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03決闘と慰謝料
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私はその夜ディルとイチャイチャした。とは言ってもお互いの頬にキスをしたり抱きしめるくらいだった。ディルはお日様の匂いがした。私はディルのことが可愛くてしょうがなかった。ディルも私を抱きしめて嬉しそうだった。私たちはその夜は特別に一緒に眠った。寝る前にディルが頬にキスしてくれた。私もディルの頬にキスした。そうして私たちは一緒に眠った。翌日の朝の起きる前に私はなにかが唇に当たった気がした。
「おはよう、フローリア」
「ふふっ、おはよう。ディル」
「おはようのキスだ」
「あらっ、じゃあ私からも」
私たちは朝からお互いの頬にキスをして幸せだった。そうしてディルはいつものように学園に、私はダンジョンにでかけていった。私はディルが大きくなった時のことを考え始めていた。私を抱いてくれなくてもいい、でもできればディルには傍にいて欲しかった。そんな時、私は学園から呼び出された。
「ディルくんが貴族の子に怪我をさせまして、慰謝料をいただきたい」
「まぁ、それは大変。その子に私から謝って慰謝料をお渡ししますわ」
私がそう言うと学園長は近くの先生に何か言っていた。そして金髪に青い瞳をした一人の生徒が連れてこられた。先生に呼ばれてその子は部屋に入ってきた。
「フィ―ロ入ってきなさい」
「はい」
「貴方がディルが怪我をさせた貴族の子?」
「そうです」
「そうだ」
「ディルがごめんなさい、悪い子ではないの。慰謝料はこのくらいでいいかしら」
私はそう言って金貨二十枚をその子どもに渡した。平民なら一年遊んで暮らせる額だ。そのフィ―ロとかいう子どもはそれを受け取ってニヤリと笑った。でも私は釘をさしておいた。
「今回は素直に慰謝料を払ったけど、次に同じことが起きたらディルに学園を辞めてもらうわ」
「それは勿体ない」
「ディルが理由もなく人に怪我をさせるわけがないもの」
「はぁ、それもそうですなぁ」
「詳しいことは帰ったらディルから聞くわ」
「そ、そうですか。どうか穏便にお願いしますよ」
そうして私は帰ってきたディルに事情を聞こうとした。ディルは最初は黙っていたが、私がお願いといって手を握ると嫌々ながら話してくれた。
「あいつはフローリアを売春婦だって言ったんだ」
「まぁ、酷い」
「それでつい俺があいつを殴り飛ばした」
「あらっ、まぁ。それじゃあ、慰謝料なんていらなかったかしら」
「そんなの払わなくて良かったんだ。あいつが悪いんだから」
「でもディル。相手は貴族よ。こんなことが無いように気をつけてね」
ディルは深く頷いた。反省もしているようだったから、私からディルを怒ったりすることはなかった。そうしていつもどおり私たちは夕食を食べてお風呂をすませて眠りについた。そうして眠ろうとしたらディルの部屋から音がした。私は何事かしらと思ってそっとディルの部屋を覗いた。そうしたらディルがオナニーをしていた。私は顔が真っ赤になってすぐに自分の部屋に戻った。
「ディルも男の子ですもの、オナニーくらいするわよね」
そう私は自分を納得させて自分の部屋で眠りに落ちた。翌日起きる前にまた唇になにか触れるような感触がした。それで目を開けるとディルがおはようと言って頬にキスしてくれた。私もディルの頬にキスをした。
「今日はフィ―ロの奴に決闘を申し込んでくる」
「あらっ、決闘ならフェアだものね」
「絶対に勝ってくるから」
「分かったわ、ディルが勝つのを楽しみにしてる」
