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シャワーが浴びたいと言っただけなのに、どうしてこんな目にあわされているのだろうか。
壁に叩きつけるシャワーと、体が発する熱気で眩暈をおこしそうなのに加えて、恥ずかしい事を強要する男がいるせいで、健吾はうっかり気を失うこともできないでいた。
「も…やめてって。やぁっ…だ……」
「おまえがシャワーを浴びるって言ったんだろう?」
ホテルのたいして広くもないバスタブに立たされ、大きな体に挟まれるようにして壁に押し付けられながら、健吾は北条の卑猥ないたずらに耐え続けていた。
「もう!エロすぎだって!蒼馬、キャラ変わってるよ!」
「何言ってるんだ。風呂場でセックスなんて、男が最も喜ぶシチュエーションなんだから、エロくならなくてどうする」
わかるようなわからないような事を力説され、健吾は力なく壁を叩いて抗議することしか出来なかった。
ボディーソープをたっぷりと泡立てた大きな手が、するすると体のあちこちを滑りながら撫でていく。
いじわるな手が、健吾の感じる部分に触れるのはわずかな間だけ。
今もまた、乳首の先に爪をほんの少しだけひっかけて、それから何事もなかったかのように、体のラインに沿って手のひらが降りていった。
一番触れて欲しい体の中心は、上半身から滑り落ちた泡にまみれて、はしたなくそそり立っている。
こんなに存在を主張しているそれには一切触れず、後ろから差し込まれた長い指が、小ぶりなボールを転がすように挟んで揉みしだき、それから、健吾の期待を裏切る様に会陰を伝って双丘の間へ潜り込んでいった。
間にある小さな穴は、先程から執拗にいじられ続けているせいで、指先の軽いノックに口を開いてしまう。
獲物を捕らえた口はヒクヒクと物欲しげに指先に吸い付き、さらにその先を待っていた。
「う……んんッ」
つぷり、と揃えられた二本の指が挿入され、中で角度を変えるように押し広げられると、健吾の口から甘い悲鳴が漏れる。
「も……お願い、蒼馬ぁ……」
カリカリと浴室の壁に爪を立て、北条のもどかしい指の動きに耐えようとするが、じらされてばかりの健吾の体はすでに我慢の限界だった。
冷たい壁に泡立った屹立を擦りつけ、なんとか快楽を得ようとする健吾に、北条がクスリと笑う。
「はしたないな、健吾」
「くっ……!誰のせいだと思ってるんだよ!このヘンタイっ!エロ男っ!」
決定的な刺激をもらえないもどかしさにいらだつ健吾を見て、北条がさらに低く笑う。
どうやらこれは、自分を信じなかった健吾へのお仕置きのつもりらしい。
「これ以上焦らすなら、別れるからな!絶対にぃっ……」
涙目で睨む健吾に、「それは困る。付き合い始めたばかりなのに」と笑い、北条は健吾を振り向かせ、絡めとるようにして口づけた。
壁にすがる健吾を胸板でさらに押し付けるようにして押さえ込み、後ろに潜ませていた指をゆっくり抜くと、北条はそこに、自らの熱い屹立をあてがった。
「ああぁっ……!」
ソレの訪れを待ち望んでいた健吾の体は抵抗なく北条自身を誘い込み、あっという間に一番深い部分まで侵入を許す。
「熱いな、おまえの中……」
「ばっ…か……ああっ」
腰を捉まれ、抜けてしまいそうなほど引かれたかと思えば、また深く押し込まれる。
いきなりガツガツと音がしそうな程激しく腰をぶつけられ、健吾は与えられた強い刺激にびくびくと震えることしか出来なかった。
下から押し上げるように突きこまれると、つま先立った足が床から浮いてしまいそうになる。
「……長くはもたないな。1回出すが、いいか?」
健吾の髪にかかる北条の息が荒い。
がくがくと首を縦に振って承諾すると、北条は小刻みに腰を打ち付け、低く呻いた。
体の深いところで熱いものがびくびくと痙攣している。
北条が達したのだとわかり、健吾はゆっくりと体の力を抜いた。
