115 / 128
4-17お互いに想えば結ばれている
しおりを挟む
「ジェンド、貴方が私は好きです。でも、私は貴方の子どもを産めません」
「エリー、どうして? 俺のことが好きなのに、子どもは欲しくないのか?」
「私の寿命に関わるからです、多分子どもを産めば私は長くは生きられないでしょう」
「そんな!? エリーが死ぬ? 本当に?」
「どんな生き物にも寿命があります、ドラゴンも例外ではないのです。さぁ、ジェンド。今度は貴方が考える番です、私と一緒に生きるか。それとも私と子どもを作り、一人でその子を育てるか」
「俺は……、俺は……、どっちも選ぶ!!」
エリーさんがジェンドを今まで受け入れなかった大きな理由は寿命だった、エリーさんはジェンドの母親の友達だからそれなりの年齢だったのだ。出産は大きな力を使ってしまう、だからエリーさんとジェンドが結ばれれば終わりは二つしかなかった。できるだけエリーさんと長く一緒に生きるか、エリーさんとの間に子供を作ってジェンドが一人でその子を育てるかだ。
でもジェンドはどっちも選ぶと言った、彼はエリーさんの生命力を信じて、彼女と子どもを作り短い間でも三人で生きると言うのだ。ジェンドはエリーさんを抱きしめた、もう二度と離さないように抱きしめた。彼は幸せな時間が短いことを知った、それでもそれがかけがえのない時間になると信じて、そう信じて生きていくことにしたのだ。
「エリーとできるだけ長くいる、俺はまだ若いからエリーがいないと駄目だ」
「私がいなくなったら、新しい相手を見つけるのですよ」
「いいや、俺はそんな相手は探さない。エリーとの子どもを立派に育てる、そうして生きていく」
「あら、こんな年になって子どもを産むとは思わなかったわ」
「エリー駄目か? 俺が言っていることは不可能か?」
「何を言っているの、女性のドラゴンがどれだけ強いか見せてあげる。今からがとても楽しみよ、私も子どもを産むのは初めてだから」
エリーさんの求婚をジェンドは受け入れた、エリーさんもジェンドからの求婚を受け入れた。今ここに一組のドラゴンの夫婦が誕生した、いずれ彼らの間には子どもが生まれ血を受け継いでいくのだ。ジェンドがエリーさんにキスをしたので、僕とソアンはサッと目をそらした。そうしながら僕はエリーさんが羨ましいと思った、僕もソアンをいつかは妻にしたいものだ。
「リタさん、ジェンドとこのフェイクドラゴン騒動が終わったら、新しい巣をみつけようと思います」
「今すぐでなくていいんですか、エリーさん貴女の寿命は……」
「そんな数年で死ぬわけではありません、子どもを産んでも何十年かは必ず生きぬいてみせます」
「それならプルエールの森はどうでしょう、以前に他のドラゴンが滞在していたこともある場所です」
「優しき緑の民よ、貴方たちの故郷なら穏やかで安全でしょう。是非、その場所を紹介してください」
「ええ、それに僕から親友へ手紙を書きましょう、僕は家出した身ですが親友は若長候補です」
ジェンドはエリーさんにずっとくっついていた、新しい巣の話も真剣に聞いていた。彼は大人になったのだ、もう伴侶をもつ一人前のドラゴンだった。エリーさんたちはこのフェイクドラゴン騒動が終わるまで、それまでは恩人だからと言って僕たちにつきあってくれるという話だった。僕とソアンはそのことに深く感謝して、僕はプルエールの森への紹介状をディルビオ宛てに書いた。
プルエールの森がドラゴンを拒むことはない、長にドラゴンの友達がいるくらいだからだ。ドラゴンとは世界の大きな力と繋がっている存在で、エルフにとっても友としておきたい種族だった。ドラゴンが二人くらいプルエールの森に住んでも、特に何の問題も起きるはずがなかった。ただ家出中の僕からの紹介だと印象が悪いから、親友のディルビオに向けて僕は紹介状を書いたのだ。
