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第四章 目指せ!フランチャイズで左団扇編
72.不思議な二人
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翌日になっても、数日たってもフルルは何も教えてくれなかった。決まったら教えるからと笑っているので、何かを企んでいることは間違いない。その間、新メニューを追加することもなく平和な? 慌ただしい日々がすぎていく。
店のほうはと言うと、レシピを習得したフルルは卵を焼きながらクレープに包んでお客さんへ渡し、そのまま代金を受け取るという手際よさを身に着けていた。これはスキルに頼らない経験のなせる業である。
「もう完全に慣れたわね。
一日二百個の卵なんて余裕だわ。
やっぱり一日の限定数を看板へ書くようにしたのが良かったのかしら」
フルルの言う通り、ゆで卵が五十、目玉焼きが百、オムレツが二百、ムラングが五十とあらかじめ書いておき、おひとり様二つまでの限定販売とすることにしたのだ。そのためほぼ全員が二つ買っていくし、もう買えないと思った人は並ばずに帰ってくれる。
「うんうん、上手くいってるわね。
フルルも手際が良過ぎて見惚れてしまうくらいになったしさ。
これならもう一人でも平気なんじゃない?」
「ミーヤ? あなたったら逃げようとしてるでしょ。
ダメよ! まだまだ放さないんだからね」
「でも私無給で働いてるのよ?
ちょっとひどくないかしら……」
「何言ってるのよ、店の売り上げがあなたの取り分に影響するんだからね?
ちゃんと賃金出ているのと一緒よ」
本当はおかしな話なんだけど、フルルにそう言われてしまうと返す言葉もない。彼女はどんな理不尽でも自信満々で言ってくるので言い返すだけ無駄なのだ。
「今日は今までで一番早く終わったし、少し出てくるわね。
せっかく自腹でお店の商品買ったんだし。
チカマも行きましょ、イライザとマルバスへお土産持って行くわよ」
「はーい、まずいお茶のところー」
チカマもあの薬草茶をまずいと思っていたことに少しほっとしながら店を出た。
事前にメッセージを送ると、どうやら二人とも在宅しているようである。レナージュは店にも来なかったし、イライザと一緒でもないのでおそらくまだ寝ているのだろう。客足を取り戻した酒場で連日おばちゃんにこき使われて疲れているようだったし、無理に起こす必要もない。
「やあ神人様、いらっしゃい。
イライザも待っていましたよ」
「マルバス、こんにちは。
今日は差し入れを持って来たわ」
「ほう、噂の神人様レシピの?
これは楽しみですね、さ、チカマさんも入ってください」
治療院の奥へ案内されテーブルへ着くと、イライザがお茶を持ってきてくれた。でも例の薬草茶なので丁重にお断りする。
「これどうぞ、オムレツ入りのクレープとムラングよ。
フルルったら絶対にくれないから自分で買ってきたのよ? ひどい話じゃない?」
「うはは、フルルはしっかりしてるなあ。
がめつい商人のとこで長く働いてるだけのことはある」
イライザはそう言うが、ハッキリ言って笑い事ではない。毎日軟禁されこき使われている身にもなってほしいものだ。その成果を二人が味わってどう判断してくれるのか、少しだけ緊張する。
「ほう、これはウマイな!
周りのはパンよりもかなり薄いのに香ばしさがあって、中はふわふわして野菜のうまみもある」
「確かにこれはおいしいですね。
あまり食には興味ない私でも評判になるのは理解できますよ」
「ボクも毎日食べてる、おいしいよね」
どうやら好評で良かった。でもチカマはいつ食べているのだろう。知らない間にまた並んでいる? 今は待たせることが少ないので、お客さんへ持って行く分を食べてしまっていることもなさそうだけど……
「チカマはいつ食べてるの?
まさかまた並んで買ってないよね?」
「最近はやることないから中でひとりぼっち。
そしたらフルルが食べさせてくれるの」
なるほど、ミーヤを拘束していることを何とも思っていないわけではないと言うことか。それでつまらなそうにしているチカマを気遣ってくれているとはなかなか優しいところもある、が、それを僅かでいいからミーヤへも向けてほしいものだ。
それにしてもいつ来ても患者がいないが生活は大丈夫なのだろうか。イライザが冒険で稼いでいるから問題ないのだろうか。
「二人とも気に入ってくれて嬉しいわ。
それよりも、二人は昼間何をして過ごしているの?」
「ごふっ、おほおっ、んぐぐ」
「マ、マルバス! 大丈夫か!?
ほらっお茶飲め、落ち着けって」
えっ? なんで二人ともそんなにうろたえているの? ちょっと聞き方が失礼だったのだろうか。
「ごめんなさい、変なこと聞いてしまったみたいね。
別に悪気があったわけじゃないんだけど……
レナージュが、イライザは朝には帰ってるって言ってたから気になってしまったの」
「い、いや、別にレナージュが朝には酔いつぶれてるから帰ってるだけさ。
それに、あれだよ、もともとあの宿はアタシが借りてるわけじゃないからな」
「それはそうよね、酒場で飲んだ後に帰るのは全然おかしいことじゃないわ。
マルバスだって毎晩一人でいたら寂しいものね。
レナージュに付き合ってるせいで仕事に差し支えていたら悪いと思っただけ」
「仕事はまあ平気さ、でもこいつが寂しがるからな。
あんまり一人にさせてるのも悪いだろ?
ただそれだけなんだって」
「ちょっと、マルバス顔真っ赤よ?
まだ喉につかえてるんじゃない?
背中叩いてあげた方がいいかしら」
「い、いえ、もう大丈夫です。
すいません、醜態をさらしまして……」
ミーヤが失礼をしたのに謝らせてしまって申し訳ない気分だ。顔を真っ赤にしているマルバスを心配しながらふとイライザを見ると、彼女の顔も赤くなっている。もしかして怒っている?
「もしかしたら怒らせてしまったならごめんなさい。
いつ来ても治療院に患者さんがいないから暇なのかなって
そんな生意気なこと言ってホントごめんなさい!」
「えっ!? そういう?
あ、ああ、そういうことね……」
イライザの顔がまた赤くなる。一体どういうことなのだろう。
「はは、そう言うことでしたか。
私はてっきりfたrk イタッ!」
「いいからマルバスは黙ってて!
確かにこの治療院は暇だからね。
たまに毒で担ぎ込まれたり、大けがの患者は来るけどさ」
「今って私がフルルの手伝いで忙しいから旅へ出られないでしょ?
だからイライザの収入が無かったら生活大変じゃないかなって……」
「そんな心配いらないってば。
蓄えは十分にあるし、ここはマルバスの持ち物だから家賃もかからないのさ。
だからミーヤは、今自分がやりたいことを存分にやっていていいよ」
どうやら心配する必要は無かったみたいで安心した。でも、なんで二人があんなにうろたえていたのかは結局わからずじまいである。まあ人には多少の秘密があってもおかしくないし、なにかその辺りを踏んでしまったのかもしれない。フルルの場合は隠していること自体を楽しんでいるように感じるが……
こうしてミーヤとチカマは、久しぶりにのんびりした時間を過ごすことが出来た。イライザはやりたいことをしていていいと言ってくれたものの、今やっている店の手伝いがミーヤが本当にやりたいことなのか改めて疑問に感じ、このまま流され続けないようしっかりと自分の方向性を決めないといけないと強く思うのであった。
店のほうはと言うと、レシピを習得したフルルは卵を焼きながらクレープに包んでお客さんへ渡し、そのまま代金を受け取るという手際よさを身に着けていた。これはスキルに頼らない経験のなせる業である。
「もう完全に慣れたわね。
一日二百個の卵なんて余裕だわ。
やっぱり一日の限定数を看板へ書くようにしたのが良かったのかしら」
フルルの言う通り、ゆで卵が五十、目玉焼きが百、オムレツが二百、ムラングが五十とあらかじめ書いておき、おひとり様二つまでの限定販売とすることにしたのだ。そのためほぼ全員が二つ買っていくし、もう買えないと思った人は並ばずに帰ってくれる。
「うんうん、上手くいってるわね。
フルルも手際が良過ぎて見惚れてしまうくらいになったしさ。
これならもう一人でも平気なんじゃない?」
「ミーヤ? あなたったら逃げようとしてるでしょ。
ダメよ! まだまだ放さないんだからね」
「でも私無給で働いてるのよ?
ちょっとひどくないかしら……」
「何言ってるのよ、店の売り上げがあなたの取り分に影響するんだからね?
ちゃんと賃金出ているのと一緒よ」
本当はおかしな話なんだけど、フルルにそう言われてしまうと返す言葉もない。彼女はどんな理不尽でも自信満々で言ってくるので言い返すだけ無駄なのだ。
「今日は今までで一番早く終わったし、少し出てくるわね。
せっかく自腹でお店の商品買ったんだし。
チカマも行きましょ、イライザとマルバスへお土産持って行くわよ」
「はーい、まずいお茶のところー」
チカマもあの薬草茶をまずいと思っていたことに少しほっとしながら店を出た。
事前にメッセージを送ると、どうやら二人とも在宅しているようである。レナージュは店にも来なかったし、イライザと一緒でもないのでおそらくまだ寝ているのだろう。客足を取り戻した酒場で連日おばちゃんにこき使われて疲れているようだったし、無理に起こす必要もない。
「やあ神人様、いらっしゃい。
イライザも待っていましたよ」
「マルバス、こんにちは。
今日は差し入れを持って来たわ」
「ほう、噂の神人様レシピの?
これは楽しみですね、さ、チカマさんも入ってください」
治療院の奥へ案内されテーブルへ着くと、イライザがお茶を持ってきてくれた。でも例の薬草茶なので丁重にお断りする。
「これどうぞ、オムレツ入りのクレープとムラングよ。
フルルったら絶対にくれないから自分で買ってきたのよ? ひどい話じゃない?」
「うはは、フルルはしっかりしてるなあ。
がめつい商人のとこで長く働いてるだけのことはある」
イライザはそう言うが、ハッキリ言って笑い事ではない。毎日軟禁されこき使われている身にもなってほしいものだ。その成果を二人が味わってどう判断してくれるのか、少しだけ緊張する。
「ほう、これはウマイな!
周りのはパンよりもかなり薄いのに香ばしさがあって、中はふわふわして野菜のうまみもある」
「確かにこれはおいしいですね。
あまり食には興味ない私でも評判になるのは理解できますよ」
「ボクも毎日食べてる、おいしいよね」
どうやら好評で良かった。でもチカマはいつ食べているのだろう。知らない間にまた並んでいる? 今は待たせることが少ないので、お客さんへ持って行く分を食べてしまっていることもなさそうだけど……
「チカマはいつ食べてるの?
まさかまた並んで買ってないよね?」
「最近はやることないから中でひとりぼっち。
そしたらフルルが食べさせてくれるの」
なるほど、ミーヤを拘束していることを何とも思っていないわけではないと言うことか。それでつまらなそうにしているチカマを気遣ってくれているとはなかなか優しいところもある、が、それを僅かでいいからミーヤへも向けてほしいものだ。
それにしてもいつ来ても患者がいないが生活は大丈夫なのだろうか。イライザが冒険で稼いでいるから問題ないのだろうか。
「二人とも気に入ってくれて嬉しいわ。
それよりも、二人は昼間何をして過ごしているの?」
「ごふっ、おほおっ、んぐぐ」
「マ、マルバス! 大丈夫か!?
ほらっお茶飲め、落ち着けって」
えっ? なんで二人ともそんなにうろたえているの? ちょっと聞き方が失礼だったのだろうか。
「ごめんなさい、変なこと聞いてしまったみたいね。
別に悪気があったわけじゃないんだけど……
レナージュが、イライザは朝には帰ってるって言ってたから気になってしまったの」
「い、いや、別にレナージュが朝には酔いつぶれてるから帰ってるだけさ。
それに、あれだよ、もともとあの宿はアタシが借りてるわけじゃないからな」
「それはそうよね、酒場で飲んだ後に帰るのは全然おかしいことじゃないわ。
マルバスだって毎晩一人でいたら寂しいものね。
レナージュに付き合ってるせいで仕事に差し支えていたら悪いと思っただけ」
「仕事はまあ平気さ、でもこいつが寂しがるからな。
あんまり一人にさせてるのも悪いだろ?
ただそれだけなんだって」
「ちょっと、マルバス顔真っ赤よ?
まだ喉につかえてるんじゃない?
背中叩いてあげた方がいいかしら」
「い、いえ、もう大丈夫です。
すいません、醜態をさらしまして……」
ミーヤが失礼をしたのに謝らせてしまって申し訳ない気分だ。顔を真っ赤にしているマルバスを心配しながらふとイライザを見ると、彼女の顔も赤くなっている。もしかして怒っている?
「もしかしたら怒らせてしまったならごめんなさい。
いつ来ても治療院に患者さんがいないから暇なのかなって
そんな生意気なこと言ってホントごめんなさい!」
「えっ!? そういう?
あ、ああ、そういうことね……」
イライザの顔がまた赤くなる。一体どういうことなのだろう。
「はは、そう言うことでしたか。
私はてっきりfたrk イタッ!」
「いいからマルバスは黙ってて!
確かにこの治療院は暇だからね。
たまに毒で担ぎ込まれたり、大けがの患者は来るけどさ」
「今って私がフルルの手伝いで忙しいから旅へ出られないでしょ?
だからイライザの収入が無かったら生活大変じゃないかなって……」
「そんな心配いらないってば。
蓄えは十分にあるし、ここはマルバスの持ち物だから家賃もかからないのさ。
だからミーヤは、今自分がやりたいことを存分にやっていていいよ」
どうやら心配する必要は無かったみたいで安心した。でも、なんで二人があんなにうろたえていたのかは結局わからずじまいである。まあ人には多少の秘密があってもおかしくないし、なにかその辺りを踏んでしまったのかもしれない。フルルの場合は隠していること自体を楽しんでいるように感じるが……
こうしてミーヤとチカマは、久しぶりにのんびりした時間を過ごすことが出来た。イライザはやりたいことをしていていいと言ってくれたものの、今やっている店の手伝いがミーヤが本当にやりたいことなのか改めて疑問に感じ、このまま流され続けないようしっかりと自分の方向性を決めないといけないと強く思うのであった。
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