「すまない、痛かったか?」
力を失ったものがズルリと抜け出ていくと同時に、閉じきれない後孔からトロりと熱いものがこぼれ出ていくのがわかった。
北条のものを受け止めたのは、これで二度目だ。
彼の言うように、自分ははしたないのかもしれない。
こんな所で男の精を受け入れることが、嬉しいと思うなんて。
「手加減できなくて、悪かった」
抱き締められると、鼓動の速さが伝わってくる。
北条ほどの男が、心拍数が上がるほど自分を求めてくれたのだと思い、何とも言えない喜びを感じた。
「蒼馬ぁ……、俺も……」
イきたい、と甘えるようにささやき、舌を覗かせてペロリと北条の鎖骨を舐めると、回された腕に力がこもる。
「……煽るなと言ってるだろう?どうなっても知らないぞ」
北条は濡れたままの健吾を抱き上げ、二人はもつれるようにベッド上になだれ込んだ。
仰向けにされ、促されるまま脚を開くと、北条は愛しむように健吾のそそりたつものに口に含み、滲み出た粘液を舌で舐めとっていく。
その傍らで、いまだ北条の精液をこぼし続けている後孔に指を差し入れ、それを押し戻すように動かすと、健吾の口から艶めいた喘ぎ声が響いた。
中が十分に緩んでいることを確認すると、北条は再び熱い塊で健吾の体を貫いた。
一度達して余裕のあるそれが、味わうようにゆっくりと内壁をこすり続けると、焦れた健吾から抗議の悲鳴が上がる。
「はや……くぅ!も、焦らすなって!」
もっと奥まできて、という言葉は声にならなかったが、心得たというように北条が深く腰を進めたので、引き締まった腰に細い脚をからみつけた。
激しい抜き差しは出来ないが、こうすると男の先端が深い所を抉る。
健吾がブルブルと身を震わせながら北条自身を締め上げると、男らしい口元から低い唸り声が漏れた。
「あっ……やだ……っ……いやだっ」
ぞくぞくと背中から射精感が沸き上がり、健吾はすがるものを求めて北条に手を伸ばす。
「イけ、健吾」
「やあぁ……っ!イクっ!イクからぁ……!」
強い快楽に、健吾が首を激しく振って悶える。
急速に、何かが健吾の中を駆け上がり、ひゅっと息を詰めた瞬間に視界が真っ白にスパークした。
「あっ……」
二人の間に挟まれた健吾の屹立がビクビクと跳ねあがり、その先端が首を振りながらどっと熱い液体をまき散らす。
達したのと同時に体内にいる男を締め上げたらしく、北条の眉間に力がこもる。
思わずといった様子で二度、三度と腰を突き入れた北条の体が、大きく痙攣した。
しばらくして、脱力した体がゆっくりと健吾に圧し掛かってきた。
「くそ……持ってかれた」
悔しそうに呟く北条に、健吾はしてやったりというように笑って見せる。
本当はそんな余裕など微塵もなかったが、せめてもの意趣返しだ。
「セックスで我を忘れたなんて初めてだ。健吾、この責任はきっちりとれよ」
「なんだよ、それ……」
何事にも動じず、いつも落ち着き払っているはずの北条の意外な言葉に、健吾は思わず笑ってしまう。
「そんなに俺の体、すごい?」
へへへ、と斜めに北条を見上げながら、力を失いつつある北条をキュッと締め上げると、「こら」と北条が笑って、健吾の鼻をつまんだ。
「まあ、あれだろう」
「……あれって?」
額同士をこすり合わせ、それからゆっくりと唇を重ねる。
キスすら満足にしてもらえずひたすら体をいじり倒された事を思い出し、やり直しのように強く舌を絡めると、北条がそれに応えるように、深く唇を合わせてきた。
一つになってしまったかのような絡み合いにしばらく夢中になっていると、気づけば体の中の北条が力を取り戻し、ゆっくりと動き出していた。
「や、ちょっと蒼馬……、俺もうム…リ……っ」
「だから、あれだろう」
だからあれってなんだよ!と睨みつけると、北条が笑う。
「とてつもなく相性がいい、って事だろう。な?」
だからもう一回、と絶倫男が言うのに、健吾は悲鳴を上げて必死に抵抗したが、結局夜が明けるまで開放してはもらえなかった。
