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エリックとの恋が家族に認められそう――そう分かった翌日、アリスは少しだけ落ち着かなさを抱えながらも、前向きな気分で目を覚ます。寝るのが嫌いとはいえ、ここ数日は昼夜まとまった睡眠を取るよう意識し、体力を整えていた。
侍女たちも「お嬢様、最近はよくお休みになっているようで、顔色がいいです」と褒めてくれる。寝るのが嫌いなままでも、夜の悩みが減ったせいか気分が軽くなり、昼の行動も以前よりこなせている。
「ふぁ……わたし、昼間にこんなに余裕があるなんて不思議。やっぱり恋の悩みが一つ減ったからかな」
アリスはリビングで紅茶を飲みながら、エリックの動向を気にする。まだ彼は王宮の任務があるが、護衛という形でシャーベット家にも立ち寄る機会があるはずだ。
そこへ執事がやってきて、「エリック様から本日お時間をいただきたいとのことです。昼過ぎにお嬢様と少し外出したい、と」との伝言を伝える。アリスの胸が弾む。
「外出? わたしと……デート、みたいな感じですか?」
「さあ、詳しくは分かりませんが、『馬車で少し離れた場所に行き、バラを見ながら話したい』と仰っておりました。お嬢様がよろしければ、すぐに準備を手配いたしますが」
アリスは「もちろん行きます!」と即答する。これがエリックとの“初デート”らしきものになるのかもしれない――そう思うと緊張が高まるが、ずっと待ち望んでいた時間でもある。
---
昼過ぎ、シャーベット家の馬車が用意され、アリスは侍女を最小限のみ連れて外出する。昼間にエリックと馬車で出かけるなど初めての経験だが、父グラントも「お前の好きにしなさい」とあっさり許可してくれた。
待っていると、エリックが騎士の正装ではなく、軽装の私服に近い服装で登場する。髪を軽くまとめ、いつも以上にカジュアルな印象。アリスは「ふぁ……」とやや見惚れてしまう。
「アリス、お待たせ。今日は俺が休暇をもらえたんだ。お前と外へ出かけたいと思って……」
「うん、嬉しいです。昼間に一緒に出かけるなんて、本当に珍しいですね。寝るのが嫌いなわたしには新鮮かも」
エリックは苦笑し、「そうだな……昼間の世界を一緒に見るのも悪くないだろう」と言って馬車を誘導する。侍女たちがドアを開け、アリスとエリックが乗り込む形だ。
---
馬車が走り出し、しばらくは街の景色を眺めながら無言。寝るのが嫌いだから夜に慣れているアリスにとって、明るい日差しの中でエリックと二人きりは不思議な感覚だった。昼のエリックは、護衛モードではなく少しリラックスしていて、どこか距離が近く感じられる。
「ふぁ……あの、エリック、どこに行くんですか?」
「シャーベット家の近くにある郊外のバラ園だ。最近は王宮のイベントもあってあまり人がいないらしいから、静かに散歩できる」
「バラ園……またバラなんですね。でも、嬉しいかも。あの王宮のバラは何かと騒がしかったし、今回はゆっくりお話できそう」
エリックは「そうだな」と柔らかく笑う。アリスはその表情にドキリとする。夜に見慣れた厳しさとは違う、昼の光を受けて穏やかに笑うエリックはなんだか新鮮で魅力的だった。
「わたし……選ばせてもらって、ごめんなさい。でも、父様も協力してくれそうで……あなたとの未来、ちょっとだけ希望が見えた気がするんです」
アリスは恥ずかしそうに切り出す。エリックは苦い笑みを浮かべつつも、「いや、謝るな」と首を振る。
「俺も嬉しいよ。お前が本当に俺を望んでくれるなら、どんな苦労があっても乗り越えるつもりだ。貴族社会の掟やお前の家の意向もあるだろうが……二人で説得していこう」
「はい……。ありがとうございます。わたし、寝るのが嫌いで夜に頼ってばかりだけど、昼間にこうしてあなたに支えられるのもいいなって、今日思いました」
言葉を交わしているうちに馬車が田舎道へ出て、のどかな風景が広がる。窓から爽やかな風が入り込み、アリスの金髪を軽く揺らす。
「到着だ」とエリックが言い、馬車が止まる。外へ出ると、こじんまりしたバラ園が広がっている。王宮のような豪華さはないが、花々は美しく、他に人の姿はほとんどない。アリスは「わあ……」と感嘆し、小さなゲートをくぐりエリックと並んで歩く。
「静かですね。王宮の催しとは比べ物にならないくらい落ち着いてる……」
「そうだろう。夜もいいが、こういう昼間のバラも見てほしかった。お前が昼にこうして外に出るのも珍しいし……俺としては新鮮なんだよ」
エリックの声が優しく、アリスは頬を染める。今は一切人目を気にしなくていい状況――二人が恋人同士のように振る舞っても、誰も咎めない。寝るのが嫌いな少女も、昼間なら堂々と行動できるのが不思議な解放感をもたらす。
「ふぁ……ありがとうございます。夜だけじゃなくて、昼も一緒に過ごしてもらえるなんて、夢みたい」
「俺だって夢みたいだ。ずっとお前の“夜”ばかり知っていたから、昼の光の中を歩くお前がこんなに綺麗だとは思わなかった」
その言葉にアリスの心がときめく。クライヴを選ばず、エリックを選んでよかったと改めて思える瞬間だ。二人は小道を歩きながら、咲き誇るバラを見ては微笑み合う。
「エリック……わたし、これから寝るのが嫌いな部分を少しずつ克服していきたい。それでも夜更かししたい気持ちもあるけど、あなたがいれば昼もちゃんと向き合えると思うんです」
「そうだな。無理に直す必要はないさ。お前のペースで変わっていけばいい。夜更かしが続くなら、また俺が付き合う。……ただし、仕事が忙しくても文句言うなよ」
二人は顔を合わせて笑う。寝るのが嫌いで苦しんだアリスのトラウマも、エリックの献身と昼夜を問わないサポートで乗り越えられるかもしれない――そんな希望が芽生えている。
やがてバラ園の奥のほうに小さな東屋があり、アリスとエリックはそこに腰掛けて肩を並べる。遠くには田畑が広がり、静かな風が吹き抜ける。アリスは目を閉じ、「なんだか眠くなるかも」と呟く。
「寝てもいいぞ。昼寝が嫌いなわけじゃないんだろ?」
「うん、寝るの嫌いだけど……あなたがそばにいるなら、少し寝てもいいかもしれない。ここの風が気持ちいいし……」
エリックは「支えてやるよ」と笑みを浮かべ、アリスの頭をそっと自分の肩に乗せる。アリスは驚きながらも、心地よい感触に身を委ねる。
昼間の田舎バラ園で、アリスがうとうとしながらエリックに寄り添う。その光景は夜の抱擁とはまた違った温かさを感じさせる。寝るのが嫌いで夜を活かしてきた少女が、今ここで昼寝に落ちそうなほど安心しているのだ。
「ふぁ……こんなに穏やかな気持ちで昼に眠れそうなの、初めてかも……ありがとう、エリック」
「何度だって言うさ。俺こそありがとう。お前を選ぶことを許してくれて……」
二人は静かな息遣いを感じ合いながら、しばし静寂に浸る。これがアリスとエリックの“初デート”とも言える一幕。寝るのが嫌いな理由を抱えつつ、昼と夜の垣根を越えて結びつこうとする二人の未来が、こうしてゆっくり始まったのだ。
侍女たちも「お嬢様、最近はよくお休みになっているようで、顔色がいいです」と褒めてくれる。寝るのが嫌いなままでも、夜の悩みが減ったせいか気分が軽くなり、昼の行動も以前よりこなせている。
「ふぁ……わたし、昼間にこんなに余裕があるなんて不思議。やっぱり恋の悩みが一つ減ったからかな」
アリスはリビングで紅茶を飲みながら、エリックの動向を気にする。まだ彼は王宮の任務があるが、護衛という形でシャーベット家にも立ち寄る機会があるはずだ。
そこへ執事がやってきて、「エリック様から本日お時間をいただきたいとのことです。昼過ぎにお嬢様と少し外出したい、と」との伝言を伝える。アリスの胸が弾む。
「外出? わたしと……デート、みたいな感じですか?」
「さあ、詳しくは分かりませんが、『馬車で少し離れた場所に行き、バラを見ながら話したい』と仰っておりました。お嬢様がよろしければ、すぐに準備を手配いたしますが」
アリスは「もちろん行きます!」と即答する。これがエリックとの“初デート”らしきものになるのかもしれない――そう思うと緊張が高まるが、ずっと待ち望んでいた時間でもある。
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昼過ぎ、シャーベット家の馬車が用意され、アリスは侍女を最小限のみ連れて外出する。昼間にエリックと馬車で出かけるなど初めての経験だが、父グラントも「お前の好きにしなさい」とあっさり許可してくれた。
待っていると、エリックが騎士の正装ではなく、軽装の私服に近い服装で登場する。髪を軽くまとめ、いつも以上にカジュアルな印象。アリスは「ふぁ……」とやや見惚れてしまう。
「アリス、お待たせ。今日は俺が休暇をもらえたんだ。お前と外へ出かけたいと思って……」
「うん、嬉しいです。昼間に一緒に出かけるなんて、本当に珍しいですね。寝るのが嫌いなわたしには新鮮かも」
エリックは苦笑し、「そうだな……昼間の世界を一緒に見るのも悪くないだろう」と言って馬車を誘導する。侍女たちがドアを開け、アリスとエリックが乗り込む形だ。
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馬車が走り出し、しばらくは街の景色を眺めながら無言。寝るのが嫌いだから夜に慣れているアリスにとって、明るい日差しの中でエリックと二人きりは不思議な感覚だった。昼のエリックは、護衛モードではなく少しリラックスしていて、どこか距離が近く感じられる。
「ふぁ……あの、エリック、どこに行くんですか?」
「シャーベット家の近くにある郊外のバラ園だ。最近は王宮のイベントもあってあまり人がいないらしいから、静かに散歩できる」
「バラ園……またバラなんですね。でも、嬉しいかも。あの王宮のバラは何かと騒がしかったし、今回はゆっくりお話できそう」
エリックは「そうだな」と柔らかく笑う。アリスはその表情にドキリとする。夜に見慣れた厳しさとは違う、昼の光を受けて穏やかに笑うエリックはなんだか新鮮で魅力的だった。
「わたし……選ばせてもらって、ごめんなさい。でも、父様も協力してくれそうで……あなたとの未来、ちょっとだけ希望が見えた気がするんです」
アリスは恥ずかしそうに切り出す。エリックは苦い笑みを浮かべつつも、「いや、謝るな」と首を振る。
「俺も嬉しいよ。お前が本当に俺を望んでくれるなら、どんな苦労があっても乗り越えるつもりだ。貴族社会の掟やお前の家の意向もあるだろうが……二人で説得していこう」
「はい……。ありがとうございます。わたし、寝るのが嫌いで夜に頼ってばかりだけど、昼間にこうしてあなたに支えられるのもいいなって、今日思いました」
言葉を交わしているうちに馬車が田舎道へ出て、のどかな風景が広がる。窓から爽やかな風が入り込み、アリスの金髪を軽く揺らす。
「到着だ」とエリックが言い、馬車が止まる。外へ出ると、こじんまりしたバラ園が広がっている。王宮のような豪華さはないが、花々は美しく、他に人の姿はほとんどない。アリスは「わあ……」と感嘆し、小さなゲートをくぐりエリックと並んで歩く。
「静かですね。王宮の催しとは比べ物にならないくらい落ち着いてる……」
「そうだろう。夜もいいが、こういう昼間のバラも見てほしかった。お前が昼にこうして外に出るのも珍しいし……俺としては新鮮なんだよ」
エリックの声が優しく、アリスは頬を染める。今は一切人目を気にしなくていい状況――二人が恋人同士のように振る舞っても、誰も咎めない。寝るのが嫌いな少女も、昼間なら堂々と行動できるのが不思議な解放感をもたらす。
「ふぁ……ありがとうございます。夜だけじゃなくて、昼も一緒に過ごしてもらえるなんて、夢みたい」
「俺だって夢みたいだ。ずっとお前の“夜”ばかり知っていたから、昼の光の中を歩くお前がこんなに綺麗だとは思わなかった」
その言葉にアリスの心がときめく。クライヴを選ばず、エリックを選んでよかったと改めて思える瞬間だ。二人は小道を歩きながら、咲き誇るバラを見ては微笑み合う。
「エリック……わたし、これから寝るのが嫌いな部分を少しずつ克服していきたい。それでも夜更かししたい気持ちもあるけど、あなたがいれば昼もちゃんと向き合えると思うんです」
「そうだな。無理に直す必要はないさ。お前のペースで変わっていけばいい。夜更かしが続くなら、また俺が付き合う。……ただし、仕事が忙しくても文句言うなよ」
二人は顔を合わせて笑う。寝るのが嫌いで苦しんだアリスのトラウマも、エリックの献身と昼夜を問わないサポートで乗り越えられるかもしれない――そんな希望が芽生えている。
やがてバラ園の奥のほうに小さな東屋があり、アリスとエリックはそこに腰掛けて肩を並べる。遠くには田畑が広がり、静かな風が吹き抜ける。アリスは目を閉じ、「なんだか眠くなるかも」と呟く。
「寝てもいいぞ。昼寝が嫌いなわけじゃないんだろ?」
「うん、寝るの嫌いだけど……あなたがそばにいるなら、少し寝てもいいかもしれない。ここの風が気持ちいいし……」
エリックは「支えてやるよ」と笑みを浮かべ、アリスの頭をそっと自分の肩に乗せる。アリスは驚きながらも、心地よい感触に身を委ねる。
昼間の田舎バラ園で、アリスがうとうとしながらエリックに寄り添う。その光景は夜の抱擁とはまた違った温かさを感じさせる。寝るのが嫌いで夜を活かしてきた少女が、今ここで昼寝に落ちそうなほど安心しているのだ。
「ふぁ……こんなに穏やかな気持ちで昼に眠れそうなの、初めてかも……ありがとう、エリック」
「何度だって言うさ。俺こそありがとう。お前を選ぶことを許してくれて……」
二人は静かな息遣いを感じ合いながら、しばし静寂に浸る。これがアリスとエリックの“初デート”とも言える一幕。寝るのが嫌いな理由を抱えつつ、昼と夜の垣根を越えて結びつこうとする二人の未来が、こうしてゆっくり始まったのだ。
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