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いつもと同じように同じ順で書店を回る。店長にこれからクル、本を紹介してその後に各ジャンルの担当に売れ筋を聞く。それを他の書店でもやる。いつもと変わらない。
これで、最後の書店。二階堂書店に来た。他の書店と変わらなく話していると二階堂の店長が何か思い出したような顔をした。
「そういえば、2~3日前からこの近くに小さな個展をしているんですよ。ちょこちょこ人が入っていましたね。」
「店長さんは、行かれたんですか?」
「はい、行きましたよ。特にこれといって珍しい絵ではなかったんですが、何故かとても心が落ち着くような感じがしました。真中さんも気が向いたら行ってみてください。あと1週間くらいはやっているらしいですから。」
「そうなんですね。気が向いたら行ってみたいと思います。では、これで失礼致します。」
そして、書店を後にした。そのまま会社に戻ろうとしたが歩いていた歩道の左の細道にビルが並ぶある一つに暖色の灯りがついていた。
そのまま、その灯りに近づいてみるとそこは小さな個展だった。二階堂の店長が言っていたのはここのことだったのか。
何気なく入ってみた。
10畳ほどの真っ白な空間に絵が浮いている。普通は壁にかけている物だと思うがこの個展は天井から透明な糸で吊られていた。
とても不思議だった。あまり、絵などに興味はなくこういう場所に来たことがなかったが、普通の個展とは違うんだろうということはわかった。
絵は二階堂の店長が言っていた通り、そこまで印象は強くない。背景や、住宅街にいる猫など、日常的な絵が飾られていた。
だがある一点目に止まるものがあった。
「真夜中の光」
これだけ何故かこの空間にあってないような気がした。少し闇みたいな、寂しさみたいなものを感じた。
「その絵が気に入りましたか。」
ふと後ろから声がかかり勢いよく振り向いてしまった。そこには、自分よりも少し背の低い青年が立っていた。
「あぁ。えぇ、まぁそうですね。何か不思議に思ってしまって。これは君が?」
「はい、そうです。ここは僕の個展です。僕が描きました。」
何故か少し怪訝そうに淡々と答えた。
「そうなんですね。どれもとても絵が綺麗だね。心が落ち着く。」
すると青年は、先ほどの顔とは違い花が咲いたように笑った。
「ありがとうございます。人から絵は上手いねとは言われますが綺麗とは初めて言われました。ごゆっくり見ていってください。」
そう言い青年は他の人のところに去っていった。
時計をみるとそろそろ会社に戻らないといけない時間になっていた。
そのまま、個展を出て会社に戻った。
これで、最後の書店。二階堂書店に来た。他の書店と変わらなく話していると二階堂の店長が何か思い出したような顔をした。
「そういえば、2~3日前からこの近くに小さな個展をしているんですよ。ちょこちょこ人が入っていましたね。」
「店長さんは、行かれたんですか?」
「はい、行きましたよ。特にこれといって珍しい絵ではなかったんですが、何故かとても心が落ち着くような感じがしました。真中さんも気が向いたら行ってみてください。あと1週間くらいはやっているらしいですから。」
「そうなんですね。気が向いたら行ってみたいと思います。では、これで失礼致します。」
そして、書店を後にした。そのまま会社に戻ろうとしたが歩いていた歩道の左の細道にビルが並ぶある一つに暖色の灯りがついていた。
そのまま、その灯りに近づいてみるとそこは小さな個展だった。二階堂の店長が言っていたのはここのことだったのか。
何気なく入ってみた。
10畳ほどの真っ白な空間に絵が浮いている。普通は壁にかけている物だと思うがこの個展は天井から透明な糸で吊られていた。
とても不思議だった。あまり、絵などに興味はなくこういう場所に来たことがなかったが、普通の個展とは違うんだろうということはわかった。
絵は二階堂の店長が言っていた通り、そこまで印象は強くない。背景や、住宅街にいる猫など、日常的な絵が飾られていた。
だがある一点目に止まるものがあった。
「真夜中の光」
これだけ何故かこの空間にあってないような気がした。少し闇みたいな、寂しさみたいなものを感じた。
「その絵が気に入りましたか。」
ふと後ろから声がかかり勢いよく振り向いてしまった。そこには、自分よりも少し背の低い青年が立っていた。
「あぁ。えぇ、まぁそうですね。何か不思議に思ってしまって。これは君が?」
「はい、そうです。ここは僕の個展です。僕が描きました。」
何故か少し怪訝そうに淡々と答えた。
「そうなんですね。どれもとても絵が綺麗だね。心が落ち着く。」
すると青年は、先ほどの顔とは違い花が咲いたように笑った。
「ありがとうございます。人から絵は上手いねとは言われますが綺麗とは初めて言われました。ごゆっくり見ていってください。」
そう言い青年は他の人のところに去っていった。
時計をみるとそろそろ会社に戻らないといけない時間になっていた。
そのまま、個展を出て会社に戻った。
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