戦場を駆ける死神

Lowless.L,Surkin.

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交響詩〜Town And Glass〜

outer

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「お?お兄ちゃん。ゲーム終わったんだ。」

「おう、キリがいい所で終わったからね。今から俺は昼飯を食いに行ってくるわ。」

「ふぅん、ふふっ?私も行きたいな?」

「俺の友人がいるけど大丈夫か?」

「うん、大丈夫だよ?凪津姫と雲雀も行くみたいだからね?」

「そうか、じゃあ多分アイツらも兄弟連れてくるのかね?」

ちなみにこいつは妹の香菜で、俺と同じ流派の武術をやっている。

他にも姉と弟がいるが今は割愛

ーー

「おう、待たせたね。...やっぱみんな兄弟連れてきてんだね...。」

「...(ギュ)」

不意に、小さな女の子が俺の懐に飛びついてきた。

「あっ、凪津姫ちゃんずるいよもう、あ、お兄さん、失礼しま~す」

身長は変わらないくらいの女の子が2人プラス妹が両腕と胸元にくっついている。

「あらら、うちの妹たちは奏のこと好きすぎるんだから...。凪津姫、雲雀、くっつきすぎると嫌われるわよ?」

「...(スッ)」

「はいはーい、嫌われたくないから離れまーす!」

先程、妹と千華の妹たちはすんなりと離れてくれたが、俺は今1人の男性に付きまとわれている。

「ほんま、ありがとな!儂の弟のこと面倒見てくれはったんやろ?」

そう、秀信(ガイスト)の兄だ...。

「兄者...。もうそろそろ、食事にしません?」

「そうだぞ?シノ?可愛い女子がキャッキャしてるのは絵になるからいいけどさ、男同士のむさ苦しいのは誰も望んではいないものだよ?」

「ははは、ごめんな?奏。僕の姉はストレートに自分の憶測をぶつけて来るからね...。っていうか、同期なの?端山さんと姉さんは?」

「おうよ?」「そうですね...。」

軽くまとめよう...。

まず、俺と千華と和也と秀信が同期で、俺の妹の香菜と千華の妹の凪津姫と雲雀が同期、和也の姉の理香子さんと秀信の兄の志信さんが同期...。

まぁ、いいか。

ーー

ファミレスの中に入り、何事もなく食事を取り終え雑談の時間と化していた

「奏はん、お礼といってはなんなんですが、ここの支払いは儂にさせていただけやせんか?」

「...。いや、大丈夫だよ。手持ちの金でも充分足りるし...。」

「いや、昨日の夜儂の弟から世話になったと聞いたんや。だからせめてな、全額がダメなら四分の三でも、それでもダメなら半分でもいいから支払わせてくれや...。」

「兄者、それはダメだよ。」

「!?何言うとるんや!世話になったんやから、謝礼として払うもんは払わんと...!」

「違うよ、兄者。それじゃ、兄貴に四分の一支払わせることになる。下手したら半分になる。だから、俺も払うってことを言いたかったんだよ。」

あぁ、こいつら。典型的な直脳型の人間だ...。

直脳型っていうのは俺が作った造語で、あれをしよう、これをしようと頭で考えると同時に体も動いている人のタイプのことを指していて逆に、考えてから行動するような人を俺は分脳型って呼んでるんだけど、こいつらは綺麗に当てはまっているんだよね。

弟(自分)が世話になったと思っている

お礼がしたい

お金を払えばお礼になるのでは?

お金を払う

という感じで既に完結してしまっているわけだ

「えっと、志信さんって言いましたっけ?俺は金銭関係であまりゴタゴタしたくはないのでこうしましょうか?まず、志信さんが半分出す、それで俺が半分出すと言ったら恐らく秀信が文句を言うと思うのでさらに半分にして俺、秀信、志信さんの順に(1:1:2)の割合でどうですか?」

「...。それでも、うぐぅ!?」

「男ならゴタゴタ言うなよ。奏がそれでいいって言ってるんだからこれで払えばいいんじゃねぇか?」

「理香子お姉さん、それはさすがに入ってるんじゃないかな?志信さん苦しそうだよ」

「おぉ?いけね、ありがとね千華ちゃん。」

「いえいえ」

その頃、妹's達は

「あれぇ、私たちだけ蚊帳の外?」
「はははっ、お兄ちゃんらしい解決方法だね」
「...。(フンフン)」




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