壁に叩きつけるシャワーと、体が発する熱気で眩暈をおこしそうなのに加えて、恥ずかしい事を強要する男がいるせいで、健吾はうっかり気を失うこともできないでいた。
「も…やめてって。やぁっ…だ……」
「おまえがシャワーを浴びるって言ったんだろう?」
ホテルのたいして広くもないバスタブに立たされ、大きな体に挟まれるようにして壁に押し付けられながら、健吾は北条の卑猥ないたずらに耐え続けていた。
「もう!エロすぎだって!蒼馬、キャラ変わってるよ!」
「何言ってるんだ。風呂場でセックスなんて、男が最も喜ぶシチュエーションなんだから、エロくならなくてどうする」
わかるようなわからないような事を力説され、健吾は力なく壁を叩いて抗議することしか出来なかった。
ボディーソープをたっぷりと泡立てた大きな手が、するすると体のあちこちを滑りながら撫でていく。
いじわるな手が、健吾の感じる部分に触れるのはわずかな間だけ。
今もまた、乳首の先に爪をほんの少しだけひっかけて、それから何事もなかったかのように、体のラインに沿って手のひらが降りていった。
一番触れて欲しい体の中心は、上半身から滑り落ちた泡にまみれて、はしたなくそそり立っている。
こんなに存在を主張しているそれには一切触れず、後ろから差し込まれた長い指が、小ぶりなボールを転がすように挟んで揉みしだき、それから、健吾の期待を裏切る様に会陰を伝って双丘の間へ潜り込んでいった。
間にある小さな穴は、先程から執拗にいじられ続けているせいで、指先の軽いノックに口を開いてしまう。
獲物を捕らえた口はヒクヒクと物欲しげに指先に吸い付き、さらにその先を待っていた。
「う……んんッ」
つぷり、と揃えられた二本の指が挿入され、中で角度を変えるように押し広げられると、健吾の口から甘い悲鳴が漏れる。
「も……お願い、蒼馬ぁ……」
カリカリと浴室の壁に爪を立て、北条のもどかしい指の動きに耐えようとするが、じらされてばかりの健吾の体はすでに我慢の限界だった。
冷たい壁に泡立った屹立を擦りつけ、なんとか快楽を得ようとする健吾に、北条がクスリと笑う。
「はしたないな、健吾」
「くっ……!誰のせいだと思ってるんだよ!このヘンタイっ!エロ男っ!」
決定的な刺激をもらえないもどかしさにいらだつ健吾を見て、北条がさらに低く笑う。
どうやらこれは、自分を信じなかった健吾へのお仕置きのつもりらしい。
「これ以上焦らすなら、別れるからな!絶対にぃっ……」
涙目で睨む健吾に、「それは困る。付き合い始めたばかりなのに」と笑い、北条は健吾を振り向かせ、絡めとるようにして口づけた。
壁にすがる健吾を胸板でさらに押し付けるようにして押さえ込み、後ろに潜ませていた指をゆっくり抜くと、北条はそこに、自らの熱い屹立をあてがった。
「ああぁっ……!」
ソレの訪れを待ち望んでいた健吾の体は抵抗なく北条自身を誘い込み、あっという間に一番深い部分まで侵入を許す。
「熱いな、おまえの中……」
「ばっ…か……ああっ」
腰を捉まれ、抜けてしまいそうなほど引かれたかと思えば、また深く押し込まれる。
いきなりガツガツと音がしそうな程激しく腰をぶつけられ、健吾は与えられた強い刺激にびくびくと震えることしか出来なかった。
下から押し上げるように突きこまれると、つま先立った足が床から浮いてしまいそうになる。
「……長くはもたないな。1回出すが、いいか?」
健吾の髪にかかる北条の息が荒い。
がくがくと首を縦に振って承諾すると、北条は小刻みに腰を打ち付け、低く呻いた。
体の深いところで熱いものがびくびくと痙攣している。
北条が達したのだとわかり、健吾はゆっくりと体の力を抜いた。
「すまない、痛かったか?」
力を失ったものがズルリと抜け出ていくと同時に、閉じきれない後孔からトロりと熱いものがこぼれ出ていくのがわかった。