「私の部屋とジェンドの部屋を一緒にして貰います、少しでも傍にいて過ごしたいから」
「エリー、俺は嬉しい!! 俺の伴侶がエリーで良かった!!」
「私も嬉しいですよ、ジェンド。ふふっ、130年前に貴方を預かった時にはこうなるとは想像もしませんでした」
「俺は卵から産まれたばかりだったな、エリーを大好きなのはあの頃から同じだけどな!!」
「ジェンド、貴方のために私は強くなります。子どもを産んでも、絶対に数十年は生き延びてみせます」
「ああ、エリー。俺は信じてる、エリーが凄く強いって信じてるよ」
人間のような派手な結婚式はないけれども、新しいドラゴンの夫婦は強い絆で結ばれていた。さてあと問題なのはフェイクドラゴンの方だった、マーニャをどうにか見つけなけばならなかった。エリーさんがそれはとても難しいと言った、おそらく転移系の道具を持っているのなら、フェイクドラゴンを放す時だけこちらに現れているのだと言われた。
「どんなにフェイクドラゴンを飼っていても、無限ではないから数には限りがあるでしょう。ちょうど良いおつまみです、今なら森の奥には人間がいませんから、ジェンドと一緒に狩りをします」
その翌日からエリーさんとジェンドが近隣の森で狩りをはじめた、エリーさんが栄養をとるのにちょうど良いと、フェイクドラゴンたちをドラゴンの姿に戻って食べてしまった。ジェンドにとってもそれは同じだった、ドラゴンからすればフェイクドラゴンは良い栄養でしかなかった。あっという間に森の奥からフェイクドラゴンが消えていった、そして街道では人間たちがフェイクドラゴンを退治した。
赤いドラゴンと青いドラゴンが出ると少し噂になったが、それよりもフェイクドラゴンが物凄い勢いで減っていったのが助かった。ゼーエンの街はほとんど今までどおりに通行できるようになった、偶にフェイクドラゴンが出たが商人たちは銀の冒険者を雇っていた。街にいつものような活気が戻ってきた、エリーさんも出産にそなえて良い栄養がとれたと満足気だった。ジェンドはずっとエリーさんといて、とても幸せそうに過ごしていた。
「ドラゴンというのは凄いね、ソアン」
「女性は守るものがあれば強いんですよ、リタ様」
「ソアンもよく考えておくれ、良い伴侶を君には見つけて欲しい」
「うっ、考えています。私にはやっぱり勿体ないと、そう考えているくらいです」
「勿体ない? 何が勿体ないんだい??」
「ああ、今日も私の推しが可愛い!!」
僕とソアンの関係は変わったようで変わらない、一歩進んだかと思えば戻るような生活をしていた。ソアンが一応僕を伴侶の候補として考えてはいるようだった、それならば保護者の僕としては急かすわけにもいかない、ソアンの意志を尊重してゆっくりと今は待つべきだった。だから僕は焦らずにソアンを見守っていた、エリーさんと同じように相手のことを考えて待っていた。そんなある日、ジーニャスが僕たちのところにやってきた。
「思い出した!! あの女に確かに俺は会っている!!」
「エリー、どうして? 俺のことが好きなのに、子どもは欲しくないのか?」
「私の寿命に関わるからです、多分子どもを産めば私は長くは生きられないでしょう」
「そんな!? エリーが死ぬ? 本当に?」
「どんな生き物にも寿命があります、ドラゴンも例外ではないのです。さぁ、ジェンド。今度は貴方が考える番です、私と一緒に生きるか。それとも私と子どもを作り、一人でその子を育てるか」
「俺は……、俺は……、どっちも選ぶ!!」
エリーさんがジェンドを今まで受け入れなかった大きな理由は寿命だった、エリーさんはジェンドの母親の友達だからそれなりの年齢だったのだ。出産は大きな力を使ってしまう、だからエリーさんとジェンドが結ばれれば終わりは二つしかなかった。できるだけエリーさんと長く一緒に生きるか、エリーさんとの間に子供を作ってジェンドが一人でその子を育てるかだ。
