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分家の娘
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「あら? 我が愛する婚約者殿が見当たらないようだけど?」
私はわざとらしく探すしぐさで庭を見渡す。
ミスティは私がバロッキーの屋敷に来ると知っていても、出迎えに出てきたことがないのだが、毎回、当てこすっておくことは忘れない。
「ああ、姫様を愛する婚約者でしたら……ほら、きっとあの辺から愛しの姫を盗み見ていると思いますよ。意地を張らずに迎えに出てくればいいのに」
「……来るわけないじゃない。白々しいわ」
「あなたたち、外ではうまくやっているみたいなのに、不思議ですね」
私が口を尖らしたのを見て、サリが苦笑いをする。
もともと私とミスティの契約結婚を画策したはサリなのだ。
仲が悪いから結婚を解消する時も後腐れが無くていいだろうと、ヒースの代わりにミスティを偽装の夫とすることを提案したのだ。
サリが計画して、サリがシナリオを書き、私とミスティが演じる。今のところ、サリの言うとおりにやってうまくいっているのが腹立たしい。
「ねぇ、サリ? ミスティはあそこで絵を描いているのでしょう?」
「そうだと思いますが、最近は誰も部屋に入れたがらないようですね。遅く来た思春期か反抗期です」
私もミスティもサリと同い年のはずなのに、サリはいったいどの立場から人を反抗期などというのだろう。キツネのように目を細める様など、バロッキーの男たちよりよっぽど魔物か何かのようだ。
「私、常々、サリが同い年だという事に違和感があるのよね。若者の皮をかぶった老婆なんじゃないかと思うの。ほら、黒い服を着た異国の魔女みたいな……」
サリは隣国のシュロからバロッキー家に嫁ぐためにやって来た。
借金返済の為という名目だったけれど、今ではバロッキーを乗っ取りに来たのではないかと疑うくらいバロッキーの人脈を使って手広く商売をしている。
ヒースをサリから取り上げようとした時は、それはもう酷くやり込められて、しばらくはサリとのやり取りが面倒で仕方なかった。
まぁ、あの後、サリだけではなくてバロッキーの女たち皆に叱られるし、散々だった。
私にとって、サリは竜よりも厄介なのだ。
しかし、最近は、小難しいことは言うけれど、割と友好的であることも分かって来た。
私をからかうことに楽しみにしているので性悪だ。
「私を魔女だなんて、言うようになりましたね、クララベル。少しは賢くなったのですか?」
「そうでもないみたい。この間の茶会でミスティと出会った場所の設定をすっかり忘れてしまって、抓られたわ」
「それはそれは、気が抜けていらっしゃるようで」
サリは私の事を時々友人のように呼ぶ。不思議と私はそれがちっとも嫌ではない。
無機質なしゃべり方も、つんと尖ったような見た目に似合っていると思っているし、おとなしそうな振りをして、すぐに怒るし好戦的な所も、慣れてしまってからは好ましく感じなくもない。
まぁ、少しは――本当にほんの少しだけなのだけど!
「まぁ、気が抜けていたのは事実かしらね」
「無理からぬことです。アイリーン王女はサルベリアへの御輿入れが決まったようですね」
「そうなの。やれやれだわ。これで私の方の目的は達成したわね」
妹のアイリーンと私は、半分だけ血がつながっている。アイリーンは、昔からサルベリア国の第二王子、ハッサン・サルべリアに恋をしていた。
いつか王子様と結ばれたら――なんて口数の少ない妹が夢見がちに口にするのが可愛くて仕方がなかった。
サルベリア国は、カヤロナより北にあるがなだらかな盆地に栄える国だ。農作物が豊かに実り商業も盛んだ。サルべリアと繋がりを強固にする国策は万民に支持される。
私たち、カヤロナの王族は、国の方針に基づいて行動することが求められていから、本来、私が王が決めた結婚に我儘を言える立場にはなかった。
無理は承知で、サルべリア行きを別の姉妹へ譲るようにと父に進言した。最後の我儘のつもりで盛大にごねた。
それだって、うまくいくと思っていたわけではない。だから、父がバロッキー家から婿を取るならサルベリアとの縁談を別の者に譲ってもかまわないと言い出した時には驚いた。
父が政治的な決定事項を変更したことにではない。
サルベリアとの繋がりと同等にカヤロナ家が竜の血を欲しているのだ、という事にだ。
「結婚式まであと半年ほどですか? 私の方でも色々と準備は整えてありますが……」
サリはそう言って口許に手をやり語尾を濁す。
「なに? 珍しく歯切れが悪いわね」
「シュロ国側の話になるのですが、うちの父はどうにも商売人としての覇気がないというか、腕が悪いというか……パトロンとしてミスティを任せるには、少々不安があるのです」
サリの父はシュロ国で商家をしている。
ある程度の規模の商家であると把握していたが、そうではなかったのだろうか?
