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第12話 異形の巨腕
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どこかの世界で失われた文章の一節。
そこには異形化について、こう書かれていた。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
異形化
それは、力を求めた者が行う最終手段。
人の力では、異形には勝てない。
勝てないのなら、どうすればいい?
『人である事を、辞めれば良い。』
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
私は、目覚めた。
死に向かって一直線で歩いていたのだが、どうやら助かったようだ。
全身の状態が回復して、傷も元通りになっている。
しかし、右腕がおかしな事になっている。
巨大。
その言葉がしっくりくる感じだった。
元々の腕とは比べ物にならないほど、腕の大きさが膨れ上がっている。
私の身長を簡単に越して、地面に引きずるほどのサイズになっている。
明らかにおかしな状況だ。
しかし、受け入れるしかない。
それに、あの傷では確実に死んでいたはずだ。
状況を知る為に、周りに落ちていたメモ帳を拾った。
右腕が邪魔で、メモを拾うのも大変だった。
いきなりサイズの変わった腕をまともに扱えるはずも無かった。
そして、そのメモを苦労して拾った。
しかし、何の役にも立たなかった。
「何語だこれ?」
さっぱり読めなかったのだ。
もちろん、私が日本語を読めないとかそういう話では無い。
長い間文字に触れていないから、多少は忘れているかもしれない。
だが、文章が読めないほどではない。
そのメモ帳の中身が読めない理由は簡単だった。
それは、今まで一度も見たことの無い言語だったからだ。
一度も目に触れた事の無い、言語だと感じた。
取りあえず、何者かが私を助けたのだということは察した。
この腕は、後遺症か何かなのだろうか?
この状態で、これからどうしようか?
地下施設のみんなに、どうやって説明しようか。
まあ、命が助かっただけ儲けもの。
そう考えた方がいいだろう。
取りあえず、地下施設に戻ろう。
もう、ここにいる理由は無い。
先の戦闘はもうすでに終わっているみたいだ。
結局、何もできなかった。
また、誰かが死んだのか?
考えるだけ無駄だろう。
この腕では、まともに動くことも難しい。
一度、戻ろう。
物資の回収が出来なかった事は残念だ。
そこには異形化について、こう書かれていた。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
異形化
それは、力を求めた者が行う最終手段。
人の力では、異形には勝てない。
勝てないのなら、どうすればいい?
『人である事を、辞めれば良い。』
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私は、目覚めた。
死に向かって一直線で歩いていたのだが、どうやら助かったようだ。
全身の状態が回復して、傷も元通りになっている。
しかし、右腕がおかしな事になっている。
巨大。
その言葉がしっくりくる感じだった。
元々の腕とは比べ物にならないほど、腕の大きさが膨れ上がっている。
私の身長を簡単に越して、地面に引きずるほどのサイズになっている。
明らかにおかしな状況だ。
しかし、受け入れるしかない。
それに、あの傷では確実に死んでいたはずだ。
状況を知る為に、周りに落ちていたメモ帳を拾った。
右腕が邪魔で、メモを拾うのも大変だった。
いきなりサイズの変わった腕をまともに扱えるはずも無かった。
そして、そのメモを苦労して拾った。
しかし、何の役にも立たなかった。
「何語だこれ?」
さっぱり読めなかったのだ。
もちろん、私が日本語を読めないとかそういう話では無い。
長い間文字に触れていないから、多少は忘れているかもしれない。
だが、文章が読めないほどではない。
そのメモ帳の中身が読めない理由は簡単だった。
それは、今まで一度も見たことの無い言語だったからだ。
一度も目に触れた事の無い、言語だと感じた。
取りあえず、何者かが私を助けたのだということは察した。
この腕は、後遺症か何かなのだろうか?
この状態で、これからどうしようか?
地下施設のみんなに、どうやって説明しようか。
まあ、命が助かっただけ儲けもの。
そう考えた方がいいだろう。
取りあえず、地下施設に戻ろう。
もう、ここにいる理由は無い。
先の戦闘はもうすでに終わっているみたいだ。
結局、何もできなかった。
また、誰かが死んだのか?
考えるだけ無駄だろう。
この腕では、まともに動くことも難しい。
一度、戻ろう。
物資の回収が出来なかった事は残念だ。
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