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バニラアイス
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今日は週末前の騎士団の予約もあり、いつもより遅い閉店となった。片付けも含め、やっと終わったと思ったころには深夜の2時を回っていたとこだった。
「お疲れ様。今日は大変だったね」
「騎士団の皆さんみんながっつりモードでしたからね」
それはもう一瞬で宴会場になるレベルのもので、オーダーは伝票1枚じゃ収まらず、てんやわんや。セットメニューなんて気の利いた事をする人は誰一人としていないという、なんとも厨房泣かせの嬉しい悲鳴をあげさせてくれるお客さんたちだった。
テーブル席に突っ伏しちゃっているマスターの口からは呻き声しか出ず、やっと言葉が出たのが今の最大限の労いの言葉だった。
「ずいぶんやられてたみたいだったねぇ」
そんな中ひとりだけ元気が有り余っているカーバンクルは、マスターの頭をふにふにと肉球でマッサージしている。その行為が効くとは到底思えないけど、これもカーバンクルなりの気遣いなんだろう。きっと。
「これじゃ、店の片付けも明日になるかな?」
ふにふにしていた手を止め、顎あたりに右手を添える。少しばかりオーバーなアクションをする時の仕草だ。これは何か企んでるな?
「そしたらぼくの寝床はえいせいてきに悪いってなるわけだ」
そのまま両手を広げてそんなことあってはならない!と力説のポーズ。
「それにこんな時間だ。美幸を家まで送り届けるナイトも必要になる」
「何が言いたいの?」
ひとりで盛り上がり、悦に入っているカーバンクルが偉そうにしていて可愛らしい。威厳の欠片もないのにこうも小動物が胸を張る姿がミスマッチで笑えてくるのだ。
必死でそれを堪えてカーバンクルに問うと、びしっと肉球を私に向け、待ってましたと言わんばかりに続ける。
「今日は美幸の家に泊まる!いいね?」
ほら、やっぱりきた。適当な理由をつけて外泊したいお子ちゃま思考。
「べつにいいけど、うち狭いわよ?」
「かまわないさ。ちょっと女の子の部屋が気になるだけだから!」
ああ、そうですか。
別に見られてやましいものなんてゲーム棚ぐらいしかないわけだし、そもそもカーバンクルが来たところでどうってことないだろう。来る前に仕込んどいたカレーも起きる頃には美味しくなってるだろうし、カーバンクルもいい時に切り出してきたものだ。
「ですって。いいんですか?マスター」
「カーバンクルだけずるい」
「はい?」
戯言は言える元気はあるんだ。そう思いつつもあえて言わないで帰り支度をしに更衣室へと向かった。
着替えも済んで、いつものカットソーに膝丈のフレアスカート姿に変わるとカーバンクルはぴょこんとバッグの中へ潜り込む。このナイトはどうやら歩く気はないらしい。こんなんで守られてる気にはならないんだけど、実際変質者の類いすら見かけないこの地域はかなり治安が良いと思っている。何だかんだ言ってもクドラクさんですら帰り道のコンビニ以降は大人しく引き下がってくれたし、対応は紳士だった。
まぁ、カーバンクルくらいだったら悪さなんかするはずもないだろうし、一人寂しく週末を過ごすよりはよっぽどマシだろう。
「それじゃあ、マスター。お疲れ様でした」
「気をつけてね。お疲れ様」
クローズになっている扉から外へ出ると、夜だというのに空気は生温い。ゆっくりと夏へ向かっているこの時期独特の湿り気をはらんだ空気。それがじわりと肌に汗を浮かばせる。
「カーバンクルは友達と遊んだりとかしないの?」
「ん?たまにしてるよ。店が休みの日はぼくも休みだからね」
ゆらゆらと揺れるバッグに片手と顔だけ出して、一人休んでいるカーバンクルは物珍しそうに辺りを見回している。普段は扉の前から動かないから当たり前と言えばそうなんだろうけど、さすがにこの姿は電車の中で靴を脱いで外を見ている子供の姿のソレそのもので吹き出してしまう。
「なんで笑うのさ」
「ふふっ。可愛いなって思って」
「そう?もっと褒めてもいいんだよ?」
ほら。またこうして調子に乗る。
電灯の下を縫うように歩き、いつものコンビニへと寄り道。不思議なことにカーバンクルの姿を見える人はこちら側にはそうそういない。たまーに勘が鋭い子供が動物と間違える程度らしく、こうしてバッグに小動物が入っているというのに誰一人として認識していない。
独り言を言っていると思われるのもしゃくなので、マイク付きのイヤホンを片耳につける。もちろん線がスマホについてるわけではないフェイクだ。でも、こうすることでカーバンクルと会話してても電話をしているんだなー程度で済む。
「何か欲しいものある?」
「おかまいなくー……あ!あれ!あれ欲しい!」
指と言えない程の小さな手を指したその先にはアイスコーナーが展開されていた。蓋がついていないこの冷凍庫からは絶えず冷たい冷気が溢れ出ている。
「これ!これがいい!」
しきりに指した先には昔ながらパッケージが変わっていない小さなバニラアイスが陳列されており、消費税分で多少は値上がりはしていたものの当時とあまり値段の変わらないあのアイスがあった。
「へぇ。まだあったんだこれ」
銀色の包み紙に包まれた長方形の小さな棒付きよアイス。昔はバニラしかなかったような気がしたけど、いちごやチョコチップなど色んな味がそこには並べてある。
「それじゃ、これ食べながら帰ろうか」
「うん!」
それがなんだか嬉しくもあり、懐かしいバニラ味を2本手に取りレジへむかった。
こういう時は袋には入れてもらわず、店を出たらすぐに包装を取ってしまうのが慣わしだ。
ひとつ先に剥いてあげたものをカーバンクルに手渡すと満面の笑みでそれを受け取る。こういう可愛いところを見れるものだから、多少のわがままですらついつい許してしまう。
小さなカーバンクルには少し大きいアイスが丁度いいのだろう。子供の時には私にですら大きく見えたこのアイスも、今ではこんなに小さい。
不器用だったあの頃とは違い、溶ける前にくるりと包装紙を剥ける様になった功績はかなり大きい。ひんやりと冷気を放つアイスがまだ硬さを維持しているのだ。この感じならしばらくは持つかな。
「やっぱりこのバニラはおいしいよね」
ぺろぺろと赤い舌をちろちろ出しながら口の周りの毛を汚さないように、器用に舐めるカーバンクルが時折食べるのをやめてそう聞いてくる。
「バニラの割にはすっきりしてるよね、これ」
懐かしいその味は今で言うバニラの味ではない。
バニラという商品名の割にはたまごの味がそんなに強くないのだ。
どこかの高級アイスみたいにバニラビーンズが入っているわけでもないし、黄色くもない。
さらりとした味わいはどちらかというとミルク味と言うべきものなのだ。
子供のころはそれが最高に美味しかった。今でもじゅうぶんに美味しいと思えるけど、大人になった私は色んな味を知りすぎた。それでも素直に美味しいと言える子と一緒に食べることによって、どんな高級なアイスよりも美味しく感じられる。
「なに言ってるんだよ。それがイイに決まってるじゃないか」
普段どんなものを食べているのか、カーバンクルは満足そうに舐めて尖りはじめたアイスの先端にかぶりついた。
「このあっさりした味がバニラなんだ。たまごの味が強かったらたまご味って言うべきだろう?」
「なるほどね」
私とは正反対な意見だということか。それもなかなか面白い。確かにバニラ味って何だろうって言えば、バニラを使えばバニラ味ってなるわけだし、比率は関係ないのかもしれない。私が好んで食べていたのはたまごの味が強いものなだけで、イコールそれがバニラだと思い込んでいた。
今度バニラアイスの作り方調べてみようかな。
「まぁ、ぼくが1番好きなのはチョコミントだけどね!」
「ふふっ。じゃぁ、なんでバニラにしたのよ」
これだけ熱くバニラアイスについて語っていたというのに本命はまさかのチョコミントだと言う。そして残りひとくちとなったアイスを棒から外しながら器用に食べつつ、チョコミントはチョコが主役か、ミントが主役かを語らいつつ楽しく家路に向かった。
こんなに楽しい帰り道は久しぶりだ。
明日はもっと楽しいんだろうな。
家の前まで来てはじめて家の鍵を更衣室に忘れてきたことに気付き、渋々引き返す事になったのは今日唯一の痛手となった。
「お疲れ様。今日は大変だったね」
「騎士団の皆さんみんながっつりモードでしたからね」
それはもう一瞬で宴会場になるレベルのもので、オーダーは伝票1枚じゃ収まらず、てんやわんや。セットメニューなんて気の利いた事をする人は誰一人としていないという、なんとも厨房泣かせの嬉しい悲鳴をあげさせてくれるお客さんたちだった。
テーブル席に突っ伏しちゃっているマスターの口からは呻き声しか出ず、やっと言葉が出たのが今の最大限の労いの言葉だった。
「ずいぶんやられてたみたいだったねぇ」
そんな中ひとりだけ元気が有り余っているカーバンクルは、マスターの頭をふにふにと肉球でマッサージしている。その行為が効くとは到底思えないけど、これもカーバンクルなりの気遣いなんだろう。きっと。
「これじゃ、店の片付けも明日になるかな?」
ふにふにしていた手を止め、顎あたりに右手を添える。少しばかりオーバーなアクションをする時の仕草だ。これは何か企んでるな?
「そしたらぼくの寝床はえいせいてきに悪いってなるわけだ」
そのまま両手を広げてそんなことあってはならない!と力説のポーズ。
「それにこんな時間だ。美幸を家まで送り届けるナイトも必要になる」
「何が言いたいの?」
ひとりで盛り上がり、悦に入っているカーバンクルが偉そうにしていて可愛らしい。威厳の欠片もないのにこうも小動物が胸を張る姿がミスマッチで笑えてくるのだ。
必死でそれを堪えてカーバンクルに問うと、びしっと肉球を私に向け、待ってましたと言わんばかりに続ける。
「今日は美幸の家に泊まる!いいね?」
ほら、やっぱりきた。適当な理由をつけて外泊したいお子ちゃま思考。
「べつにいいけど、うち狭いわよ?」
「かまわないさ。ちょっと女の子の部屋が気になるだけだから!」
ああ、そうですか。
別に見られてやましいものなんてゲーム棚ぐらいしかないわけだし、そもそもカーバンクルが来たところでどうってことないだろう。来る前に仕込んどいたカレーも起きる頃には美味しくなってるだろうし、カーバンクルもいい時に切り出してきたものだ。
「ですって。いいんですか?マスター」
「カーバンクルだけずるい」
「はい?」
戯言は言える元気はあるんだ。そう思いつつもあえて言わないで帰り支度をしに更衣室へと向かった。
着替えも済んで、いつものカットソーに膝丈のフレアスカート姿に変わるとカーバンクルはぴょこんとバッグの中へ潜り込む。このナイトはどうやら歩く気はないらしい。こんなんで守られてる気にはならないんだけど、実際変質者の類いすら見かけないこの地域はかなり治安が良いと思っている。何だかんだ言ってもクドラクさんですら帰り道のコンビニ以降は大人しく引き下がってくれたし、対応は紳士だった。
まぁ、カーバンクルくらいだったら悪さなんかするはずもないだろうし、一人寂しく週末を過ごすよりはよっぽどマシだろう。
「それじゃあ、マスター。お疲れ様でした」
「気をつけてね。お疲れ様」
クローズになっている扉から外へ出ると、夜だというのに空気は生温い。ゆっくりと夏へ向かっているこの時期独特の湿り気をはらんだ空気。それがじわりと肌に汗を浮かばせる。
「カーバンクルは友達と遊んだりとかしないの?」
「ん?たまにしてるよ。店が休みの日はぼくも休みだからね」
ゆらゆらと揺れるバッグに片手と顔だけ出して、一人休んでいるカーバンクルは物珍しそうに辺りを見回している。普段は扉の前から動かないから当たり前と言えばそうなんだろうけど、さすがにこの姿は電車の中で靴を脱いで外を見ている子供の姿のソレそのもので吹き出してしまう。
「なんで笑うのさ」
「ふふっ。可愛いなって思って」
「そう?もっと褒めてもいいんだよ?」
ほら。またこうして調子に乗る。
電灯の下を縫うように歩き、いつものコンビニへと寄り道。不思議なことにカーバンクルの姿を見える人はこちら側にはそうそういない。たまーに勘が鋭い子供が動物と間違える程度らしく、こうしてバッグに小動物が入っているというのに誰一人として認識していない。
独り言を言っていると思われるのもしゃくなので、マイク付きのイヤホンを片耳につける。もちろん線がスマホについてるわけではないフェイクだ。でも、こうすることでカーバンクルと会話してても電話をしているんだなー程度で済む。
「何か欲しいものある?」
「おかまいなくー……あ!あれ!あれ欲しい!」
指と言えない程の小さな手を指したその先にはアイスコーナーが展開されていた。蓋がついていないこの冷凍庫からは絶えず冷たい冷気が溢れ出ている。
「これ!これがいい!」
しきりに指した先には昔ながらパッケージが変わっていない小さなバニラアイスが陳列されており、消費税分で多少は値上がりはしていたものの当時とあまり値段の変わらないあのアイスがあった。
「へぇ。まだあったんだこれ」
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こういう時は袋には入れてもらわず、店を出たらすぐに包装を取ってしまうのが慣わしだ。
ひとつ先に剥いてあげたものをカーバンクルに手渡すと満面の笑みでそれを受け取る。こういう可愛いところを見れるものだから、多少のわがままですらついつい許してしまう。
小さなカーバンクルには少し大きいアイスが丁度いいのだろう。子供の時には私にですら大きく見えたこのアイスも、今ではこんなに小さい。
不器用だったあの頃とは違い、溶ける前にくるりと包装紙を剥ける様になった功績はかなり大きい。ひんやりと冷気を放つアイスがまだ硬さを維持しているのだ。この感じならしばらくは持つかな。
「やっぱりこのバニラはおいしいよね」
ぺろぺろと赤い舌をちろちろ出しながら口の周りの毛を汚さないように、器用に舐めるカーバンクルが時折食べるのをやめてそう聞いてくる。
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懐かしいその味は今で言うバニラの味ではない。
バニラという商品名の割にはたまごの味がそんなに強くないのだ。
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さらりとした味わいはどちらかというとミルク味と言うべきものなのだ。
子供のころはそれが最高に美味しかった。今でもじゅうぶんに美味しいと思えるけど、大人になった私は色んな味を知りすぎた。それでも素直に美味しいと言える子と一緒に食べることによって、どんな高級なアイスよりも美味しく感じられる。
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