そのどれをとってもリリアンにとってエルネストとの時間は間違いなく癒しと興奮で満ちていた。
リリアンはその年齢には到底似つかわしくない、少しの苦悩と笑顔を幼くいたいけな少女の顔に滲ませた。
直後、エルネストの動かないはずの利き腕は光の粒子で包まれる。
感覚がなかったはずの左腕、指先に熱が通う。
血が巡る感覚に指先がぴくりと揺れる。
「腕が...治った...?」
「うん...私回復魔法まで使えるみたい...」
エルネストは眼を見開き、リリアンを見つめた。
リリアンが得意とするスキルは精神操作、すなわち闇魔法の得意とする所、それ事態は分かっていた。
「…まさか...」
言葉を遮りリリアンは笑う。
「だから...だから修行はこれでおしまい!」
「ありがとうございましたっ!」
...エルは自分の居場所へ戻れば良い。
エルネストは眼をそらし、下を向く。
目の前の小さな姫のいく末を想像し、気持ち強く歯を噛み締めた。
「エル!」
エルネストはリリアンの甘い声に顔をあげた。
「リリアン様、俺は......」
「......貴女を守りたい」
「...うん...なんとなくそう言うと思ってた」
リリアンは笑う。
今にも泣きだしそうな顔で。
リリアンは瞳に今かけられる最大の出力を意識して、エルネストと自分自身へ強烈な催淫をかけた。
「!っなにを!...」
「うん...エルの事は1番好き。...でもね...なんか違うの」
リリアンは妖艶に笑う。
「私歪んでいるみたい。」
きれいだ...
エルネストの頭の中では警鐘が鳴り響いていた。
甘い香りに包まれ。
意識を手放した一瞬で、エルネストはリリアンをかたい床へ押し倒していた。
身体がいうことを効かない。
「!まっ...っ」
「いいの。だって私、回復魔法が使えるから」
噛むように唇を併せ、リリアンは起き上がる。
「ひ!!あっ」
極限まで昂った、部分を引っ張り出され柔らかな手で起こされる。
「なっ!なにを!?」
「エル♡」
柔らかい何かに触れ、エルネストは眼を見開いた。
「姫様!パンツはっ!」
「まっ...あっ!あぁぁぁぁ!」
「いっっっ、たぁ♡♡♡♡♡」
「へ?へぁ?あっぁ♡あ♡」
快感と精神操作で理解が追い付かない。
「エル?♡きもちぃ?♡へへっ、あっ、んぅ♡」
「エル、腰ヘコヘコしてるね♡」
快感で痺れ、無意識に揺れる腰
「ひ、姫様、きつっあ、きもちいっ♡はっ♡姫様の純血がぁ♡」
蕩けるような熱に浮かされ、貪るようにキスを落とし、リリアンは唇を噛む。
「ん♡っはぁ♡えっちってすごい♡あっ♡あぁん♡」
「でるっ!まっ...あぁ!」
「ん♡だしてぇ♡」
動いていないのに、白濁とした液体でリリアンの中は汚れた。
「っ~♡びくびく、すごぃ♡」
「もっかい、痛く気持ちよくなりたい♡痛いのすきぃ♡ふっ♡」
リリアンの下腹部が光り、回復魔法が発動される。
「姫様は、貴重な回復魔法を...」
一瞬あきれて我に返るが、瞬時に欲望にのまれ
エルネストは薄れゆく意識の中、降り始めた雨の音を聴きながら、その後も夢中で腰をふり続けた...。
「っあ♡んぅ~♡ひぁ♡ん♡ぁ♡ぅ~♡」
___________________
エルネストが眼を覚ますと、そこは自室の天井だった。
思考には霞がかかり、大切な何かを忘れてしまったような喪失感にエルネストは1つ震えた。
次回快感の追及
「やっぱり貴方じゃないと...」
「姫様はひどい人です。」
グレーの瞳は切なく揺れる
白く細い指先に血が滲む。
ページをめくる際、紙で指を切ってしまった...。
湯煎につかると、染みる。
地味だけれど、確実に嫌な瞬間を想像しリリアンは顔をしかめる。
「イタイノイタイノとんでけ」
ふと異世界の記憶をたどり呟いた瞬間、まばゆい光の粒子が指先を包む。
「.........え?」
額から冷たい汗がつたう。
確かにこの数日リリアンのスキル制御は上達している。
しかし、これは異常事態である。
(ありえない...)
