85 / 162
第四章 目指せ!フランチャイズで左団扇編
76.身近な事実
しおりを挟む
「おばちゃん! 麦芽と水飴作れる!?
発酵器ってここにある!?」
ミーヤは酒場へ飛び込むなり開口一番大声で叫んだ。
「おや神人様、随分ご無沙汰じゃないか。
店は盛り返したけど、あれっきり来てくれないからどうしてるのかと思ってたんだよ。
相棒は毎日飲んだくれてるけど、詳しいことあまり話してくれないからねえ」
「ああ、ごめんなさい、心配かけちゃったわね。
お店がうまくいってるなら良かったわ。
今は別のところを手伝ってるんだけど、水飴が使いたいのよね」
「水飴なんてマーケットで売ってるお菓子じゃないか。
それをどうするんだい?
発酵器はうちにもあるから水飴は作れるさ。
アンタが必要ならいくらでも作ってやるよ?」
やはりここに発酵器はあるんだ! エールを出しているからもしかしてと思ったのだが正解だった。
「それとね、発酵器と水飴の関係がわからないんだけど、おばちゃん何か知ってる?」
「神人様でも知らないことがあるのかい?
発酵器はエールを作るために置いてあるんだよ。
エールも水飴も材料は麦だろ?」
「だからって水飴を発酵器で作るのは不思議じゃない?
まあでも作れるならいいわ、発酵器は細工屋さんで売ってるかしら」
「作りたいものが作れるなら、原理や道具なんてどうでもいいさね。
まあでも発酵器は王都から取り寄せだろうねえ。
ジスコの細工屋は小さいものしか作れないだろ」
ジスコ一番の細工屋だけど一軒しかないし、それも仕方のないことだろう。やはりここでも王都の名が出てきてしまったのは、予想していたにせよガッカリだ。早くフルルとハルを独り立ちさせて時間を作り、その間にスキルも頑張ってあげることにしよう。
その前にまずは水飴だ。おばちゃんに頼んで作ってもらわなければ。あと出来れば醤油も欲しいけど、あるならどこかで使っているだろうし、おそらくジスコにはないのだろう。
「とりあえず水飴を小さい樽ひとつ分作ってもらおうかしら。
麦を買ってきた方がいい?」
「麦はいっぱいあるから平気さ。
世話になってるからこれくらいはくれてやるよ。
あとうちの従業員へ、夜には帰ってくるように伝えておくれ」
「従業員ってまさか…… レナージュのこと!?」
「アンタが来ないから代わりに働いてもらってんのさ。
まあまあ役に立ってるよ」
この世界の人たちは気の優しい善人ばかりなのだが、人使いは非常に荒い…… 体を壊さないようにね、レナージュ、と祈るくらいしかできないけど、これも将来のためだから我慢してね、と心の中で謝っておいた。
しばらく待っていると樽一杯の水飴が出来てきた。作ってくれたことに感謝とお礼を述べたが、それよりも忘れないうちにおばちゃんへも教えておかないと!
「照り焼きにはね、砂糖よりも水飴がいいのよ。
そのほうが照りがよく出るし、パリッとした仕上がりになるから試してみて!」
「アンタ! どこかでうちの照り焼きを出す気なのかい!?
商売あがったりになっちまうからやめておくれー」
「昼間だけだから大丈夫よ。
それにシチューって言うこの酒場だけのメニューがあるじゃない。
水飴ありがとうねー」
振り返って酒場を出て聞こうとしたところでチカマにぶつかった。チカマはその勢いで転がってしまい、ミーヤは慌てて駆け寄って抱き起した。
「ちょっとチカマ大丈夫!?
