40 / 76
第四章 出戻り貴族
40.計画
しおりを挟む
グランが三人分のお茶を淹れ私とルモンドの前へ出してくれる。その後自分のお茶を持って席に座ると続きを話しはじめた。
「忍び込むなんて面倒なことせずに相手を全滅させる方法があるぜ。
しかも上手く良きゃ事故だと思わせられる妙案さ」
「ちょっとグラン? それ本当なんでしょうね。
領主自ら夜襲を仕掛けたなんてばれたら取り繕うのが大変なのよ?」
「まあまずは二人とも聞いてくれよ。
カメル卿の屋敷は王城にも負けない鉄壁の守りが自慢だ。
北と西側は岩山で東側には高い石壁がある。
唯一の出入り口は南側だがでけえ堀と跳ね橋があるって構造になってる。
ちなみにその内側にはギャクハーン男爵をはじめとする配下の屋敷がある」
「グラン男爵、随分とお詳しいですね。
以前から諜報活動でもされていたのですか?」
「そうよ、色々と知っていたならルモンドに調べてもらう必要なかったじゃない。
なんで先に言わないのよ!」
「落ち着けっての。
実はキャラバンのリーダーはカメル卿へ使えているセイサミ家の五男坊なんだ。
とは言っても家からは勘当されているけどな。
今回の件で何か役に立つかもしれねえと中のことを聞いておいたのさ。
だが現在の内部情勢はまったく知らねえとよ」
「キャラバンのリーダーが元貴族だなんて驚きね。。
それよりも、私がキャラバンのリーダーだと思ってた女性は奥様だったのかあ」
「いやあ、あの年増っぽいやつがリーダーで間違いねえ。
あいつ実は男なんだ」
私は驚きのあまり開いた口がふさがらなくなった。自分の領地が攻め込まれようとしていると聞いたよりもはるかに。この国は保守的な封建社会だから、もしかしてそれが原因で勘当されたのかもしれないと頭をよぎったが、これ以上首を突っ込む気はせず黙っていることにした。
「それはどうでもいいとして、西側の岩山裏は石切り場として開発されている。
んでもってそこに上まで登るルートがあるんだよ。
カメル卿の屋敷は北と西の岩肌沿いの角、ギャクハーン卿の屋敷はその西側の岩肌沿いにある」
「だから真上から奇襲するってこと?
突入しないって言うのはどういう意味なの?」
「簡単な話さ。
岩山を崩して全部埋めちまえばいい。
と言うより崩れたように見せかけて大岩の雨を降らせるのさ」
「それを私にやれと?
私人殺しってやりたくないのよね。
考えが甘いかもしれないけど、できれば…… ね」
「まあそりゃそうか。
それなら屋敷を混乱させる程度で構わねえよ。
あそこの屋敷は全部石造りらしいからペチャンコになることはねえさ。
やつらがうろたえてる間に俺たちで始末してくるぜ」
今後革命を起こすことになればきっと多くの血が流されるだろう。きれいごとかもしれないけど、もしその時が来ても出来る限り殺傷はせずに済ませたいと考えている。それは自分がまだ子供で覚悟が出来ていないと言うことかもしれないし、近代文明で育ってきた記憶がまだまだ強く残っている影響かもしれない。
「では屋敷への襲撃はグラン殿が引き受けてくださいますか?
