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7. エーサク、錬金術師になる
しおりを挟む俺は食事を取った後、読書に没頭した。
俺の隣では、アナ先生がビーコにオマンコを舐めさせてアヘアヘ言っている。
どうやらアナ先生は、オマンコの穴を舐められるのが大好きな好き者だったのかもしれない。
『錬金入門』によると、たくさん錬金を続けると錬金レベルなるものが上がり、色々な素材を合体させる事ができるようになるとの事だ。
要略すると【錬金】スキルは、接着剤のような物で、色々な素材同士を正しい分量で合体させて別の物にする事ができるらしいのだ。
しかし、その正しい分量が難しく、分量を間違えると、全く効果がないポーションや脆い剣などが出来上がってしまうとモッコリーナ著の『錬金入門』に書かれてあった。
俺は今日ゲットした素材を冒険者バックから全て出してみる。
取り敢えず、風魔法で今日狩ってきたモグラの魔物を解体していく。
肉や皮、骨など全て綺麗に解体し、肉などのナマモノだけは直ぐに冒険者バックにしまった。
冒険者バックの中は時間が止まっているので、新鮮なまま肉を保存できるのだ。
取り敢えず、皮を綺麗に繋げる錬金をやってみる。
皮を繋げる錬金は、素材としては皮しか必要ないと『錬金入門』に書いてあったのだ。
俺は使い易い長方形の形をイメージしながら、有るだけモグラの皮15枚を錬金してみる。
俺の手の平から、何か暖かい感じのモノが出てくるのが感じる。
俺はその暖かいモノを、満遍なく15枚の皮に注ぐ感じで、頭の中では完成のイメージを続ける。
10秒程続けると、突然、素材が光り輝き、1枚の大きな長方形の皮に変わった。
[【錬金】スキルがlv.3になりました!]
どうやら錬金に成功し、俺の錬金レベルも少し上がったようだ。
『錬金入門』によると、lv.10になると金属の錬金もできるようになるらしい。
俺は続けて、牙狼族とかいう狼の親玉みたいな魔物も風魔法で解体し、同じように長方形の皮を錬金する。
[【錬金】スキルがlv.6になりました!]
面白い。
次は蛾の魔物を倒し、ドロップした繭の塊を3つ取り出す。
この繭の塊は、【錬金】スキルで糸をイメージするだけで糸になるらしいのだ。
俺は繭を糸に錬金した。
[【錬金】レベルがlv.7になりました!]
「アッアッアッアッ、エー君、大丈夫なの繭を糸にする錬金って、ごっそり魔素を持っていかれるって聞いた事があるわよ?
ビーちゃん、もっとクリをクリクリっと!
アッアッアッアッアッ!」
アナ先生が、ビーコにお股を舐めさせながら、俺に助言を与えてくれる。
「大丈夫のようです! ダンジョン中に濃い魔素が漂っていますので、定期的にダンジョンの魔素を体に取り込むようにしてますので!」
「アッアッ! そんなこと可能なの?」
「可能のようです」
どうやら人間は、連続して【錬金】スキルが使えないらしい。
俺は続けて錬金をする。
たまにダンジョンに、落ちている石ころと皮を錬金すると、皮から革になるようだ。
俺はダンジョン内を物色し、石を10個程拾ってくる。
綺麗なナメ革にするには、石で皮の毛を綺麗にストーンウォッシュする感じをイメージし、石に含まれるミョウバンという成分を皮全体に浸透させるイメージで、錬金すると上手くいくと書いてあった。
「(ストーンウォッシュって……)」
どうやら【錬金】スキルは、現在日本の科学的知識を知ってると、上手く出来る気がする。
俺は拾ってきた石ころを、もう少しだけ風魔法でビー玉位の大きさにカットし、モグラ皮と牙狼皮と分けて錬金してみる。
すると、綺麗に毛が抜けたナメ革が完成した。
[【錬金】スキルが、lv.10になりました!
【金属錬金】スキルを覚えました!]
どうやらこれで金属の錬金ができるらしい。
しかしそれより俺は、急に思いついてしまった。
ビーコに黒い光沢の掛かった革で、ボンテージを作ってみようと。
リアル小悪魔のビーコには、黒い光沢が掛かったライダースーツのようなボンテージが似合う筈なのだ!
俺は『錬金入門』をペラペラと捲る。
あった! 革の染色はイメージだけで出来ると書いてある。
俺は早速、ナメ革を光沢のある黒い革をイメージして錬金した。
「(イメージどうりに出来た!)」
俺は心の中でほくそ笑む。
次はファスナーだ!
一気にライダーボンテージを作る事も可能のようだが、最初の内は1つずつ錬金した方が上手くいくと『錬金入門』に書いてあったのだ!
俺は初めて鉄を錬金してみる事にした。
鉄素材は、何度か、魔物からゲットしているのだ。
俺はファスナーをイメージし、錬金する。
これも上手くいった。
ファスナー自体は、前の世界でいつも間近でよく見ていたので、構造が完全に頭に入っていたのだ。
次は遂に、ライダーボンテージの錬金だ!
『錬金入門』には、初めて服を錬金する場合、紙にイメージ図を描いて、それも一緒に素材と合わせて、錬金すると上手くいくと書いてあった。
俺は『錬金入門』を書いた、モッコリーナ氏を信じている。
モッコリーナ氏は、世界最強の魔法使いであり、錬金術士で、大昔に世界を救った事がある勇者パーティーの1人だったらしい。
余談は置いといて、冒険者バックに入っていた紙とペンで、スラスラとライダースーツ型ボンテージのイメージ図を描いていく。
ボンテージは、敢えて1枚革で作り、ファスナーは首の襟スジから開けるようにし、そのまま腰の辺りまでグルッと開ける使用にする。
そうすれば、わざわざピッチピッチのボンテージスーツを完全に脱がなくても、オシッコやウンコをする事ができるのだ!
勿論、ボンテージを着たままで、SEXだって出来てしまう!
俺はチンコをビンビンに立てながら、ビーコ専用のライダーボンテージのデザインを徹夜で考えるのであった!
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