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09生誕祭
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その時だ、ライラが自分を捕まえている奴を振り払って俺の腕の中に飛び込んできた。俺は迷わず『転移』の魔法を使った。俺たちは宿屋に戻って来た、すぐにライラが魔法を使ってくれた。
「『再生』!! 『治癒』!! ランドール死なないで!!」
「おおっ、おかげで右腕が治ったぞ。内蔵もどうにもない」
「良かった、ランドール」
「荷物をまとめな、もう一度『転移』する」
「うん、ランドール。はいっ、荷物」
「じゃあ、俺に抱きついていろよ。『転移』」
俺はこの国の隣国に『転移』した。すぐにライラは俺に『再生』と『治癒』を施してくれた。おかげで俺はぴんぴんしていた。街のすぐ近くに『転移』したのでそのまま街に入っていった。いつものように通行料を払い何事もなく宿屋に着いた。ライラはその間ずっと俺にくっついていた。
「ランドール、んんっ、ちゅっ、んっ、はぁ、ちゅっ」
「んぐっ、ハハッ。熱烈なキスだな、ライラ」
「だってランドールが死ぬかと思った」
「ん、お前のおかげで助かったよ、ライラ」
そのまま俺たちはいちゃいちゃしていた。いつものようにライラは大事なところを俺に触られてッ真っ赤な顔で耐えていた。でも我慢しきれずに可愛い声をあげていってしまった。そうしてライラは眠った。俺は再生された右腕を動かしてみた。何の問題もなく右腕は動いた。
「最近トラブル続きだ、しばらくはゆっくりさせてもらいたいな」
「むにゃ、ランドール。しゅき」
俺は眠っているライラを抱きしめながら、しばらくはゆっくりさせてもらいたいと思っていた。幸い隣国に来たおかげで聖女探しからは逃げられた。隣国は聖女が消えてしまったと大騒ぎしているようだった。俺はそんな隣国の様子を吟遊詩人として歌って広めた。ライラもいつものように俺の歌に合わせて踊っていた。そうやって金を稼いでいると、この国の王女様が吟遊詩人を探していると聞いた。俺はまたヤバイことになるのは嫌なので、その誘いにはのらなかった。
「ランドール、どうして王女様の誘いにのらないの?」
「しばらくはのんびりしたいからな」
「そっか、私もそうランドールといちゃいちゃする」
「言ったな、ほらっ可愛がってやるぞ」
「やぁん、ランドールったら下だけ脱がさないで」
「すぐに上も脱がしてやるさ」
俺たちは今までできなかった分とばかりに宿屋でいちゃいちゃしていた。俺はライラが気持ち良いことをすると眠ってしまうのは聖女なのが関係しているんじゃないかと思っていた。聖女は処女を失うと中には急激に力を失くしてしまう者がいるそうだ。俺はライラが無意識に処女を守っているんじゃないかと思った。宿屋ではいちゃいちゃしながら、市場や宿屋で俺たちは歌って踊って稼いた。
「まぁ、なんて綺麗な歌と踊りなのかしら」
ある時、市場で歌と踊りを披露していると貴族の女らしい女性がそう言って立ち止まった。その女性は俺たちの歌と踊りが気に入ったようでかなりの金額を稼がせてくれた。そして毎日通ってくるようになった。俺たちは貴族だからと家に呼ばれたりはしなかった。だから気にしていなかったのだが、ある日のこと王女様から招待状が届き、俺たちは王宮に連れていかれた。そして出会ったのは毎日通ってきていた女だった。彼女が実は王女だと俺たちは初めて知った。金の髪に青い瞳をした優しそうな王女様だった。
「実は貴方たちにこの国の生誕祭で歌い踊って欲しいの」
「あの、それって断れます?」
「私たちを捕まえたりしない?」
「断られたら残念だけど諦めるわ。貴方たちを捕まえたりしない。だって心から楽しく歌って踊って欲しいもの」
「引き受けたらいくら貰えるんでしょうか?」
「お仕事ならやるの」
そうして王女様から聞かされた報酬は俺が驚くほど多かった。俺たちは結局その仕事を引き受けた。だから生誕祭までお城に泊まることになった。今度は幽閉なんかされないで、他の王族や貴族に出合わない程度に庭を散歩することもできた。そうしていよいよこの国の生誕祭が始まった、俺は他の魔法使いの『拡声』という魔法で、国中に聞こえるように歌った、ライラも綺麗な衣装で踊って生誕祭を盛り上げた。三日三晩、宴は続き終わったら俺たちは普通に帰して貰えた。
「よしっ、この報酬で右手につける金の輪と宝石を買うか」
「お金のままじゃ駄目なの?」
「金のままだと重くて持ち歩くだけで不自由だ」
「そっか、綺麗な宝石を買ってね」
こうして俺たちはお互いの右手につける金の輪と宝石をいくらか買った。ピアスにしてもらって耳にも着けた。首飾りやアンクレットの宝石はライラに着けさせた。
「『再生』!! 『治癒』!! ランドール死なないで!!」
「おおっ、おかげで右腕が治ったぞ。内蔵もどうにもない」
「良かった、ランドール」
「荷物をまとめな、もう一度『転移』する」
「うん、ランドール。はいっ、荷物」
「じゃあ、俺に抱きついていろよ。『転移』」
俺はこの国の隣国に『転移』した。すぐにライラは俺に『再生』と『治癒』を施してくれた。おかげで俺はぴんぴんしていた。街のすぐ近くに『転移』したのでそのまま街に入っていった。いつものように通行料を払い何事もなく宿屋に着いた。ライラはその間ずっと俺にくっついていた。
「ランドール、んんっ、ちゅっ、んっ、はぁ、ちゅっ」
「んぐっ、ハハッ。熱烈なキスだな、ライラ」
「だってランドールが死ぬかと思った」
「ん、お前のおかげで助かったよ、ライラ」
そのまま俺たちはいちゃいちゃしていた。いつものようにライラは大事なところを俺に触られてッ真っ赤な顔で耐えていた。でも我慢しきれずに可愛い声をあげていってしまった。そうしてライラは眠った。俺は再生された右腕を動かしてみた。何の問題もなく右腕は動いた。
「最近トラブル続きだ、しばらくはゆっくりさせてもらいたいな」
「むにゃ、ランドール。しゅき」
俺は眠っているライラを抱きしめながら、しばらくはゆっくりさせてもらいたいと思っていた。幸い隣国に来たおかげで聖女探しからは逃げられた。隣国は聖女が消えてしまったと大騒ぎしているようだった。俺はそんな隣国の様子を吟遊詩人として歌って広めた。ライラもいつものように俺の歌に合わせて踊っていた。そうやって金を稼いでいると、この国の王女様が吟遊詩人を探していると聞いた。俺はまたヤバイことになるのは嫌なので、その誘いにはのらなかった。
「ランドール、どうして王女様の誘いにのらないの?」
「しばらくはのんびりしたいからな」
「そっか、私もそうランドールといちゃいちゃする」
「言ったな、ほらっ可愛がってやるぞ」
「やぁん、ランドールったら下だけ脱がさないで」
「すぐに上も脱がしてやるさ」
俺たちは今までできなかった分とばかりに宿屋でいちゃいちゃしていた。俺はライラが気持ち良いことをすると眠ってしまうのは聖女なのが関係しているんじゃないかと思っていた。聖女は処女を失うと中には急激に力を失くしてしまう者がいるそうだ。俺はライラが無意識に処女を守っているんじゃないかと思った。宿屋ではいちゃいちゃしながら、市場や宿屋で俺たちは歌って踊って稼いた。
「まぁ、なんて綺麗な歌と踊りなのかしら」
ある時、市場で歌と踊りを披露していると貴族の女らしい女性がそう言って立ち止まった。その女性は俺たちの歌と踊りが気に入ったようでかなりの金額を稼がせてくれた。そして毎日通ってくるようになった。俺たちは貴族だからと家に呼ばれたりはしなかった。だから気にしていなかったのだが、ある日のこと王女様から招待状が届き、俺たちは王宮に連れていかれた。そして出会ったのは毎日通ってきていた女だった。彼女が実は王女だと俺たちは初めて知った。金の髪に青い瞳をした優しそうな王女様だった。
「実は貴方たちにこの国の生誕祭で歌い踊って欲しいの」
「あの、それって断れます?」
「私たちを捕まえたりしない?」
「断られたら残念だけど諦めるわ。貴方たちを捕まえたりしない。だって心から楽しく歌って踊って欲しいもの」
「引き受けたらいくら貰えるんでしょうか?」
「お仕事ならやるの」
そうして王女様から聞かされた報酬は俺が驚くほど多かった。俺たちは結局その仕事を引き受けた。だから生誕祭までお城に泊まることになった。今度は幽閉なんかされないで、他の王族や貴族に出合わない程度に庭を散歩することもできた。そうしていよいよこの国の生誕祭が始まった、俺は他の魔法使いの『拡声』という魔法で、国中に聞こえるように歌った、ライラも綺麗な衣装で踊って生誕祭を盛り上げた。三日三晩、宴は続き終わったら俺たちは普通に帰して貰えた。
「よしっ、この報酬で右手につける金の輪と宝石を買うか」
「お金のままじゃ駄目なの?」
「金のままだと重くて持ち歩くだけで不自由だ」
「そっか、綺麗な宝石を買ってね」
こうして俺たちはお互いの右手につける金の輪と宝石をいくらか買った。ピアスにしてもらって耳にも着けた。首飾りやアンクレットの宝石はライラに着けさせた。
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