17 / 74
交響詩〜Town And Glass〜
outer
しおりを挟む
「お?お兄ちゃん。ゲーム終わったんだ。」
「おう、キリがいい所で終わったからね。今から俺は昼飯を食いに行ってくるわ。」
「ふぅん、ふふっ?私も行きたいな?」
「俺の友人がいるけど大丈夫か?」
「うん、大丈夫だよ?凪津姫と雲雀も行くみたいだからね?」
「そうか、じゃあ多分アイツらも兄弟連れてくるのかね?」
ちなみにこいつは妹の香菜で、俺と同じ流派の武術をやっている。
他にも姉と弟がいるが今は割愛
ーー
「おう、待たせたね。...やっぱみんな兄弟連れてきてんだね...。」
「...(ギュ)」
不意に、小さな女の子が俺の懐に飛びついてきた。
「あっ、凪津姫ちゃんずるいよもう、あ、お兄さん、失礼しま~す」
身長は変わらないくらいの女の子が2人プラス妹が両腕と胸元にくっついている。
「あらら、うちの妹たちは奏のこと好きすぎるんだから...。凪津姫、雲雀、くっつきすぎると嫌われるわよ?」
「...(スッ)」
「はいはーい、嫌われたくないから離れまーす!」
先程、妹と千華の妹たちはすんなりと離れてくれたが、俺は今1人の男性に付きまとわれている。
「ほんま、ありがとな!儂の弟のこと面倒見てくれはったんやろ?」
そう、秀信(ガイスト)の兄だ...。
「兄者...。もうそろそろ、食事にしません?」
「そうだぞ?シノ?可愛い女子がキャッキャしてるのは絵になるからいいけどさ、男同士のむさ苦しいのは誰も望んではいないものだよ?」
「ははは、ごめんな?奏。僕の姉はストレートに自分の憶測をぶつけて来るからね...。っていうか、同期なの?端山さんと姉さんは?」
「おうよ?」「そうですね...。」
軽くまとめよう...。
まず、俺と千華と和也と秀信が同期で、俺の妹の香菜と千華の妹の凪津姫と雲雀が同期、和也の姉の理香子さんと秀信の兄の志信さんが同期...。
まぁ、いいか。
ーー
ファミレスの中に入り、何事もなく食事を取り終え雑談の時間と化していた
「奏はん、お礼といってはなんなんですが、ここの支払いは儂にさせていただけやせんか?」
「...。いや、大丈夫だよ。手持ちの金でも充分足りるし...。」
「いや、昨日の夜儂の弟から世話になったと聞いたんや。だからせめてな、全額がダメなら四分の三でも、それでもダメなら半分でもいいから支払わせてくれや...。」
「兄者、それはダメだよ。」
「!?何言うとるんや!世話になったんやから、謝礼として払うもんは払わんと...!」
「違うよ、兄者。それじゃ、兄貴に四分の一支払わせることになる。下手したら半分になる。だから、俺も払うってことを言いたかったんだよ。」
あぁ、こいつら。典型的な直脳型の人間だ...。
直脳型っていうのは俺が作った造語で、あれをしよう、これをしようと頭で考えると同時に体も動いている人のタイプのことを指していて逆に、考えてから行動するような人を俺は分脳型って呼んでるんだけど、こいつらは綺麗に当てはまっているんだよね。
弟(自分)が世話になったと思っている
↓
お礼がしたい
↓
お金を払えばお礼になるのでは?
↓
お金を払う
という感じで既に完結してしまっているわけだ
「えっと、志信さんって言いましたっけ?俺は金銭関係であまりゴタゴタしたくはないのでこうしましょうか?まず、志信さんが半分出す、それで俺が半分出すと言ったら恐らく秀信が文句を言うと思うのでさらに半分にして俺、秀信、志信さんの順に(1:1:2)の割合でどうですか?」
「...。それでも、うぐぅ!?」
「男ならゴタゴタ言うなよ。奏がそれでいいって言ってるんだからこれで払えばいいんじゃねぇか?」
「理香子お姉さん、それはさすがに入ってるんじゃないかな?志信さん苦しそうだよ」
「おぉ?いけね、ありがとね千華ちゃん。」
「いえいえ」
その頃、妹's達は
「あれぇ、私たちだけ蚊帳の外?」
「はははっ、お兄ちゃんらしい解決方法だね」
「...。(フンフン)」
「おう、キリがいい所で終わったからね。今から俺は昼飯を食いに行ってくるわ。」
「ふぅん、ふふっ?私も行きたいな?」
「俺の友人がいるけど大丈夫か?」
「うん、大丈夫だよ?凪津姫と雲雀も行くみたいだからね?」
「そうか、じゃあ多分アイツらも兄弟連れてくるのかね?」
ちなみにこいつは妹の香菜で、俺と同じ流派の武術をやっている。
他にも姉と弟がいるが今は割愛
ーー
「おう、待たせたね。...やっぱみんな兄弟連れてきてんだね...。」
「...(ギュ)」
不意に、小さな女の子が俺の懐に飛びついてきた。
「あっ、凪津姫ちゃんずるいよもう、あ、お兄さん、失礼しま~す」
身長は変わらないくらいの女の子が2人プラス妹が両腕と胸元にくっついている。
「あらら、うちの妹たちは奏のこと好きすぎるんだから...。凪津姫、雲雀、くっつきすぎると嫌われるわよ?」
「...(スッ)」
「はいはーい、嫌われたくないから離れまーす!」
先程、妹と千華の妹たちはすんなりと離れてくれたが、俺は今1人の男性に付きまとわれている。
「ほんま、ありがとな!儂の弟のこと面倒見てくれはったんやろ?」
そう、秀信(ガイスト)の兄だ...。
「兄者...。もうそろそろ、食事にしません?」
「そうだぞ?シノ?可愛い女子がキャッキャしてるのは絵になるからいいけどさ、男同士のむさ苦しいのは誰も望んではいないものだよ?」
「ははは、ごめんな?奏。僕の姉はストレートに自分の憶測をぶつけて来るからね...。っていうか、同期なの?端山さんと姉さんは?」
「おうよ?」「そうですね...。」
軽くまとめよう...。
まず、俺と千華と和也と秀信が同期で、俺の妹の香菜と千華の妹の凪津姫と雲雀が同期、和也の姉の理香子さんと秀信の兄の志信さんが同期...。
まぁ、いいか。
ーー
ファミレスの中に入り、何事もなく食事を取り終え雑談の時間と化していた
「奏はん、お礼といってはなんなんですが、ここの支払いは儂にさせていただけやせんか?」
「...。いや、大丈夫だよ。手持ちの金でも充分足りるし...。」
「いや、昨日の夜儂の弟から世話になったと聞いたんや。だからせめてな、全額がダメなら四分の三でも、それでもダメなら半分でもいいから支払わせてくれや...。」
「兄者、それはダメだよ。」
「!?何言うとるんや!世話になったんやから、謝礼として払うもんは払わんと...!」
「違うよ、兄者。それじゃ、兄貴に四分の一支払わせることになる。下手したら半分になる。だから、俺も払うってことを言いたかったんだよ。」
あぁ、こいつら。典型的な直脳型の人間だ...。
直脳型っていうのは俺が作った造語で、あれをしよう、これをしようと頭で考えると同時に体も動いている人のタイプのことを指していて逆に、考えてから行動するような人を俺は分脳型って呼んでるんだけど、こいつらは綺麗に当てはまっているんだよね。
弟(自分)が世話になったと思っている
↓
お礼がしたい
↓
お金を払えばお礼になるのでは?
↓
お金を払う
という感じで既に完結してしまっているわけだ
「えっと、志信さんって言いましたっけ?俺は金銭関係であまりゴタゴタしたくはないのでこうしましょうか?まず、志信さんが半分出す、それで俺が半分出すと言ったら恐らく秀信が文句を言うと思うのでさらに半分にして俺、秀信、志信さんの順に(1:1:2)の割合でどうですか?」
「...。それでも、うぐぅ!?」
「男ならゴタゴタ言うなよ。奏がそれでいいって言ってるんだからこれで払えばいいんじゃねぇか?」
「理香子お姉さん、それはさすがに入ってるんじゃないかな?志信さん苦しそうだよ」
「おぉ?いけね、ありがとね千華ちゃん。」
「いえいえ」
その頃、妹's達は
「あれぇ、私たちだけ蚊帳の外?」
「はははっ、お兄ちゃんらしい解決方法だね」
「...。(フンフン)」
0
あなたにおすすめの小説
わたしの下着 母の私をBBA~と呼ぶことのある息子がまさか...
MisakiNonagase
青春
39才の母・真知子は息子が私の下着を持ち出していることに気づいた。
ネットで同様の事象がないか調べると、案外多いようだ。
さて、真知子は息子を問い詰める? それとも気づかないふりを続けてあげるか?
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
サレ妻の娘なので、母の敵にざまぁします
二階堂まりい
大衆娯楽
大衆娯楽部門最高記録1位!
※この物語はフィクションです
流行のサレ妻ものを眺めていて、私ならどうする? と思ったので、短編でしたためてみました。
当方未婚なので、妻目線ではなく娘目線で失礼します。
商人の男と貴族の女~婚約破棄から始まる成り上がり~
葉月奈津・男
恋愛
「あなたとの婚約、破棄させていただきます!」
王立学院の舞踏会。
全校生徒が見守る中、商家の三男カロスタークは、貴族令嬢セザールから一方的に婚約破棄を突きつけられる。
努力も誠意も、すべて「退屈だった」の一言で切り捨てられ、彼女は王子様気取りの子爵家の三男と新たな婚約を宣言する。
だが、カロスタークは折れなかった。
「商人の子せがれにだって、意地はあるんだ!」
怒りと屈辱を胸に、彼は商人としての才覚を武器に、静かなる反撃を開始する。
舞踏会の翌日、元婚約者の実家に突如として訪れる債権者たち。
差し押さえ、債権買収、そして“後ろ盾”の意味を思い知らせる逆襲劇が幕を開ける!
これは、貴族社会の常識を覆す、ひとりの青年の成り上がりの物語。
誇りを踏みにじられた男が、金と知恵で世界を変える――!
【魔女ローゼマリー伝説】~5歳で存在を忘れられた元王女の私だけど、自称美少女天才魔女として世界を救うために冒険したいと思います!~
ハムえっぐ
ファンタジー
かつて魔族が降臨し、7人の英雄によって平和がもたらされた大陸。その一国、ベルガー王国で物語は始まる。
王国の第一王女ローゼマリーは、5歳の誕生日の夜、幸せな時間のさなかに王宮を襲撃され、目の前で両親である国王夫妻を「漆黒の剣を持つ謎の黒髪の女」に殺害される。母が最後の力で放った転移魔法と「魔女ディルを頼れ」という遺言によりローゼマリーは辛くも死地を脱した。
15歳になったローゼは師ディルと別れ、両親の仇である黒髪の女を探し出すため、そして悪政により荒廃しつつある祖国の現状を確かめるため旅立つ。
国境の街ビオレールで冒険者として活動を始めたローゼは、運命的な出会いを果たす。因縁の仇と同じ黒髪と漆黒の剣を持つ少年傭兵リョウ。自由奔放で可愛いが、何か秘密を抱えていそうなエルフの美少女ベレニス。クセの強い仲間たちと共にローゼの新たな人生が動き出す。
これは王女の身分を失った最強天才魔女ローゼが、復讐の誓いを胸に仲間たちとの絆を育みながら、王国の闇や自らの運命に立ち向かう物語。友情、復讐、恋愛、魔法、剣戟、謀略が織りなす、ダークファンタジー英雄譚が、今、幕を開ける。
ペットになった
ノーウェザー
ファンタジー
ペットになってしまった『クロ』。
言葉も常識も通用しない世界。
それでも、特に不便は感じない。
あの場所に戻るくらいなら、別にどんな場所でも良かったから。
「クロ」
笑いながらオレの名前を呼ぶこの人がいる限り、オレは・・・ーーーー・・・。
※視点コロコロ
※更新ノロノロ
恋い焦がれて
さとう涼
恋愛
小学校時代の担任教諭・佐野に七年ぶりに再会し、話の流れで佐野の恋人へのエンゲージリングを選ぶために一緒にジュエリーショップに行くことになってしまった二十歳の女子大学生・輝。
最初はそんなつもりはなかったのに、次第に佐野を意識してしまうようになり、自分でも困惑してしまう。
必死に自分の想いを打ち消そうとする輝。
だけど佐野も恋人との関係に悩んでいるようで、複雑な想いを抱え続けることになる。
そんな輝を見守る(ちょっかいをかける?)バイト先の店長。
さらに佐野の恋人は意外な人物で、輝は大混乱。
※ドロドロではなく純愛系を目指していますが、ビターテイストなお話です
※理想的で格好いいヒーローではありません(…すみません)
※調べながら執筆をしているのですが、無知なところも多々あるので、間違っているところがありましたら教えてください。ツイッターでも受け付けています。
https://twitter.com/SATORYO_HOME
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる