【R18 】必ずイカせる！ 異世界性活

１３９. 剣聖

　
「サイト様！ ここにお見えでしたか！」

　俺が、バハオウにマントの中でフェラチオをされていると、メイド長のメリルがやってきた。

「おっ……おお……」

　バハオウのフェラチオを受けながら、メリルに返事をする。

「サイト様！ ブリトニー様のお父上で、ニャンゴン城主ガルム·ロマンチック様、御一行がモフウフに到着されたようです！」

「アッ……アァァァ……
　知っているぞ……」

「そ……そうですか……」

　メリルが、俺のいつもと違う受け答えに、不審な目を向ける。

　バハオウはというと、元男という事もあり、ギリギリ俺が受け答えができる、絶妙な加減でフェラチオを続けている。

　もうバハオウの舌使いは、神業というしかない。

「今、ブリトニーの親父さん達は、何をしているのだ？」

「今は、サンアリ様がモフウフの街を案内しておられます」

「そうか、それではそうだな……
　今は、AM11:00か。
　そしたらAM11:30に王の間で会おう。
　姫達主要メンバーと、デーモン軍団も用意しておけ！
　できるだけ、荘厳にするのだ！」

「ハッ！ それでは準備をして参ります！」

　メリルは時間がないのか、すぐに消えた。

　よし！ これで完璧だ。
　ブリトニーの父親には、俺の凄さを見せつけて、ウムを言わさないように、持っていかなければならない。

　絶対的な力の差さえ見せつけてしまえば、娘を性奴隷にした男と会ったとしても、間違って、逆上する事などはないであろう。

　ん？ 

　チュパチュパチュパチュパ

　再び、バハオウの舌使いが激しくなってきた。

「アッ！ アッアッアッアッアッアッアッアッアッアッアッアッアッアッアッアッアッアッアッアッアッアッアッアッアッアッアッ！ バハオウ、ストップ！ ストップ！
　アッアッアッアッアッアッアッアッアッアッアッアッアッアッ!!」

　ドピュドピュドピュドピュドピュドピュ！

　ゴクリ

　バハオウの喉の音がする。

　心臓がドクドクしている。
　フェラチオが、ここまで気持ち良いとは……
　もう少しで心臓麻痺で死ぬ所だった……
　実際には、不老不死のスキル持ちの為、死なないのだが。

　マントの中で、パンツとジャージのズボンを履かされる。

　チラッとマントの中を覗いて見ると、バハオウが俺の影の中に消えていく途中だった。

　バハオウはそのまま、恥ずかしそうなはにかんだ顔をして、そのまま俺の影の中に溶けるように消えていった。

　可愛い奴だ。

　バハオウにフェラチオをさせたら叶う者などいない。
　元々男なので、チンコの事を良く理解しているのだ。
　ただ気持ち良くさせるだけではなく、今回のように、気持ち良さを調節したり、滅茶苦茶気持ち良くしたりと、なんでもできてしまう。

　その上、男心も解っているの為、引き際も心得ているのだ。

　ーーー

　AM11:25

　王の間に到着したが、まだ、姫とブリトニーが来ていない。
　次いでに、ペロとブリジアも まだいない。

　何をしてるんだ……
　社会人なら5分前集合は当たり前だぞ！
　俺がイライラして待っていると、王の間の扉が開いた。

「ニャンゴン城主、ガルム·ロマンチック様と、その従者が到着なされました！」

　エッ!!  来ちゃったよ！

　ガルム·ロマンチックとブリトニーの姉と兄は、サンアリに伴われて王の間の中央辺りまで、歩を進める。

　王の間には、爵位持ちのデーモン達が整列しているというのに、恐れる素振りさえも見せない。

　流石は、元漆黒の森の騎士団長だけの事はある。

　眼光鋭い目付き、百戦錬磨の者だけが発せられるであろう、只ならぬ殺気を発しているように感じられる。
　しかし、ガルムは完全に殺気を抑え込んでいる。
　それなのに、殺気を発しているように感じられるというのは、普通ではない。
　殆ど生きる凶器だ。
　流石は、あのブリトニーの親父さんと言った所か。

　ブリトニーの姉と兄は、殺気ダダ漏れだ。

　2人とも俺に対して、明確な殺意を持っている事が見てとれる。

　帰りたい……

　肝心な、ブリトニーと姫はいつ来るのだ。

　どう考えても、俺の実力では相手にすらならなそうだ。

　取り敢えず、実力を図る為、鑑定してみる。


　ガルム·ロマンチック
　サムライマスターlv.85  剣聖lv.79
　スキル;闘気、一撃、斬撃波、族長、統率、大咆哮、メテオスラッシュ、分身、解放act1

　カレン·ロマンチック
　剣姫lv.50
　スキル;闘気、一撃、斬撃波、咆哮、分身、瞬速、神剣

　ブリトー·ロマンチック
　騎士lv.75
　スキル;闘気、一撃、斬撃波、咆哮

　け……剣聖だと!?

　ブリトニーのお父さんって、剣聖だったの……

　それにお姉さんの剣姫ってなんだ？

　よく分からんが凄そうだ。

　やはり、ブリトニーの血の繋がった家族だ。
　とんでもない事だけは分かった。

「私は、元漆黒の森の騎士団長ガルム·ロマンチックと申します！
　この度、姫様、ガブリエル·ツェペシュ様がお立ちになると、聞き及んで参上致しました！」

「ウム。 我はモフウフの主、ゴトウ·サイトだ」

　取り敢えず、自己紹介をしたが、これからどうすれば良いのだ？

「私は、ブリトニーの姉。カレン·ロマンチックと申します。
　所で、貴方様は、妹を性奴隷にしていると聞き及びましたが、妹の事をどのように扱っておいでなのですか？」

　キター！

　どうする……

　どうすれば良いのだ……

　俺が言い訳しても、どうにもならない気がする。

　何で、ブリトニーは居ないのだ！

　本人が説明するのが1番良いのだ。

「………」

　取り敢えず、沈黙しよう。

　なんとも言えない空気が流れる。

　ブリトニーの姉と兄は、俺の事を凄く睨んでいる。

　ブリトニーの姉のカレン·ロマンチックは、恐ろしい程の美形だ。

　白い肌に、白い猫耳。

　モフウフしたい。

　こんな美人のお姉さんに、殺意を向けられるなんて、正直悲しい。

　カレンは、今にも俺に斬り掛かる勢いだ。

　バンッ!!

　俺がカレンの殺気に冷や汗を流していると、王の間の扉が勢いよく開かれた。

　開いた扉に目を向けると、姫とペロと裸のブリジアが、猛スピードで空を飛んで、王の間に入ってきた。

「マスター！ 飛べたのです！」