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215. デート(4)
しおりを挟む甘くて美味しい。
俺の口の中に、とめどなくラブジュースが流れ込んでくる。
アンちゃんの割れ目は、最早壊れた蛇口のようになってしまっているのだ。
俺はそんな溺れそうな程の愛液に耐えながら、アンちゃんの割れ目をペロペロする。
「あぁぁぁぁぁあぁぁぁ……ん……サイト君! またイッちゃうよォ……!」
ビクッ! ビクッ! ビクッ! ビクッ! ビクッ!
俺は、アンちゃんがイッてもお構い無しに割れ目を舐め続ける。
俺は、必ず、アンちゃんを30秒に1回イカせなければならないのだ。
これは絶対に守らなければならない不文律である!
まだ、ゴトウ·サイトの記憶が戻っていなかった頃に、ブリトニーによって調教された時の記憶が色濃く残っていて、クンニをする時は、30秒に1回イカせないと落ち着かないのだ。
よく言うパブロフの犬状態である。
そう俺は犬だ。
とても優秀なバター犬なのだ!
バター犬の仕事は、ご主人様を喜ばし、アヘアヘ言わしてイカせる事!
ご主人様をイカせた回数が、優秀なバター犬としての証明!
俺は最もクンニが上手な幼児の称号は持ってるが、最も優秀なバター犬の称号は持っていない。
そもそも、最もクンニが上手な幼児の称号など、誰でも取れる称号なのだ。
何故なら、競争相手が一人も居ないので、クンニをした時点で、必然的に一位になってしまうのである。
その点、最も優秀なバター犬の称号は、ライバルが多い。
ワンコを飼ってる女子の殆どが、その愛犬をバター犬に調教している筈なのである。
特にこの世界のワンコなら尚更だ。
何せ、この世界の女の愛液は、甘くてとても美味しいのだ!
普通に犬を飼っていても、愛液の匂いにつられて、ペットの犬が勝手にお股を舐めようとするに決まっている。
とても道徳に厳しい奥様方でも、寝ている間にベッドに潜り込んでお股をペロペロするワンコを止める事はできない。
夢の中で昇天を味わい、起きて気付いた時にはもう既に、ワンコのザラザラの舌の虜になってしまうのだ!
まあ、そんな理由は建前で、実際にはバター犬にする為に、女は犬を飼うのである。
これは100パーセントと言っても良い。
この世界で女が飼ってる犬は、ほぼ100パーセント愛液の匂いがするのだから。
「アァ……気持ちイイよぉ~サイト君のクンニは世界一だよぉ~♡」
ん?
アンちゃんは、俺以外の人間にクンニをされた事があるのか?
俺は高速で舌を動かしながら考える。
「ああぁぁん……いいよぉ……いいよぉ……最高だよぉ~」
アンちゃんの喘ぎ声を聞いても、浮気疑惑が頭から離れない。
アンちゃんは、俺が居ない間に男でもいたのか?
まあ、俺が死んでからの400年間、アンちゃんがどう生きていようが自由だ。
何せ誰も、俺が再び転生して復活するとは想像できる筈がないのだから。
まあ、俺が復活したのだから、俺のポークビッツの力で、アンちゃんから間男の記憶など、消し飛んだに違いないけどね。
しかし、俺のアンちゃんを奪った男は誰だ?
アンちゃんの浮気は許せるが、大魔王ゴトウ·サイトの女と知りながら、お手付きした間男は許さない!
チンコをペロに引きちぎらせて、そのチンコをケツの穴に突っ込んでやる!
「サ……サイト君! 激し過ぎるよォ……そんなに激しく舌を震度させると、オマンコが壊れちゃうよぉーー!」
どうやら、怒りの余り舌を震度させ過ぎてしまったようである。
舌の振動にも色々あって、ただ激しければ良いという訳ではないのだ。
女を気持ち良くさせなければ、その振動は、フードコートで料理の出来上がりを教えてくれるバイブと同じである。
まあ、マンコに当てればそれなりに気持ち良くなると思うが。
しかし、俺が目指すのは電マだ!
それも、大人の玩具と健康器具かどちらか分からないような電マではない!
しっかり防水加工されている、大人の玩具に特化した電マを目指しているのである!
落ち着け俺。
心を落ち着かせるのだ!
クンニをする時に一番重要なのは、無心になる事だ。
下手に変な事を考えながらやると、今回のような失敗をしてしまう。
ただ、目の前のアワビに集中するのだ!
無心に舐め続けろ。
それにより、悟りが開けるのだ。
ペロペロペロペロペロペロペロペロペロペロペロペロペロペロペロペロペロペロペロペロペロペロペロペロペロペロペロペロペロペロペロペロペロペロペロペロペロペロペロペロペロペロペロペロペロペロペロペロペロペロペロペロペロペロペロペロペロペロペロ……
「あぁぁぁぁぁぁぁぁあああぁぁぁぁぁぁあああああぁぁぁぁぁぁああぁぁ……イッちゃうイッちゃう、何度もイッちゃうよぉぉぉぉぉぉ……!」
ビクッ! ビクッ! ビクッ! ビクッ! ビクッ! ビクッ! ビクッ! ビクッ! ビクッ! ビクッ! ビクッ!…………
俺は、無心にクンニする事によって、悟りの境地に到達し、アンちゃんを、無限にイカせる事に成功した。
これはクンニの世界では快挙であろう。
どんな優れた名犬でさえ、この域には達して無い筈である。
ティッティティーン!
『【世界一のバター犬】の称号を手にしました!』
アレンの頭に、神の声が響く。
だが、無心に、アンちゃんのオマンコをペロペロし続ける事により、虚無の世界に到達したであろう今のアレンには、最早、【世界一のバター犬】の称号など、どうでも良い事であった。
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