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第三章 4人、日本とインジスカン王国を行き来する
スマートフォンへの道―市街地視察編
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以前、汲広は、日本国の官僚、網弾野柊二に、インジスカン王国でスマートフォンが使いたい!と打診していた。
それは、網弾野から先はどのようなルートかは知らないが、携帯電話会社に伝わり、実際、会社側に検討してもらえる所まではこぎ着けた。
その後、携帯会社からの返事として、網弾野からこんな話しが来た。
何でも、人口が多い所全部をいきなり全部カバーするのはリスクが多すぎて無理。2都市くらいに絞ってテストをしてみてそのテストが良好なら順次カバーエリアを増やしていくという案が出された。
しかしそこは、ニーヘロイ星という行ったことがない国。テストする2都市くらいは見学に行かせろ!という返事だったそうな。
というわけで、携帯電話会社の社員が、インジスカン王国王都のシンダーグスと、アカツキ領のハーパヤを見学に来ることになった。
今回見学に来る携帯会社について説明することにする。まずはcacicomoという会社。日本で初めて携帯電話を実用化させた老舗だ。
次に、AJUSOという会社。携帯キャリアが分裂と合併を繰り返した際に、合併して生き残った強者な会社だ。
次にAJCRS。携帯キャリアが分裂と合併を繰り返して生き残ったものの、会社が疲弊していたところ、大会社に株を大量に買われ、その大会社からの潤沢な資金で携帯会社3大キャリアの一角を担うまで成長した会社だ。
以上、携帯会社3大キャリアが名乗りを上げてくれたのだ。
携帯会社が見学に来ることも、シンダーグスと、ハーパヤをテストケースにアンテナを立てることもアカツキ伯爵には伝えてある。
それを、他の貴族やら王族に伝えているかは、アカツキ伯爵の判断次第で、汲広は知らなかった。
むしろ、そこはノータッチでいきたいところだった。そして、とある吉日のインジスカン王国時間で朝に、携帯会社の人達がまとめて見学に来るというので汲広は迎えに行くのだった。
迎えに行くと、日本はもう夜。暗い中を各社2名ずつ、大きなリュックを背負って準備していた。
「これから行く先は、12時間、時差がありますが、体調の方は大丈夫でしょうか?」
「なに、3時間くらいで仕事を終えますよ。それに、時差に備えて体調は合わせてありますから」
油田調査の橋本といい、日本の企業人は、何とも準備に余念の無いことで。準備万端と言うことで、早速王都のシンダーグスに連れて行く。
街外れで社員が用意しだしたのはドローンだ。それも3者ともそれぞれ。
このドローンには、距離センサーが付いていて、地形を3D解析するのだそうな。
そして、そのデータを元に、どこにアンテナを立てるのが最適か、分かるらしい。
3社のドローンはそれぞれ全く別の方向へ飛んでいってプログラム通り、順次センサーで、街の3Dデータを作っていく。
ドローンは自動でデータを取ってくる。
その間暇なので、社員達を短い時間だが、シンダーグス観光に連れ出す。
ひょっとすると、こういうのもアンテナを立ててもらうためには重要なのでは?と汲広が思ったからだ。
3社の技術者をシンダーグスの平民街の大通りに連れて行った。
東京と比べれば規模は随分と小さいものの、活気溢れたメインストリートである。
色々な店を覗いたり、ジャンクフードを振る舞ったり。
そうこうしているうちに、そろそろ時間ということで、また、先ほどの街外れに戻り、ドローンを回収する。
ドローンからノートパソコンにシンダーグスの3Dデータを転送して、インジスカン王国シンダーグスと名前を付ける。次はハーパヤだ。
ハーパヤはさすがにシンダーグスみたいに大きくない。
規模はシンダーグスの4分の1程度だ。
地形データを消去したドローンをまた技術者が飛ばす。
今度は街に出ずに待機する。
その間、技術者達は、シンダーグスの地形をちゃんと取れているか確認していた。
程なくしてドローンが戻ってくる。
ドローンからノートパソコンにハーパヤの3Dデータを転送してインジスカン王国アカツキ領ハーパヤと名前を付けて保存し、またもやハーパヤ地形をちゃんと取れているか確認する。
両方の地形がちゃんと取れているのを確認した技術者達は、帰ろうとしたが、折角ここまで来たのだから、ちょっと観光に誘った。
そうして観光もし終わって携帯会社3大キャリアの社員である技術者を日本に帰すのであった。
実際アンテナを立てるかどうかは街の3Dデータと、この社員達の報告次第だそうな。
「アンテナを立ててもらってスマートフォンを使えるようにしてくれる判断をしてくれることを期待しております」
「我々も、こちらでビジネス出来るよう、期待して上司に報告しますが、お偉いさん次第ですね」
ま、まぁ、この人達も、頑張って報告してくれるようだし、期待して待とうと思う汲広なのであった。
それは、網弾野から先はどのようなルートかは知らないが、携帯電話会社に伝わり、実際、会社側に検討してもらえる所まではこぎ着けた。
その後、携帯会社からの返事として、網弾野からこんな話しが来た。
何でも、人口が多い所全部をいきなり全部カバーするのはリスクが多すぎて無理。2都市くらいに絞ってテストをしてみてそのテストが良好なら順次カバーエリアを増やしていくという案が出された。
しかしそこは、ニーヘロイ星という行ったことがない国。テストする2都市くらいは見学に行かせろ!という返事だったそうな。
というわけで、携帯電話会社の社員が、インジスカン王国王都のシンダーグスと、アカツキ領のハーパヤを見学に来ることになった。
今回見学に来る携帯会社について説明することにする。まずはcacicomoという会社。日本で初めて携帯電話を実用化させた老舗だ。
次に、AJUSOという会社。携帯キャリアが分裂と合併を繰り返した際に、合併して生き残った強者な会社だ。
次にAJCRS。携帯キャリアが分裂と合併を繰り返して生き残ったものの、会社が疲弊していたところ、大会社に株を大量に買われ、その大会社からの潤沢な資金で携帯会社3大キャリアの一角を担うまで成長した会社だ。
以上、携帯会社3大キャリアが名乗りを上げてくれたのだ。
携帯会社が見学に来ることも、シンダーグスと、ハーパヤをテストケースにアンテナを立てることもアカツキ伯爵には伝えてある。
それを、他の貴族やら王族に伝えているかは、アカツキ伯爵の判断次第で、汲広は知らなかった。
むしろ、そこはノータッチでいきたいところだった。そして、とある吉日のインジスカン王国時間で朝に、携帯会社の人達がまとめて見学に来るというので汲広は迎えに行くのだった。
迎えに行くと、日本はもう夜。暗い中を各社2名ずつ、大きなリュックを背負って準備していた。
「これから行く先は、12時間、時差がありますが、体調の方は大丈夫でしょうか?」
「なに、3時間くらいで仕事を終えますよ。それに、時差に備えて体調は合わせてありますから」
油田調査の橋本といい、日本の企業人は、何とも準備に余念の無いことで。準備万端と言うことで、早速王都のシンダーグスに連れて行く。
街外れで社員が用意しだしたのはドローンだ。それも3者ともそれぞれ。
このドローンには、距離センサーが付いていて、地形を3D解析するのだそうな。
そして、そのデータを元に、どこにアンテナを立てるのが最適か、分かるらしい。
3社のドローンはそれぞれ全く別の方向へ飛んでいってプログラム通り、順次センサーで、街の3Dデータを作っていく。
ドローンは自動でデータを取ってくる。
その間暇なので、社員達を短い時間だが、シンダーグス観光に連れ出す。
ひょっとすると、こういうのもアンテナを立ててもらうためには重要なのでは?と汲広が思ったからだ。
3社の技術者をシンダーグスの平民街の大通りに連れて行った。
東京と比べれば規模は随分と小さいものの、活気溢れたメインストリートである。
色々な店を覗いたり、ジャンクフードを振る舞ったり。
そうこうしているうちに、そろそろ時間ということで、また、先ほどの街外れに戻り、ドローンを回収する。
ドローンからノートパソコンにシンダーグスの3Dデータを転送して、インジスカン王国シンダーグスと名前を付ける。次はハーパヤだ。
ハーパヤはさすがにシンダーグスみたいに大きくない。
規模はシンダーグスの4分の1程度だ。
地形データを消去したドローンをまた技術者が飛ばす。
今度は街に出ずに待機する。
その間、技術者達は、シンダーグスの地形をちゃんと取れているか確認していた。
程なくしてドローンが戻ってくる。
ドローンからノートパソコンにハーパヤの3Dデータを転送してインジスカン王国アカツキ領ハーパヤと名前を付けて保存し、またもやハーパヤ地形をちゃんと取れているか確認する。
両方の地形がちゃんと取れているのを確認した技術者達は、帰ろうとしたが、折角ここまで来たのだから、ちょっと観光に誘った。
そうして観光もし終わって携帯会社3大キャリアの社員である技術者を日本に帰すのであった。
実際アンテナを立てるかどうかは街の3Dデータと、この社員達の報告次第だそうな。
「アンテナを立ててもらってスマートフォンを使えるようにしてくれる判断をしてくれることを期待しております」
「我々も、こちらでビジネス出来るよう、期待して上司に報告しますが、お偉いさん次第ですね」
ま、まぁ、この人達も、頑張って報告してくれるようだし、期待して待とうと思う汲広なのであった。
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