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第五章 戦いの日々
52.衝撃の再会
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夜になり従者が晩餐会の時間だと呼びに来たので、私とルモンドは正装に着替えて会場へ向かった。ついさっきまでソファで眠りこけていたので頭が少しボーっとするが意識はしっかりしているので薬を盛られたわけではなさそうだ。
「姫様、寝癖がついております。
その辺りに世話係がいるといいのですが……」
「困ったわね、誰かいないかしら。
あ、あそこにいる女性も正装しているから参加者じゃないかしら。
あの方なら化粧部屋を知ってるかもしれないわ」
先の通路から現れたドレスを着た女性へ小走りで駆け寄って声をかけると彼女が振り向いた。いやその人は……
「ちょっとあなた! こんなところで何しているの!?
まさかグランの――」
「声が大きいわよ、誰かに聞かれたらまずいわ。
これお渡ししておくわね」
グッと手を握られ手渡されたものをチラリと確認するとそれは見取り図と鍵だった。王宮内の見取り図はわかるが鍵は何に使うのだろう。とりあえずその二つをルモンドへ渡してしまってもらう。
「第六皇子のゴーメイト皇子は今回呼ばれていないわ。
国境防衛から外せないのかのけ者にされたのかまではわからない。
それより気を付けて、トーラス卿が何か企んでるわよ」
「わかったわ、ありがとう。
でもまさかあなたがここにいるなんて驚いたわ。
ついでにお願いがあるのだけど、寝癖直してくれないかしら」
「ぷっ、昼寝でもしてたわけ?
まったくお子ちゃまなのね、かわいいわよ」
私はほっぺたを膨らませながらその『女性』の後について化粧部屋へ向かった。それにしてもまさかグランが送り込んでいた密偵がキャラバンのリーダーだったとは。ドレスで着飾った姿は完全に大人の女性で誰でもうらやむほどのプロポーションだ。しかしあの豊満なバストには何が詰まっているのかが気になるし、本当に男性なのかどうかわからなくなる。
驚いているうちに寝癖はすっかりなおされ化粧部屋を出ると、入り口で小柄な女性とすれ違った。私はその顔に見覚えが有り思わず振り返ると、相手もこちらへ向かって振り返っていた。
「ちょっと! あなたイリアじゃないの!
一体こんなところで何しているの!?
しかも正装しているけどまさか晩餐会へ出るつもりなの?」
しかしイリアは黙って首を振る。私も会いたくなかったがイリアも私に会いたくなかったと言うことで当然の反応とも言えた。しかしハマルカイトとの婚姻のことも気になるしなんとしても話を聞きだしたい。
「なにしらばっくれてるのよ!
私があなたの顔を忘れるわけないじゃないの!」
私が声を付けたのだから忘れるわけがない、とは言えないが、向こうにしてみれば自分が切っ掛けで私が傷害事件を起こしたと思っているだろうから復讐でもされると恐れているのだろう。
肩を掴んでガクガク揺さぶりながらしつこく食い下がるがイリアは顔をそむけて一言たりとも言い返してこない。ここまで無視されると頭の中はヒートアップして余計ムキになって問い詰めてしまう。
するとそこへ城の従者らしき人が駆け寄ってきて私を止めようとし、あっけにとられていたルモンドが我に返り間に入って私をイリアから引き離した。
「申し訳ございません、お嬢様がなにか失礼をしたのでしょうか。
わたくし付き人のボンと申します。
お嬢様は言葉を発することが出来ませんのでなにとぞご勘弁くださいませ」
「ちょっとまって!?
イリアが話せないて本当なの?
学園では普通にしゃべっていたわよ?」
「それでは人違いでございます。
学園へ通っていたイリア様と言うお方がどなたか存じませんが別人でございます。
こちらはトーラス公爵閣下のご息女、モーデル様なのですから」
私は一気に力が抜けてしまった。目の前にいるのは間違いなくあのイリアだ。最初の反応からしても間違いないだろう。声が失われたと言うのはもしかして矢田連の死亡事故と関係があるのだろうか。
だが付き人はこの女の子をモーデルだと言っている。そんなバカなことがあるのか? 念のためもう少し確認してみることにした。
「ボンと言ったかしら、あなた付き人になってから長いの?
声が失われたのはいつ頃か知っているかしら」
「わたくしが付き人になってから一年弱でございます。
いつからお声が出なくなったのかは聞かされておりません」
つまり話すことが出来ていたことのイリアを知らないと言うことになる。そしてトーラス卿がイリアをモーデルとして家へ引き入れていたとしてもこの付き人は何も知らないのだろう。では本物のモーデルはどこへ消えたのか。
そう言えばダグラスが言っていた。トーラス卿が一人娘を妃として嫁に出した後、養子をもらい家督を継がせるのだと。つまり留学先から突然引き上げさせられたモーデルは、その名前と身分をイリアへ明け渡し、その後実の親の養子として家へ戻るのではなかろうか。
まったくこの人たちは人の人生をなんだと思っているのか。あまりにひどい仕打ちに私は顔が紅潮し知らず知らず拳を握りしめていた。
「あーら、トーラス卿のご息女なのですね。
私はカメル卿の親類筋でグレイズと申します。
こんなかわいらしく美しいお嬢様とお近づきになれて光栄ですわ。
さ、早くいかないと遅れてしまいます、会場まで一緒に参りましょう」
急に割って入ったキャラバンのリーダーの言葉でハッと我に返る。危なかった、また興奮して手を出してしまうところだったが、それを察知して横やりを入れてくれたのだ。その証拠に立ち去りながらお尻のあたりでこちらへ手を振っている。
「姫様、自重くださいませ。
こんなところで暴れてしまったら連行されてしまいますぞ」
「わかってるわよ…… 本当よ?
でもあの子、絶対にイリアだわ、見間違えるわけがない。
あー、本物のモーデルを見たことないのが悔やまれるわ」
晩餐会が始まる前から色々あり過ぎて疲れてきた。しかし戦いはまだ始まってもいないのだしへこたれている暇はない。まずは会場に来ている貴族の動向を探ることに専念しよう。
会場へ入ると、それはもう豪華で煌びやかな衣装に身を包んだ貴族たちが大勢いて、目ではなく頭がくらみそうだ。私はと言えばシンプルなAラインのドレスだしルモンドもごく普通の礼服である。かろうじて、指につけた紋章付きの指輪で身分は照明できよう。
「これはこれは、少女伯爵のアローフィールズ殿でお間違いないか?
お目にかかるのはお初、でしたな?
わたくしホウライ家当主、ダイメイ・ナナ・ホウライと申します」
「ホウライ伯爵、お目に掛かれて光栄です。
レン・ポポ・アローフィールズでございます。
ホウライ家は当主交代なされたのですね」
「ええ、父が高齢で歩くことが不自由になりましてね。
こういった場へ出席するのが難しくなってしまったのです。
しかしトーラス卿が伏せがちだった父の治療に異国の珍重な薬を手配下さったのです。
おかげで大分元気を取り戻しております」
「それは何よりですね。
きっとダイメイ様の想いが通じたからでしょう。
とてもお優しい方に見えますもの」
やられた、先を越されている。これではホウライ家の票はトーラス卿へ入るだろう。やはり辺境では中央の情報が入ってこないので出遅れるばかりだ。悔しさのあまりよくわからないお世辞を言ってしまって少し後悔していた。
「わたくしもレン様とお呼びしてもよろしいですかな?
それにしても、噂のお方がこんな小さな少女だなんて驚きました」
「噂…… とは?
私のなにが噂されているのでしょうか」
「いえいえ、くだらない戯言ですよ。
辺境の小さな魔女だなんて話がございましたが、王国への貢献を妬むもののやっかみでしょう」
「魔女ですか…… それはなんでしょう。
人の噂と言うのはどこでどう立てられるかわかりませんね」
きっとトーラス卿が言いふらしているに違いない。人知を超えた存在と言うのは崇められることもあるが、時には恐れの対象にも成りうる。これが会議にどう影響するかはわからないが、他にも何か企んでいるかもしれないし注意しておいた方が良さそうだ。
他の貴族たちとも挨拶を交わしながら見た目だけは豪華な食事を取り、味もよくわからないうちにお腹いっぱいになった私は、不安と不満を抱えながら部屋へ戻ることとなった。
「姫様、寝癖がついております。
その辺りに世話係がいるといいのですが……」
「困ったわね、誰かいないかしら。
あ、あそこにいる女性も正装しているから参加者じゃないかしら。
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「第六皇子のゴーメイト皇子は今回呼ばれていないわ。
国境防衛から外せないのかのけ者にされたのかまではわからない。
それより気を付けて、トーラス卿が何か企んでるわよ」
「わかったわ、ありがとう。
でもまさかあなたがここにいるなんて驚いたわ。
ついでにお願いがあるのだけど、寝癖直してくれないかしら」
「ぷっ、昼寝でもしてたわけ?
まったくお子ちゃまなのね、かわいいわよ」
私はほっぺたを膨らませながらその『女性』の後について化粧部屋へ向かった。それにしてもまさかグランが送り込んでいた密偵がキャラバンのリーダーだったとは。ドレスで着飾った姿は完全に大人の女性で誰でもうらやむほどのプロポーションだ。しかしあの豊満なバストには何が詰まっているのかが気になるし、本当に男性なのかどうかわからなくなる。
驚いているうちに寝癖はすっかりなおされ化粧部屋を出ると、入り口で小柄な女性とすれ違った。私はその顔に見覚えが有り思わず振り返ると、相手もこちらへ向かって振り返っていた。
「ちょっと! あなたイリアじゃないの!
一体こんなところで何しているの!?
しかも正装しているけどまさか晩餐会へ出るつもりなの?」
しかしイリアは黙って首を振る。私も会いたくなかったがイリアも私に会いたくなかったと言うことで当然の反応とも言えた。しかしハマルカイトとの婚姻のことも気になるしなんとしても話を聞きだしたい。
「なにしらばっくれてるのよ!
