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131話 -違和感-
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♢♦︎♢♦︎♢♦︎♢♦︎
「アルス様、ベリルはどうでしたかな?」
風呂から上がり、少し熱気を冷ましてから夕食を取ることになった。ベリル様は風呂の時から夕食までの道のりまでひたすらに喋り続けていた。まぁ話の中身はどんな魔物と戦ったのかとか、どんな剣技が使えるのかなど、質問責めに近かった。しかし、無邪気さからくる質問に嫌な感じはしなかった。普通ならお喋りな人と居ると疲れるというが、そんな気は一切しなかった。
そして、チカ達も風呂から上がりそれぞれ服を着替えてから部屋へと移動する。食事を取る部屋は前回来た部屋とは違った。前回は部屋の中央に長いテーブルが置かれていたが、今回は丸い大きなテーブルで、それぞれの顔が見渡せる感じであった。
食卓に料理が並べられていると、奥さんからもうそろそろでターコイズ様が帰ってくると言われた。先に食べてるのもなんだし、ターコイズ様が帰ってくるのを待つことにした。10分ぐらいしてからターコイズ様が帰ってきて空いていた席にササっと腰を下ろすと食事を始める。そして、冒頭の台詞へと戻る。
「まだちょこっとしか見てないので何とも言えませんが、才能はあると思いますね」
「そうですか!いやぁ、良かったなベリル!」
「はい!…でも、アルス先生すっごく強いんだよ?ボク、先生と手合わせしたんだけど一発も当てられなかった!」
「ハハハッ!そりゃアルス様はこの国の英雄なんだぞ?」
「それでね?先生に他にどんな魔物と戦ったのか聞いたんだけど、砂漠大蜘蛛をやっつけたんだって!」
「砂漠大蜘蛛をかい!?そりゃ……まぁドラゴンを倒せる方なら……」
ターコイズ様はベリル様と仲良さげに話している。その様子から見て親子の仲は良好だと分かるものだった。
「アルス様、ベリルに才能があると仰ってましたが、どんな才能ですの?」
「剣…いや、模写の才能ですかね?兵士達の稽古の型を真似してたんで。ベリル様曰く、その稽古は体験してないと仰ってました」
「模写…ですの?」
「はい。言葉は軽そうに思えますけど、それを実際に真似するってのは難しいと思います。それもベリル様のような子供が」
「………そうなんですの。じゃあ剣の才能は無いという事ですか?」
「いや、剣の才能が無いとは思ってませんよ。ただ、まだベリル様は子供ですしこれから成長していくにつれ力をつけると思います。私がお手伝い出来るのは基礎を教えるぐらいですね」
「………基礎?」
「はい。まぁ私も人様に教えれる程学んだ訳では有りませんので……」
もっともらしいことを言いつつもこれ以上喋るとボロが出そうだと思った俺は話題をナナへと振ることにした。
「そういやナナは見えるはずだよな?ベリル様は魔法とか使えそうか?」
「見える??」
俺の言葉に疑問を持ったのか奥さんはナナへと視線を動かす。
「モルガ、ボクは魔法使いだ」
「え、ええ……それはミレーユ様からも聞いているけど…」
「ただし、ただの魔法使いでは無く魔法を極めた者だ」
話を振られたナナは淡々とした口調で奥さんに話し始める。
「魔法を極めた者にはとあるボーナスが付く。そのボーナスとは相手の弱点などを見抜く『慧眼』という能力を得ている」
「ぼ、ぼーなす????」
「…特殊能力の事だ。ただ、ジュエリア王国にはボクの高みまで登り詰めている者はマスターを除けば誰一人として居ない。だからボクの様な能力は知らないと思う」
「は、初めて聞いたわ…」
「その話を前提とした上で言わせてもらうが、ベリルには魔法の才もある。ただし、努力は必要だが」
「…ベリルは魔法が使えるの!?」
「使える。とても質の良い魔力を持っている。それは恐らくモルガ達の血筋だと思う」
「……それってつまり、私達も使えるの?」
「魔力は持っている。だが、今から習得しようと考えるならば非常に時間が掛かる」
「……アナタ、ナナさんの話を聞いてたかしら?」
ベリル様と夢中で話しているターコイズ様へと奥さんが話しかける。
「ん?どうかしたのかい??」
「ナナさんが言うにはベリルには魔法の才能があるらしいのよ!」
「………それは本当かい??」
穏やかな表情から物を定めるかの様な表情へと一変させるとターコイズ様はナナへと視線を動かす。
「嘘は言わない。だが、魔法を使えるかどうかは本人次第。ただ、才能はあるとだけ伝えておく」
ナナの話を聞いていた俺はどう説明するかを考える。
(ボーナスとか言うなよなぁ……。まぁそれは置いておいて、ナナの特殊能力は魔法職を極めても出来ないと思うんだよなぁ…)
ナナが言っていた慧眼とは、ナナというキャラクターでの特殊能力だ。『Destiny』ではキャラ毎に『極限解放』というモノがあった。最高レベルで『通常攻撃150%増加』とかそんな感じね?もちろんレアリティにもよるが、『Destiny』の良い所はレアリティが低いキャラでもその『極限解放』が唯一無二という事だ。……まぁ簡単にいうなら固有スキルという訳だ。
もちろん、チカやローリィにも『極限解放』はある。チカの場合は治癒に特化した『森妖精の加護』、ローリィは攻撃回数に特化した『不動明王』がある。他にも『解放』は沢山あるのだが、とりあえずの説明はここまでにしておく。
「……アナタ」
「うむ………我が子ながらそんな才能があるとは……」
ナナの言葉を信じたターコイズ様達は感慨深くベリル様を眺めていた。
「? どうかしたの??」
「ベリル……ナナ様が言うにはベリルには魔法の才能があるらしいぞ?」
「えっ!?魔法!!???」
魔法と聞いてベリル様は高い声を出す。もちろん表情は太陽の様に明るい。
「もし、モルガ達がボクの言葉を信じると言うのならちゃんとした魔法を扱える者を教師にした方が良い」
「……ナナさんに頼むと言うのは?」
「それは無理な話だ」
「何故でしょうか?」
「ボクとベリルでは差があり過ぎる」
「どういうこと?」
「……ナナが言いたいのは、ベリル様にはナナの魔法が使えないということだと思います」
「使えない?…どういうことチカさん?」
「私達はそれぞれの魔法を極めた者です。ナナの場合は攻撃特化、私の場合は回復特化と言った具合に。私達が教えるとなると偏ると言いたいのだと思います」
「流石チカ。ボクの気持ちをよく分かっている」
満足げに頷くナナにチカは笑みで返す。チカの話を聞いて何となく理解した俺はターコイズ様達に話しかけた。
「まぁ剣以外にも才能があるって事ですよ。良い事じゃないですか!」
人様の教育に口出しするのはいけない事だと思うのでそれから先は言わない。子供のうちは自分がやりたいことをやれば良いと思うんだよね。親が押し付けるんじゃなくて、親が協力するって感じだ。
「むむむ……しかし、ベリルに魔法の才能があるとは…」
「……アナタ。もし、ベリルが勇者になりたいって言ったらどうしましょう?」
「……その時はやらせるだけさ。夢はいくつあってもいいんだよ」
(…余計な事言わなくて良かったー!!うんうん、俺もターコイズ様の意見に賛成だ!)
ナナの発言でちょっと食事の雰囲気が変わってしまったが、ターコイズ様達は何か嬉しそうな感じだった。ミレーユからどんな話を聞いているのかは知らないけど、自分の子供を褒められたら嬉しいもんな。
それからの食事は世間話を交えながら進んでいった。料理もしっかりと味わえたので俺としては大満足であった。
「アルス様はお酒は呑めますかな?」
デザートを食しているとターコイズ様から聞かれた。
「ええ。呑めますよ」
「それは良かった。私のお気に入りの酒がありましてね、よろしければご一緒に呑みませんか?」
「良いんですか?」
「ええ。……私の書斎にあるので行きましょうか。ちょっとお話がありますので」
「ご主人様ズルイー!!」
「フフフッ。ローリィさん、安心して?こっちはこっちで準備してあるから。さっきの女子会の続きをしましょ?」
(女子会とか仲良くなってんなー。うんうん、良い事だ。………ところで話って何だろ?)
そんなことを考えながらターコイズ様の後をついて行く。ターコイズ様の書斎はシックな雰囲気で、分厚い本が幾つも本棚に収まっていた。
「どうぞアルス様」
ゆったりと座れるソファーに腰を下ろすとターコイズ様がお酒とグラスを持ってくる。トクトクと果実の様な甘い香りを漂わせながらグラスへと注ぐと俺に手渡し乾杯する。
「……お話って何でしょう?」
「…ベリルには聞かれたくない大人の話ですね」
「大人の話?」
そう言われてピンクな事を想像した俺だったが、ターコイズ様から出た言葉はそれとは全く違う別な話なのであった。
「アルス様、ベリルはどうでしたかな?」
風呂から上がり、少し熱気を冷ましてから夕食を取ることになった。ベリル様は風呂の時から夕食までの道のりまでひたすらに喋り続けていた。まぁ話の中身はどんな魔物と戦ったのかとか、どんな剣技が使えるのかなど、質問責めに近かった。しかし、無邪気さからくる質問に嫌な感じはしなかった。普通ならお喋りな人と居ると疲れるというが、そんな気は一切しなかった。
そして、チカ達も風呂から上がりそれぞれ服を着替えてから部屋へと移動する。食事を取る部屋は前回来た部屋とは違った。前回は部屋の中央に長いテーブルが置かれていたが、今回は丸い大きなテーブルで、それぞれの顔が見渡せる感じであった。
食卓に料理が並べられていると、奥さんからもうそろそろでターコイズ様が帰ってくると言われた。先に食べてるのもなんだし、ターコイズ様が帰ってくるのを待つことにした。10分ぐらいしてからターコイズ様が帰ってきて空いていた席にササっと腰を下ろすと食事を始める。そして、冒頭の台詞へと戻る。
「まだちょこっとしか見てないので何とも言えませんが、才能はあると思いますね」
「そうですか!いやぁ、良かったなベリル!」
「はい!…でも、アルス先生すっごく強いんだよ?ボク、先生と手合わせしたんだけど一発も当てられなかった!」
「ハハハッ!そりゃアルス様はこの国の英雄なんだぞ?」
「それでね?先生に他にどんな魔物と戦ったのか聞いたんだけど、砂漠大蜘蛛をやっつけたんだって!」
「砂漠大蜘蛛をかい!?そりゃ……まぁドラゴンを倒せる方なら……」
ターコイズ様はベリル様と仲良さげに話している。その様子から見て親子の仲は良好だと分かるものだった。
「アルス様、ベリルに才能があると仰ってましたが、どんな才能ですの?」
「剣…いや、模写の才能ですかね?兵士達の稽古の型を真似してたんで。ベリル様曰く、その稽古は体験してないと仰ってました」
「模写…ですの?」
「はい。言葉は軽そうに思えますけど、それを実際に真似するってのは難しいと思います。それもベリル様のような子供が」
「………そうなんですの。じゃあ剣の才能は無いという事ですか?」
「いや、剣の才能が無いとは思ってませんよ。ただ、まだベリル様は子供ですしこれから成長していくにつれ力をつけると思います。私がお手伝い出来るのは基礎を教えるぐらいですね」
「………基礎?」
「はい。まぁ私も人様に教えれる程学んだ訳では有りませんので……」
もっともらしいことを言いつつもこれ以上喋るとボロが出そうだと思った俺は話題をナナへと振ることにした。
「そういやナナは見えるはずだよな?ベリル様は魔法とか使えそうか?」
「見える??」
俺の言葉に疑問を持ったのか奥さんはナナへと視線を動かす。
「モルガ、ボクは魔法使いだ」
「え、ええ……それはミレーユ様からも聞いているけど…」
「ただし、ただの魔法使いでは無く魔法を極めた者だ」
話を振られたナナは淡々とした口調で奥さんに話し始める。
「魔法を極めた者にはとあるボーナスが付く。そのボーナスとは相手の弱点などを見抜く『慧眼』という能力を得ている」
「ぼ、ぼーなす????」
「…特殊能力の事だ。ただ、ジュエリア王国にはボクの高みまで登り詰めている者はマスターを除けば誰一人として居ない。だからボクの様な能力は知らないと思う」
「は、初めて聞いたわ…」
「その話を前提とした上で言わせてもらうが、ベリルには魔法の才もある。ただし、努力は必要だが」
「…ベリルは魔法が使えるの!?」
「使える。とても質の良い魔力を持っている。それは恐らくモルガ達の血筋だと思う」
「……それってつまり、私達も使えるの?」
「魔力は持っている。だが、今から習得しようと考えるならば非常に時間が掛かる」
「……アナタ、ナナさんの話を聞いてたかしら?」
ベリル様と夢中で話しているターコイズ様へと奥さんが話しかける。
「ん?どうかしたのかい??」
「ナナさんが言うにはベリルには魔法の才能があるらしいのよ!」
「………それは本当かい??」
穏やかな表情から物を定めるかの様な表情へと一変させるとターコイズ様はナナへと視線を動かす。
「嘘は言わない。だが、魔法を使えるかどうかは本人次第。ただ、才能はあるとだけ伝えておく」
ナナの話を聞いていた俺はどう説明するかを考える。
(ボーナスとか言うなよなぁ……。まぁそれは置いておいて、ナナの特殊能力は魔法職を極めても出来ないと思うんだよなぁ…)
ナナが言っていた慧眼とは、ナナというキャラクターでの特殊能力だ。『Destiny』ではキャラ毎に『極限解放』というモノがあった。最高レベルで『通常攻撃150%増加』とかそんな感じね?もちろんレアリティにもよるが、『Destiny』の良い所はレアリティが低いキャラでもその『極限解放』が唯一無二という事だ。……まぁ簡単にいうなら固有スキルという訳だ。
もちろん、チカやローリィにも『極限解放』はある。チカの場合は治癒に特化した『森妖精の加護』、ローリィは攻撃回数に特化した『不動明王』がある。他にも『解放』は沢山あるのだが、とりあえずの説明はここまでにしておく。
「……アナタ」
「うむ………我が子ながらそんな才能があるとは……」
ナナの言葉を信じたターコイズ様達は感慨深くベリル様を眺めていた。
「? どうかしたの??」
「ベリル……ナナ様が言うにはベリルには魔法の才能があるらしいぞ?」
「えっ!?魔法!!???」
魔法と聞いてベリル様は高い声を出す。もちろん表情は太陽の様に明るい。
「もし、モルガ達がボクの言葉を信じると言うのならちゃんとした魔法を扱える者を教師にした方が良い」
「……ナナさんに頼むと言うのは?」
「それは無理な話だ」
「何故でしょうか?」
「ボクとベリルでは差があり過ぎる」
「どういうこと?」
「……ナナが言いたいのは、ベリル様にはナナの魔法が使えないということだと思います」
「使えない?…どういうことチカさん?」
「私達はそれぞれの魔法を極めた者です。ナナの場合は攻撃特化、私の場合は回復特化と言った具合に。私達が教えるとなると偏ると言いたいのだと思います」
「流石チカ。ボクの気持ちをよく分かっている」
満足げに頷くナナにチカは笑みで返す。チカの話を聞いて何となく理解した俺はターコイズ様達に話しかけた。
「まぁ剣以外にも才能があるって事ですよ。良い事じゃないですか!」
人様の教育に口出しするのはいけない事だと思うのでそれから先は言わない。子供のうちは自分がやりたいことをやれば良いと思うんだよね。親が押し付けるんじゃなくて、親が協力するって感じだ。
「むむむ……しかし、ベリルに魔法の才能があるとは…」
「……アナタ。もし、ベリルが勇者になりたいって言ったらどうしましょう?」
「……その時はやらせるだけさ。夢はいくつあってもいいんだよ」
(…余計な事言わなくて良かったー!!うんうん、俺もターコイズ様の意見に賛成だ!)
ナナの発言でちょっと食事の雰囲気が変わってしまったが、ターコイズ様達は何か嬉しそうな感じだった。ミレーユからどんな話を聞いているのかは知らないけど、自分の子供を褒められたら嬉しいもんな。
それからの食事は世間話を交えながら進んでいった。料理もしっかりと味わえたので俺としては大満足であった。
「アルス様はお酒は呑めますかな?」
デザートを食しているとターコイズ様から聞かれた。
「ええ。呑めますよ」
「それは良かった。私のお気に入りの酒がありましてね、よろしければご一緒に呑みませんか?」
「良いんですか?」
「ええ。……私の書斎にあるので行きましょうか。ちょっとお話がありますので」
「ご主人様ズルイー!!」
「フフフッ。ローリィさん、安心して?こっちはこっちで準備してあるから。さっきの女子会の続きをしましょ?」
(女子会とか仲良くなってんなー。うんうん、良い事だ。………ところで話って何だろ?)
そんなことを考えながらターコイズ様の後をついて行く。ターコイズ様の書斎はシックな雰囲気で、分厚い本が幾つも本棚に収まっていた。
「どうぞアルス様」
ゆったりと座れるソファーに腰を下ろすとターコイズ様がお酒とグラスを持ってくる。トクトクと果実の様な甘い香りを漂わせながらグラスへと注ぐと俺に手渡し乾杯する。
「……お話って何でしょう?」
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