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13懐かしい味
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「行くぞ、ライラ。無視しろ」
「うん、分かった。ランドール」
「待て、このディエゴ様の名を知らないのか」
「相手にするな、ライラ」
「うん、ランドール」
俺たちが突然現れた常連客の男でディエゴというらしいが、そいつを無視して通り過ぎようとしたらそいつはなんと土下座した。
「お願いです、話を聞いてください。僕は真剣にライラが好きなんです、本気で嫁に欲しいんです」
「そうか……、やっぱり無視しろ。ライラ」
「うん、分かった。ランドール」
「ええ!? いやちょっとお願い、話を聞いて――!!」
「常連客の頼みをいちいち聞いてられるか」
「そうそう、ライラはランドールの嫁だし」
「えええええ!? ちょっとそれ詳しく聞かせて……」
「面倒くさい、走るぞ。ライラ」
「うん、ついてく。ランドール」
こうして俺たちは常連客の男であるディエゴとかを無視して次の街に行くことにした。ディエゴは必死に俺たちを追ってきたが、ちょうど駅馬車が出ていくところで俺たちはそれに乗った。ディエゴは俺たちに追いつけずに地面に蹲っていた。常連客のライラに惚れたをいちいち本気にしていられない。だから俺たちはディエゴとかいう男を無視してやった。彼にとっては大失恋かもしれないが、知ったことではなかった。駅馬車のおかげで次の街まで夕方までについた。ちょっと料金は高いが便利だ。俺たちは宿をとって、宿屋の主人から許可をもらって歌と踊りを披露した。稼ぎは青銅貨と銅貨がほとんどだったが、銀貨も結構混じっていた。
「久しぶりに歌ったら疲れた。ライラ、何か食べるか」
「うん、この鳥のスープとパンにする」
「ああ、みそ汁と米が食いてぇ」
「みそしるとこめ? こめって馬の飼料の?」
「え? 米ってあるのか? しかも馬の飼料!?」
「しろい粒粒でしょ、馬の飼料にあるよ」
俺はライラから思わぬことを聞いた。こっちの世界ではてっきり米は栽培されてないものだと思っていた。だが後で宿屋の主人から馬用の飼料を見せて貰うと立派な米だった。販売元を教えて貰って俺は米を手に入れた、厨房を借りて卵粥を作ってみた。
「美味しい、馬の飼料がこんなに美味しいなんて知らなかった」
「ああ、俺も米が馬の飼料なんて知らなかった。米が上手い」
シンプルに塩だけの味付けの卵がゆは美味かった。俺は野宿用にいくらか米を買い込んでおいた。そうして宿屋だけじゃなくて市場での場所を借りて歌と踊りを披露した。ディルの爺さんに教えてもらった、この地方の歌が客を呼んだ。それなりに稼げたのでお昼にはきりあげて、宿屋での仕事にそなえライラと一緒に休んだ。そうして宿屋でもまた歌って踊って稼いだ。稼いだ後は食事の時間だ。
「俺はシンプルにおにぎりだ、夕方厨房を借りて作っておいた」
「ライラもおにぎりがいい」
「ああ、沢山作ったからどれでも食べて良いぞ」
「この魚がはいったおにぎり、美味しい!!」
俺たちは静かに食事をしていたが、他の客がおにぎりを珍しがって宿の主人に頼んでいた。宿の主人は俺に助けを求めてきた。というわけで俺用のおにぎりを他の客にやった。そうしたら美味い、美味いと他の客は食べていた。俺は嫌な予感がしたので厨房を借りて米を炊き出した。案の定、別の客からもおにぎりを食べてみたいと言われた。なので急遽おにぎりを米とその辺にあった具材で作った。何人かの客に好評だったから、俺は店の主人に米の炊き方を教えることになった。
「おにぎりって美味しいね、ランドール」
「ああ、そうだろ。やれやれ、俺もやっと食べれる」
そうして食事が済んだらライラといちゃいちゃした。もうライラは一回くらいなら眠らずに俺に抱かれることができた。ライラの大事なところを十分濡らしてから俺のを挿入した。
「ひぃあ、ランドールの大きい。あん、気持ち良い!! 気持ち良いよぅ!!」
「ライラ、キスしてくれ。ほらっ」
「あん、うんキスする。ああんっ!! あぁ!! いっちゃう、いっちゃうよぉ!!」
「いっていいぞ、ライラ。俺もいく!!」
一度俺に抱かれるとライラは眠ってしまった、一回だが最後までできるようになった。大きな進歩だ。俺はライラの体を拭いてやった、コンドームを使ったから精液はついてなかった。しかし、コンドームも偶々見栄で一箱持っていただけだ。そんなに数がないから生でライラを抱かないといけなくなりそうだった。こっちにもコンドームが売ってればいいのにと俺は思った。
