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第1話:転生令嬢、推しに出会う!
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「――悪役令嬢リリアーナ・フォン・エルドラド! 貴様との婚約は、本日この瞬間をもって破棄する!」
キン、と澄んだ声が、大広間の荘厳な空気を切り裂いた。シャンデリアのきらめきが降り注ぐ中、目の前には、金髪を輝かせ私を指さす美貌の青年。その光景に、私の意識は急速に覚醒していく。
(……痛い。ああ、そうだ。私、佐藤花子。社畜OL、三十路手前。残業漬けで、栄養ドリンクをキメて……唯一の心の拠り所だった推しのソシャゲがサービス終了した瞬間に、デスクに突っ伏して……死んだんだ。過労死!)
そこまでの記憶は鮮明だ。
ならば、今、この青年はエルドラド王国王太子、アレクサンダー・フォン・エルドラド。
そして、彼に断罪されているこの私こそが、公爵令嬢リリアーナ・フォン・エルドラド。
(間違いない……ここは、前世で私が魂を捧げた乙女ゲーム『星降るシンフォニア』の世界だわ!よりによって公開断罪イベント!)
ゲームならば、ここから修道院送りか、平民落ちかの破滅ルート。普通に考えれば、絶望以外の何物でもない状況だ。
「貴様は、その嫉妬深さから、清らかな心を持つ男爵令嬢マリアを執拗に虐げた! その罪、万死に値する!」
アレクサンダー殿下の声が響く。周囲の貴族たちは、私に侮蔑の視線を向け、ひそやかに囁きあっている。ああ、そうだ。ゲーム通り。この絶望的なシチュエーション。積み上げられていく罪状。本来ならば、悲鳴を上げ、許しを乞うべき場面。
しかし、私の心は、驚くほどに凪いでいた。
いや、凪いでいるどころではない。心の奥底から、歓喜の泉が、とめどなく湧き上がってくるのだ。
(婚約破棄……ですって!? あの地獄の妃教育からの完全解放! 自由! フリーダム! ありがとうアレクサンダー殿下、ありがとうヒロインのマリアさん! 末永くお幸せに!)
内心でスタンディングオベーションを送りながら、顔には一切出さず、完璧な淑女の笑みを浮かべてみせる。背筋を伸ばし、扇でそっと口元を隠す。その堂々とした態度に、周囲のざわめきが大きくなった。アレクサンダー殿下も、私が泣き崩れるとでも思っていたのか、目を丸くして固まっている。
私はゆっくりと一礼し、澄んだ声で言い放った。
「その罪、謹んでお受けいたしますわ、殿下」
もはや、このイベントは私にとって破滅への序曲ではない。輝かしい第二の人生の幕開けを告げるファンファーレなのだ。
断罪劇が最終局面を迎え、アレクサンダー殿下が形式的な言葉を述べている間、私はどこか手持ち無沙汰に、広間に集う人々へと視線を巡らせた。貴族たちの好奇と侮蔑の目、ヒロインの心配そうな瞳、そして王太子の満足げな顔。どれもこれも、ゲームで見た通りの光景だ。
だが、その視界の隅に、ふと、異質な光を放つ存在を捉えた。
(……え?)
大理石の柱の陰に、音もなく佇む一人の騎士。他の近衛騎士たちと同じ制服を身につけていながらも、その存在感はまるで違う。夜の闇を溶かし込んだような漆黒の鎧。磨き上げられた銀の装飾。そして、その鎧以上に目を引くのは、驚くほど整った顔立ちだった。月光を思わせる銀の髪、感情を映さぬ紫水晶の瞳、彫刻のように冷たい完璧な美しさ。
(まさか……)
心臓が、どくん、と大きく跳ねた。間違いない。彼こそが、『星降るシンフォニア』において、全ての攻略対象をクリアした者だけが解放される隠し攻略対象。私が前世で、身も心も、そして貯金残高の全てを捧げた最推し。
(ゼノン様……!)
ゲームの立ち絵ではない。ドット絵でも、三流イラストレーターが描いたイベントスチルでもない。生きて、動いて、呼吸をしている、“本物”のゼノン様が、そこにいらっしゃる。彼が、ほんの僅かに身じろぎする。その動きだけで、鎧が微かな音を立て、シャンデリアの光を反射してきらめいた。ただそれだけの光景に、私の胸は締め付けられるように熱くなった。
(顔面が、ガチャSSR排出確定演出! ボーナス全額突っ込んだ甲斐があったわ! ついに本物が引けた……!)