わたくし共はやつらが先に手を出すよう仕向けてみましょう。
その上で出立直前に跳ね橋を破壊します」
「そりゃいいな。
こちらの領地へ攻め込むことが出来なきゃ被害もないってもんだ。
狙いはギャクハーン男爵だけでいいか?」
「そうね、カメル卿やお子さんは被害者みたいなものかもしれないし。
それと腕のいいお医者様の手配も考えておいて。
遅行性の毒ならまだ助かるかもしれないわ」
こうして私たちはさらに綿密な計画を練り、岩山の下見や人や物の出入りを見張ったりしながらその時を待つのだった。なんせ相手の出方次第なので実行がいつになるか全くわからない。となると大切なのは諜報活動なのである。
ルモンドはキャラバンでカメル卿領地の村人と交流する西の村の人たちに金の粒を持たせ買い物に使わせることで新たな金山が見つかったと言う噂を流していた。この策は効果てきめんで噂は瞬く間に広がり、いつの間にか領内の東の村でも噂になるほどだった。
「それにしてもみんな噂話が好きねえ。
それともお金の話が好きなのかしら」
「その両方ではないでしょうか。
いくら村では物々交換が主体とは言え金は富の証ですからね」
「まあそれもそうね。
今後は村の余剰物資を現金で買い付けることも検討しようかしら。
そこからなにか新しいことが生まれるかもしれないわ。
自分でキャラバンに出店したりなにか商売を始めたりとかね」
盗賊だったグランたちもルルリラの身代金としてせしめた大金を元に宿屋を始めたくらいだ。人生切っ掛けなんてどこに転がっているかわからない。その可能性を広げるためにお金と言うアイテムを手にして考えることも悪くないだろう。
あれこれと策を巡らせはじめて約二か月が過ぎ、その間に私は十四歳になっていた。しかしカメル卿陣営に動きはなく、実は考えすぎだったのか、それとも向こうの計画がとん挫したのかと悩む時間も増えている。
そんなある日――
「レン様! 動きました!
カメル卿の砦内で兵が陣を組みながら集結しております。
内通者によるとやはり行き先はアローフィールズ領とのこと。
西の村へ攻め込むつもりのようです」
「とうとうこの日が来たのね。
出来るだけ殺傷は避けるように、でも自分の身が第一だとみんなに伝えてね。
堀へ落とすだけなら死ぬことは無いでしょうけどくれぐれも油断の無いように頼むわ」
「はっ! もちろんでございます。
このルモンド、必ずやお望みの結果となるよう尽力いたします!
相手陣営が出立したところで跳ね橋を破壊しますので後はお願いいたします」
「任せておいて!
この日のためにちゃんと練習してきたんだから頑張っちゃうわよ!」
ルモンドの報告を合図に私たちはそれぞれも持ち場へと向かった。カメル卿の兵隊たちが屋敷と言うか砦を出る前に行動しなければならない。すぐにグランと合流し石切り場のある岩山へと馬を走らせる。
「絶対折れないように柄まで鉄でできてる斧を作っておいたぜ。
心置きなくぶちかましてやれ。
あとはトビヨたちが落石の騒ぎに乗じてギャクハーン男爵を始末する手はずになってるからな」
「くれぐれも下敷きにならないようにしてよ?
岩がどこへ落ちるかなんて誰にもわからないんだからね」
「そんなマヌケはいねえよ。
んで息子はさらっちまっていいんだな?」
「ええ、予定通りに行きましょう。
良く話を聞いて、関与の度合いによって処罰を決めることにするわ」
数時間後、私たちは岩山へ到着しその時を待つのみとなった。果たしてうまくいくかどうか。初めての攻城戦に私の喉は乾き手には汗がにじむのだった。
「忍び込むなんて面倒なことせずに相手を全滅させる方法があるぜ。
しかも上手く良きゃ事故だと思わせられる妙案さ」
「ちょっとグラン? それ本当なんでしょうね。
領主自ら夜襲を仕掛けたなんてばれたら取り繕うのが大変なのよ?」
「まあまずは二人とも聞いてくれよ。
カメル卿の屋敷は王城にも負けない鉄壁の守りが自慢だ。
北と西側は岩山で東側には高い石壁がある。
唯一の出入り口は南側だがでけえ堀と跳ね橋があるって構造になってる。
ちなみにその内側にはギャクハーン男爵をはじめとする配下の屋敷がある」
「グラン男爵、随分とお詳しいですね。
以前から諜報活動でもされていたのですか?」
「そうよ、色々と知っていたならルモンドに調べてもらう必要なかったじゃない。
なんで先に言わないのよ!」
「落ち着けっての。
実はキャラバンのリーダーはカメル卿へ使えているセイサミ家の五男坊なんだ。
とは言っても家からは勘当されているけどな。
今回の件で何か役に立つかもしれねえと中のことを聞いておいたのさ。
だが現在の内部情勢はまったく知らねえとよ」
「キャラバンのリーダーが元貴族だなんて驚きね。。
それよりも、私がキャラバンのリーダーだと思ってた女性は奥様だったのかあ」
「いやあ、あの年増っぽいやつがリーダーで間違いねえ。
あいつ実は男なんだ」
私は驚きのあまり開いた口がふさがらなくなった。自分の領地が攻め込まれようとしていると聞いたよりもはるかに。この国は保守的な封建社会だから、もしかしてそれが原因で勘当されたのかもしれないと頭をよぎったが、これ以上首を突っ込む気はせず黙っていることにした。
「それはどうでもいいとして、西側の岩山裏は石切り場として開発されている。
んでもってそこに上まで登るルートがあるんだよ。
カメル卿の屋敷は北と西の岩肌沿いの角、ギャクハーン卿の屋敷はその西側の岩肌沿いにある」
「だから真上から奇襲するってこと?
