滅ぼした勇者に、今度は愛されようとしています

kinoko-kino

文字の大きさ
6 / 7

甘くない同居生活

しおりを挟む
皇帝の口から直接その命が下されたのは、婚約式の終わった後のことだった。

「エイリス・アルセリオ。今後はリュシオンの屋敷に住まい、婚約者としての心得と覚悟を養うがよい」

その声は重々しく、だが命令というよりも“形式”を感じさせる響きだった。

(……ど、同居……というわけか……)

エイリスは、内心はパニック状態だったが表向きは冷静を装い、わずかに息を吐くと、静かに頭を下げた。

「謹んでお受けいたします、陛下」

令嬢としての完璧な作法でその場を締めくくりながら、内心ではざわつく何かを必死に押し込めていた。

帰りの馬車の中。窓の外を流れる街並みに視線を向けながら、彼女は膝の上に組んだ手をじっと見つめた。

(リュシオンの屋敷に……住む。つまり、日々顔を合わせるということだ。……距離が近くなる)

心臓がまた、静かに跳ねた。

けれど、それは“恐れ”ではなかった。
確かに緊張はある。誤解されたままであることも、彼がどう思っているかも、不安だ。

だが同時に――これは、機会でもあるのだ。

(リュシオン殿下は、私を嫌っている。それは仕方ない。過去の“エイリス”が、どれほどの態度を取っていたか……知っている。でも、“今の私”は違う)

少しでも、わかってもらいたいと思った。
魔王だった頃、ただ「敵」として剣を交え、命を削りあった彼に。

(私は、魔王だった。けれど、それだけじゃない。魔王がすべて悪だったと、思われたまま終わるのは、納得がいかない)

リュシオンはきっと、今も「魔王=すべての元凶」だと信じている。
その思想を植えつけられ、育てられてきた。

(なら、教えなければならない。“魔王は、実はいいやつだった”と!)

思わず、肩に力が入った。
馬車の中でびくりと揺れた揺り椅子に、同車していた家族が驚いたように顔を上げたが、エイリスはすぐに微笑を浮かべてごまかす。

(……おっと。内心の決意が顔に出ていたか)

顔を整えながら、もう一度、深く息を吸う。

(まずは、距離を詰めるところからだ。話す機会を逃さない。礼節を守って、けれど、遠慮しすぎず。リュシオンが心を開いてくれるよう、誠意を尽くす)

あの、凍ったように静かな表情の奥にあるものを知りたいと思った。
それが“哀しみ”であるなら、分かち合いたい。
もし、“怒り”であるなら、受け止めたい。

彼の中にある闇を、少しでも光へと導ける存在になりたいと思った。

(私はもう、ただの魔王じゃない。今は――一人の“婚約者”として、リュシオンの隣に立つ者だ!さあ、いざ行かん。リュシオン殿下の屋敷へ!)

小さく握ったその手に、ふたたび“決意”が灯る。


数日後。
エイリスはリュシオン皇子の私邸に向かっていた。王宮からは馬車でおよそ一時間。アルセリオ家からは二時間ほど離れた場所にあった。
森の外れ、王都の賑わいが遠く霞むその地に、石造りの重厚な邸宅はひっそりと佇んでいた。

高く伸びた尖塔、鉄と石で組まれた厳めしい門構え。
正面の中央棟を中心に、東西に翼のように伸びる棟があり、それぞれに魔導兵器の格納庫や騎兵の詰所が備わっているという。
屋敷というよりは、軍の一部隊の司令塔のような趣すらあった。

(……これが、“婚約者”の住まいか。レニオスが住んでいる王宮とは雲泥の差だな)

馬車の窓からその姿を見上げながら、エイリスはそっと息を呑んだ。

重厚な外壁には、王家の紋章ではなく、“第二皇子”としての個人章が掲げられている。
結界の魔力も明確だった。揺らぎはなく、まるで内と外のすべてを峻別しているような堅牢さ。

(……たしかに、派手さはないが……悪くない!!!)