「それで?」
「私の国で手広く商売をしている豪商がおりまして。うちの実家の代わりに、そこを後見として手配しようかと思っているのです……が」
「何か問題があるの?」
ミスティの行く末など知るか、と思っても、我が国の取引相手となるかもしれない豪商の情報は知っておきたい。別にミスティが気になるとかそういうわけではない。ええ、決して。
「まぁ、端的に申し上げますとね――変態なのです」
サリの答えは私が用意していた想像とは全く違うものだった。
「え? へ、んたい……?」
「そうです。純度の高い変態なのです」
サリは真顔だ。冗談を言っているようには聞こえない。
「芸術に対する審美眼は確かですから、ミスティを画家として手厚く保護してくれるだろうという点では大丈夫だとは思うのですが……貞操的にはどうなのかしら……竜の目も欲しがるのかもしれないわね。まぁ、それは生きている間は大丈夫でしょうけど……」
サリは後半で妙に小声になる。絶対わざとだ。
しかし私はひどく動揺した。
「て、ていそう……? ……目?」
変態に蹂躙されるミスティ……なんだかすごく嫌だ。
「でも、ミスティだって、今は一応、腕力もついたし……手籠めにされるなんてことは、ない?……とは思うので、お気になさることないですわ、姫様!」
白々しいフォローを入れるが、どうにも不安の残る言い方だった。
バロッキーの男たちは美しい。もちろんミスティも。
赤い巻き毛も、澄んだ水色の目も、憎たらしいほどに伸びた背丈に長い手足も、足のつま先まで美しい。それはもう、その辺の娘が比べられたら、裸足で逃げ出すほどに。変態と称される人じゃなくたって、ミスティを美しいと思わない人はいないに違いない。
ミスティが大男に押さえつけられる図が浮かんで、思わず顔が引きつる。
「……て、手籠め……ねぇ……へぇ?」
「いえ、クララベル様に心配して頂くようなことではありません。こちらの問題ですので、大丈夫です。死ぬ気で国を出るのです。ミスティだって、そのぐらいの覚悟はありますよ!」
サリが魔女のように笑う。
*
「……ちょっと、ミスティを呼んでもらってもいいかしら。今後の打ち合わせをしなければならないわよね」
シュロの地図を広げてあれやこれやと話していたが、ここから先はミスティの意見なしに決められないことも多い。
「生憎ですが、少々席を外してもかまいませんか? 悪だくみの為に、人がいない日を狙ったのですが、誰もお茶を運ぶ者がおりませんので。お湯をとって参ります。レトさんも手伝っていただけますか? 四人分を一度には運べないので……」
「ええ、かまわないわ。レト、行ってきて」
「あ、姫様、そういうわけで、ミスティはご自分でお呼びください」
そういうと、サリは背筋を伸ばして立ち上がる。その立ち姿は、針金のようにまっすぐだ。
「……人使いが荒いわね」
「代わりに姫様にお茶を入れていただいてもいいのですよ。姫様のお手並みを拝見したい気も致します」
「一国の姫にさせる事じゃないわよ」
「一国の姫様ですがうちの分家の娘でございましょう? 身内のように使って何が悪いのですか」
「客よ!」
「こんな頻繁にやってくる者は客ではありません。さぁ、さっさと立って」
バロッキー家にとってカヤロナ家は盗賊のような分家だ。バロッキーを追い出し、王座を奪った。彼女の言い分にも一理ある。
「本当に、ここにいるのは無礼者ばかりね」
「親しみを込めて、そう振舞っておりますが?」
サリに勝てる気がしない。しぶしぶミスティを呼ぶために上の階へ向かう。
手すりの細工も美しい階段を上がって、二階のすぐがミスティの部屋だ。私はこの二年間、一度もそこに招かれたことがない。
ミスティには用はないが、ミスティの描く絵には用がある。それなのに頑なに私に絵を描いている所を見せようとしない。たまに描いていると思ったら、この間のように私をからかう絵だ。
私はまだ、あの素描をどこに保管すればいいのか悩んでいるというのに。
私はわざとらしく探すしぐさで庭を見渡す。
ミスティは私がバロッキーの屋敷に来ると知っていても、出迎えに出てきたことがないのだが、毎回、当てこすっておくことは忘れない。
「ああ、姫様を愛する婚約者でしたら……ほら、きっとあの辺から愛しの姫を盗み見ていると思いますよ。意地を張らずに迎えに出てくればいいのに」
「……来るわけないじゃない。白々しいわ」
「あなたたち、外ではうまくやっているみたいなのに、不思議ですね」
私が口を尖らしたのを見て、サリが苦笑いをする。
もともと私とミスティの契約結婚を画策したはサリなのだ。
仲が悪いから結婚を解消する時も後腐れが無くていいだろうと、ヒースの代わりにミスティを偽装の夫とすることを提案したのだ。
サリが計画して、サリがシナリオを書き、私とミスティが演じる。今のところ、サリの言うとおりにやってうまくいっているのが腹立たしい。
「ねぇ、サリ? ミスティはあそこで絵を描いているのでしょう?」
「そうだと思いますが、最近は誰も部屋に入れたがらないようですね。遅く来た思春期か反抗期です」
私もミスティもサリと同い年のはずなのに、サリはいったいどの立場から人を反抗期などというのだろう。キツネのように目を細める様など、バロッキーの男たちよりよっぽど魔物か何かのようだ。
「私、常々、サリが同い年だという事に違和感があるのよね。若者の皮をかぶった老婆なんじゃないかと思うの。ほら、黒い服を着た異国の魔女みたいな……」
サリは隣国のシュロからバロッキー家に嫁ぐためにやって来た。
借金返済の為という名目だったけれど、今ではバロッキーを乗っ取りに来たのではないかと疑うくらいバロッキーの人脈を使って手広く商売をしている。
ヒースをサリから取り上げようとした時は、それはもう酷くやり込められて、しばらくはサリとのやり取りが面倒で仕方なかった。
まぁ、あの後、サリだけではなくてバロッキーの女たち皆に叱られるし、散々だった。
私にとって、サリは竜よりも厄介なのだ。
しかし、最近は、小難しいことは言うけれど、割と友好的であることも分かって来た。
私をからかうことに楽しみにしているので性悪だ。
「私を魔女だなんて、言うようになりましたね、クララベル。少しは賢くなったのですか?」
「そうでもないみたい。この間の茶会でミスティと出会った場所の設定をすっかり忘れてしまって、抓られたわ」
「それはそれは、気が抜けていらっしゃるようで」
サリは私の事を時々友人のように呼ぶ。不思議と私はそれがちっとも嫌ではない。
無機質なしゃべり方も、つんと尖ったような見た目に似合っていると思っているし、おとなしそうな振りをして、すぐに怒るし好戦的な所も、慣れてしまってからは好ましく感じなくもない。
まぁ、少しは――本当にほんの少しだけなのだけど!
「まぁ、気が抜けていたのは事実かしらね」
「無理からぬことです。アイリーン王女はサルベリアへの御輿入れが決まったようですね」
「そうなの。やれやれだわ。これで私の方の目的は達成したわね」
妹のアイリーンと私は、半分だけ血がつながっている。アイリーンは、昔からサルベリア国の第二王子、ハッサン・サルべリアに恋をしていた。
いつか王子様と結ばれたら――なんて口数の少ない妹が夢見がちに口にするのが可愛くて仕方がなかった。
サルベリア国は、カヤロナより北にあるがなだらかな盆地に栄える国だ。農作物が豊かに実り商業も盛んだ。サルべリアと繋がりを強固にする国策は万民に支持される。
私たち、カヤロナの王族は、国の方針に基づいて行動することが求められていから、本来、私が王が決めた結婚に我儘を言える立場にはなかった。
無理は承知で、サルべリア行きを別の姉妹へ譲るようにと父に進言した。最後の我儘のつもりで盛大にごねた。
それだって、うまくいくと思っていたわけではない。だから、父がバロッキー家から婿を取るならサルベリアとの縁談を別の者に譲ってもかまわないと言い出した時には驚いた。
父が政治的な決定事項を変更したことにではない。
サルベリアとの繋がりと同等にカヤロナ家が竜の血を欲しているのだ、という事にだ。
「結婚式まであと半年ほどですか? 私の方でも色々と準備は整えてありますが……」
サリはそう言って口許に手をやり語尾を濁す。
「なに? 珍しく歯切れが悪いわね」
「シュロ国側の話になるのですが、うちの父はどうにも商売人としての覇気がないというか、腕が悪いというか……パトロンとしてミスティを任せるには、少々不安があるのです」
サリの父はシュロ国で商家をしている。
ある程度の規模の商家であると把握していたが、そうではなかったのだろうか?
「それで?」
「私の国で手広く商売をしている豪商がおりまして。うちの実家の代わりに、そこを後見として手配しようかと思っているのです……が」
「何か問題があるの?」
ミスティの行く末など知るか、と思っても、我が国の取引相手となるかもしれない豪商の情報は知っておきたい。別にミスティが気になるとかそういうわけではない。ええ、決して。
「まぁ、端的に申し上げますとね――変態なのです」
サリの答えは私が用意していた想像とは全く違うものだった。
「え? へ、んたい……?」
「そうです。純度の高い変態なのです」
サリは真顔だ。冗談を言っているようには聞こえない。
「芸術に対する審美眼は確かですから、ミスティを画家として手厚く保護してくれるだろうという点では大丈夫だとは思うのですが……貞操的にはどうなのかしら……竜の目も欲しがるのかもしれないわね。まぁ、それは生きている間は大丈夫でしょうけど……」
サリは後半で妙に小声になる。絶対わざとだ。
しかし私はひどく動揺した。
「て、ていそう……? ……目?」
変態に蹂躙されるミスティ……なんだかすごく嫌だ。
「でも、ミスティだって、今は一応、腕力もついたし……手籠めにされるなんてことは、ない?……とは思うので、お気になさることないですわ、姫様!」
白々しいフォローを入れるが、どうにも不安の残る言い方だった。
バロッキーの男たちは美しい。もちろんミスティも。
赤い巻き毛も、澄んだ水色の目も、憎たらしいほどに伸びた背丈に長い手足も、足のつま先まで美しい。それはもう、その辺の娘が比べられたら、裸足で逃げ出すほどに。変態と称される人じゃなくたって、ミスティを美しいと思わない人はいないに違いない。
ミスティが大男に押さえつけられる図が浮かんで、思わず顔が引きつる。
「……て、手籠め……ねぇ……へぇ?」
「いえ、クララベル様に心配して頂くようなことではありません。こちらの問題ですので、大丈夫です。死ぬ気で国を出るのです。ミスティだって、そのぐらいの覚悟はありますよ!」
サリが魔女のように笑う。
*
「……ちょっと、ミスティを呼んでもらってもいいかしら。今後の打ち合わせをしなければならないわよね」
シュロの地図を広げてあれやこれやと話していたが、ここから先はミスティの意見なしに決められないことも多い。
「生憎ですが、少々席を外してもかまいませんか? 悪だくみの為に、人がいない日を狙ったのですが、誰もお茶を運ぶ者がおりませんので。お湯をとって参ります。レトさんも手伝っていただけますか? 四人分を一度には運べないので……」
「ええ、かまわないわ。レト、行ってきて」
「あ、姫様、そういうわけで、ミスティはご自分でお呼びください」
そういうと、サリは背筋を伸ばして立ち上がる。その立ち姿は、針金のようにまっすぐだ。
「……人使いが荒いわね」
「代わりに姫様にお茶を入れていただいてもいいのですよ。姫様のお手並みを拝見したい気も致します」
「一国の姫にさせる事じゃないわよ」
「一国の姫様ですがうちの分家の娘でございましょう? 身内のように使って何が悪いのですか」
「客よ!」
「こんな頻繁にやってくる者は客ではありません。さぁ、さっさと立って」
バロッキー家にとってカヤロナ家は盗賊のような分家だ。バロッキーを追い出し、王座を奪った。彼女の言い分にも一理ある。
「本当に、ここにいるのは無礼者ばかりね」
「親しみを込めて、そう振舞っておりますが?」
サリに勝てる気がしない。しぶしぶミスティを呼ぶために上の階へ向かう。
手すりの細工も美しい階段を上がって、二階のすぐがミスティの部屋だ。私はこの二年間、一度もそこに招かれたことがない。
ミスティには用はないが、ミスティの描く絵には用がある。それなのに頑なに私に絵を描いている所を見せようとしない。たまに描いていると思ったら、この間のように私をからかう絵だ。
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