魔法には属性があり、風、水、炎、氷の4つの属性、そして稀に光、闇の属性に分けられる。
前者を複数扱う術者は多数存在するが、光と闇の属性は少なくその中でも両者を併せ持つ術者は確認されていない。
正確には現在は。
過去、光と闇の属性を併せ持つ者が1人いた。
それは、建国の王のみ。
これは、非常にまずい。
刹那、リリアンの脳裏にはエルネストの笑顔が浮かび、儚げに足下へ視線を彷徨わせ、失笑する。
そして平穏が脅かされる足音にリリアンは空を見上げ瞳を閉じて顔をしかめずにはいられなかった。
________*_______*_______*________
何時もの昼下がり、禁書庫の重厚な扉が擦れる音にエルネストはそっと本から顔をあげた。
「リリアン様、本日は朝寝坊ですか?」
陽光が傾き、室内には影がおちる。
光と影のコントラスト、室内に広がるむせ返るような本の香り。
互いが動く度聞こえる、絹擦れの音、息づかいと興奮で開く熱を帯びた獰猛な瞳。
そのどれをとってもリリアンにとってエルネストとの時間は間違いなく癒しと興奮で満ちていた。
リリアンはその年齢には到底似つかわしくない、少しの苦悩と笑顔を幼くいたいけな少女の顔に滲ませた。
直後、エルネストの動かないはずの利き腕は光の粒子で包まれる。
感覚がなかったはずの左腕、指先に熱が通う。
血が巡る感覚に指先がぴくりと揺れる。
「腕が...治った...?」
「うん...私回復魔法まで使えるみたい...」
エルネストは眼を見開き、リリアンを見つめた。
リリアンが得意とするスキルは精神操作、すなわち闇魔法の得意とする所、それ事態は分かっていた。
「…まさか...」
言葉を遮りリリアンは笑う。
「だから...だから修行はこれでおしまい!」
「ありがとうございましたっ!」
...エルは自分の居場所へ戻れば良い。
エルネストは眼をそらし、下を向く。
目の前の小さな姫のいく末を想像し、気持ち強く歯を噛み締めた。
「エル!」
エルネストはリリアンの甘い声に顔をあげた。
「リリアン様、俺は......」
「......貴女を守りたい」
「...うん...なんとなくそう言うと思ってた」
リリアンは笑う。
今にも泣きだしそうな顔で。
リリアンは瞳に今かけられる最大の出力を意識して、エルネストと自分自身へ強烈な催淫をかけた。
「!っなにを!...」
「うん...エルの事は1番好き。...でもね...なんか違うの」
リリアンは妖艶に笑う。
「私歪んでいるみたい。」
きれいだ...
エルネストの頭の中では警鐘が鳴り響いていた。
甘い香りに包まれ。
意識を手放した一瞬で、エルネストはリリアンをかたい床へ押し倒していた。
身体がいうことを効かない。
「!まっ...っ」
「いいの。だって私、回復魔法が使えるから」
噛むように唇を併せ、リリアンは起き上がる。
「ひ!!あっ」
極限まで昂った、部分を引っ張り出され柔らかな手で起こされる。
「なっ!なにを!?」
「エル♡」
柔らかい何かに触れ、エルネストは眼を見開いた。
「姫様!パンツはっ!」
「まっ...あっ!あぁぁぁぁ!」
「いっっっ、たぁ♡♡♡♡♡」
「へ?へぁ?あっぁ♡あ♡」
快感と精神操作で理解が追い付かない。
「エル?♡きもちぃ?♡へへっ、あっ、んぅ♡」
「エル、腰ヘコヘコしてるね♡」
快感で痺れ、無意識に揺れる腰
「ひ、姫様、きつっあ、きもちいっ♡はっ♡姫様の純血がぁ♡」
蕩けるような熱に浮かされ、貪るようにキスを落とし、リリアンは唇を噛む。
「ん♡っはぁ♡えっちってすごい♡あっ♡あぁん♡」
「でるっ!まっ...あぁ!」
「ん♡だしてぇ♡」
動いていないのに、白濁とした液体でリリアンの中は汚れた。
「っ~♡びくびく、すごぃ♡」
「もっかい、痛く気持ちよくなりたい♡痛いのすきぃ♡ふっ♡」
リリアンの下腹部が光り、回復魔法が発動される。
「姫様は、貴重な回復魔法を...」
一瞬あきれて我に返るが、瞬時に欲望にのまれ
エルネストは薄れゆく意識の中、降り始めた雨の音を聴きながら、その後も夢中で腰をふり続けた...。
「っあ♡んぅ~♡ひぁ♡ん♡ぁ♡ぅ~♡」
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エルネストが眼を覚ますと、そこは自室の天井だった。
思考には霞がかかり、大切な何かを忘れてしまったような喪失感にエルネストは1つ震えた。
次回快感の追及
「やっぱり貴方じゃないと...」
「姫様はひどい人です。」
グレーの瞳は切なく揺れる
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