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11自覚
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「アレーヌ公爵令嬢、ご機嫌いかが?」
「いいわけないでしょ、この平民」
「アレーヌ公爵令嬢は誰が好きなんですか?」
「そんなこと答える義務があって」
「教えてくださいよ、内緒にしますから」
「では言ってやるわ、私はウエイン王太子をお慕いしているわ」
なるほどやっぱりウエイン王太子かと私は思った、だって一応王太子だし一番人気だからだ。私はアレーヌ公爵令嬢をつれて、ウエイン王太子のところに行った。
「ウエイン王太子、春の王宮パーティのパートナーを見つけてきましたよ」
「一体誰だ、ティアの代わりができるのか?」
「はい、こちらのアレーヌ公爵令嬢です」
「その名前、婚約者リストに入っていたな」
「私が推薦するんですから断ったりしませんよね」
「分かった、春の王宮パーティにはアレーヌ公爵令嬢と出よう」
アレーヌ公爵令嬢はびっくりしていたが、ウエイン王太子に向かって優雅に一礼してみせた。これぞ攻略対象を他の誰かとくっつけちゃえ作戦だった。そうして私は他にも獲物を探して歩き出した、これでももうアストリア学園に来て三年目だ、色んな人の情報は手に入ったいた。
「アクシス第二王子には金の髪に青い瞳のリュクス伯爵令嬢をおすすめします」
「キルシェ先生には青い髪に水色の瞳のロマーノ先生をおすすめします」
「サシュには魔法学を専攻している黒髪に茶色い瞳のエタニティ先生ね」
「ロイドくんは銀の髪に緑の瞳のマリオン子爵令嬢とかいかがでしょう」
こうして私は攻略対象に片っ端からパートナーを紹介して歩いた、あっリーリア様だけパートナーを決め損ねた。どうしても浮かばなかったんだよなぁ、ごめんなさいリーリア様と思った。誰かがリーリア様をくっつくなんて嫌だった、だって私はリーリア様が、えっとリーリア様が好きだったからだ。
「私、リーリア様が好きだったんだ」
今回パートナー探しをしていて、私は自分の気持ちに気が付いた。私はリーリア様が好きだったのだ、でも既に時は遅し恋愛イベントを進める時期を過ぎていた。そういえば私からパーティに誘ったのもリーリア様だけだったっけ、私は完全にリーリア様に恋していた。でももう恋愛イベントは進めようがなかったので、私はリーリア様を諦めた。ご縁がなかったのだと思おうとした、でも図書館通いは止めなかった、図書館でリーリア様から自己学習に良い本を進めて貰えるのが楽しみだった。
「桜も一緒に見とけばよかった、そうしたら恋愛イベントこなせなくもなかったのに」
そして他の攻略対象はというと私が紹介したパートナーを気にかけていた、これでもかって好みの子を探したんだから当然だった。ファンブックにはそれそれの攻略対象の好みが書いてあった、私はそれにしたがってパートナーを選んだに過ぎなかった。それで攻略対象が私の傍に寄ってこなくなった、私は久しぶりの平穏を十分に堪能した。
そうしてあっという間に夏休み前の試験がきた、私は今度も一番をとる気まんまんだった。図書館に通って一生懸命に勉強した、その成果を出す時だった。私は見事に一番をとれた、それを私はリーリア様に見せにいった。図書室なので私は小声でリーリア様に話しかけた。
「リーリア様、見て下さい一番が取れました」
「ティア、努力をしたのですね。貴女は素晴らしい女性です」
私はリーリア様に褒められて嬉しかった、だからその楽しい気分のまま神殿に帰った。神殿ではいつものように病人や怪我人の治療をした、スフィア大神官様にもお会いした。
「スフィア大神官様、最近は皆さん恋をしているようです」
「ティア、それは喜ばしいことですね」
「はい、スフィア大神官様」
