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147. オナペットのお仕事
しおりを挟む「サ……サイト君、何で涙を流しているの?」
昔の記憶を思い出しながら、大きなロブスターにむしゃぶりついていたら、どうやら自然と涙が溢れていたようだ。
アンちゃんは心配そうに、俺の顔を覗いてくる。
「何でもない。少しだけ前の世界の事を思い出していただけだ!」
「そんなにこのロブスターが、伊勢海老という食べ物の味と似ていて感動したんだ。
涙を流しながら食べるなんて、よっぽど味が似てたんだね!」
アンちゃんは、勝手に勘違いして納得している。
俺は ただ単に、小さな伊勢海老をチビチビと食べていた前の世界と違って、大ぶりなロブスターを、何も気にせずガツガツ食べれる事に感動していたのだが、いちいち話を正すのは面倒だし、内容も貧乏臭く恥ずかしいので、敢えて訂正しない事にした。
ーーー
ハラハラ冒険者亭名物のロブスターを美味しく頂き、ハラハラの街を後にする。
出発する前に、バハオウから連絡があり、『守備は万全なのでモフウフやニャンゴンは何ら心配はない』と、サンアリからの報告があった。
どうせ戦争するつもりだったので、これからの道のりでも北の大魔王の息が掛った城塞都市なら自由に暴れて問題無いそうだ。
宣戦布告もしないまま、北の大魔王の支配している城塞都市を、何の前触れも無く襲い続けるという行為は、俺的には完全にテロリストの行いだと感じるのだが、この世界にはテロという概念がないみたいだ。
両親を殺されて、兄まで北の大魔王に性奴隷にされている姫には大義名分があるのだが、当の本人は、復讐に全く興味がない。
ただただ、俺の性奴隷になる事を目標にしているのだ。
それから、ハラハラの魔王を折角倒したのに、ハラハラ城塞都市は、暫く放置する事に決めたみたいだ。
あまり戦線を拡大しすぎると、戦力が分散してしまうらしい。
そんなこんなで、ハラハラ城塞都市を後にした。
ブリジアは再び人型に戻り、冒険者ギルド本部があるムササビ自治国家の道案内の為に、俺達の先頭を飛んでいる。
俺はその後姿を、ペロの背中に乗って眺めている。
ブリジアは素っ裸なので、パイパンのお股が丸見えだ。
それに気付いた俺は、ブリジアのお股を凝視し、チンコを立てている。
ブリジアは、俺を興奮させるという、オナペットとしての仕事を完全にこなしているといえるだろう。
俺は、早急にチンコをシコりたい欲望に駆られているのだが、俺の後ろでペロの背中に跨っているブリトニーとアンちゃんの手前、チンコを握る事さえできないでいる。
ズリネタが目の前にあるのに、何も出来ずにモンモンとしていると、突然、俺のポークビッツが、口に咥えられた感触があった。
よし! ナイスだ! 流石は男の気持ちがわかる『くの一』バハオウだ!
バハオウは、いつものようにマントの中の影から、顔と手だけを出して、チンコを優しくシゴきながらフェラチオを始めた。
「アッ!」
「ご主人様! どうしたのニャ?」
バハオウの超絶舌使いに、反応して思わず声が出てしまった。
「ア……アノ雲、ダンジョンで闘ったタコ侍のような形をしているな」
「そうかニャ? 私にはただの雲にしか見えないニャ?」
「アッ!」
「今度は、どうしたのニャ?」
「ア……アノ雲は……牛田さんに見えないか?」
「牛田さん? 見えなくはないけど、どちらかと言うとただの雲だニャ!」
「アッ!」
「何ニャ?!」
「アノ……雲は姫が大好きイチゴオレに見えないか?」
「イチゴオレは液体ニャ!どう見たら雲が液体に見えるのニャ!」
「アッ!」
「何ニャ?!」
「アノ……」
「雲ニャ!!」
ブリトニーは、フェラチオの気持ち良さで、頭が回らない適当な俺の誤魔化しの言葉を、有無を言わさず食入り気味に突っ込んだ。
「アッ!」
「……」
「アッ!」
「……」
ブリトニーは無視する事に決めたようだ。
「アッ! アッ! アッ! アッ!」
「……」
逆に黙られると恥ずかしい。
どうやら、ブリトニーは俺が何をされてるのか気付いたようだ。
ブリトニーが俺の背中に豊満な胸を押し付けできて、首筋に『フゥー』と、息を吹きかけてきた。
「アッアァァァァァァ……!!」
ドピュ! ドピュ! ドピュ! ドピュ!
ゴクリ。
結局、ブリトニーによる首筋の息の吹きかけで、イッてしまった。
バハオウは何事も無かったように、事の後処理をして影の中に戻ったようだ。
バハオウが消えたと同時に、ブリトニーが背後からマントの中に手を突っ込んで来て、俺のポークビッツを握った。
「続きをやるニャ。
私がご主人様の前に座るので、ご主人様はバックから腰を振るのね!」
ブリトニーはそう言うと、俺の前に移動して来た。
そして、ブリトニーはペロの身体にしがみつく様な格好をして、お尻を突き出してきた。
俺は、飛んでいる姫に見えない様に、マントで結合部分を見えないように細工する。
「ご主人様ぁ。 早くご主人様の魔法のステッキを、私のアワビにぶち込んで欲しいのニャ」
ブリトニーが猫なで声で懇願する。
俺は無言で、既にお汁で濡れ濡れになっているブリトニーのアワビに、そぉっとビンビンに反り返った息子を、挿入した。
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