いつからそこにいたの?」
「ミーヤさま、いたい。
急にでてったからボク追いかけてきた」
「あらあら、あまえんぼうさんね。
戻ったらおやつあげるわね」
いつも通りのかわいらしい笑顔で返事をするチカマは、ミーヤの実年齢を抜きにしてもとうてい年上には見えない。それくらい小さくて愛らしい姿をしているのだ。チカマと手を繋ぎながら念のため細工屋へ寄ってみたが、おばちゃんの言う通り発酵器は置いてなかったし作ることもできないと言われてしまった。
しかし収穫もあった。なんと砥石が売ってたのだ! そして刃物を研ぐのは鍛冶採掘スキルだけではなく、料理酒造スキルでも出来るとのことだった。よく考えてみれば包丁は普通に売ってるし、ミーヤにも使えるのだから研ぐこともできておかしくはない。
これで手に入れたい器具は分離器と発酵器の二つに増えてしまった。ジスコにいる間はおばちゃんへ頼めばいいが、カナイ村へ持って帰って村の産業として成り立たせるには絶対に必要だ。そのためにも今は着実に知識を増やし、腕を磨いて行くしかない。頑張ろうね、チカマ! と言うと、隣で不思議そうな顔をしていた。
フルルの店へ戻ると、酸っぱい果実で作った大樽一杯のフレッシュジュースが出来上がっていた。フルルが作ったのかと思ったが、これは固定レシピなのでハルでも作れたらしい。あとは甘さを加えるだけなので簡単だろう。
従来のフレッシュジュースは甘い果物を材料にする物ばかりだった。それは砂糖が高いこの世界ではごく自然なことで、甘みが欲しいから果物を食べたり絞ってジュースにしているのだ。それなのに酸っぱい果実をわざわざ使うなんて信じられないことと言うわけである。
そこをあえてやるからこそ商機があると言うものだ。いわゆるスキマ産業と言うやつだろう。みんなで味見をしながら砂糖の量を調整していくと、意外にも好みは個人差があった。
イライザは甘すぎない方がいいと言うし、レナージュとチカマは甘い方が好みらしい。フルルやミーヤは酸っぱさが残る程度がいいのだが、ハルはほぼそのままで酸味が少しだけ抑えられたくらいが好みのようだ。
結局、普通、甘目、酸っぱめの三通りと言うことにして、お客さんの目の前でコップに砂糖を入れ、ジュースを注ぐ方式にすることで決着がついた。
問題は串焼きだ。水飴は手に入ったが醤油がないので、必然的に塩で味付けをすることになる。肉は羊を使うことが初めから決まっていたので後は味付けだけだ。湯を沸かし塩と水飴を加えて溶かして作ったたれはやはり物足りない。
しかしみんなにはウケがよく、これでも問題ないようだ。さっそく肉を浸してから焼いてみることにする。串を通した肉を調味だれにつけて遠火弱火でじっくりと焼く。表面が乾いてきたらまたたれにつけてまた焼く。これを四回繰り返したころに串をひねってみると、ぐるっと回る手ごたえがあった。
「これで中まで火が通ったわね。
最後にもう一度たれにくぐらせてから、中火でしっかりと表面を焼けば完成よ。
お店を開ける前になるべく沢山下焼きをしておいて、開店直前に一度焼きあげればいいわね」
「むむ、む、難しそうです……」
「普通の串焼きにたれをつけただけだから平気よ。
難しいのはたれを作るところだと思うわ。
そこを乗り切れば出来たも同然よ!」
「はい…… 頑張ります……」
こうして見本の羊肉の照り焼き串が出来上がった。もちろんイライザとレナージュは酒を出せと騒いだが、フルルはまたもや耳を貸さず、みんなで健全に味を楽しんだのだった。
発酵器ってここにある!?」
ミーヤは酒場へ飛び込むなり開口一番大声で叫んだ。
「おや神人様、随分ご無沙汰じゃないか。
店は盛り返したけど、あれっきり来てくれないからどうしてるのかと思ってたんだよ。
相棒は毎日飲んだくれてるけど、詳しいことあまり話してくれないからねえ」
「ああ、ごめんなさい、心配かけちゃったわね。
お店がうまくいってるなら良かったわ。
今は別のところを手伝ってるんだけど、水飴が使いたいのよね」
「水飴なんてマーケットで売ってるお菓子じゃないか。
それをどうするんだい?
発酵器はうちにもあるから水飴は作れるさ。
アンタが必要ならいくらでも作ってやるよ?」
やはりここに発酵器はあるんだ! エールを出しているからもしかしてと思ったのだが正解だった。
「それとね、発酵器と水飴の関係がわからないんだけど、おばちゃん何か知ってる?」
「神人様でも知らないことがあるのかい?
発酵器はエールを作るために置いてあるんだよ。
エールも水飴も材料は麦だろ?」
「だからって水飴を発酵器で作るのは不思議じゃない?
