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一章 王都大騒動
一章 第7話
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「ソーウェル様!!、魔法師団長のような方がどうしてここに!?」
後ろを振り向いたグライムが驚いたように叫んだ。
それを答えるかのように先頭にいた老人が口を開いた。
「それは王からの命令じゃよ。王もこの事件は一刻も早く解決したいのじゃ。」
その言葉に皆、驚いたが納得もした。手がかりもないまま事件が発生しているのだ、流石にどんなことでも王は手がかりを見つけたいのだ。
その王の判断が事件の手がかりをついに見つけたのだ。その手がかりを見つけたのはソーウェルだった。
「それでこの異常な魔力はなんじゃ?ここに近づくに連れて感じひしひと感じるわいの。それを感じないバカ弟子はなにをしているのやら、のぅレイジよ。」
それを指摘されたレイジは身体を少しビクッとさせ、すぐに魔力感知をした。
ソーウェルに指摘された通り異常な魔力を感知した。それも知っている魔力だ。
「おい、じじい。この魔力は普通じゃわからんぞ。じじいがおかしいだけだ。」
「それもそうかのぉ~、ほっほっほ。でじゃ、この魔力には少し覚えがあるの。」
「ほんとですか!ソーウェル様!」
ソーウェルの言葉にグライムが食いつくように聞き返した。
「そう、慌てるでない。グライムよ。この魔力は妖精、それも邪妖精の魔力じゃ。」
「じゃ、邪妖精ですか?それはなんです?」
ギルドラが不思議そうに質問し、聞きなれない言葉に皆が困惑していた、レイジを除いては。
そしてレイジがソーウェルのかわりに皆の疑問に答えた。
「邪妖精は妖精と違う存在。妖精は自然や純粋な魔力から生まれる存在。モンスターとは違うし討伐してはならない存在だ。そした邪妖精はモンスターだ。それもSランクのな。」
「え、Sだと・・・、それがこの王都に居るのか!!」
「そういうことだな。」
皆はレイジの言葉に驚いた。それもその筈、Sランクのモンスターはモンスターの中でも最上位の部類だ。何年かに一度、Sランク冒険者に依頼が行く程度だ。それも国ではなく世界でだ。
そんなモンスターがこの近くにいるのだ、驚いてもしょうがないことだ。
騎士団長であるグライムが騒いでる全員に鎮まるよう命令しレイジに問いた。
「静粛に!!!....それでレイジ、やれるのか?」
「ああ、居場所さえ分かれば出来る。前にも一度だけ討伐したことがある。」
それは本当かレイジ。なら少しは安心できるのだが、問題は子供たちだ。なぜ邪妖精は子どもたちを誘拐したのだ?。
ギルドラはレイジの言葉にホッとしたはいいが、子どもたちの疑念が残る。その言葉にレイジは答えていった。
「それはだな、子どもの魔力が必要だからだ。邪妖精たちは自分が未熟な妖精だと思っている。なぜ妖精ではないのか?いつになったら妖精になれるのか?と。その答えが魔力、それも純粋な魔力をだ。」
「、、、純粋な魔力。」
「ああ、子供は成人するまで魔力が大人と比べて魔力が澄んでいるに近い。そのことに目をつけた邪妖精は子どもを攫っては魔力を吸い取る。そして、妖精へと目指すのさ。妖精には進化しないというのに。」
「では、邪妖精は無意味なことをしているというのか?なんと迷惑な。」
グライムはレイジの言葉を聞いて、少し苛立っていた。それもそのはず妖精は自然そのものであって、邪妖精はモンスターだ。絶対に相対せない存在同士なのだ。人間にとってははた迷惑な行動である。
「まぁ、妖精には成れないが女王には成れる。そこが最悪でSランクたる所以だ。邪妖精は大量の魔力を吸い取ると邪妖精女王へと進化する。女王と邪妖精の群れを全て合わせてSランクで、単体はせいぜいAラングギリギリだが基本群れで動いているからSだかな。」
新たな事実を知った一同はまたも静かになる、レイジの言葉に驚く暇もないのだ。
そしてレイジは皆を見てまた喋りだす。
「そしてここが重要なことだ。邪妖精は子供の魔力を"一週間"かけて吸い取る。それも死なせないように。まぁ、邪妖精にとって子供は貴重な資源ではあるからな。そして、群れは森の奥で作るからこの近くの森にいる可能性は高い。」
なぜそのことを知っているのか疑問に思うが誰も聞くことはなかった。だが、レイジの言葉で希望が出てきた。失踪が始まったのは確認できているので五日間前なのだ。
少しでも希望が出てきたのなら、すぐにでも行動しないといけない。
そう、思ったグライムが直ぐに部下たちに指示をだした。
「よし、では騎士団はすぐに正門に集合するように。ソーウェル様は王にご報告をお願いします。それとですね「王都の結界だな。」はい、お願いします。」
「「はっ!!」」
「次に警備隊はこの事件の担当班は正門に、その他は警邏の強化だ。」
「「了解」」
「では、魔法師団はハイルに従い、正門に。わしは城に戻る。」
「「はっ!!」」
こうして事件は解決へと向かったのだった。
レイジは皆の後ろ静かについていった、森がある方向を見ながら、、、
後ろを振り向いたグライムが驚いたように叫んだ。
それを答えるかのように先頭にいた老人が口を開いた。
「それは王からの命令じゃよ。王もこの事件は一刻も早く解決したいのじゃ。」
その言葉に皆、驚いたが納得もした。手がかりもないまま事件が発生しているのだ、流石にどんなことでも王は手がかりを見つけたいのだ。
その王の判断が事件の手がかりをついに見つけたのだ。その手がかりを見つけたのはソーウェルだった。
「それでこの異常な魔力はなんじゃ?ここに近づくに連れて感じひしひと感じるわいの。それを感じないバカ弟子はなにをしているのやら、のぅレイジよ。」
それを指摘されたレイジは身体を少しビクッとさせ、すぐに魔力感知をした。
ソーウェルに指摘された通り異常な魔力を感知した。それも知っている魔力だ。
「おい、じじい。この魔力は普通じゃわからんぞ。じじいがおかしいだけだ。」
「それもそうかのぉ~、ほっほっほ。でじゃ、この魔力には少し覚えがあるの。」
「ほんとですか!ソーウェル様!」
ソーウェルの言葉にグライムが食いつくように聞き返した。
「そう、慌てるでない。グライムよ。この魔力は妖精、それも邪妖精の魔力じゃ。」
「じゃ、邪妖精ですか?それはなんです?」
ギルドラが不思議そうに質問し、聞きなれない言葉に皆が困惑していた、レイジを除いては。
そしてレイジがソーウェルのかわりに皆の疑問に答えた。
「邪妖精は妖精と違う存在。妖精は自然や純粋な魔力から生まれる存在。モンスターとは違うし討伐してはならない存在だ。そした邪妖精はモンスターだ。それもSランクのな。」
「え、Sだと・・・、それがこの王都に居るのか!!」
「そういうことだな。」
皆はレイジの言葉に驚いた。それもその筈、Sランクのモンスターはモンスターの中でも最上位の部類だ。何年かに一度、Sランク冒険者に依頼が行く程度だ。それも国ではなく世界でだ。
そんなモンスターがこの近くにいるのだ、驚いてもしょうがないことだ。
騎士団長であるグライムが騒いでる全員に鎮まるよう命令しレイジに問いた。
「静粛に!!!....それでレイジ、やれるのか?」
「ああ、居場所さえ分かれば出来る。前にも一度だけ討伐したことがある。」
それは本当かレイジ。なら少しは安心できるのだが、問題は子供たちだ。なぜ邪妖精は子どもたちを誘拐したのだ?。
ギルドラはレイジの言葉にホッとしたはいいが、子どもたちの疑念が残る。その言葉にレイジは答えていった。
「それはだな、子どもの魔力が必要だからだ。邪妖精たちは自分が未熟な妖精だと思っている。なぜ妖精ではないのか?いつになったら妖精になれるのか?と。その答えが魔力、それも純粋な魔力をだ。」
「、、、純粋な魔力。」
「ああ、子供は成人するまで魔力が大人と比べて魔力が澄んでいるに近い。そのことに目をつけた邪妖精は子どもを攫っては魔力を吸い取る。そして、妖精へと目指すのさ。妖精には進化しないというのに。」
「では、邪妖精は無意味なことをしているというのか?なんと迷惑な。」
グライムはレイジの言葉を聞いて、少し苛立っていた。それもそのはず妖精は自然そのものであって、邪妖精はモンスターだ。絶対に相対せない存在同士なのだ。人間にとってははた迷惑な行動である。
「まぁ、妖精には成れないが女王には成れる。そこが最悪でSランクたる所以だ。邪妖精は大量の魔力を吸い取ると邪妖精女王へと進化する。女王と邪妖精の群れを全て合わせてSランクで、単体はせいぜいAラングギリギリだが基本群れで動いているからSだかな。」
新たな事実を知った一同はまたも静かになる、レイジの言葉に驚く暇もないのだ。
そしてレイジは皆を見てまた喋りだす。
「そしてここが重要なことだ。邪妖精は子供の魔力を"一週間"かけて吸い取る。それも死なせないように。まぁ、邪妖精にとって子供は貴重な資源ではあるからな。そして、群れは森の奥で作るからこの近くの森にいる可能性は高い。」
なぜそのことを知っているのか疑問に思うが誰も聞くことはなかった。だが、レイジの言葉で希望が出てきた。失踪が始まったのは確認できているので五日間前なのだ。
少しでも希望が出てきたのなら、すぐにでも行動しないといけない。
そう、思ったグライムが直ぐに部下たちに指示をだした。
「よし、では騎士団はすぐに正門に集合するように。ソーウェル様は王にご報告をお願いします。それとですね「王都の結界だな。」はい、お願いします。」
「「はっ!!」」
「次に警備隊はこの事件の担当班は正門に、その他は警邏の強化だ。」
「「了解」」
「では、魔法師団はハイルに従い、正門に。わしは城に戻る。」
「「はっ!!」」
こうして事件は解決へと向かったのだった。
レイジは皆の後ろ静かについていった、森がある方向を見ながら、、、
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