大工スキルを授かった貧乏貴族の養子の四男だけど、どうやら大工スキルは伝説の全能スキルだったようです

飼猫タマ

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第二章 ハウエバー系 第901辺境惑星 編

46. アンドロイドラブドールメイド

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 俺の屋敷は計画通り出来たのだけど、エルダードワーフの2人が、物を作らせろ作らせろ五月蝿いので、勝手に、ウッドペッカー騎士爵領のインフラ整備をお願いしといた。

 これで暫くは、俺に話し掛けてはこないだろう。
 俺の領地がどうなっちゃうかは、一抹の不安だけど、一応、中世ヨーロッパ風に見える俺の屋敷をみれば、それなりにカモフラージュはしてくれる筈だ。

 で、内政なのだが、如何せん、俺の領地には文官が1人もいない。
 というか、広い屋敷を持ったというのに、メイドも1人も居ないのだ。

 メイドとか、領地の者や、イーグル辺境伯領で募集しても良いのだが、如何せん、俺の屋敷は秘密が多過ぎる。
 下手に庭の散歩なんかしたら、変なセンサー誤反応して、メイドがレーザー砲で黒焦げになるかもしれないし……

 そんな話をサヤにしたら、

「全て、僕に任せて下さい!」

 との事。そして次の日には、5人のメイドと、1人の執事型アンドロイドが用意されていた。

「すげぇーなコレ! メタルな体じゃないのかよ!」

 俺は、ちょっと興奮してしまう。

「ですです! 以前僕が使っていたメタルの体に、シリコン製の皮膚を移植してみました!
 まあ、マスターが使ったラブドール体をバージョンアップした感じです!
 以前のバージョンより、より人類の皮膚に近い感じになり、今回は、感度も感じるようにする事が出来ました!」

「嘘だろ?!」

「本当ですよ! なので、このアンドロイド達は、S〇Xして、感じる事も出来ちゃいます!」

「これが、グレイ時代に欲しかった!」

 俺は、グレイ時代、あの何も感じ無かった辛い性行為を思い出し、思わず食い付いてしまう。

「しかも、前回同様、相手を感じさす為の色々なギミックも、そのまま配備してますので、このアンドロイドと交尾した人は、もう、このアンドロイドの虜になってしまう事、確実ですね!」

「お前、どんなものを作ってんだよ! 完全に、地球の日本人も真っ青な高級ラブドールじゃねーかよ!」

「何を言ってるんですか?僕同様、最新鋭AIを配備してますから、ほぼ人ですよ!
 自分の意思で、腰を振ってくれますから!」

「だから、俺は、変態貴族じゃないからな! 自分の屋敷のアンドロイドメイドになんか、絶対に手なんか出さないし!
 それに、この屋敷には母さんが居るんだぞ!アンドロイドメイドに溺れてしまう息子の姿など、見せれねーよ!」

「それもそーですね!」

 でもね、このアンドロイド執事とメイドのお陰で、俺の家族の生活水準が、グーンと上がったのは確かであったのだ。
 料理洗濯掃除も全てしてくれるし、領地の仕事まで全てこなしてくれるのだ。
 流石は、バグってない最新鋭AI。サヤのようにおかしな事は絶対にしないしね。

「やっぱり、領地経営って、人任せに限るよな!
 会社でも、社長自らがセコセコ働く会社って、実は儲からないんだよね!
 人に任せる裁量がある社長こそが、できる社長なのだよ!」

「ご主人様の場合は、このできる秘書の僕が居るから楽出来るんですよ!
 基本、執事とメイドの指示は僕がしてますし、ご主人様に変な仕事が回ってこないように、この最新鋭AIの僕が頑張ってるんですからね!」

「ああ。解ってんよ! サヤ様々だよな!」

「解ってくれればいいんです! 僕の喜びは、ご主人様の役に立つ事ですから!
 そうやって、いつも褒めてくれれば、僕はご主人様の為に、何だってしちゃいますからね!」

 サヤが、何でもしてくれると言ってくれるのは嬉しいが、それにより、暴走して、俺はグレイ帝国に睨まれる立場になっちゃったんだけどな……
 まあ、これ以上コールドスリープせずに、この世界で天寿を真っ当すれば、グレイ帝国に捕まる事はないから、それで良いのだけど。
 兎に角、これ以上、サヤが調子に乗って、変な事しないように、褒めるのは程々にしておこうと思うヨツバであった。
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