そう言うとディルが抱き締めてくれた。ディルは十二歳でもう私の身長を抜いていた。私は百五十センチくらいなのに、ディルは百六十センチくらいになっていた。まるで大人の男の人に抱きしめられているようでドキドキした。でもディルは弟みたいなものと思って抱きしめ返した。その日、ディルはフィ―ロに決闘を申し込んで勝ったそうだ。それどころか私が支払った慰謝料を取り戻してきた。学園に手紙を出して確認したが、慰謝料は払わなくていいということだった。
「おはよう、フローリア」
「ふふっ、おはよう。ディル」
「おはようのキスだ」
「あらっ、じゃあ私からも」
私たちは朝からお互いの頬にキスをして幸せだった。そうしてディルはいつものように学園に、私はダンジョンにでかけていった。私はディルが大きくなった時のことを考え始めていた。私を抱いてくれなくてもいい、でもできればディルには傍にいて欲しかった。そんな時、私は学園から呼び出された。
「ディルくんが貴族の子に怪我をさせまして、慰謝料をいただきたい」
「まぁ、それは大変。その子に私から謝って慰謝料をお渡ししますわ」
私がそう言うと学園長は近くの先生に何か言っていた。そして金髪に青い瞳をした一人の生徒が連れてこられた。先生に呼ばれてその子は部屋に入ってきた。
「フィ―ロ入ってきなさい」
「はい」
「貴方がディルが怪我をさせた貴族の子?」
「そうです」
「そうだ」
「ディルがごめんなさい、悪い子ではないの。慰謝料はこのくらいでいいかしら」
私はそう言って金貨二十枚をその子どもに渡した。平民なら一年遊んで暮らせる額だ。そのフィ―ロとかいう子どもはそれを受け取ってニヤリと笑った。でも私は釘をさしておいた。
「今回は素直に慰謝料を払ったけど、次に同じことが起きたらディルに学園を辞めてもらうわ」
「それは勿体ない」
「ディルが理由もなく人に怪我をさせるわけがないもの」
「はぁ、それもそうですなぁ」
「詳しいことは帰ったらディルから聞くわ」
「そ、そうですか。どうか穏便にお願いしますよ」
そうして私は帰ってきたディルに事情を聞こうとした。ディルは最初は黙っていたが、私がお願いといって手を握ると嫌々ながら話してくれた。
「あいつはフローリアを売春婦だって言ったんだ」
「まぁ、酷い」
「それでつい俺があいつを殴り飛ばした」
「あらっ、まぁ。それじゃあ、慰謝料なんていらなかったかしら」
「そんなの払わなくて良かったんだ。あいつが悪いんだから」
「でもディル。相手は貴族よ。こんなことが無いように気をつけてね」
ディルは深く頷いた。反省もしているようだったから、私からディルを怒ったりすることはなかった。そうしていつもどおり私たちは夕食を食べてお風呂をすませて眠りについた。そうして眠ろうとしたらディルの部屋から音がした。私は何事かしらと思ってそっとディルの部屋を覗いた。そうしたらディルがオナニーをしていた。私は顔が真っ赤になってすぐに自分の部屋に戻った。
「ディルも男の子ですもの、オナニーくらいするわよね」
そう私は自分を納得させて自分の部屋で眠りに落ちた。翌日起きる前にまた唇になにか触れるような感触がした。それで目を開けるとディルがおはようと言って頬にキスしてくれた。私もディルの頬にキスをした。
「今日はフィ―ロの奴に決闘を申し込んでくる」
「あらっ、決闘ならフェアだものね」
「絶対に勝ってくるから」
「分かったわ、ディルが勝つのを楽しみにしてる」
そう言うとディルが抱き締めてくれた。ディルは十二歳でもう私の身長を抜いていた。私は百五十センチくらいなのに、ディルは百六十センチくらいになっていた。まるで大人の男の人に抱きしめられているようでドキドキした。でもディルは弟みたいなものと思って抱きしめ返した。その日、ディルはフィ―ロに決闘を申し込んで勝ったそうだ。それどころか私が支払った慰謝料を取り戻してきた。学園に手紙を出して確認したが、慰謝料は払わなくていいということだった。
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