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第四章 世界の工場
工場団地のインフラ施設建設
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汲広は第1採掘場には行かなくても良くなったものの、高校の勉強に、書類仕事、そして、教習所通いで忙しくしていた。
アントネラもたまに教習所の本を読んでいる。
まぁ、アントネラも読んでくれると二重に頭に入ることになることだし日本国籍も取ったことで、もう少しすれば面倒な書類を作ることなく教習所の入所認可も下りる。
何より興味を持つことは良いことだと思う汲広であった。
そして、程なくして官僚の網弾野柊二から連絡が入った。
工場団地建設について関係者を集めて話し合いをしたいというものであった。
それと、またドローンを飛ばすのでそれに付き合って欲しいというものだった。
ドローンを使っての測量関係は以前と変わり映えがしないので詳細を書くのは省略する。
汲広はすぐさまトムソン・パトルスにドナルド・フォン・スズケホーズ伯爵当てに親書を託した。
日本側から提示された日付で集まれるかどうか打診するためだ。
伯爵だけでなく、建設予定地の近隣の村の村長も呼んだ方がいいであろう。
数日経って、そろそろ返事がもらえるかもとトムソンを使いに出したところ、日本側の要求通りの日程で集まれるそうだ。
送った親書には汲広自ら当日は迎えに行くよう連絡している。
*
初会合当日、汲広にアカツキ領の建設予定地近くの村長達、ドナルド伯爵とスズケホーズ領の建設予定地近くの村長達が一堂に会し、日本の会議室へと向かった。
日本国側からは3大携帯メーカーの各担当部長が出迎えてくれた。
日本側は一応工場の区画配置などをたたき台にと提示してくれた。
概ね概要には納得したものの、一カ所、納得できないものがあった。
「火力発電所を作るということですか、私の要求する火力発電所はアカツキ領、スズケホーズ伯爵領を始めとした近隣の複数貴族領の電力を賄える程の大規模の発電所を要求したい。もちろん、それ相応の電力使用量は払うつもりだ」
日本企業の部長達は絶句した。
そう言った話しは聞いていなかったからである。
幸い、火力発電所近くには、その規模の発電施設を建設しうる為の敷地はある。
「火力発電所については一度持ち帰って議論することにしましょう」
日本側からはそう言う返事が返ってきた。
そうして、数日経って、また、同じメンバーで会合が開かれた。
日本側の話し合いの末、汲広の要求通り、火力発電所は大規模なものを建設することになった。
そうして、工場の区画整理も、発電所の問題もクリアとなり、あとは、日本代表者である総理大臣と、インジスカン王国ジョージ国王、携帯会社大手3社の会長と社長出席の下、正式に調印式を迎えるだけとなった。
もちろん、汲広を通じてアカツキ伯爵がジョージ国王に適宜内容の大まかな説明をすることも忘れなかったため、出席者は、ちゃんと調印の意味を理解している。
そして、その2週間後、めでたく調印が成されるのであった。
日本のメディアもこぞってそのニュースを取り上げた。
この頃になると、汲広は自動車学校については技能試験、学科試験を見事パスし、運転免許証を正式に受け取っている。
そして、GOサインが出たとことで、まずしなければならないことは、上下水道の処理施設の建設、ガス貯蔵庫の建設、火力発電所の建設、そして、それより遅れて各工場の建設である。
汲広、アントネラ、佐藤夫妻、、パトルス夫妻は第一採掘場と、インフラの資材の搬入に皆、手分けをして回った。
通るごとに掃き出し窓の能力を開け閉めしていたのでは間に合わないため、必要な所は開けっぱなしにして、時間を決めて、閉めて回ることにした。
そこで役に立ったのが車だ。
掃き出し窓の能力は行ったことのある所にしか開けない。
日本のここの現場から、ここの建設予定地に建材を運んで下さいと、それを実行するためには、まず、現地へ行かなくてはならないからだ。
汲広は思いつきで試したいことができた。
まず、掃き出し窓の魔法を今までは片方のすぐ傍で発動していたのだが、2所をイメージし、遠隔で開こうとしてみた。
手応えがあったので、掃き出し窓の魔法を開こうとした片方に行ってみて、そして、それをくぐってちゃんと通っているのを確認する。
確認したところ、ちゃんと繋がっており、実験は成功した。
これで、自室に閉じこもっていても遠隔で掃き出し窓の魔法を開くことができる。
これで、開く時間がいくらか重なっていても短時間で開くことができる。
その日の晩、アントネラと佐藤夫妻、パトルス夫妻にこのことを話すと非常に喜ばれた。
当分は本当に開いているか確認しなければならないが、いずれは遠隔だけで確認せずとも済むであろう。