まあでも作れるならいいわ、発酵器は細工屋さんで売ってるかしら」
「作りたいものが作れるなら、原理や道具なんてどうでもいいさね。
まあでも発酵器は王都から取り寄せだろうねえ。
ジスコの細工屋は小さいものしか作れないだろ」
ジスコ一番の細工屋だけど一軒しかないし、それも仕方のないことだろう。やはりここでも王都の名が出てきてしまったのは、予想していたにせよガッカリだ。早くフルルとハルを独り立ちさせて時間を作り、その間にスキルも頑張ってあげることにしよう。
その前にまずは水飴だ。おばちゃんに頼んで作ってもらわなければ。あと出来れば醤油も欲しいけど、あるならどこかで使っているだろうし、おそらくジスコにはないのだろう。
「とりあえず水飴を小さい樽ひとつ分作ってもらおうかしら。
麦を買ってきた方がいい?」
「麦はいっぱいあるから平気さ。
世話になってるからこれくらいはくれてやるよ。
あとうちの従業員へ、夜には帰ってくるように伝えておくれ」
「従業員ってまさか…… レナージュのこと!?」
「アンタが来ないから代わりに働いてもらってんのさ。
まあまあ役に立ってるよ」
この世界の人たちは気の優しい善人ばかりなのだが、人使いは非常に荒い…… 体を壊さないようにね、レナージュ、と祈るくらいしかできないけど、これも将来のためだから我慢してね、と心の中で謝っておいた。
しばらく待っていると樽一杯の水飴が出来てきた。作ってくれたことに感謝とお礼を述べたが、それよりも忘れないうちにおばちゃんへも教えておかないと!
「照り焼きにはね、砂糖よりも水飴がいいのよ。
そのほうが照りがよく出るし、パリッとした仕上がりになるから試してみて!」
「アンタ! どこかでうちの照り焼きを出す気なのかい!?
商売あがったりになっちまうからやめておくれー」
「昼間だけだから大丈夫よ。
それにシチューって言うこの酒場だけのメニューがあるじゃない。
水飴ありがとうねー」
振り返って酒場を出て聞こうとしたところでチカマにぶつかった。チカマはその勢いで転がってしまい、ミーヤは慌てて駆け寄って抱き起した。
「ちょっとチカマ大丈夫!?
いつからそこにいたの?」
「ミーヤさま、いたい。
急にでてったからボク追いかけてきた」
「あらあら、あまえんぼうさんね。
戻ったらおやつあげるわね」
いつも通りのかわいらしい笑顔で返事をするチカマは、ミーヤの実年齢を抜きにしてもとうてい年上には見えない。それくらい小さくて愛らしい姿をしているのだ。チカマと手を繋ぎながら念のため細工屋へ寄ってみたが、おばちゃんの言う通り発酵器は置いてなかったし作ることもできないと言われてしまった。
しかし収穫もあった。なんと砥石が売ってたのだ! そして刃物を研ぐのは鍛冶採掘スキルだけではなく、料理酒造スキルでも出来るとのことだった。よく考えてみれば包丁は普通に売ってるし、ミーヤにも使えるのだから研ぐこともできておかしくはない。
これで手に入れたい器具は分離器と発酵器の二つに増えてしまった。ジスコにいる間はおばちゃんへ頼めばいいが、カナイ村へ持って帰って村の産業として成り立たせるには絶対に必要だ。そのためにも今は着実に知識を増やし、腕を磨いて行くしかない。頑張ろうね、チカマ! と言うと、隣で不思議そうな顔をしていた。
フルルの店へ戻ると、酸っぱい果実で作った大樽一杯のフレッシュジュースが出来上がっていた。フルルが作ったのかと思ったが、これは固定レシピなのでハルでも作れたらしい。あとは甘さを加えるだけなので簡単だろう。
従来のフレッシュジュースは甘い果物を材料にする物ばかりだった。それは砂糖が高いこの世界ではごく自然なことで、甘みが欲しいから果物を食べたり絞ってジュースにしているのだ。それなのに酸っぱい果実をわざわざ使うなんて信じられないことと言うわけである。
そこをあえてやるからこそ商機があると言うものだ。いわゆるスキマ産業と言うやつだろう。みんなで味見をしながら砂糖の量を調整していくと、意外にも好みは個人差があった。
イライザは甘すぎない方がいいと言うし、レナージュとチカマは甘い方が好みらしい。フルルやミーヤは酸っぱさが残る程度がいいのだが、ハルはほぼそのままで酸味が少しだけ抑えられたくらいが好みのようだ。
結局、普通、甘目、酸っぱめの三通りと言うことにして、お客さんの目の前でコップに砂糖を入れ、ジュースを注ぐ方式にすることで決着がついた。
問題は串焼きだ。水飴は手に入ったが醤油がないので、必然的に塩で味付けをすることになる。肉は羊を使うことが初めから決まっていたので後は味付けだけだ。湯を沸かし塩と水飴を加えて溶かして作ったたれはやはり物足りない。