「うん、分かった。ランドール」
「待て、このディエゴ様の名を知らないのか」
「相手にするな、ライラ」
「うん、ランドール」
俺たちが突然現れた常連客の男でディエゴというらしいが、そいつを無視して通り過ぎようとしたらそいつはなんと土下座した。
「お願いです、話を聞いてください。僕は真剣にライラが好きなんです、本気で嫁に欲しいんです」
「そうか……、やっぱり無視しろ。ライラ」
「うん、分かった。ランドール」
「ええ!? いやちょっとお願い、話を聞いて――!!」
「常連客の頼みをいちいち聞いてられるか」
「そうそう、ライラはランドールの嫁だし」
「えええええ!? ちょっとそれ詳しく聞かせて……」
「面倒くさい、走るぞ。ライラ」
「うん、ついてく。ランドール」
こうして俺たちは常連客の男であるディエゴとかを無視して次の街に行くことにした。ディエゴは必死に俺たちを追ってきたが、ちょうど駅馬車が出ていくところで俺たちはそれに乗った。ディエゴは俺たちに追いつけずに地面に蹲っていた。常連客のライラに惚れたをいちいち本気にしていられない。だから俺たちはディエゴとかいう男を無視してやった。彼にとっては大失恋かもしれないが、知ったことではなかった。駅馬車のおかげで次の街まで夕方までについた。ちょっと料金は高いが便利だ。俺たちは宿をとって、宿屋の主人から許可をもらって歌と踊りを披露した。稼ぎは青銅貨と銅貨がほとんどだったが、銀貨も結構混じっていた。
「久しぶりに歌ったら疲れた。ライラ、何か食べるか」
「うん、この鳥のスープとパンにする」
「ああ、みそ汁と米が食いてぇ」
「みそしるとこめ? こめって馬の飼料の?」
「え? 米ってあるのか? しかも馬の飼料!?」
「しろい粒粒でしょ、馬の飼料にあるよ」
俺はライラから思わぬことを聞いた。こっちの世界ではてっきり米は栽培されてないものだと思っていた。だが後で宿屋の主人から馬用の飼料を見せて貰うと立派な米だった。販売元を教えて貰って俺は米を手に入れた、厨房を借りて卵粥を作ってみた。
「美味しい、馬の飼料がこんなに美味しいなんて知らなかった」
「ああ、俺も米が馬の飼料なんて知らなかった。米が上手い」
シンプルに塩だけの味付けの卵がゆは美味かった。俺は野宿用にいくらか米を買い込んでおいた。そうして宿屋だけじゃなくて市場での場所を借りて歌と踊りを披露した。ディルの爺さんに教えてもらった、この地方の歌が客を呼んだ。それなりに稼げたのでお昼にはきりあげて、宿屋での仕事にそなえライラと一緒に休んだ。そうして宿屋でもまた歌って踊って稼いだ。稼いだ後は食事の時間だ。
「俺はシンプルにおにぎりだ、夕方厨房を借りて作っておいた」
「ライラもおにぎりがいい」
「ああ、沢山作ったからどれでも食べて良いぞ」
「この魚がはいったおにぎり、美味しい!!」
俺たちは静かに食事をしていたが、他の客がおにぎりを珍しがって宿の主人に頼んでいた。宿の主人は俺に助けを求めてきた。というわけで俺用のおにぎりを他の客にやった。そうしたら美味い、美味いと他の客は食べていた。俺は嫌な予感がしたので厨房を借りて米を炊き出した。案の定、別の客からもおにぎりを食べてみたいと言われた。なので急遽おにぎりを米とその辺にあった具材で作った。何人かの客に好評だったから、俺は店の主人に米の炊き方を教えることになった。
「おにぎりって美味しいね、ランドール」
「ああ、そうだろ。やれやれ、俺もやっと食べれる」
そうして食事が済んだらライラといちゃいちゃした。もうライラは一回くらいなら眠らずに俺に抱かれることができた。ライラの大事なところを十分濡らしてから俺のを挿入した。
「ひぃあ、ランドールの大きい。あん、気持ち良い!! 気持ち良いよぅ!!」
「ライラ、キスしてくれ。ほらっ」
「あん、うんキスする。ああんっ!! あぁ!! いっちゃう、いっちゃうよぉ!!」
「いっていいぞ、ライラ。俺もいく!!」
一度俺に抱かれるとライラは眠ってしまった、一回だが最後までできるようになった。大きな進歩だ。俺はライラの体を拭いてやった、コンドームを使ったから精液はついてなかった。しかし、コンドームも偶々見栄で一箱持っていただけだ。そんなに数がないから生でライラを抱かないといけなくなりそうだった。こっちにもコンドームが売ってればいいのにと俺は思った。
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