労力を減らして、仕事効率を上げる手段を手にしたことによってこれからは少し楽ができるかなと思う汲広であった。
アントネラもたまに教習所の本を読んでいる。
まぁ、アントネラも読んでくれると二重に頭に入ることになることだし日本国籍も取ったことで、もう少しすれば面倒な書類を作ることなく教習所の入所認可も下りる。
何より興味を持つことは良いことだと思う汲広であった。
そして、程なくして官僚の網弾野柊二から連絡が入った。
工場団地建設について関係者を集めて話し合いをしたいというものであった。
それと、またドローンを飛ばすのでそれに付き合って欲しいというものだった。
ドローンを使っての測量関係は以前と変わり映えがしないので詳細を書くのは省略する。
汲広はすぐさまトムソン・パトルスにドナルド・フォン・スズケホーズ伯爵当てに親書を託した。
日本側から提示された日付で集まれるかどうか打診するためだ。
伯爵だけでなく、建設予定地の近隣の村の村長も呼んだ方がいいであろう。
数日経って、そろそろ返事がもらえるかもとトムソンを使いに出したところ、日本側の要求通りの日程で集まれるそうだ。
送った親書には汲広自ら当日は迎えに行くよう連絡している。
*
初会合当日、汲広にアカツキ領の建設予定地近くの村長達、ドナルド伯爵とスズケホーズ領の建設予定地近くの村長達が一堂に会し、日本の会議室へと向かった。
日本国側からは3大携帯メーカーの各担当部長が出迎えてくれた。
日本側は一応工場の区画配置などをたたき台にと提示してくれた。
概ね概要には納得したものの、一カ所、納得できないものがあった。
「火力発電所を作るということですか、私の要求する火力発電所はアカツキ領、スズケホーズ伯爵領を始めとした近隣の複数貴族領の電力を賄える程の大規模の発電所を要求したい。もちろん、それ相応の電力使用量は払うつもりだ」
日本企業の部長達は絶句した。
そう言った話しは聞いていなかったからである。
幸い、火力発電所近くには、その規模の発電施設を建設しうる為の敷地はある。
「火力発電所については一度持ち帰って議論することにしましょう」
日本側からはそう言う返事が返ってきた。
そうして、数日経って、また、同じメンバーで会合が開かれた。
日本側の話し合いの末、汲広の要求通り、火力発電所は大規模なものを建設することになった。
そうして、工場の区画整理も、発電所の問題もクリアとなり、あとは、日本代表者である総理大臣と、インジスカン王国ジョージ国王、携帯会社大手3社の会長と社長出席の下、正式に調印式を迎えるだけとなった。
もちろん、汲広を通じてアカツキ伯爵がジョージ国王に適宜内容の大まかな説明をすることも忘れなかったため、出席者は、ちゃんと調印の意味を理解している。
そして、その2週間後、めでたく調印が成されるのであった。
日本のメディアもこぞってそのニュースを取り上げた。
この頃になると、汲広は自動車学校については技能試験、学科試験を見事パスし、運転免許証を正式に受け取っている。
そして、GOサインが出たとことで、まずしなければならないことは、上下水道の処理施設の建設、ガス貯蔵庫の建設、火力発電所の建設、そして、それより遅れて各工場の建設である。
汲広、アントネラ、佐藤夫妻、、パトルス夫妻は第一採掘場と、インフラの資材の搬入に皆、手分けをして回った。
通るごとに掃き出し窓の能力を開け閉めしていたのでは間に合わないため、必要な所は開けっぱなしにして、時間を決めて、閉めて回ることにした。
そこで役に立ったのが車だ。
掃き出し窓の能力は行ったことのある所にしか開けない。
日本のここの現場から、ここの建設予定地に建材を運んで下さいと、それを実行するためには、まず、現地へ行かなくてはならないからだ。
汲広は思いつきで試したいことができた。
まず、掃き出し窓の魔法を今までは片方のすぐ傍で発動していたのだが、2所をイメージし、遠隔で開こうとしてみた。
手応えがあったので、掃き出し窓の魔法を開こうとした片方に行ってみて、そして、それをくぐってちゃんと通っているのを確認する。
確認したところ、ちゃんと繋がっており、実験は成功した。
これで、自室に閉じこもっていても遠隔で掃き出し窓の魔法を開くことができる。
これで、開く時間がいくらか重なっていても短時間で開くことができる。
その日の晩、アントネラと佐藤夫妻、パトルス夫妻にこのことを話すと非常に喜ばれた。
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労力を減らして、仕事効率を上げる手段を手にしたことによってこれからは少し楽ができるかなと思う汲広であった。
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