しかしみんなにはウケがよく、これでも問題ないようだ。さっそく肉を浸してから焼いてみることにする。串を通した肉を調味だれにつけて遠火弱火でじっくりと焼く。表面が乾いてきたらまたたれにつけてまた焼く。これを四回繰り返したころに串をひねってみると、ぐるっと回る手ごたえがあった。
「これで中まで火が通ったわね。
最後にもう一度たれにくぐらせてから、中火でしっかりと表面を焼けば完成よ。
お店を開ける前になるべく沢山下焼きをしておいて、開店直前に一度焼きあげればいいわね」
「むむ、む、難しそうです……」
「普通の串焼きにたれをつけただけだから平気よ。
難しいのはたれを作るところだと思うわ。
そこを乗り切れば出来たも同然よ!」
「はい…… 頑張ります……」
こうして見本の羊肉の照り焼き串が出来上がった。もちろんイライザとレナージュは酒を出せと騒いだが、フルルはまたもや耳を貸さず、みんなで健全に味を楽しんだのだった。
0
あなたにおすすめの小説
一緒に異世界転生した飼い猫のもらったチートがやばすぎた。もしかして、メインは猫の方ですか、女神様!?
たまご
ファンタジー
アラサーの相田つかさは事故により命を落とす。
最期の瞬間に頭に浮かんだのが「猫達のごはん、これからどうしよう……」だったせいか、飼っていた8匹の猫と共に異世界転生をしてしまう。
だが、つかさが目を覚ます前に女神様からとんでもチートを授かった猫達は新しい世界へと自由に飛び出して行ってしまう。
女神様に泣きつかれ、つかさは猫達を回収するために旅に出た。
猫達が、世界を滅ぼしてしまう前に!!
「私はスローライフ希望なんですけど……」
この作品は「小説家になろう」さん、「エブリスタ」さんで完結済みです。
表紙の写真は、モデルになったうちの猫様です。
【完結】番としか子供が産まれない世界で
さくらもち
恋愛
番との間にしか子供が産まれない世界に産まれたニーナ。
何故か親から要らない子扱いされる不遇な子供時代に番と言う概念すら知らないまま育った。
そんなニーナが番に出会うまで
4話完結
出会えたところで話は終わってます。
若返った老騎士の食道楽~英雄は銀狼と共に自由気ままな旅をする~
おとら@ 書籍発売中
ファンタジー
あるところに、数百年周期で現れる魔王がいた。
人族から生まれ、闇に魅入られし者、妖魔を統べる魔王と呼ばれる存在。
度々現れては、人々を恐怖のどん底に貶めてきた。
此度、その魔王との戦いに終止符を打った男がいた。
名をシグルド卿といい、六十歳を迎えた老人の男だ。
元平民にも関わらず、爵位を得て史上初の将軍にまで上り詰めた英雄である。
しかし、魔王と一騎討ちの末に相打ちになった……と世間では言われていた。
当の本人は実は生きており、しかも若返っていた。
そして自分が生きていることが知られると、色々と面倒なことになると悟った。
それにどうせなら、自由の身になって世界を旅したいと。
これは役目を終えた英雄が旅をし、様々な人と出会い、美味い物を食べていく物語。
記憶喪失となった転生少女は神から貰った『料理道』で異世界ライフを満喫したい
犬社護
ファンタジー
11歳・小学5年生の唯は交通事故に遭い、気がついたら何処かの部屋にいて、目の前には黒留袖を着た女性-鈴がいた。ここが死後の世界と知りショックを受けるものの、現世に未練があることを訴えると、鈴から異世界へ転生することを薦められる。理由を知った唯は転生を承諾するも、手続き中に『記憶の覚醒が11歳の誕生日、その後すぐにとある事件に巻き込まれ、数日中に死亡する』という事実が発覚する。
異世界の神も気の毒に思い、死なないルートを探すも、事件後の覚醒となってしまい、その影響で記憶喪失、取得スキルと魔法の喪失、ステータス能力値がほぼゼロ、覚醒場所は樹海の中という最底辺からのスタート。これに同情した鈴と神は、唯に統括型スキル【料理道[極み]】と善行ポイントを与え、異世界へと送り出す。
持ち前の明るく前向きな性格の唯は、このスキルでフェンリルを救ったことをキッカケに、様々な人々と出会っていくが、皆は彼女の料理だけでなく、調理時のスキルの使い方に驚くばかり。この料理道で皆を振り回していくものの、次第に愛される存在になっていく。
これは、ちょっぴり恋に鈍感で天然な唯と、もふもふ従魔や仲間たちとの異世界のんびり物語。
異世界転生~チート魔法でスローライフ
玲央
ファンタジー
【あらすじ⠀】都会で産まれ育ち、学生時代を過ごし 社会人になって早20年。
43歳になった主人公。趣味はアニメや漫画、スポーツ等 多岐に渡る。
その中でも最近嵌ってるのは「ソロキャンプ」
大型連休を利用して、
穴場スポットへやってきた!