でもジェンドはどっちも選ぶと言った、彼はエリーさんの生命力を信じて、彼女と子どもを作り短い間でも三人で生きると言うのだ。ジェンドはエリーさんを抱きしめた、もう二度と離さないように抱きしめた。彼は幸せな時間が短いことを知った、それでもそれがかけがえのない時間になると信じて、そう信じて生きていくことにしたのだ。
「エリーとできるだけ長くいる、俺はまだ若いからエリーがいないと駄目だ」
「私がいなくなったら、新しい相手を見つけるのですよ」
「いいや、俺はそんな相手は探さない。エリーとの子どもを立派に育てる、そうして生きていく」
「あら、こんな年になって子どもを産むとは思わなかったわ」
「エリー駄目か? 俺が言っていることは不可能か?」
「何を言っているの、女性のドラゴンがどれだけ強いか見せてあげる。今からがとても楽しみよ、私も子どもを産むのは初めてだから」
エリーさんの求婚をジェンドは受け入れた、エリーさんもジェンドからの求婚を受け入れた。今ここに一組のドラゴンの夫婦が誕生した、いずれ彼らの間には子どもが生まれ血を受け継いでいくのだ。ジェンドがエリーさんにキスをしたので、僕とソアンはサッと目をそらした。そうしながら僕はエリーさんが羨ましいと思った、僕もソアンをいつかは妻にしたいものだ。
「リタさん、ジェンドとこのフェイクドラゴン騒動が終わったら、新しい巣をみつけようと思います」
「今すぐでなくていいんですか、エリーさん貴女の寿命は……」
「そんな数年で死ぬわけではありません、子どもを産んでも何十年かは必ず生きぬいてみせます」
「それならプルエールの森はどうでしょう、以前に他のドラゴンが滞在していたこともある場所です」
「優しき緑の民よ、貴方たちの故郷なら穏やかで安全でしょう。是非、その場所を紹介してください」
「ええ、それに僕から親友へ手紙を書きましょう、僕は家出した身ですが親友は若長候補です」
ジェンドはエリーさんにずっとくっついていた、新しい巣の話も真剣に聞いていた。彼は大人になったのだ、もう伴侶をもつ一人前のドラゴンだった。エリーさんたちはこのフェイクドラゴン騒動が終わるまで、それまでは恩人だからと言って僕たちにつきあってくれるという話だった。僕とソアンはそのことに深く感謝して、僕はプルエールの森への紹介状をディルビオ宛てに書いた。
プルエールの森がドラゴンを拒むことはない、長にドラゴンの友達がいるくらいだからだ。ドラゴンとは世界の大きな力と繋がっている存在で、エルフにとっても友としておきたい種族だった。ドラゴンが二人くらいプルエールの森に住んでも、特に何の問題も起きるはずがなかった。ただ家出中の僕からの紹介だと印象が悪いから、親友のディルビオに向けて僕は紹介状を書いたのだ。
「私の部屋とジェンドの部屋を一緒にして貰います、少しでも傍にいて過ごしたいから」
「エリー、俺は嬉しい!! 俺の伴侶がエリーで良かった!!」
「私も嬉しいですよ、ジェンド。ふふっ、130年前に貴方を預かった時にはこうなるとは想像もしませんでした」
「俺は卵から産まれたばかりだったな、エリーを大好きなのはあの頃から同じだけどな!!」
「ジェンド、貴方のために私は強くなります。子どもを産んでも、絶対に数十年は生き延びてみせます」
「ああ、エリー。俺は信じてる、エリーが凄く強いって信じてるよ」
人間のような派手な結婚式はないけれども、新しいドラゴンの夫婦は強い絆で結ばれていた。さてあと問題なのはフェイクドラゴンの方だった、マーニャをどうにか見つけなけばならなかった。エリーさんがそれはとても難しいと言った、おそらく転移系の道具を持っているのなら、フェイクドラゴンを放す時だけこちらに現れているのだと言われた。
「どんなにフェイクドラゴンを飼っていても、無限ではないから数には限りがあるでしょう。ちょうど良いおつまみです、今なら森の奥には人間がいませんから、ジェンドと一緒に狩りをします」
