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98. くの一忍法帳
しおりを挟む「サイト様、朝でございますよ」
ロリメイド長メリルが耳元で囁く。
「うぅ……ん」
ぼんやりと目を覚ますと、いつも目の前にあるモノがどこにもない。
そう、俺は毎朝ブリトニーのオッパイをペロペロしてから起きるのだ。
「ブリトニーは?」
「ブリトニー様は、ヤナト様とスイセイ様に朝の稽古をつけると、1時間前に起きて、出かけて行きました」
そういえば昨日の夕食の時、ヤナトとスイセイが、ブリトニーに、「俺達、姉御のように強くなりたいんです! 何でもするんで弟子にして下さい!」
と、土下座して頼んでいた気がする。
そしてブリトニーはというと、「お前達を毎日半殺しにしても良いというなら、弟子にするのニャ!」と、訳の解らない事を言って、OKしてた気がする……
まあ、それは良いとして、俺の日課はどうなるんだ!
俺は毎朝、ブリトニーのオッパイをチュパチュパすると決めていたのだ!
ん……
おお……
アレは、形といい、大きさといい、ブリトニーに匹敵するオッパイなのではないのか?
サイトの寝ている2メートル程先に、たわわなパイ乙を無防備にコチラに向けて寝ているバハオウが、目に入った。
アレにするか。
サイトは【影渡り】を使い、バハオウのたわわなパイ乙によりできた影に渡り、影から頭だけ出して、バハオウのオッパイをペロペロ舐めた。
「ウゥ……ン……」
ペロペロ
「あぁぁぁ……」
ペロペロ
「ウゥ……ン……んッ!」
バハオウが目を覚ました瞬間、サイトは何事もなかったように、影から元いた場所に戻り、寝たフリを決め込んだ。
バハオウは一瞬目覚めたが、何事も無かったように、すぐに寝息を立てて眠りにつく。
再びサイトは、バハオウのたわわな胸の影から頭だけを出して、今度はオッパイを吸ってみた。
チュゥチュゥチュゥチュゥ
「あぁぁぁぁぁぁぁ……気持ちいいよぉ……エッ!!」
バハオウは、バッ! と、飛び起きた。
サイトは何事もなかったように、元いた場所に戻り寝たフリしつつ、バハオウの発した声によって起きた感じで、欠伸をしながら眠そうに、起きたフリをした。
「ふぁぁぁ……!
んっ……バハオウ、どうした?
立ち上がって、何かあったのか?」
「エエ……いえ、何やら胸がムズムズムラムラしたので……」
バハオウは仁王立ちのまま、首を傾げ回答した。
「まあ、女になったばかりだからな、オッパイがムズムズムラムラしする事も、慣れるまでは、よくあると思うぞ!」
俺は適当に返答した。
「そ…そうですか……
慣れですか……」
バハオウが怪訝な顔をしながら、何やら考えこんでいる。
「お……おお、そうだ!
メリル! バハオウのくノ一衣装は、完成したのか?」
何やら面倒くさくなりそうな雰囲気を感じたので、慌てて話題を変えてみた。
「サイト様、コチラにご用意できております!」
ロリメイド長のメリルは、いつの間にか、くノ一衣装を用意しており、すぐに広げて見せてくれた。
何気に、気が利く。
俺の考えが解るのか?
「んッ! おぉー!
俺の想像以上の出来だ!
鎖帷子も付いているのか!
しかも、鎖帷子を着ても、横乳が見えるようになっている。
鎖帷子がタンクトップのようになっているからだ。
多分その感じだと、胸の谷間も見えるのではないのか!
バハオウ! 兎に角すぐに着て見せるのだ!」
「ハッ! 御館様!」
「いいぞ! それだ! その返事だ!
くノ一はそうでなければな!
見ろ! 興奮してチンコがビンビンだ!」
ビンビンに反り返った息子を、バハオウとメリルに見せつけていると、姫とアンちゃんも起きてきた。
「おはよう。サイト君! 朝から何やってるの!」
「マスター! おはようございますです!」
アンちゃんに注意されて、ますます息子が反り返る。
「おお、おはよう!
バハオウの衣装が完成したので、試着してもらおうと思ってた所だ!」
「サイト君、いつの間に、そんな物を注文してたの?」
アンちゃんが怪訝な顔をして質問してくる。
「アンさん! マスターはアンさんが秘密特訓で気絶してる時に、メリルさんに頼んで、ゴキ男爵に注文したのです!」
姫がすかさず、俺の代わりに返答する。
「そ……そうだったの……」
アンちゃんは、少しバツが悪そうな顔をした。
「御館様、こんな感じなのですが?」
バハオウがくノ一衣装に着替えて、披露する。
「おお……いいぞ!
エロい! エロくノ一だ!
くノ一忍法帖で、主役を張れる程のエロさだ!」
「くノ一忍法帖?」
バハオウは首を傾げ手、ハテナ顔をしている。
「気にするな! 独り言だ」
「バハオウ! 気にする事はありません!
マスターは、始まり魔女のお弟子様なのです!
私達の知らない言葉や知識をたくさん知っていて、博識なのです!」
姫までよく分からない事は、始まりの魔女のせいにするようになったか……
今のところ、この世界で知られていないエロい知識は、全て始まりの魔女のせいになってる気がする……
まっ、取り敢えず今は、バハオウのくノ一衣装だ。
「バハオウ! その場で回って見せろ!」
「ハッ! 御館様、」
バハオウはくるりと回る。
いい、凄くいい。
「バハオウ! 両手を挙げて見ろ!」
「ハッ!」
バハオウは両手を挙げる。
すると、袖が無い忍者装束の脇の部分、ぱっくりと空いた脇の横に、たわわな乳房がチラリと見える。
完璧だ。やはりくノ一の衣装に、袖は必要ない。タンクトップのような鎖帷子もグッドだ。
タンクトップ型の鎖帷子なので、脇の部分と胸の部分がぱっくりと空いている。
なので、バハオウのたわわな胸の谷間が強調されて、妖艶な、エロさを感じる。
俺はおもむろに、両手を挙げたバハオウの後に回り込み、脇の横から手を入れて、オッパイを揉んでみた。
「アッ! 御館様ぁ!」
バハオウが喘ぎ声をあげる。
俺は黙って揉み続ける。
「アッアッアッアッ御館様!
や……止めて下さい!
アッアッアッアッ!」
「止めた方がいいのか?」
「アッアッアッアッ止めないで下さい! もっと、激しく揉んで下さいませ!」
「そうか! これならどうだ!」
バハオウのオッパイを激しく揉みながら、人差し指で乳首をコリコリ刺激する。
「アッアッ御館様ぁ!
凄いです! アッアッアッアッ!
イ……イッちゃうよぉ…………」
ビクッビクッビクッビクッビクッビクッ
バハオウは、女座りの体勢で座り込んでしまった。
いい感じだな。
このままヤッてしまいたいが、ここは我慢だ。
バハオウは、まだ俺の性奴隷ではない。
よく分からないが、俺の性奴隷になる為には、ブリトニーの許可がいるらしいのだ……
まあ、いいか。
別に、SEXに困っている訳ではない。
お預けプレイだ。
俺は、お預けプレイは得意だ。
今現在も、姫とのお預けプレイを楽しんでいる。
バハオウとは、半年以内にはSEXできる筈だ。
俺的には丁度良い刺激だ。
俺のようなM男に、お預けプレイは最高のご褒美なのだ。
「サイト君……
そんなにバハオウの様な、大きなオッパイが好きなの……」
アンちゃんが悲しげに、ボソリと呟く。
「アンちゃん! 俺はロリコンだって知ってるだろ! 俺はアンちゃんのオッパイが1番好きだ!」
俺はいつもの様に、堂々と宣言する。
「マスター! 私のオッパイはどうですか!」
姫が、まな板のような胸を突き出し、アピールしてくる。
「勿論、姫の胸も大好きだぞ!」
「そ……そしたら、私の乳首を舐めて下さいなのです!」
何でいつもそうなるんだ……
そんなに乳首を、舐められたいのか……
「15歳になったらな」
俺がいつものセリフを言うと、姫はガックリとうなだれた。
俺は姫の乳首を舐めたい。
誰の乳首より、姫の乳首が舐めたい。
しかし、我慢だ。
乳首を舐めるのもバランスが大事なのだ。
バランスこそ中庸の極意!
俺は誰の乳首でも舐めたいが、俺の舐める乳首は、ゴトウ族の成人女性の乳首だけだ!
大人の乳首は舐める。
幼女の乳首は舐めない。
これこそがゴトウ·サイトの中庸道なのだ。
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