何故婚約解消してくれないのか分かりません

yumemidori

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サーシャを連れて馬車に詰め込み第三王子改めクリスティーナ•ペトロヴナ王女を呼び止めこれまでの数々の無礼を詫びた
幸いにも謝罪を受け入れてもらえることとなり予想以上の反応が返ってきて面白かったため煽りすぎたと逆に謝られた
その時に女性にはちゃんと言葉で伝えないと伝わらないと言うことも怒られてしまった
この一件があって嫌というほど解らされたことなので今後言葉で伝えていこうと思う

「で?レオン、依頼者は誰だ
姉上、両親それともサーシャの両親か?はたまた別の誰かなのか」
「うーん、まぁ終わったし成功したからいいっしょ
今回の場合、依頼ではなく協力だけどねぇ
メンツはルドルフの言ってた通りその5人と
王太子殿下、俺、そして王妃様だねぇ」

「王妃様?!」
「すっごいたくさんの人巻き込んだよねぇルドルフ
さあ、それじゃあ行こうか」
そうしてそのまま連れて行かれた王宮にいたのは先程告げられたメンツ
王妃様を筆頭に揶揄うような視線が突き刺さる
拷問か?拷問なのか、これは!
俺がいる前でレオンの野郎があった出来事を報告している
なんなら公衆の面前で放った言葉は録音されていた
逃げようとしても王宮の騎士に両サイドを固められ身動きが出来ずにいる
完全なる辱めだった

「随分と面白い展開が巻き起こっていたことでしょう
それにしてもクリスちゃんは思った以上に仕事してくれたわねー
あの子も色々あったからいい気分転換になったんじゃないかしら。でもねうちの可愛いサーシャちゃんを閉じ込めるなんてどうなることか理解しているのかしら?
気持ちを伝えただけでサーシャちゃんは全く貴方の気持ちなんて考えていなかったでしょうから精々足掻くことね。今回のことは及第点だわ。
あと2年で落とせないのなら今度は本当に婚約を解消することを覚えておきなさい
王妃として使える力を最大限に利用するからくれぐれも気をつけることね
晴れて婚約解消が出来たらそうねぇ、うちの第二王子を婚約者にしてもいいかもしれないわね」
くそッ、どいつもこいつも揶揄ってきやがってそれは俺が痛いほど知ってる
これだけの地位もある人達が俺をつついてくるといることはそれだけサーシャがいろんな人に愛されている証拠だろう
俺にとっても唯一無二の存在であることはこれまでもこれからも絶対変わることはない
それを横からかっさらわれるなんて溜まったもんじゃない

一癖も二癖もあるこの中からサーシャを奪うんだ
生半可な気持ちだと太刀打ち出来るはずがない
こいつらになんか絶対負けない
2年しかないんだ
今まで通りだとこちらに傾いてこない
ここで変わらなければ欲しいものは手に入らない
1人ひとりを睨みつけるようにしてじっくりと観察する
これが俺の敵だ、気を抜いてはいけない

新たな意志を胸に俺の闘いは幕を開ける
また皆様と出会う日までに俺は何がなんでもサーシャと結婚出来たと報告する
応援はいらない
だけどまた会って報告した時には祝福してくれたら嬉しい
それでは次に会う日まで



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