僕のこと好きすぎません?

おむらいす

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告白編

第13話

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最近父様に言われるんです…
「成人したんだからそろそろ婚約者を探してはどうだ?」
って…そんなこと言われても僕は学校にも全然行けていないし、友達も6人しか居ません…
婚約者だなんて早すぎな気がします…

「ルー!ミュール王子からルー宛に手紙が来てるぞ」

「ありがとうございます」




「綺麗な紙ですね…絶対ですか
父様、ミュール王子から王宮へ来いとの手紙をもらいましたので、行ってまいります泊まりだそうなので帰りは明日だと思います」

「分かった、気をつけて言ってくるんだぞ、それとカツラははずすなよ、出来れば眼帯もな」

「はい」

許可はもらえたので早速行きますか…

「ルーク・ルワンダです、ミュール王子に御用があると聞きまいりました」

「あぁ話は通っているから入っても良いぞ」

「ありがとうございます」




「ルークです」

「入っておいで」

「失礼します」

「また、畏まってるんだね‪w
相変わらずだねー、そういうところも好きだけど」

「っ…///何時も恥ずかしいことばかり言いますよね」

「そう?普通だと思うけど」

「普通じゃないです!」

「そうかな?ま、いいや
とりあえず今日は剣の練習をしよーよ」

「はい、ミューは強いですからね…今日は勝ちます」

「今日も私の勝ちかな‪w」

「まだ始まってません!今のところ30戦中10勝7引分13負ですから今日11勝にしますよ」

「クスクス頑張って」

「もー!」

……

「惜しかったねもう少しで負けるところだったよ」

「どこがですか…あー!今日も負けましたー」

「さて、お風呂に入ってくるから後で君も入りなよ」

「はい、ありがとうございます」

とまぁ、大体剣の練習(勝負)をしたり魔法の練習をしたりしてるんです

「ルー?お風呂入っておいで」

「は、はい!」

「?何かヤラシイこと考えてたの?」

「っそんなわけないじゃないですか!」

「そう?僕はルーだったら喜んで相手になるよ?クスクス
僕はルーが好きだからね」

「えっ、それって冗談じゃなかったんですか?!」

「やっぱり冗談だと思われていたんだね、でもほんとだよ
ルー、私は君と結婚したいと思ってる
私が今まで誰も恋人を作らなかったのは君と結婚を前から考えていたからなんだよ」

「そうだったんですね…」

「すぐに返事がほしいわけじゃない、でも考えていたみてほしいんだ」

「はい」

びっくりです、ずっと冗談だと思っていたことがほんとだなんて
タイミングが良すぎます、父様からあんなことを言われたばっかだから…
僕はミューのことは好きです…でもこの好きがミューと同じ好きかは分かりません
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