「ティアもいつか恋人ができるでしょう、楽しみですね」
「そうでしょうか、スフィア大神官様」
「ええ、いつかきっと貴女にも幸せが訪れます」
私が好きなのはリーリア様なんだよなぁ、いつかリーリア様に恋人ができたら泣いちゃうなと思った。そうして夏休みも終わり、アストリア学園に帰ってきたら、攻略対象者は私が紹介したパートナーと上手くやっていた。リーリオ様にもパートナーができていた、同じ司書でピンク色の髪と瞳をしたシルエラという女性だった。それでも私はリーリオ様がいる図書室に通い続けた、そして何度目か図書館に行った時シルエラから渡された本の中には「もう来ないで」というメッセージが入っていた。
「もう来ないでなんて酷い」
怒った私はシルエラという女性を調べ始めた、一応は子爵令嬢だったが本が好きだということで司書をしていた。シルエラの実家のことも調べてみたら借金まみれで、彼女は身売りするしかないような状態だった。そんな人がリーリア様を狙っているとは許せなかった、だから私は顔を隠して借金取りに会いにいった。そしてシルエラが逃げ出そうとしていると耳打ちした、借金とりたちは学園に押しかけてきた。そしてシルエラを借金のかたに攫って行った、リーリオ様が止めようとされたが私が抱きついてそうさせなかった。
「リーリア様、駄目です」
「ティア」
それっきりシルエラは姿を消してしまった、噂では借金のかたに本当に売り飛ばされたらしい、私の良心が痛んだがリーリア様が守れたならそれでよかった。そうして秋になりウエイン王太子はアレーヌ公爵令嬢と一緒に秋の王宮パーティに行っていた。その他の攻略対象も紹介したパートナーと上手くやっていた、中には婚約する者も現れた。キルシェ先生が婚約した時にはびっくりしたものだ。あの堅物の先生が婚約するとはと思った。そうして冬休み前の試験が始まった、もちろん私は一番をとってリーリア様に褒めてもらった。
「冬休みが終わったら、卒業式ね」
私は駄目で元々でリーリア様に告白するつもりだった、断られても良い思いでが残ればいいと思っていた。
「いいわけないでしょ、この平民」
「アレーヌ公爵令嬢は誰が好きなんですか?」
「そんなこと答える義務があって」
「教えてくださいよ、内緒にしますから」
「では言ってやるわ、私はウエイン王太子をお慕いしているわ」
なるほどやっぱりウエイン王太子かと私は思った、だって一応王太子だし一番人気だからだ。私はアレーヌ公爵令嬢をつれて、ウエイン王太子のところに行った。
「ウエイン王太子、春の王宮パーティのパートナーを見つけてきましたよ」
「一体誰だ、ティアの代わりができるのか?」
「はい、こちらのアレーヌ公爵令嬢です」
「その名前、婚約者リストに入っていたな」
「私が推薦するんですから断ったりしませんよね」
「分かった、春の王宮パーティにはアレーヌ公爵令嬢と出よう」
アレーヌ公爵令嬢はびっくりしていたが、ウエイン王太子に向かって優雅に一礼してみせた。これぞ攻略対象を他の誰かとくっつけちゃえ作戦だった。そうして私は他にも獲物を探して歩き出した、これでももうアストリア学園に来て三年目だ、色んな人の情報は手に入ったいた。
「アクシス第二王子には金の髪に青い瞳のリュクス伯爵令嬢をおすすめします」
「キルシェ先生には青い髪に水色の瞳のロマーノ先生をおすすめします」
「サシュには魔法学を専攻している黒髪に茶色い瞳のエタニティ先生ね」
「ロイドくんは銀の髪に緑の瞳のマリオン子爵令嬢とかいかがでしょう」
こうして私は攻略対象に片っ端からパートナーを紹介して歩いた、あっリーリア様だけパートナーを決め損ねた。どうしても浮かばなかったんだよなぁ、ごめんなさいリーリア様と思った。誰かがリーリア様をくっつくなんて嫌だった、だって私はリーリア様が、えっとリーリア様が好きだったからだ。
「私、リーリア様が好きだったんだ」