エイリスは、かつての魔王城のような雰囲気が気に入った。

「ご到着です、エイリス様」

侍女リゼットが声をかけ、扉を開けた。
彼女とティナ、マリアンヌの三人は、エイリスに同行するよう公爵によって指名されたのだった。
三人とも一緒にここに住むことになり、エイリスはホッとしていた。

先に馬車を降りたのは、アルセリオ公爵だった。
貴族として隙のない立ち振る舞いで、屋敷の門番と軽く言葉を交わすと、淡々とした声を発した。

「式典と居住の手続きが完了し次第、すぐに戻る」

エイリスは、そんな父の背にわずかに苦笑を漏らす。

(……心配されているというより、ただの“引き渡し”に来ただけのようだ)

アルセリオ家と王家の政略上、この婚約はすでに“過去の決定事項”だ。
公爵が動いたのは、娘のことを思ってということではなく、あくまで家門としての義務と体面のためだった。

敷地内へと足を踏み入れた瞬間、冷気にも似た緊張感が肌を撫でた。
邸宅の管理官が迎えに出ており、機械的な口調で説明を始める。

「この私邸は、殿下の軍務の拠点として王命により設置された施設です。周囲一帯は軍直轄の封鎖区域となっており、必要最低限の使用人と兵士以外の出入りは制限されております」

「……つまり、ここは“戦の前線”ってことなの?」
思わずエイリスがつぶやくと、管理官はわずかに頷いた。

「はい。殿下は政治よりも軍事を優先せよという皇帝陛下の御意に従い、こちらに駐在されております。現在は軍組織との連携が主な任務となっておりますので、御本人は執務のため邸内には不在の日も多くございます」

「なるほど……」

エイリスは静かに視線を上げた。
塔の先端に光る魔力の燐光が、かすかに明滅していた。
まるで、そこにいる者を警告するかのように。

「殿下の居住棟は、こちらの中央塔の内部です。ですが――」
管理官は、少しだけ声を潜めて言葉を継いだ。

「……魔力制御の関係で、殿下の私室周辺には二重結界が常時張られており、近づくことは極めて困難です。警備兵が二十四時間詰めておりますので、婚約者であっても無断での接近はお控えください」

「ええ、心得ていますわ」
返した声は、自然と硬くなっていた。

(結局、“婚約者”とは名ばかり……)

表向きは同居、だが実際には別棟での居住。
食事も生活も別。交流も必要最低限――
それが、この婚約の“真実の姿”なのだと、エイリスは思い知らされていた。

「こちらが、エイリス様の専用棟です。日用品、家具類、侍女部屋も完備しております。ご希望があれば、王宮より調度を追加いたします」

通されたのは、西側の陽当たりの良い三階建ての小棟だった。
小棟といっても、内装は十分すぎるほど整えられており、使用人も最低限ながら配置されている。

ただ、全体の空気はあくまで“仮設”だった。
――長居させるつもりはない。
そんな設計思想すら、壁や床に滲んでいるように思えた。

「お嬢様、荷ほどきは私どもで行います。少しお休みになってはいかがでしょうか」
ティナが控えめに声をかける。

「……ありがとう」

扇を閉じ、エイリスは小さく息を吐いた。

窓から見える中庭の向こうには、あの重苦しい主塔がそびえていた。

(リュシオン殿下は、あそこにいるのか……)

だがその姿を見ることはなかった。
冷たい結界の気配だけが、彼の存在を証明している。

一度も言葉を交わしていないまま、同じ屋敷で暮らす日々が始まろうとしていた。

エイリスは静かに立ち上がり、窓に近づいた。
その向こうにいる“婚約者”に、届かない言葉を心の中でつぶやく。

(恋愛小説に書いてあった。恋人同士はまず文から始めるはずだ。リュシオンに……文を送りつける!!)

その胸の奥に、決意とも焦燥ともつかない微かな熱が灯った。

――始まりは、静かに。けれど確かに、その日から幕を上げたのだった。




初日の夜。
エイリスは夕食の場に呼ばれたが、そこにリュシオンの姿はなかった。

(同じ屋敷に住んでいても、まるで“壁”があるみたいだな)

初めて目が合った日。婚約の式のあの瞬間。あの時の衝撃を――今も忘れられないままでいた。

食事の後、エイリスは自室の机の前に座り、銀縁のペンを手に取った。

机の上には、真新しい便箋と封蝋の道具、香の封じられたインク壺が整然と並んでいる。
部屋の隅ではマリアンヌがそっとカーテンを閉め、リゼットが手紙用の文具を追加で並べていたが、ふたりともその手の動きを止めて、じっとエイリスの後ろ姿を見つめていた。

「……お嬢様。宛名は“リュシオン殿下”でよろしいでしょうか?」

「“リュシオン殿下”で。だが宛名など形式にすぎない。重要なのは中身……文面よ!」

ピシッ、と机の端を指で叩きながら、エイリスはペンを握り直した。

インクをつけ、一呼吸。

(まずは――威厳ある第一印象を……!)