北条のものを受け止めたのは、これで二度目だ。
彼の言うように、自分ははしたないのかもしれない。
こんな所で男の精を受け入れることが、嬉しいと思うなんて。
「手加減できなくて、悪かった」
抱き締められると、鼓動の速さが伝わってくる。
北条ほどの男が、心拍数が上がるほど自分を求めてくれたのだと思い、何とも言えない喜びを感じた。
「蒼馬ぁ……、俺も……」
イきたい、と甘えるようにささやき、舌を覗かせてペロリと北条の鎖骨を舐めると、回された腕に力がこもる。
「……煽るなと言ってるだろう?どうなっても知らないぞ」
北条は濡れたままの健吾を抱き上げ、二人はもつれるようにベッド上になだれ込んだ。
仰向けにされ、促されるまま脚を開くと、北条は愛しむように健吾のそそりたつものに口に含み、滲み出た粘液を舌で舐めとっていく。
その傍らで、いまだ北条の精液をこぼし続けている後孔に指を差し入れ、それを押し戻すように動かすと、健吾の口から艶めいた喘ぎ声が響いた。
中が十分に緩んでいることを確認すると、北条は再び熱い塊で健吾の体を貫いた。
一度達して余裕のあるそれが、味わうようにゆっくりと内壁をこすり続けると、焦れた健吾から抗議の悲鳴が上がる。
「はや……くぅ!も、焦らすなって!」
もっと奥まできて、という言葉は声にならなかったが、心得たというように北条が深く腰を進めたので、引き締まった腰に細い脚をからみつけた。
激しい抜き差しは出来ないが、こうすると男の先端が深い所を抉る。
健吾がブルブルと身を震わせながら北条自身を締め上げると、男らしい口元から低い唸り声が漏れた。
「あっ……やだ……っ……いやだっ」
ぞくぞくと背中から射精感が沸き上がり、健吾はすがるものを求めて北条に手を伸ばす。
「イけ、健吾」
「やあぁ……っ!イクっ!イクからぁ……!」
強い快楽に、健吾が首を激しく振って悶える。
急速に、何かが健吾の中を駆け上がり、ひゅっと息を詰めた瞬間に視界が真っ白にスパークした。
「あっ……」
二人の間に挟まれた健吾の屹立がビクビクと跳ねあがり、その先端が首を振りながらどっと熱い液体をまき散らす。
達したのと同時に体内にいる男を締め上げたらしく、北条の眉間に力がこもる。
思わずといった様子で二度、三度と腰を突き入れた北条の体が、大きく痙攣した。
しばらくして、脱力した体がゆっくりと健吾に圧し掛かってきた。
「くそ……持ってかれた」
悔しそうに呟く北条に、健吾はしてやったりというように笑って見せる。
本当はそんな余裕など微塵もなかったが、せめてもの意趣返しだ。
「セックスで我を忘れたなんて初めてだ。健吾、この責任はきっちりとれよ」
「なんだよ、それ……」
何事にも動じず、いつも落ち着き払っているはずの北条の意外な言葉に、健吾は思わず笑ってしまう。
「そんなに俺の体、すごい?」
へへへ、と斜めに北条を見上げながら、力を失いつつある北条をキュッと締め上げると、「こら」と北条が笑って、健吾の鼻をつまんだ。
「まあ、あれだろう」
「……あれって?」
額同士をこすり合わせ、それからゆっくりと唇を重ねる。
キスすら満足にしてもらえずひたすら体をいじり倒された事を思い出し、やり直しのように強く舌を絡めると、北条がそれに応えるように、深く唇を合わせてきた。
一つになってしまったかのような絡み合いにしばらく夢中になっていると、気づけば体の中の北条が力を取り戻し、ゆっくりと動き出していた。
「や、ちょっと蒼馬……、俺もうム…リ……っ」
「だから、あれだろう」
だからあれってなんだよ!と睨みつけると、北条が笑う。
「とてつもなく相性がいい、って事だろう。な?」
だからもう一回、と絶倫男が言うのに、健吾は悲鳴を上げて必死に抵抗したが、結局夜が明けるまで開放してはもらえなかった。
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