その翌日からエリーさんとジェンドが近隣の森で狩りをはじめた、エリーさんが栄養をとるのにちょうど良いと、フェイクドラゴンたちをドラゴンの姿に戻って食べてしまった。ジェンドにとってもそれは同じだった、ドラゴンからすればフェイクドラゴンは良い栄養でしかなかった。あっという間に森の奥からフェイクドラゴンが消えていった、そして街道では人間たちがフェイクドラゴンを退治した。
赤いドラゴンと青いドラゴンが出ると少し噂になったが、それよりもフェイクドラゴンが物凄い勢いで減っていったのが助かった。ゼーエンの街はほとんど今までどおりに通行できるようになった、偶にフェイクドラゴンが出たが商人たちは銀の冒険者を雇っていた。街にいつものような活気が戻ってきた、エリーさんも出産にそなえて良い栄養がとれたと満足気だった。ジェンドはずっとエリーさんといて、とても幸せそうに過ごしていた。
「ドラゴンというのは凄いね、ソアン」
「女性は守るものがあれば強いんですよ、リタ様」
「ソアンもよく考えておくれ、良い伴侶を君には見つけて欲しい」
「うっ、考えています。私にはやっぱり勿体ないと、そう考えているくらいです」
「勿体ない? 何が勿体ないんだい??」
「ああ、今日も私の推しが可愛い!!」
僕とソアンの関係は変わったようで変わらない、一歩進んだかと思えば戻るような生活をしていた。ソアンが一応僕を伴侶の候補として考えてはいるようだった、それならば保護者の僕としては急かすわけにもいかない、ソアンの意志を尊重してゆっくりと今は待つべきだった。だから僕は焦らずにソアンを見守っていた、エリーさんと同じように相手のことを考えて待っていた。そんなある日、ジーニャスが僕たちのところにやってきた。
「思い出した!! あの女に確かに俺は会っている!!」
0
あなたにおすすめの小説
おっさん武闘家、幼女の教え子達と十年後に再会、実はそれぞれ炎・氷・雷の精霊の王女だった彼女達に言い寄られつつ世界を救い英雄になってしまう
お餅ミトコンドリア
ファンタジー
パーチ、三十五歳。五歳の時から三十年間修行してきた武闘家。
だが、全くの無名。
彼は、とある村で武闘家の道場を経営しており、〝拳を使った戦い方〟を弟子たちに教えている。
若い時には「冒険者になって、有名になるんだ!」などと大きな夢を持っていたものだが、自分の道場に来る若者たちが全員〝天才〟で、自分との才能の差を感じて、もう諦めてしまった。
弟子たちとの、のんびりとした穏やかな日々。
独身の彼は、そんな彼ら彼女らのことを〝家族〟のように感じており、「こんな毎日も悪くない」と思っていた。
が、ある日。
「お久しぶりです、師匠!」
絶世の美少女が家を訪れた。
彼女は、十年前に、他の二人の幼い少女と一緒に山の中で獣(とパーチは思い込んでいるが、実はモンスター)に襲われていたところをパーチが助けて、その場で数時間ほど稽古をつけて、自分たちだけで戦える力をつけさせた、という女の子だった。
「私は今、アイスブラット王国の〝守護精霊〟をやっていまして」
精霊を自称する彼女は、「ちょ、ちょっと待ってくれ」と混乱するパーチに構わず、ニッコリ笑いながら畳み掛ける。
「そこで師匠には、私たちと一緒に〝魔王〟を倒して欲しいんです!」
これは、〝弟子たちがあっと言う間に強くなるのは、師匠である自分の特殊な力ゆえ〟であることに気付かず、〝実は最強の実力を持っている〟ことにも全く気付いていない男が、〝実は精霊だった美少女たち〟と再会し、言い寄られ、弟子たちに愛され、弟子以外の者たちからも尊敬され、世界を救って英雄になってしまう物語。
(※第18回ファンタジー小説大賞に参加しています。
もし宜しければ【お気に入り登録】で応援して頂けましたら嬉しいです!