突入しないって言うのはどういう意味なの?」
「簡単な話さ。
岩山を崩して全部埋めちまえばいい。
と言うより崩れたように見せかけて大岩の雨を降らせるのさ」
「それを私にやれと?
私人殺しってやりたくないのよね。
考えが甘いかもしれないけど、できれば…… ね」
「まあそりゃそうか。
それなら屋敷を混乱させる程度で構わねえよ。
あそこの屋敷は全部石造りらしいからペチャンコになることはねえさ。
やつらがうろたえてる間に俺たちで始末してくるぜ」
今後革命を起こすことになればきっと多くの血が流されるだろう。きれいごとかもしれないけど、もしその時が来ても出来る限り殺傷はせずに済ませたいと考えている。それは自分がまだ子供で覚悟が出来ていないと言うことかもしれないし、近代文明で育ってきた記憶がまだまだ強く残っている影響かもしれない。
「では屋敷への襲撃はグラン殿が引き受けてくださいますか?
わたくし共はやつらが先に手を出すよう仕向けてみましょう。
その上で出立直前に跳ね橋を破壊します」
「そりゃいいな。
こちらの領地へ攻め込むことが出来なきゃ被害もないってもんだ。
狙いはギャクハーン男爵だけでいいか?」
「そうね、カメル卿やお子さんは被害者みたいなものかもしれないし。
それと腕のいいお医者様の手配も考えておいて。
遅行性の毒ならまだ助かるかもしれないわ」
こうして私たちはさらに綿密な計画を練り、岩山の下見や人や物の出入りを見張ったりしながらその時を待つのだった。なんせ相手の出方次第なので実行がいつになるか全くわからない。となると大切なのは諜報活動なのである。
ルモンドはキャラバンでカメル卿領地の村人と交流する西の村の人たちに金の粒を持たせ買い物に使わせることで新たな金山が見つかったと言う噂を流していた。この策は効果てきめんで噂は瞬く間に広がり、いつの間にか領内の東の村でも噂になるほどだった。
「それにしてもみんな噂話が好きねえ。
それともお金の話が好きなのかしら」
「その両方ではないでしょうか。
いくら村では物々交換が主体とは言え金は富の証ですからね」
「まあそれもそうね。
今後は村の余剰物資を現金で買い付けることも検討しようかしら。
そこからなにか新しいことが生まれるかもしれないわ。
自分でキャラバンに出店したりなにか商売を始めたりとかね」
盗賊だったグランたちもルルリラの身代金としてせしめた大金を元に宿屋を始めたくらいだ。人生切っ掛けなんてどこに転がっているかわからない。その可能性を広げるためにお金と言うアイテムを手にして考えることも悪くないだろう。
あれこれと策を巡らせはじめて約二か月が過ぎ、その間に私は十四歳になっていた。しかしカメル卿陣営に動きはなく、実は考えすぎだったのか、それとも向こうの計画がとん挫したのかと悩む時間も増えている。
そんなある日――
「レン様! 動きました!
