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第1章
3話
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学院に着いて一番最初に理事長室に向かった。
バンッ!
「親父、居るか?」
ちょっと、海にぃの扉を開ける音にビックリしながらも、知らない人がいないか恐る恐る海にぃの後ろから覗き込んでそうちゃんに挨拶した。
「うぅ...海にぃ、激しぃ...。そうちゃんおはよう?
......ビクッ!」
ちょっといきなりそうちゃんに抱きつかれてびっくりしちゃった。けど今のところは知らない人が誰もいないみたいで安心した。
「ほっ...」
「しーんー!今日も可愛いね!おはよう。もう、海叶はもうちょっと僕に優しくしてくれてもいいと思うんだけどね?」
「黙れクソ親父。今すぐ新から離れろ。新を驚かせやがって。」
「やだね。久しぶりの新なんだよ。補給させて。それに新を驚かせたのはお互い様だね。」
とても親子喧嘩とは思えないそれは僕にとってはとても安心する日常風景で...
「そうちゃん。嬉しぃけどそろそろお話始めよ?」
ちょっとだけ虚しそうに離れていくそうちゃんを見て少しだけ嬉しいって思っちゃったのは僕だけの秘密。
「じゃあ、そこに座ってね。」
「うん。」
「おう」
いつもみたいにそふぁに座った海にぃの上に座って。海にぃの両腕を掴んで前まで持ってくる。こうしていると、すっごく安心するんだ。
「ぶー海叶だけずるいなぁ。新。いつでも僕の膝の上に座っていいんだよ?」
いつも言われる。でもなんでかそうちゃんより、海にぃの方が安心するんだ。いーちゃんに似てるからかな?
「そうちゃんでもいいけど、海にぃの方が落ち着くから海にぃがいい。」
「ちょっ!それ酷くない?しん~っ!(´;ω;`)」
少しだけ子供っぽいそうちゃんはいつも場の雰囲気を柔らかくしてくれて、でもしっかりする所はしっかりして。頼もしいお父さんって感じで大好き。だけどね?
「やっ!」
「がぁーん!」
「海にぃがいい!」
何となく、僕の頭の上に顎を乗っけている海にぃが、不機嫌になったり上機嫌になったり、それを感じているのが楽しくて...
だからね?もう少し、そうちゃんで遊ばせて?
「えへへ」
楽しぃな
バンッ!
「親父、居るか?」
ちょっと、海にぃの扉を開ける音にビックリしながらも、知らない人がいないか恐る恐る海にぃの後ろから覗き込んでそうちゃんに挨拶した。
「うぅ...海にぃ、激しぃ...。そうちゃんおはよう?
......ビクッ!」
ちょっといきなりそうちゃんに抱きつかれてびっくりしちゃった。けど今のところは知らない人が誰もいないみたいで安心した。
「ほっ...」
「しーんー!今日も可愛いね!おはよう。もう、海叶はもうちょっと僕に優しくしてくれてもいいと思うんだけどね?」
「黙れクソ親父。今すぐ新から離れろ。新を驚かせやがって。」
「やだね。久しぶりの新なんだよ。補給させて。それに新を驚かせたのはお互い様だね。」
とても親子喧嘩とは思えないそれは僕にとってはとても安心する日常風景で...
「そうちゃん。嬉しぃけどそろそろお話始めよ?」
ちょっとだけ虚しそうに離れていくそうちゃんを見て少しだけ嬉しいって思っちゃったのは僕だけの秘密。
「じゃあ、そこに座ってね。」
「うん。」
「おう」
いつもみたいにそふぁに座った海にぃの上に座って。海にぃの両腕を掴んで前まで持ってくる。こうしていると、すっごく安心するんだ。
「ぶー海叶だけずるいなぁ。新。いつでも僕の膝の上に座っていいんだよ?」
いつも言われる。でもなんでかそうちゃんより、海にぃの方が安心するんだ。いーちゃんに似てるからかな?
「そうちゃんでもいいけど、海にぃの方が落ち着くから海にぃがいい。」
「ちょっ!それ酷くない?しん~っ!(´;ω;`)」
少しだけ子供っぽいそうちゃんはいつも場の雰囲気を柔らかくしてくれて、でもしっかりする所はしっかりして。頼もしいお父さんって感じで大好き。だけどね?
「やっ!」
「がぁーん!」
「海にぃがいい!」
何となく、僕の頭の上に顎を乗っけている海にぃが、不機嫌になったり上機嫌になったり、それを感じているのが楽しくて...
だからね?もう少し、そうちゃんで遊ばせて?
「えへへ」
楽しぃな
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