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お迎え
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そうして楽しい日々はあっという間に過ぎる。
1ヶ月なんて一瞬だ。
その間、俺の魔法はライラがメインで見てくれたけど、魔術師団というのはそもそも魔法のエキスパートの集まりなので、みなさんとっかえひっかえやってきては、いろんな魔法を教えてくれた。俺の魔力に魔法の得意不得意がなかったので、面白がられたのが原因らしい。
「魔力っていうのは、色が濃いほど我が強いんだよ。毒…じゃなくて状態異常に特化している副団長は、すごく濃い紫だろ?そうなると苦手なジャンルは使いにくい代わりに、ど、状態異常に関しては少ない魔力でも大きな威力を発揮するんだ」
「バリーさん、セスのこと毒って2回言いましたね?」
「いや、言ってないよ?!2回目はとどまったでしょ?!」
ちなみに紅炎を彷彿とさせる魔力を持つジュードは、炎系はもちろん得意だけど、魔法を計算式として捉える、つまり魔術式を頭の中で瞬時に構築できるので、なんでもオールマイティに使うんだとか。
「ソーヤちゃんみたいな白くてきらきらした魔力は初めて見たけど、良くも悪くも素直すぎるんだよね~」
そうなのだ。
俺の魔力はどんな属性にも変換できるけれど、バリーの言い方を借りれば『我が弱い』んだそうだ。
他人の魔力と馴染みやすく、その分影響も受けやすい。馴染みやすいと言っても『相性』とは別問題で、例えば同じ魔法を同じ出力で撃った場合は俺の方が押し負ける、ということらしい。
「でもソーヤちゃんは魔力量が多いから大丈夫!いざとなったら力押しだよ!」
「ソーヤくんに匹敵するような魔力なんて、うちの団長副団長以外は王族か、高位貴族の一部くらいしかいないから。そういう連中にでも狙われない限り、心配することはないよ」
あれ、それフラグじゃない?旗立てるのやめてくんないかな、と思ったけれど、言うのはやめた。
言葉にしたら本当にフラグが立つような気がしたから。
「王族や貴族は魔力の高い子孫を作るために交配を重ねていますからね。それに比肩するソーヤが規格外なのです。おかげで、都合の良い憶測も飛び交っていますし」
「セス、おかえりなさい。憶測って?」
俺たちは今魔術師団の執務室にいる。
今日は蒼士郎を迎えに行く日で、ジュードが自室で門の調整をしている間、ライラ、バリーと共に待機という名の暇つぶし中である。
セスは蒼士郎の引っ越し道具を取りに行って、今戻ってきたところだ。
「ただいま、ソーヤ。先日、学園の編入試験で魔力量を測ったでしょう?その数値と、私たちの庇護が噂になって、『他国のやんごとなき身分の方では』と言われているそうですよ。情報操作の手間が省けましたね」
「うえええぇ…いやな前評判だなあ…」
セスは手にしていたバッグをテーブルの上に置いて、ソファに座る俺の髪をさらさらと梳いた。一か月間切らせてもらえなかったので、両サイドは肩につくくらい、後ろは首が隠れるくらいに伸びている。ちょっと邪魔だけど、耳とうなじを隠せ、と言われているので仕方がない。
「おお~、これが王弟と侯爵家秘蔵のマジックバッグ…」
ライラとバリーはセスが持ち込んだ一見普通の袋、いや、魔石がじゃらじゃら付いているから普通じゃないけど、見た目より相当物が入るという魔法の袋に見入っている。
「試験、受かってるかな?」
「ソーヤの魔力量だけでも、教授陣は手ぐすね引いてると思いますよ?それがなくとも、ソーヤは優秀なんですから、自信を持ってください」
「うん…ありがとう、セス」
フロイラス侯爵家と魔術師団で学んだ俺は侯爵の勧めもあって、貴族の子女や裕福な家の跡取りなんかが通う王立学園の編入試験を受けた。学園は16歳から18歳まで3年間学び、卒業と同時に成人を迎えて社会へ巣立つための機関だ。
1年目は総合学習で、2年目から騎士科、魔法科、政務科の専門課程に分かれる。合格すれば1年の途中から入ることになる。
「ソーヤのお父上には事後承諾になってしまいますが…。ソーヤの保護者は私たちですからね」
背後でふふふ、と笑うセスに、不穏な雰囲気を感じて振り返った。きれいなきれいな笑顔だ。うん、怖い。
「セス…?」
そっと手を伸ばして頬に触れる。俺の手を取ってちゅっとキスをしたセスは、「父上は、ソーヤが年端も行かない頃から狙っているのでしょう?」と、凄みのある笑顔で言った。そっちか。
「あー、いやー、副団長、ソーヤくんのお父さんなら、1回くらいしょうがないんじゃないですかね」
「…へ?バリーさん?」
「うんうん、むしろさ、実のお父さんにはソーヤちゃんをかわいがった成果を見せるべき?前から可愛かったけど、団長と副団長が交互にやりまくるから、一気に色っぽくなったもんね!」
「ラ、ライラさ…ん…?」
「そうそう、花が開いて、蜜が滴ってんじゃないかっていう…あれ、なんか息苦し…」
「わー、セス!毒!毒霧出てるよ!」
「ふふ、わざとですよ?」
セスはぴくぴくと痺れているライラとバリーを冷たく見下ろしてから、「そろそろ行きましょうか」と俺の手を取った。
今日、蒼士郎を迎えに行くのは俺とセスとライラだ。セスが通れるよう、ジュードが門の調整をしたらしい。そういった調整にも、魔力の『我の強さ』が関わってくる。
荷物運びにバリーを連れていくつもりだったが、セスに合わせると通れないみたいだ。俺はジュードに合わせてもセスに合わせても、問題なく通れる。ライラはジュード仕様だとダメっぽい。なかなか難しいな。
「ジュード、入るよー?」
一応ノックして、返事を待たずに部屋に入る。
準備は終わっているようで、ジュードはベッドに転がってくつろいでいた。留守番なのでやる気がないらしい。
「いつでも行けるぜ」と、ひらひら手を振っている。時間的にはまだ少し早いが、困るほどではないだろう。
「状況が許せば2、3日ゆっくりして来い、と言いたいところだがな」
「おそらく無理でしょうね。ソーヤが育った世界を見ることができず残念です」
蒼士郎は個人資産を整理して、なるべくこっちに持ち込めるよう貴金属化すると言っていた。さすがに周囲にバレないわけがないので、最悪夜逃げに近い様相になっているかもしれない。
「ふわぁ~、ソーヤちゃんのお父さんも異世界も楽しみだよ~」
「あっちは魔法を使いにくい。魔石忘れんなよ」
ライラが虹色魔石が入った袋を持ち、セスが魔法の袋をかかえる。
俺はジュードに近づいてちょんと唇にキスをしてから、セス、ライラと共に魔方陣に向かった。「行ってきます」と笑って魔力を流すと、虹色の光が俺たちを包む。
以前のようにくらりと視界が揺れて軽いめまいの後、俺たち3人は蒼士郎の部屋に立っていた。
1ヶ月なんて一瞬だ。
その間、俺の魔法はライラがメインで見てくれたけど、魔術師団というのはそもそも魔法のエキスパートの集まりなので、みなさんとっかえひっかえやってきては、いろんな魔法を教えてくれた。俺の魔力に魔法の得意不得意がなかったので、面白がられたのが原因らしい。
「魔力っていうのは、色が濃いほど我が強いんだよ。毒…じゃなくて状態異常に特化している副団長は、すごく濃い紫だろ?そうなると苦手なジャンルは使いにくい代わりに、ど、状態異常に関しては少ない魔力でも大きな威力を発揮するんだ」
「バリーさん、セスのこと毒って2回言いましたね?」
「いや、言ってないよ?!2回目はとどまったでしょ?!」
ちなみに紅炎を彷彿とさせる魔力を持つジュードは、炎系はもちろん得意だけど、魔法を計算式として捉える、つまり魔術式を頭の中で瞬時に構築できるので、なんでもオールマイティに使うんだとか。
「ソーヤちゃんみたいな白くてきらきらした魔力は初めて見たけど、良くも悪くも素直すぎるんだよね~」
そうなのだ。
俺の魔力はどんな属性にも変換できるけれど、バリーの言い方を借りれば『我が弱い』んだそうだ。
他人の魔力と馴染みやすく、その分影響も受けやすい。馴染みやすいと言っても『相性』とは別問題で、例えば同じ魔法を同じ出力で撃った場合は俺の方が押し負ける、ということらしい。
「でもソーヤちゃんは魔力量が多いから大丈夫!いざとなったら力押しだよ!」
「ソーヤくんに匹敵するような魔力なんて、うちの団長副団長以外は王族か、高位貴族の一部くらいしかいないから。そういう連中にでも狙われない限り、心配することはないよ」
あれ、それフラグじゃない?旗立てるのやめてくんないかな、と思ったけれど、言うのはやめた。
言葉にしたら本当にフラグが立つような気がしたから。
「王族や貴族は魔力の高い子孫を作るために交配を重ねていますからね。それに比肩するソーヤが規格外なのです。おかげで、都合の良い憶測も飛び交っていますし」
「セス、おかえりなさい。憶測って?」
俺たちは今魔術師団の執務室にいる。
今日は蒼士郎を迎えに行く日で、ジュードが自室で門の調整をしている間、ライラ、バリーと共に待機という名の暇つぶし中である。
セスは蒼士郎の引っ越し道具を取りに行って、今戻ってきたところだ。
「ただいま、ソーヤ。先日、学園の編入試験で魔力量を測ったでしょう?その数値と、私たちの庇護が噂になって、『他国のやんごとなき身分の方では』と言われているそうですよ。情報操作の手間が省けましたね」
「うえええぇ…いやな前評判だなあ…」
セスは手にしていたバッグをテーブルの上に置いて、ソファに座る俺の髪をさらさらと梳いた。一か月間切らせてもらえなかったので、両サイドは肩につくくらい、後ろは首が隠れるくらいに伸びている。ちょっと邪魔だけど、耳とうなじを隠せ、と言われているので仕方がない。
「おお~、これが王弟と侯爵家秘蔵のマジックバッグ…」
ライラとバリーはセスが持ち込んだ一見普通の袋、いや、魔石がじゃらじゃら付いているから普通じゃないけど、見た目より相当物が入るという魔法の袋に見入っている。
「試験、受かってるかな?」
「ソーヤの魔力量だけでも、教授陣は手ぐすね引いてると思いますよ?それがなくとも、ソーヤは優秀なんですから、自信を持ってください」
「うん…ありがとう、セス」
フロイラス侯爵家と魔術師団で学んだ俺は侯爵の勧めもあって、貴族の子女や裕福な家の跡取りなんかが通う王立学園の編入試験を受けた。学園は16歳から18歳まで3年間学び、卒業と同時に成人を迎えて社会へ巣立つための機関だ。
1年目は総合学習で、2年目から騎士科、魔法科、政務科の専門課程に分かれる。合格すれば1年の途中から入ることになる。
「ソーヤのお父上には事後承諾になってしまいますが…。ソーヤの保護者は私たちですからね」
背後でふふふ、と笑うセスに、不穏な雰囲気を感じて振り返った。きれいなきれいな笑顔だ。うん、怖い。
「セス…?」
そっと手を伸ばして頬に触れる。俺の手を取ってちゅっとキスをしたセスは、「父上は、ソーヤが年端も行かない頃から狙っているのでしょう?」と、凄みのある笑顔で言った。そっちか。
「あー、いやー、副団長、ソーヤくんのお父さんなら、1回くらいしょうがないんじゃないですかね」
「…へ?バリーさん?」
「うんうん、むしろさ、実のお父さんにはソーヤちゃんをかわいがった成果を見せるべき?前から可愛かったけど、団長と副団長が交互にやりまくるから、一気に色っぽくなったもんね!」
「ラ、ライラさ…ん…?」
「そうそう、花が開いて、蜜が滴ってんじゃないかっていう…あれ、なんか息苦し…」
「わー、セス!毒!毒霧出てるよ!」
「ふふ、わざとですよ?」
セスはぴくぴくと痺れているライラとバリーを冷たく見下ろしてから、「そろそろ行きましょうか」と俺の手を取った。
今日、蒼士郎を迎えに行くのは俺とセスとライラだ。セスが通れるよう、ジュードが門の調整をしたらしい。そういった調整にも、魔力の『我の強さ』が関わってくる。
荷物運びにバリーを連れていくつもりだったが、セスに合わせると通れないみたいだ。俺はジュードに合わせてもセスに合わせても、問題なく通れる。ライラはジュード仕様だとダメっぽい。なかなか難しいな。
「ジュード、入るよー?」
一応ノックして、返事を待たずに部屋に入る。
準備は終わっているようで、ジュードはベッドに転がってくつろいでいた。留守番なのでやる気がないらしい。
「いつでも行けるぜ」と、ひらひら手を振っている。時間的にはまだ少し早いが、困るほどではないだろう。
「状況が許せば2、3日ゆっくりして来い、と言いたいところだがな」
「おそらく無理でしょうね。ソーヤが育った世界を見ることができず残念です」
蒼士郎は個人資産を整理して、なるべくこっちに持ち込めるよう貴金属化すると言っていた。さすがに周囲にバレないわけがないので、最悪夜逃げに近い様相になっているかもしれない。
「ふわぁ~、ソーヤちゃんのお父さんも異世界も楽しみだよ~」
「あっちは魔法を使いにくい。魔石忘れんなよ」
ライラが虹色魔石が入った袋を持ち、セスが魔法の袋をかかえる。
俺はジュードに近づいてちょんと唇にキスをしてから、セス、ライラと共に魔方陣に向かった。「行ってきます」と笑って魔力を流すと、虹色の光が俺たちを包む。
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