カメル卿の砦内で兵が陣を組みながら集結しております。
内通者によるとやはり行き先はアローフィールズ領とのこと。
西の村へ攻め込むつもりのようです」
「とうとうこの日が来たのね。
出来るだけ殺傷は避けるように、でも自分の身が第一だとみんなに伝えてね。
堀へ落とすだけなら死ぬことは無いでしょうけどくれぐれも油断の無いように頼むわ」
「はっ! もちろんでございます。
このルモンド、必ずやお望みの結果となるよう尽力いたします!
相手陣営が出立したところで跳ね橋を破壊しますので後はお願いいたします」
「任せておいて!
この日のためにちゃんと練習してきたんだから頑張っちゃうわよ!」
ルモンドの報告を合図に私たちはそれぞれも持ち場へと向かった。カメル卿の兵隊たちが屋敷と言うか砦を出る前に行動しなければならない。すぐにグランと合流し石切り場のある岩山へと馬を走らせる。
「絶対折れないように柄まで鉄でできてる斧を作っておいたぜ。
心置きなくぶちかましてやれ。
あとはトビヨたちが落石の騒ぎに乗じてギャクハーン男爵を始末する手はずになってるからな」
「くれぐれも下敷きにならないようにしてよ?
岩がどこへ落ちるかなんて誰にもわからないんだからね」
「そんなマヌケはいねえよ。
んで息子はさらっちまっていいんだな?」
「ええ、予定通りに行きましょう。
良く話を聞いて、関与の度合いによって処罰を決めることにするわ」
数時間後、私たちは岩山へ到着しその時を待つのみとなった。果たしてうまくいくかどうか。初めての攻城戦に私の喉は乾き手には汗がにじむのだった。
0
あなたにおすすめの小説
転生ヒロインは不倫が嫌いなので地道な道を選らぶ
karon
ファンタジー
デビュタントドレスを見た瞬間アメリアはかつて好きだった乙女ゲーム「薔薇の言の葉」の世界に転生したことを悟った。
しかし、攻略対象に張り付いた自分より身分の高い悪役令嬢と戦う危険性を考え、攻略対象完全無視でモブとくっつくことを決心、しかし、アメリアの思惑は思わぬ方向に横滑りし。
婚約破棄のその場で転生前の記憶が戻り、悪役令嬢として反撃開始いたします
タマ マコト
ファンタジー
革命前夜の王国で、公爵令嬢レティシアは盛大な舞踏会の場で王太子アルマンから一方的に婚約を破棄され、社交界の嘲笑の的になる。その瞬間、彼女は“日本の歴史オタク女子大生”だった前世の記憶を思い出し、この国が数年後に血塗れの革命で滅びる未来を知ってしまう。
悪役令嬢として嫌われ、切り捨てられた自分の立場と、公爵家の権力・財力を「運命改変の武器」にすると決めたレティシアは、貧民街への支援や貴族の不正調査をひそかに始める。その過程で、冷静で改革派の第二王子シャルルと出会い、互いに利害と興味を抱きながら、“歴史に逆らう悪役令嬢”として静かな反撃をスタートさせていく。
虚弱体質?の脇役令嬢に転生したので、食事療法を始めました
たくわん
恋愛
「跡継ぎを産めない貴女とは結婚できない」婚約者である公爵嫡男アレクシスから、冷酷に告げられた婚約破棄。その場で新しい婚約者まで紹介される屈辱。病弱な侯爵令嬢セラフィーナは、社交界の哀れみと嘲笑の的となった。
【完結】悪役令嬢に転生したけど、王太子妃にならない方が幸せじゃない?
みちこ
ファンタジー
12歳の時に前世の記憶を思い出し、自分が悪役令嬢なのに気が付いた主人公。
ずっと王太子に片思いしていて、将来は王太子妃になることしか頭になかった主人公だけど、前世の記憶を思い出したことで、王太子の何が良かったのか疑問に思うようになる
色々としがらみがある王太子妃になるより、このまま公爵家の娘として暮らす方が幸せだと気が付く
99%断罪確定の悪役令嬢に転生したので、美男騎士だらけの学園でボッチ令嬢を目指します
ハーーナ殿下
ファンタジー
貴族令嬢として生活していた私は記憶が覚醒、ここが大好きな乙女ゲームの《聖剣乱舞》世界だと知る。「やったぁー!」夢にまで見た、イケメン騎士だらけの学園パラダイスの世界に歓喜。
でも冷静になって思い出す。「えっ、でも私って、最終的に99%断罪な悪役令嬢なキャラだよね⁉」
よし決めた。私は自分の死亡フラグを全部へし折りながら、学園ではボッチ生活することを。フラグを立てないようにして、遠くからイケメン騎士たちを眺めて生き残るの。
だから皆さん、そんなに私に寄ってこないでください!
《聖剣乱舞×乙女ゲーム》
巻き込まれて異世界召喚? よくわからないけど頑張ります。 〜JKヒロインにおばさん呼ばわりされたけど、28才はお姉さんです〜
トイダノリコ
ファンタジー
会社帰りにJKと一緒に異世界へ――!?
婚活のために「料理の基本」本を買った帰り道、28歳の篠原亜子は、通りすがりの女子高生・星野美咲とともに突然まぶしい光に包まれる。
気がつけばそこは、海と神殿の国〈アズーリア王国〉。
美咲は「聖乙女」として大歓迎される一方、亜子は「予定外に混ざった人」として放置されてしまう。
けれど世界意識(※神?)からのお詫びとして特殊能力を授かった。
食材や魔物の食用可否、毒の有無、調理法までわかるスキル――〈料理眼〉!
「よし、こうなったら食堂でも開いて生きていくしかない!」
港町の小さな店〈潮風亭〉を拠点に、亜子は料理修行と新生活をスタート。
気のいい夫婦、誠実な騎士、皮肉屋の魔法使い、王子様や留学生、眼帯の怪しい男……そして、彼女を慕う男爵令嬢など個性豊かな仲間たちに囲まれて、"聖乙女イベントの裏側”で、静かに、そしてたくましく人生を切り拓く異世界スローライフ開幕。
――はい。静かに、ひっそり生きていこうと思っていたんです。私も.....(アコ談)
*AIと一緒に書いています*
一家処刑?!まっぴらごめんですわ!!~悪役令嬢(予定)の娘といじわる(予定)な継母と馬鹿(現在進行形)な夫
むぎてん
ファンタジー
夫が隠し子のチェルシーを引き取った日。「お花畑のチェルシー」という前世で読んだ小説の中に転生していると気付いた妻マーサ。 この物語、主人公のチェルシーは悪役令嬢だ。 最後は華麗な「ざまあ」の末に一家全員の処刑で幕を閉じるバッドエンド‥‥‥なんて、まっぴら御免ですわ!絶対に阻止して幸せになって見せましょう!! 悪役令嬢(予定)の娘と、意地悪(予定)な継母と、馬鹿(現在進行形)な夫。3人の登場人物がそれぞれの愛の形、家族の形を確認し幸せになるお話です。
魔法学園の悪役令嬢、破局の未来を知って推し変したら捨てた王子が溺愛に目覚めたようで!?
朱音ゆうひ@『桜の嫁入り』発売中です
恋愛
『完璧な王太子』アトレインの婚約者パメラは、自分が小説の悪役令嬢に転生していると気づく。
このままでは破滅まっしぐら。アトレインとは破局する。でも最推しは別にいる!
それは、悪役教授ネクロセフ。
顔が良くて、知性紳士で、献身的で愛情深い人物だ。
「アトレイン殿下とは円満に別れて、推し活して幸せになります!」
……のはずが。
「夢小説とは何だ?」
「殿下、私の夢小説を読まないでください!」
完璧を演じ続けてきた王太子×悪役を押し付けられた推し活令嬢。
破滅回避から始まる、魔法学園・溺愛・逆転ラブコメディ!
小説家になろうでも同時更新しています(https://ncode.syosetu.com/n5963lh/)。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる