3人で異世界転移しました。

りゅり

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3,エリスちゃん!?

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「昨日倒れたのは、お二人の体に眠っていた魔法の塊が溶けて循環し始めたからかと。まぁ、1度薬を飲めば苦しむことはもうありません。」

リアがドアを閉めて部屋に入りながら言った。
 
「え、俺は俺は?魔法使えないの??」

「使えないようですね。」

「えぇぇぇぇぇぇ。意味わかんねぇ。」

「早く朝食をお召し上がりください。スープが冷めます。」

「そーだよ、れお。リアちゃんの作ったご飯ちょー美味しいから!」

「俺毎日リアちゃんのご飯くいてー。」

「あるまくん。それは叶う願いかもしれません。」

リアが言った。俺はスープを飲みながら耳を傾ける。

「え!(笑)まさかここに住んでもいい的な!?」

「はい。条件付きですが。ももかさんも是非。」

俺はスープを吹き出した。

「え?俺は俺は??」

「あなたはここに置いておく意味がないです。そして汚い。自分で拭いてくださいね。」

「いや、汚いは別として、なんで俺だけ?」

「それは、後で分かるでしょう。条件というのも後でお伝えします。」

「リア、掃除してきます。」

リアが部屋をでる。"私手伝う~"桃華が後を追っていった。

部屋残された、俺とあるま。
俺は"なんでだよ。"とかブツブツ言いながらそこらにあったタオルで吹いたスープを拭く。

「んー。なんでだろうね。れおリアちゃんに何かした?れおだけ名前で呼んでないしさー。」

「知らねー。俺何もしてねー。」 

あるまはそれ以上俺に話しかけなかった。


たぶん昼くらいになった。
あるまはイスに座って寝ている。
俺はふらーっと部屋の外に出た。あてもなく歩く。

しばらく歩くと、1つだけ大きな、他と違う色のドアが見えた。

「なんだここー?」

俺は気になってドアに手を伸ばした。

"ギィーー" 

俺が開くより先にドアが開いた。

ドアの先にいたのは…

「え、エリスちゃん!!??」

小説の挿絵のエリスちゃんの姿がそこにあった。

「うおおおおおおお!!エリスちゃん!会いたかったぜ!」

俺は大声を出した。
すると後ろからベシーッ!と叩かれた。
俺を叩いたのは、

「リアちゃん!?」

リアは俺を押しのけ、

「失礼しました。ミリア様。お帰りなさいませ。」

とリアはペコッとお辞儀した。

「ただいま~リア。で~そこの子は?」

リアは、ミリア様と呼んだエリスちゃん似の美少女になにやら耳打ちした。

「まぁ!ホント?よかったわ~。」

「はい。リアも一安心です。」

「で~その子が例のその子なの?」

美少女は、俺を指差した。

「いえ、あれはおまけです。例の方達は、ダイニングルームに居られるかと。」

「そう。じゃ行きましょ。」

リアと美少女は、すたすた歩いていく。

「おいおい、なんかみんな俺に冷たくねーか?」 

俺は二人を追った。
朝食を食べた部屋に行った。

「どうぞ。」

リアはドアを開けて美少女を通した。
俺は先に入った方がいいのか、リアを先に通した方がいいのか迷った。

「早く入って。」

「はい!」

結局先に入った。
部屋で桃華は、昼食をとっていた。あるまは、まだ寝ていた。

"コホン"

リアがせきばらいをした。
桃華が察して、昼食をとるのをやめ、あるまをつついて起こした。
「条件の話です。」

リアが言った。

「まず、こちらの方は、カトレア・ミリア様。この屋敷の主であり、この国をまとめておられるお方です。」

「「「えええ!」」」

「国と言っても小さな国よ。国なんていくらでもあるし…ふふ。」

ミリアは上品に笑った。

「それで、リアちゃん。条件って言うのは…」

「簡単に言えば協力してほしいのです。」

「「シエルグランプリに参加するための、ホーリーストーン入手に。」」

と、リアとミリアは声をそろえて言った。

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