私があなたの顔を忘れるわけないじゃないの!」
私が声を付けたのだから忘れるわけがない、とは言えないが、向こうにしてみれば自分が切っ掛けで私が傷害事件を起こしたと思っているだろうから復讐でもされると恐れているのだろう。
肩を掴んでガクガク揺さぶりながらしつこく食い下がるがイリアは顔をそむけて一言たりとも言い返してこない。ここまで無視されると頭の中はヒートアップして余計ムキになって問い詰めてしまう。
するとそこへ城の従者らしき人が駆け寄ってきて私を止めようとし、あっけにとられていたルモンドが我に返り間に入って私をイリアから引き離した。
「申し訳ございません、お嬢様がなにか失礼をしたのでしょうか。
わたくし付き人のボンと申します。
お嬢様は言葉を発することが出来ませんのでなにとぞご勘弁くださいませ」
「ちょっとまって!?
イリアが話せないて本当なの?
学園では普通にしゃべっていたわよ?」
「それでは人違いでございます。
学園へ通っていたイリア様と言うお方がどなたか存じませんが別人でございます。
こちらはトーラス公爵閣下のご息女、モーデル様なのですから」
私は一気に力が抜けてしまった。目の前にいるのは間違いなくあのイリアだ。最初の反応からしても間違いないだろう。声が失われたと言うのはもしかして矢田連の死亡事故と関係があるのだろうか。
だが付き人はこの女の子をモーデルだと言っている。そんなバカなことがあるのか? 念のためもう少し確認してみることにした。
「ボンと言ったかしら、あなた付き人になってから長いの?
声が失われたのはいつ頃か知っているかしら」
「わたくしが付き人になってから一年弱でございます。
いつからお声が出なくなったのかは聞かされておりません」
つまり話すことが出来ていたことのイリアを知らないと言うことになる。そしてトーラス卿がイリアをモーデルとして家へ引き入れていたとしてもこの付き人は何も知らないのだろう。では本物のモーデルはどこへ消えたのか。
そう言えばダグラスが言っていた。トーラス卿が一人娘を妃として嫁に出した後、養子をもらい家督を継がせるのだと。つまり留学先から突然引き上げさせられたモーデルは、その名前と身分をイリアへ明け渡し、その後実の親の養子として家へ戻るのではなかろうか。
まったくこの人たちは人の人生をなんだと思っているのか。あまりにひどい仕打ちに私は顔が紅潮し知らず知らず拳を握りしめていた。
「あーら、トーラス卿のご息女なのですね。
私はカメル卿の親類筋でグレイズと申します。
こんなかわいらしく美しいお嬢様とお近づきになれて光栄ですわ。
さ、早くいかないと遅れてしまいます、会場まで一緒に参りましょう」
急に割って入ったキャラバンのリーダーの言葉でハッと我に返る。危なかった、また興奮して手を出してしまうところだったが、それを察知して横やりを入れてくれたのだ。その証拠に立ち去りながらお尻のあたりでこちらへ手を振っている。
「姫様、自重くださいませ。
こんなところで暴れてしまったら連行されてしまいますぞ」
「わかってるわよ…… 本当よ?
でもあの子、絶対にイリアだわ、見間違えるわけがない。
あー、本物のモーデルを見たことないのが悔やまれるわ」
晩餐会が始まる前から色々あり過ぎて疲れてきた。しかし戦いはまだ始まってもいないのだしへこたれている暇はない。まずは会場に来ている貴族の動向を探ることに専念しよう。
会場へ入ると、それはもう豪華で煌びやかな衣装に身を包んだ貴族たちが大勢いて、目ではなく頭がくらみそうだ。私はと言えばシンプルなAラインのドレスだしルモンドもごく普通の礼服である。かろうじて、指につけた紋章付きの指輪で身分は照明できよう。
「これはこれは、少女伯爵のアローフィールズ殿でお間違いないか?
お目にかかるのはお初、でしたな?
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「ホウライ伯爵、お目に掛かれて光栄です。
レン・ポポ・アローフィールズでございます。
ホウライ家は当主交代なされたのですね」
「ええ、父が高齢で歩くことが不自由になりましてね。
こういった場へ出席するのが難しくなってしまったのです。
しかしトーラス卿が伏せがちだった父の治療に異国の珍重な薬を手配下さったのです。
おかげで大分元気を取り戻しております」
「それは何よりですね。
きっとダイメイ様の想いが通じたからでしょう。
とてもお優しい方に見えますもの」
やられた、先を越されている。これではホウライ家の票はトーラス卿へ入るだろう。やはり辺境では中央の情報が入ってこないので出遅れるばかりだ。悔しさのあまりよくわからないお世辞を言ってしまって少し後悔していた。
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「いえいえ、くだらない戯言ですよ。
辺境の小さな魔女だなんて話がございましたが、王国への貢献を妬むもののやっかみでしょう」
「魔女ですか…… それはなんでしょう。
人の噂と言うのはどこでどう立てられるかわかりませんね」
きっとトーラス卿が言いふらしているに違いない。人知を超えた存在と言うのは崇められることもあるが、時には恐れの対象にも成りうる。これが会議にどう影響するかはわからないが、他にも何か企んでいるかもしれないし注意しておいた方が良さそうだ。
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