ペン先がさらさらと音を立てる。
まるで楽譜を書くかのような美しい筆跡が、白紙を染めていく。

だが、内容は――

『リュシオン殿下へ 

この度は貴殿の根城に住まわせていただくこととなり、僭越ながら挨拶を申し上げる。
吾はエイリス・アルセリオ。貴殿の婚約者であり、ひとたび筆を執る者なり。』

(……うん、丁寧。そして力強い)

『本来、貴殿と顔を合わせ、直接に言葉を交わすべきところ、接近は魔力結界と衛兵によって封じられ、吾は止むを得ずこのような“文”を用いる運びとなった。』

(……よし、我ながら見事な理論展開)

『されど、吾は屈せぬ! いつの日か正面より堂々と、貴殿と対峙することをここに誓う!』

(うむ、誓ってしまおう)

『なお、文通を通じての交流は、敵意ではなく友好の意思を示すものである。よって、この書状を“果たし状”と誤認されぬことを、重ねて申し添える。』

(これは誤解されぬように念を押しておかねば……)

『今後、定期的に文を送り届ける予定である。内容は多岐にわたり、天候、心象、屋敷の警備態勢、食事の味など、貴殿の興味の有無にかかわらず送付される可能性が高い。

貴殿におかれては、吾の書状を退屈と感じることなく、適宜目を通すよう推奨する。』

(これで無視されても言い訳はできぬな……)

『以上、吾の“初手”である。誠意と決意を込めて、ここに送る。

――エイリス・アルセリオ』

「……完璧」

文字の美しさは、王都一と名高い公爵家の教養がそのまま筆に現れたようだった。
けれど、文面はどこか“魔王の宣言書”のようで、思わずリゼットがハンカチで口元を押さえた。
エイリスは元々文才がなく、魔王も恋文など書いたこともない。

「お嬢様……あの……少しだけ、語調が……」

「……なにか? 私は丁寧に書いたわ。語彙も厳選したし、礼儀も尽くした!」

「ええ、ええ、そうですとも。とても……印象深いお手紙です」

マリアンヌが慌ててインクを拭き、封蝋の準備に入る。

エイリスは鼻を鳴らしながら、便箋を三つ折りにし、深紅の封蝋を落として小さな指で封じた。

「これでいい。読まれれば、何かしら返事が来るはず。いずれは“対面”も……!」

頬をわずかに染めたその横顔は、恋する少女そのもので――
けれど差し出された書状は、まるで“果し状”のような異様な迫力を放っていた。

「さて、届けさせましょうか……貴殿の塔の、その扉の前に!!」

静かな屋敷の中で、エイリスの“恋文”が、ひそかに第一歩を踏み出したのだった。





夜の帳が、屋敷をすっかり包んでいた。

リュシオンは、書斎の蝋燭をひとつずつ消していた。
最後に残ったランプを吹き消すと、重い溜息が漏れた。

今日もまた、王都周辺の防衛報告、辺境の動き、そして軍備に関する書類の束――
国の領地争いまだ終わっていないこの帝国で、第二皇子に割り当てられる仕事は、主に「前線の指揮」と「裏の汚れ仕事」だ。

(……ようやく、寝られるな)

肩の重みをほぐすように首を回し、書斎を後にしようとしたその時――
控えていた側近のひとりが、静かに口を開いた。

「殿下。お届け物がひとつございます」

「……夜だぞ。明日にしろ」

「いえ、それが……アルセリオ家の令嬢からの書状です。“個人宛”と、強調されておりました」

その言葉に、リュシオンの足がわずかに止まった。

“アルセリオ家の令嬢”、つまりエイリス。

(……そう来たか)

きっと何か文句が書かれているのだろう。警備が堅いとか、話しかけるなと、とか。
あるいは、皇帝からの命令とはいえ、納得していない――そんな抗議かもしれない。

それは当然の反応だろう。
彼女は上位貴族の令嬢であり、誇り高いアルセリオ公爵家の長女。
そして、自分は“王族の失敗作”のような庶子皇子。

「……机に置いておけ。あとで目を通す」

「はっ」

短く返し、部屋を出る。
寝室に入ると、窓から入る月明かりが白く床を照らしていた。

リュシオンは着替えもそこそこにベッドの端に腰掛ける。
ふと、脇の小机に視線をやると、そこにあった。

深紅の封蝋が押された、厚手の便箋。
差出人の名は綺麗な文字で「エイリス・アルセリオ」と記されている。

(……やれやれ)

わざわざこの時間に送られてくるということは、よほど言いたいことがあるのだろう。一瞬、放置しようかとすら思ったが、婚約者である以上、最低限の礼は通すべきだろう。

「……読まなければ、文句が増えるだけか」

面倒くさそうに封を切り、手紙を広げた。

ぱっと目に飛び込んできたのは、整然とした筆跡――
それだけなら、想定通りだった。だが、読み進めるうちに、リュシオンの目がゆっくりと細まっていく。

(……なんだ、これは)

内容は――文句でも、愚痴でもなかった。
むしろ、妙な敬語と独特な口調で綴られた“宣言文”のようなものだった。

『吾は屈せぬ! 正面より堂々と、貴殿と対峙することをここに誓う!』
『文通を通じての交流は、敵意ではなく友好の意思を示すものである』
『この書状を“果たし状”と誤認されぬことを、重ねて申し添える』

――果たし状……?

真剣なのか、ふざけているのか、それすら分からない文面。
ただ、明らかに“悪意”はない。怒りでも拒絶でもない。
それどころか、どこか一生懸命に、距離を縮めようとしているようにも見えた。

リュシオンは、不可解な手紙に首をかしげていたが、
「……なんだ、それだけか」

少しだけ――ほんの少しだけ、肩から力が抜けた気がした。

(少なくとも、苦言ではなかったな)

手紙を机の上に置く。
明日には返事を書くつもりはなかった。だが、捨てるでもなく、無視するでもなく、そっと横に置いた。

蝋燭の火を消す。
部屋が闇に沈む中、目を閉じながら、リュシオンは自分でも気づかぬほど静かに息を吐いた。

そして、そのまま――
いつもより少しだけ深く、眠りについた。
しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

悪役令息、前世の記憶により悪評が嵩んで死ぬことを悟り教会に出家しに行った結果、最強の聖騎士になり伝説になる

竜頭蛇
ファンタジー
ある日、前世の記憶を思い出したシド・カマッセイはこの世界がギャルゲー「ヒロイックキングダム」の世界であり、自分がギャルゲの悪役令息であると理解する。 評判が悪すぎて破滅する運命にあるが父親が毒親でシドの悪評を広げたり、関係を作ったものには危害を加えるので現状では何をやっても悪評に繋がるを悟り、家との関係を断って出家をすることを決意する。 身を寄せた教会で働くうちに評判が上がりすぎて、聖女や信者から崇められたり、女神から一目置かれ、やがて最強の聖騎士となり、伝説となる物語。

主人公の恋敵として夫に処刑される王妃として転生した私は夫になる男との結婚を阻止します

白雪の雫
ファンタジー
突然ですが質問です。 あなたは【真実の愛】を信じますか? そう聞かれたら私は『いいえ!』『No!』と答える。 だって・・・そうでしょ? ジュリアーノ王太子の(名目上の)父親である若かりし頃の陛下曰く「私と彼女は真実の愛で結ばれている」という何が何だか訳の分からない理屈で、婚約者だった大臣の姫ではなく平民の女を妃にしたのよ!? それだけではない。 何と平民から王妃になった女は庭師と不倫して不義の子を儲け、その不義の子ことジュリアーノは陛下が側室にも成れない身分の低い女が産んだ息子のユーリアを後宮に入れて妃のように扱っているのよーーーっ!!! 私とジュリアーノの結婚は王太子の後見になって欲しいと陛下から土下座をされてまで請われたもの。 それなのに・・・ジュリアーノは私を後宮の片隅に追いやりユーリアと毎晩「アッー!」をしている。 しかも! ジュリアーノはユーリアと「アッー!」をするにしてもベルフィーネという存在が邪魔という理由だけで、正式な王太子妃である私を車裂きの刑にしやがるのよ!!! マジかーーーっ!!! 前世は腐女子であるが会社では働く女性向けの商品開発に携わっていた私は【夢色の恋人達】というBLゲームの、悪役と位置づけられている王太子妃のベルフィーネに転生していたのよーーーっ!!! 思い付きで書いたので、ガバガバ設定+矛盾がある+ご都合主義。 世界観、建築物や衣装等は古代ギリシャ・ローマ神話、古代バビロニアをベースにしたファンタジー、ベルフィーネの一人称は『私』と書いて『わたくし』です。

転生者と忘れられた約束

悠十
恋愛
 シュゼットは前世の記憶を持って生まれた転生者である。  シュゼットは前世の最後の瞬間に、幼馴染の少年と約束した。 「もし来世があるのなら、お嫁さんにしてね……」  そして、その記憶を持ってシュゼットは転生した。  しかし、約束した筈の少年には、既に恋人が居て……。

三回目の人生も「君を愛することはない」と言われたので、今度は私も拒否します

冬野月子
恋愛
「君を愛することは、決してない」 結婚式を挙げたその夜、夫は私にそう告げた。 私には過去二回、別の人生を生きた記憶がある。 そうして毎回同じように言われてきた。 逃げた一回目、我慢した二回目。いずれも上手くいかなかった。 だから今回は。

タダ働きなので待遇改善を求めて抗議したら、精霊達から『破壊神』と怖れられています。

渡里あずま
ファンタジー
出来損ないの聖女・アガタ。 しかし、精霊の加護を持つ新たな聖女が現れて、王子から婚約破棄された時――彼女は、前世(現代)の記憶を取り戻した。 「それなら、今までの報酬を払って貰えますか?」 ※※※ 虐げられていた子が、モフモフしながらやりたいことを探す旅に出る話です。 ※重複投稿作品※ 表紙の使用画像は、AdobeStockのものです。

乙女ゲームの悪役令嬢に転生したけど何もしなかったらヒロインがイジメを自演し始めたのでお望み通りにしてあげました。魔法で(°∀°)

ラララキヲ
ファンタジー
 乙女ゲームのラスボスになって死ぬ悪役令嬢に転生したけれど、中身が転生者な時点で既に乙女ゲームは破綻していると思うの。だからわたくしはわたくしのままに生きるわ。  ……それなのにヒロインさんがイジメを自演し始めた。ゲームのストーリーを展開したいと言う事はヒロインさんはわたくしが死ぬ事をお望みね?なら、わたくしも戦いますわ。  でも、わたくしも暇じゃないので魔法でね。 ヒロイン「私はホラー映画の主人公か?!」  『見えない何か』に襲われるヒロインは──── ※作中『イジメ』という表現が出てきますがこの作品はイジメを肯定するものではありません※ ※作中、『イジメ』は、していません。生死をかけた戦いです※ ◇テンプレ乙女ゲーム舞台転生。 ◇ふんわり世界観。ゆるふわ設定。 ◇なろうにも上げてます。

冷遇王妃はときめかない

あんど もあ
ファンタジー
幼いころから婚約していた彼と結婚して王妃になった私。 だが、陛下は側妃だけを溺愛し、私は白い結婚のまま離宮へ追いやられる…って何てラッキー! 国の事は陛下と側妃様に任せて、私はこのまま離宮で何の責任も無い楽な生活を!…と思っていたのに…。

ゲーム未登場の性格最悪な悪役令嬢に転生したら推しの妻だったので、人生の恩人である推しには離婚して私以外と結婚してもらいます!

クナリ
ファンタジー
江藤樹里は、かつて画家になることを夢見ていた二十七歳の女性。 ある日気がつくと、彼女は大好きな乙女ゲームであるハイグランド・シンフォニーの世界へ転生していた。 しかし彼女が転生したのは、ヘビーユーザーであるはずの自分さえ知らない、ユーフィニアという女性。 ユーフィニアがどこの誰なのかが分からないまま戸惑う樹里の前に、ユーフィニアに仕えているメイドや、樹里がゲーム内で最も推しているキャラであり、どん底にいたときの自分の心を救ってくれたリルベオラスらが現れる。 そして樹里は、絶世の美貌を持ちながらもハイグラの世界では稀代の悪女とされているユーフィニアの実情を知っていく。 国政にまで影響をもたらすほどの悪名を持つユーフィニアを、最愛の恩人であるリルベオラスの妻でいさせるわけにはいかない。 樹里は、ゲーム未登場ながら圧倒的なアクの強さを持つユーフィニアをリルベオラスから引き離すべく、離婚を目指して動き始めた。

処理中です...