僕はギャルゲーヒロインより君に夢中

転生の菩提樹

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プロローグ

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「5500円丁度お預かり致しました。ありがとうございました、此方レシートになります。またお越し下さいませ」
 電動ホイッパーと、アルミニウムのボウルを買い、下の階に有る食料品売り場へ急ぐ。
 デパートは買い物しか用が無い。エスカレータの付近では、30 代女性がおたおたと涙ながらに3人の男性に絡まれ、もたついていた。
「いや~綺麗っすねお姉さん!俺達奢るから飲みにでも行きませんか?」
 執拗に側に寄り、男性達は美女独りを壁際に追い詰めて行く。
「あ、の…。わ、私忙しいので!通して下さい」
 女性は困惑の表情を浮かべ、そこに40代の男性がやって来て、にこやかに微笑んだ。
「めい!良かったぁ~。ン?誰~?この人達?」
 男性は女性の前に立ち、手をひいて男性達からひき離した。
「す、どうも、すみませんでしたっ~!」
 ナンパだったのだ。だが、その女性の顔を見た瞬間、僕は息を呑んだ。めい、そんなまさか、嘘だろ。
 男性達が群がって居たのは、中学時代のクラスメイトの大笹芽郁だった。
「ッ芽郁…!」
 だが、気が付けば僕独りになって居た。
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