ゲームの中では、彼はいつも無口で、誰にも心を開かない孤高の騎士だった。そのミステリアスな魅力と、時折見せる不器用な優しさに、佐藤花子だった私は心を鷲掴みにされたのだ。その彼が、今、目の前にいる。この感動、この衝撃。私の感情は、ついに限界を超えた。
ぽろり、と。
私の瞳から、大粒の涙が零れ落ちた。
周囲が息を呑むのが分かった。断罪された悪役令嬢が、ついに悔恨の涙を流した。誰もがそう思ったことだろう。アレクサンダー殿下でさえ、「…ようやく、己の罪を悟ったか」と、憐れむような声で呟いている。
違う。断じて違う。これは、絶望の涙ではない。
二十数年間、画面の向こうにしか存在しなかった最推しと、同じ空間の空気を吸えているという、至上の幸福と感動の涙なのだ。
やがて、婚約破棄の宣言が正式に下され、騒々しかった断罪劇は、ようやく幕を閉じた。自由の身。そして、この世界にはゼノン様がいらっしゃる。この二つの事実が、私の頭の中で幸福な化学反応を起こした。
私は、涙で濡れた顔を上げ、満場の貴族たちが見守る中、高らかに宣言した。
「この世界は、わたくしの聖地ですわ!」
シン、と広間が静まり返る。誰もが、私の言葉の意味を理解できず、ただ呆然と私を見ていた。「狂ったか」と呆れ果てた声。しかし、その声に混じって「リリアーナ様らしい」と、どこか嬉しそうな声が聞こえてくる。
「なんだと……? 聖地……?」
王太子アレクサンダー殿下は、顔を真っ赤にして信じられないといった様子で呟いた。
一方、ヒロインのマリアは、その美しい瞳をさらに大きく見開いて、呆然と立ち尽くしていた。彼女のシナリオには、この結末は書かれていなかったのだ。
そんなことはどうでもよかった。私の心は、決まっていた。
(これからの人生、その全てを、ゼノン様を観察し、応援し、その尊いお姿を拝み続ける『推し活』に捧げますわ!)
周囲の困惑を置き去りにして、私は侍女に連れられ、意気揚々と自室へと戻った。
その日の夜。最高級の革で装丁された真新しいノートの最初のページに私は震える手で力強くこう記した。
『ゼノン様白書』
記念すべき第一項は、こうだ。
――本日、謁見の間にて、生けるゼノン様を確認。顔面の偏差値、測定不能。尊さに感極まり落涙。今後の人生の目標、確定。
こうして元OL佐藤花子、現公爵令嬢リリアーナの狂気の推し活ライフは、最高の形で幕を開けたのである。
キン、と澄んだ声が、大広間の荘厳な空気を切り裂いた。シャンデリアのきらめきが降り注ぐ中、目の前には、金髪を輝かせ私を指さす美貌の青年。その光景に、私の意識は急速に覚醒していく。
(……痛い。ああ、そうだ。私、佐藤花子。社畜OL、三十路手前。残業漬けで、栄養ドリンクをキメて……唯一の心の拠り所だった推しのソシャゲがサービス終了した瞬間に、デスクに突っ伏して……死んだんだ。過労死!)
そこまでの記憶は鮮明だ。
ならば、今、この青年はエルドラド王国王太子、アレクサンダー・フォン・エルドラド。
そして、彼に断罪されているこの私こそが、公爵令嬢リリアーナ・フォン・エルドラド。
(間違いない……ここは、前世で私が魂を捧げた乙女ゲーム『星降るシンフォニア』の世界だわ!よりによって公開断罪イベント!)
ゲームならば、ここから修道院送りか、平民落ちかの破滅ルート。普通に考えれば、絶望以外の何物でもない状況だ。
「貴様は、その嫉妬深さから、清らかな心を持つ男爵令嬢マリアを執拗に虐げた! その罪、万死に値する!」
アレクサンダー殿下の声が響く。周囲の貴族たちは、私に侮蔑の視線を向け、ひそやかに囁きあっている。ああ、そうだ。ゲーム通り。この絶望的なシチュエーション。積み上げられていく罪状。本来ならば、悲鳴を上げ、許しを乞うべき場面。
しかし、私の心は、驚くほどに凪いでいた。
いや、凪いでいるどころではない。心の奥底から、歓喜の泉が、とめどなく湧き上がってくるのだ。
(婚約破棄……ですって!? あの地獄の妃教育からの完全解放! 自由! フリーダム! ありがとうアレクサンダー殿下、ありがとうヒロインのマリアさん! 末永くお幸せに!)