テントを建て、BBQコンロに
テーブル等用意して……。
近くの川まで散歩しに来たら、
何やら動物か?の気配が……
木の影からこっそり覗くとそこには……
キラキラと光注ぐように発光した
「え!オオカミ!」
3メートルはありそうな巨大なオオカミが!!
急いでテントまで戻ってくると
「え!ここどこだ??」
都会の生活に疲れた主人公が、
異世界へ転生して 冒険者になって
魔物を倒したり、現代知識で商売したり…… 。
恋愛は多分ありません。
基本スローライフを目指してます(笑)
※挿絵有りますが、自作です。
無断転載はしてません。
イラストは、あくまで私のイメージです
※当初恋愛無しで進めようと書いていましたが
少し趣向を変えて、
若干ですが恋愛有りになります。
※カクヨム、なろうでも公開しています
異世界に転移してしまった私、古民家をもらったのでカフェを始めたら大盛況。国王陛下が頻繁に来るのですが、どうしたらいいですか?
来栖とむ
ファンタジー
ブラック企業で疲れ果てた30歳の元OL・美里(みさと)が転移した先は、見渡す限りの深い森。
そこで彼女が授かったのは、魔女の称号……ではなく、一軒の**「日本の古民家」**だった!
亡き祖母が遺したその屋敷には、異世界では失われたはずの「お醤油」「お味噌」「白いお砂糖」という禁断の調味料が眠っていて――。
「えっ、唐揚げにそんなに感動しちゃうの?」
「プリン一口で、国王陛下が泣いちゃった……!?」
おにぎり、オムライス、そして肉汁溢れるハンバーグ。
現代日本の「当たり前」が、この世界では常識を覆す究極の美食に。
お掃除のプロな親子や、お忍びの王様、さらにはツンデレな宮廷料理人まで巻き込んで、
美味しい香りに包まれた、心もお腹も満たされるスローライフが今、始まります!
できない子に転生しましたが、家族と食卓があれば十分です ―人間不信だった私が、ゆっくり育つ異世界生活―
愛朱ひいろ
ファンタジー
人の顔色ばかり伺い、心を壊した26歳の会社員女性。
彼女は死後、異世界で「できない子」として転生する。
魔法は使えない。
体は不器用で、成長も人より遅い。
前世の記憶のせいで、人と関わることが少し怖い。
けれどこの世界には、
見守り支えてくれる両親と、
あたたかい食卓があった。
泣いて、つまずいて、できないことに落ち込みながら、
彼女は少しずつ「できないままでも、生きていていい」と知っていく。
これは、
最強でもチートでもない主人公が、
家族と食事に支えられながら、ゆっくり育ち直す
生活密着型・異世界転生×成長×グルメファンタジー。
……の、予定です。
毎日更新できるように執筆がんばります!
昭和生まれお局様は、異世界転生いたしましたとさ
蒼あかり
ファンタジー
局田舞子(つぼたまいこ)43歳、独身。
とある事故をきっかけに、彼女は異世界へと転生することになった。
どうしてこんなことになったのか、訳もわからぬままに彼女は異世界に一人放り込まれ、辛い日々を過ごしながら苦悩する毎日......。
など送ることもなく、なんとなく順応しながら、それなりの日々を送って行くのでありました。
そんな彼女の異世界生活と、ほんの少しのラブロマンスっぽい何かを織り交ぜながらすすむ、そんな彼女の生活を覗いてみませんか?
毎日投稿はできないと思います。気長に更新をお待ちください。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる