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第一話 ダメ魔女『エリカ』
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「お、おかしいわね。どうしてこんなに散らかってるのかしら。」
周りに広がる、食べかけのお菓子の袋や脱いだまま放置の衣服。
「掃除って案外難しいのね....」
そう言って、少女はまた掃除を始めた。
★★★
ここはサイネリア王国の中心地から少し離れた、「プルメリア」という町。そこにあるひとりの魔女、いやダメ魔女が住んでいる。
「あーもう‼ なんで?掃除してるわよね?なのになんでちっとも綺麗にならないの?」
♪♪♪~~
「なっ、この音は正午の鐘....。まさか午前中が掃除だけで終わるなんて...。はぁ、昼食作ろ」
そう言って少女はキッチンへ向かう。
「近所の方がくれた食材があるし、それを使って野菜炒めでも作りますか」
少女は冷蔵庫から赤や緑の野菜と、戸棚からフライパンを取り出し、一気に火にかけた。
「うーん、味がないとダメよね。そうだ、このよく分からないソースを入れてみましょうか」
少女はフライパンにドボドボとソースをたっぷり入れた。
「さぁ、あとは適当に待つのみね、ってあれなんか変...?」
みると、フライパンの中の野菜が黒い何かへと変貌していた。
「いやぁぁぁぁ、なにこれなにこれ‼」
彼女「エリカ」は掃除、料理などの家事がダメダメでご覧の通りの有様である。
「うわぁぁぁぁ、ちょっ野菜炒め作ってただけよね??? どーしよこれ、誰かぁぁあ....」
★★★
「...あの後、叫んだおかげで近所の人が飛んで来て色々助けてくれたけど、私こんなんで大丈夫なのかしら.....」
エリカは途方に暮れる。無理もない、起きてから昼までは掃除という名の散らかしで3時間費やし、そして今の昼食作りである。
「なんとかする方法を考えなくては....」
はっと、エリカは何かを思い出した。
「そうよ、私には魔法があるじゃない」
エリカはある魔女の一族に生まれた娘である。エリカ達は数ある魔女の一族の中でも上位に位置する程の技術を持っている。その中のひとつが、
「召喚魔法、か」
この召喚魔法は魔界に住む悪魔をランダムに選び召喚し、その悪魔を自分の従者とする契約を結ぶものだった。無論、エリカもこれが使えるのだが、
「たしか、天界の天使?を召喚するんだったわよね」
地中の奥深くに位置する「魔界」に住む悪魔と、地上に位置する「天使」を間違えて覚えていた。
「さぁさぁ天使ちゃん。召喚されてくださいね。召喚魔法『サモン・アンジュ』‼」
その刹那、光輝と煙霧が溢れ出し、
「誰だ...俺を呼び出しやがった奴ァ....?」
to be continued...
周りに広がる、食べかけのお菓子の袋や脱いだまま放置の衣服。
「掃除って案外難しいのね....」
そう言って、少女はまた掃除を始めた。
★★★
ここはサイネリア王国の中心地から少し離れた、「プルメリア」という町。そこにあるひとりの魔女、いやダメ魔女が住んでいる。
「あーもう‼ なんで?掃除してるわよね?なのになんでちっとも綺麗にならないの?」
♪♪♪~~
「なっ、この音は正午の鐘....。まさか午前中が掃除だけで終わるなんて...。はぁ、昼食作ろ」
そう言って少女はキッチンへ向かう。
「近所の方がくれた食材があるし、それを使って野菜炒めでも作りますか」
少女は冷蔵庫から赤や緑の野菜と、戸棚からフライパンを取り出し、一気に火にかけた。
「うーん、味がないとダメよね。そうだ、このよく分からないソースを入れてみましょうか」
少女はフライパンにドボドボとソースをたっぷり入れた。
「さぁ、あとは適当に待つのみね、ってあれなんか変...?」
みると、フライパンの中の野菜が黒い何かへと変貌していた。
「いやぁぁぁぁ、なにこれなにこれ‼」
彼女「エリカ」は掃除、料理などの家事がダメダメでご覧の通りの有様である。
「うわぁぁぁぁ、ちょっ野菜炒め作ってただけよね??? どーしよこれ、誰かぁぁあ....」
★★★
「...あの後、叫んだおかげで近所の人が飛んで来て色々助けてくれたけど、私こんなんで大丈夫なのかしら.....」
エリカは途方に暮れる。無理もない、起きてから昼までは掃除という名の散らかしで3時間費やし、そして今の昼食作りである。
「なんとかする方法を考えなくては....」
はっと、エリカは何かを思い出した。
「そうよ、私には魔法があるじゃない」
エリカはある魔女の一族に生まれた娘である。エリカ達は数ある魔女の一族の中でも上位に位置する程の技術を持っている。その中のひとつが、
「召喚魔法、か」
この召喚魔法は魔界に住む悪魔をランダムに選び召喚し、その悪魔を自分の従者とする契約を結ぶものだった。無論、エリカもこれが使えるのだが、
「たしか、天界の天使?を召喚するんだったわよね」
地中の奥深くに位置する「魔界」に住む悪魔と、地上に位置する「天使」を間違えて覚えていた。
「さぁさぁ天使ちゃん。召喚されてくださいね。召喚魔法『サモン・アンジュ』‼」
その刹那、光輝と煙霧が溢れ出し、
「誰だ...俺を呼び出しやがった奴ァ....?」
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