内心でスタンディングオベーションを送りながら、顔には一切出さず、完璧な淑女の笑みを浮かべてみせる。背筋を伸ばし、扇でそっと口元を隠す。その堂々とした態度に、周囲のざわめきが大きくなった。アレクサンダー殿下も、私が泣き崩れるとでも思っていたのか、目を丸くして固まっている。
私はゆっくりと一礼し、澄んだ声で言い放った。
「その罪、謹んでお受けいたしますわ、殿下」
もはや、このイベントは私にとって破滅への序曲ではない。輝かしい第二の人生の幕開けを告げるファンファーレなのだ。
断罪劇が最終局面を迎え、アレクサンダー殿下が形式的な言葉を述べている間、私はどこか手持ち無沙汰に、広間に集う人々へと視線を巡らせた。貴族たちの好奇と侮蔑の目、ヒロインの心配そうな瞳、そして王太子の満足げな顔。どれもこれも、ゲームで見た通りの光景だ。
だが、その視界の隅に、ふと、異質な光を放つ存在を捉えた。
(……え?)
大理石の柱の陰に、音もなく佇む一人の騎士。他の近衛騎士たちと同じ制服を身につけていながらも、その存在感はまるで違う。夜の闇を溶かし込んだような漆黒の鎧。磨き上げられた銀の装飾。そして、その鎧以上に目を引くのは、驚くほど整った顔立ちだった。月光を思わせる銀の髪、感情を映さぬ紫水晶の瞳、彫刻のように冷たい完璧な美しさ。
(まさか……)
心臓が、どくん、と大きく跳ねた。間違いない。彼こそが、『星降るシンフォニア』において、全ての攻略対象をクリアした者だけが解放される隠し攻略対象。私が前世で、身も心も、そして貯金残高の全てを捧げた最推し。
(ゼノン様……!)
ゲームの立ち絵ではない。ドット絵でも、三流イラストレーターが描いたイベントスチルでもない。生きて、動いて、呼吸をしている、“本物”のゼノン様が、そこにいらっしゃる。彼が、ほんの僅かに身じろぎする。その動きだけで、鎧が微かな音を立て、シャンデリアの光を反射してきらめいた。ただそれだけの光景に、私の胸は締め付けられるように熱くなった。
(顔面が、ガチャSSR排出確定演出! ボーナス全額突っ込んだ甲斐があったわ! ついに本物が引けた……!)
ゲームの中では、彼はいつも無口で、誰にも心を開かない孤高の騎士だった。そのミステリアスな魅力と、時折見せる不器用な優しさに、佐藤花子だった私は心を鷲掴みにされたのだ。その彼が、今、目の前にいる。この感動、この衝撃。私の感情は、ついに限界を超えた。
ぽろり、と。
私の瞳から、大粒の涙が零れ落ちた。
周囲が息を呑むのが分かった。断罪された悪役令嬢が、ついに悔恨の涙を流した。誰もがそう思ったことだろう。アレクサンダー殿下でさえ、「…ようやく、己の罪を悟ったか」と、憐れむような声で呟いている。
違う。断じて違う。これは、絶望の涙ではない。
二十数年間、画面の向こうにしか存在しなかった最推しと、同じ空間の空気を吸えているという、至上の幸福と感動の涙なのだ。
やがて、婚約破棄の宣言が正式に下され、騒々しかった断罪劇は、ようやく幕を閉じた。自由の身。そして、この世界にはゼノン様がいらっしゃる。この二つの事実が、私の頭の中で幸福な化学反応を起こした。
私は、涙で濡れた顔を上げ、満場の貴族たちが見守る中、高らかに宣言した。
「この世界は、わたくしの聖地ですわ!」
シン、と広間が静まり返る。誰もが、私の言葉の意味を理解できず、ただ呆然と私を見ていた。「狂ったか」と呆れ果てた声。しかし、その声に混じって「リリアーナ様らしい」と、どこか嬉しそうな声が聞こえてくる。
「なんだと……? 聖地……?」
王太子アレクサンダー殿下は、顔を真っ赤にして信じられないといった様子で呟いた。
一方、ヒロインのマリアは、その美しい瞳をさらに大きく見開いて、呆然と立ち尽くしていた。彼女のシナリオには、この結末は書かれていなかったのだ。
そんなことはどうでもよかった。私の心は、決まっていた。
(これからの人生、その全てを、ゼノン様を観察し、応援し、その尊いお姿を拝み続ける『推し活』に捧げますわ!)
周囲の困惑を置き去りにして、私は侍女に連れられ、意気揚々と自室へと戻った。
その日の夜。最高級の革で装丁された真新しいノートの最初のページに私は震える手で力強くこう記した。
『ゼノン様白書』
記念すべき第一項は、こうだ。
――本日、謁見の間にて、生けるゼノン様を確認。顔面の偏差値、測定不能。尊さに感極まり落涙。今後の人生の目標、確定。
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