今回パートナー探しをしていて、私は自分の気持ちに気が付いた。私はリーリア様が好きだったのだ、でも既に時は遅し恋愛イベントを進める時期を過ぎていた。そういえば私からパーティに誘ったのもリーリア様だけだったっけ、私は完全にリーリア様に恋していた。でももう恋愛イベントは進めようがなかったので、私はリーリア様を諦めた。ご縁がなかったのだと思おうとした、でも図書館通いは止めなかった、図書館でリーリア様から自己学習に良い本を進めて貰えるのが楽しみだった。
「桜も一緒に見とけばよかった、そうしたら恋愛イベントこなせなくもなかったのに」
そして他の攻略対象はというと私が紹介したパートナーを気にかけていた、これでもかって好みの子を探したんだから当然だった。ファンブックにはそれそれの攻略対象の好みが書いてあった、私はそれにしたがってパートナーを選んだに過ぎなかった。それで攻略対象が私の傍に寄ってこなくなった、私は久しぶりの平穏を十分に堪能した。
そうしてあっという間に夏休み前の試験がきた、私は今度も一番をとる気まんまんだった。図書館に通って一生懸命に勉強した、その成果を出す時だった。私は見事に一番をとれた、それを私はリーリア様に見せにいった。図書室なので私は小声でリーリア様に話しかけた。
「リーリア様、見て下さい一番が取れました」
「ティア、努力をしたのですね。貴女は素晴らしい女性です」
私はリーリア様に褒められて嬉しかった、だからその楽しい気分のまま神殿に帰った。神殿ではいつものように病人や怪我人の治療をした、スフィア大神官様にもお会いした。
「スフィア大神官様、最近は皆さん恋をしているようです」
「ティア、それは喜ばしいことですね」
「はい、スフィア大神官様」
「ティアもいつか恋人ができるでしょう、楽しみですね」
「そうでしょうか、スフィア大神官様」
「ええ、いつかきっと貴女にも幸せが訪れます」
私が好きなのはリーリア様なんだよなぁ、いつかリーリア様に恋人ができたら泣いちゃうなと思った。そうして夏休みも終わり、アストリア学園に帰ってきたら、攻略対象者は私が紹介したパートナーと上手くやっていた。リーリオ様にもパートナーができていた、同じ司書でピンク色の髪と瞳をしたシルエラという女性だった。それでも私はリーリオ様がいる図書室に通い続けた、そして何度目か図書館に行った時シルエラから渡された本の中には「もう来ないで」というメッセージが入っていた。
「もう来ないでなんて酷い」
怒った私はシルエラという女性を調べ始めた、一応は子爵令嬢だったが本が好きだということで司書をしていた。シルエラの実家のことも調べてみたら借金まみれで、彼女は身売りするしかないような状態だった。そんな人がリーリア様を狙っているとは許せなかった、だから私は顔を隠して借金取りに会いにいった。そしてシルエラが逃げ出そうとしていると耳打ちした、借金とりたちは学園に押しかけてきた。そしてシルエラを借金のかたに攫って行った、リーリオ様が止めようとされたが私が抱きついてそうさせなかった。
「リーリア様、駄目です」
「ティア」
それっきりシルエラは姿を消してしまった、噂では借金のかたに本当に売り飛ばされたらしい、私の良心が痛んだがリーリア様が守れたならそれでよかった。そうして秋になりウエイン王太子はアレーヌ公爵令嬢と一緒に秋の王宮パーティに行っていた。その他の攻略対象も紹介したパートナーと上手くやっていた、中には婚約する者も現れた。キルシェ先生が婚約した時にはびっくりしたものだ。あの堅物の先生が婚約するとはと思った。そうして冬休み前の試験が始まった、もちろん私は一番をとってリーリア様に褒めてもらった。
「冬休みが終わったら、卒業式ね」
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