3人で異世界転移しました。

りゅり

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31,ノブァイ島③

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ザコ共と呼ばれた男達が、剣やら槍やらなにかしら持って俺達の方に向かってくる。
木の上の男は笑っている。
降りてはこない。

「はー」

本当は、戦闘はリアにまかせたいが、治癒中だから頼るわけにいかない。
せめて、ミリアか桃華が来るまで……!

俺は剣を構えた。

そして、男達の方へ向かって走った。 

戦闘が始まった。

「やべぇこれ。いける!」

俺はザコを一人3秒程度で倒している。
さすが、白銀の剣!
あっという間にザコ共は残り5人程度となった。

「ばか共が!狙うはあのガキだ!そこの剣士は上手く交わして進め」

5人がバラバラになる。

「くそおっ」

四人は同時に仕留めたものの、後の一人に手が届かなかった。
ザコ一人は、あるまめがけて剣を振りかざそうとした。

「リア!あるま!」

もうだめだ!間に合わない!
目をつぶった。

「シュッ」

音がした。刺されてしまったか…?
恐る恐る目をあける。

「はっ!」

「っつたく!ちゃんと全員殺せよれーお❤」

「ももか!!」

そこには桃華の姿があった。
魔法を使って助けてくれたらしい。
さっきの男は血を流して倒れている。

「お前、よく水の魔法なんかで殺れたなあ」

「水をなめちゃいけないわよ、水は時に何でも切り裂くスライサーへと変化するんだから」

「おいおいおいおい。よーくも殺ってくれちゃったなぁ」

木の上から声が聞こえた。
あの男だ。

「お前の手下も大したことなかったなぁ。」

「そうだなぁ」

「よく自分の仲間を侮辱できるわね」

「あいつらは仲間なんかじゃねーさ。ただの使い捨ての道具にすぎねぇ。」

「悲しい人ね。」

「そんな事言ってられんのも今だけだ。俺をあいつらと一緒にするなよ。」

と言って男は木から降りた。

「お前ら邪魔だ。ほんとはあのガキだけでよかったんだがなあ。お前らもまとめて消す。」





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