何卒宜しくお願いいたします!)
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
最低のEランクと追放されたけど、実はEXランクの無限増殖で最強でした。
みこみこP
ファンタジー
高校2年の夏。
高木華音【男】は夏休みに入る前日のホームルーム中にクラスメイトと共に異世界にある帝国【ゼロムス】に魔王討伐の為に集団転移させれた。
地球人が異世界転移すると必ずDランクからAランクの固有スキルという世界に1人しか持てないレアスキルを授かるのだが、華音だけはEランク・【ムゲン】という存在しない最低ランクの固有スキルを授かったと、帝国により死の森へ捨てられる。
しかし、華音の授かった固有スキルはEXランクの無限増殖という最強のスキルだったが、本人は弱いと思い込み、死の森を生き抜く為に無双する。
クラス最底辺の俺、ステータス成長で資産も身長も筋力も伸びて逆転無双
四郎
ファンタジー
クラスで最底辺――。
「笑いもの」として過ごしてきた佐久間陽斗の人生は、ただの屈辱の連続だった。
教室では見下され、存在するだけで嘲笑の対象。
友達もなく、未来への希望もない。
そんな彼が、ある日を境にすべてを変えていく。
突如として芽生えた“成長システム”。
努力を積み重ねるたびに、陽斗のステータスは確実に伸びていく。
筋力、耐久、知力、魅力――そして、普通ならあり得ない「資産」までも。
昨日まで最底辺だったはずの少年が、今日には同級生を超え、やがて街でさえ無視できない存在へと変貌していく。
「なんであいつが……?」
「昨日まで笑いものだったはずだろ!」
周囲の態度は一変し、軽蔑から驚愕へ、やがて羨望と畏怖へ。
陽斗は努力と成長で、己の居場所を切り拓き、誰も予想できなかった逆転劇を現実にしていく。
だが、これはただのサクセスストーリーではない。
嫉妬、裏切り、友情、そして恋愛――。
陽斗の成長は、同級生や教師たちの思惑をも巻き込み、やがて学校という小さな舞台を飛び越え、社会そのものに波紋を広げていく。
「笑われ続けた俺が、全てを変える番だ。」
かつて底辺だった少年が掴むのは、力か、富か、それとも――。
最底辺から始まる、資産も未来も手にする逆転無双ストーリー。
物語は、まだ始まったばかりだ。
クラス転移したけど、皆さん勘違いしてません?
青いウーパーと山椒魚
ファンタジー
加藤あいは高校2年生。
最近ネット小説にハマりまくっているごく普通の高校生である。
普通に過ごしていたら異世界転移に巻き込まれた?
しかも弱いからと森に捨てられた。
いやちょっとまてよ?
皆さん勘違いしてません?
これはあいの不思議な日常を書いた物語である。
本編完結しました!
相変わらず話ごちゃごちゃしていると思いますが、楽しんでいただけると嬉しいです!
1話は1000字くらいなのでササッと読めるはず…
自力で帰還した錬金術師の爛れた日常
ちょす氏
ファンタジー
「この先は分からないな」
帰れると言っても、時間まで同じかどうかわからない。
さて。
「とりあえず──妹と家族は救わないと」
あと金持ちになって、ニート三昧だな。
こっちは地球と環境が違いすぎるし。
やりたい事が多いな。
「さ、お別れの時間だ」
これは、異世界で全てを手に入れた男の爛れた日常の物語である。
※物語に出てくる組織、人物など全てフィクションです。
※主人公の癖が若干終わっているのは師匠のせいです。
ゆっくり投稿です。
クラス転移したら種族が変化してたけどとりあえず生きる
あっとさん
ファンタジー
16歳になったばかりの高校2年の主人公。
でも、主人公は昔から体が弱くなかなか学校に通えなかった。
でも学校には、行っても俺に声をかけてくれる親友はいた。
その日も体の調子が良くなり、親友と久しぶりの学校に行きHRが終わり先生が出ていったとき、クラスが眩しい光に包まれた。
そして僕は一人、違う場所に飛ばされいた。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる