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第1章:炎上プロジェクトと問題児(エリート)たち
第22話:勝利と三つの視線
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森に静寂が戻った。
先ほどまで空間を支配していたのは、血と、憎悪と、そして恐怖だった。ゴブリンたちの耳障りな叫び声、武器がぶつかり合う甲高い金属音、ルリエルが放った魔法の轟音。それらの全てが、まるで幻だったかのように消え失せていた。
後に残されたのは、無数のゴブリンの亡骸が転がる凄惨な戦いの痕跡と、木々の葉の隙間から静かに差し込む、どこか牧歌的な木漏れ日だけ。その光が、血に塗れた地面を照らし、戦いの後の静けさを一層際立たせていた。
「…………はぁ、…はぁ、…はぁ…」
誰のものとも知れない荒い息遣いだけが、その張り詰めた静寂の中で、やけに大きく響く。
最初に膝をついたのは、ルリエルだった。魔力を使い果たした彼女は、糸が切れた人形のようにその場にへたり込む。震える腕でかろうじて身体を支え、自らの杖を強く握りしめた。額から流れる汗が、土埃に汚れた美しい頬を伝い、その頬には一本の筋となって泥の跡を残した。
次に、ゴードンが巨大な戦斧を地面に突き立て、杖代わりにした。岩のような彼の身体も、さすがに限界だったのだろう。全身の筋肉が悲鳴を上げているのが伝わってくるかのように、その肩は大きく上下していた。分厚い鎧のあちこちは深くへこみ、激しい戦いの傷跡が物語っていた。
シーナは、天を仰ぐように大の字で地面に倒れ込んでいた。その胸は激しく上下を繰り返し、肺が酸素を必死に求めている。しなやかな身体の至る所に、ゴブリンの刃や棍棒によってつけられた切り傷や打撲の跡が見て取れる。彼女の呼吸音だけが、不規則なリズムで静寂を刻んでいた。
そして、ケンジもまた立っているのがやっとだった。彼の身体には目立った傷はない。しかし、このわずか数十分の戦闘で、その精神は前世の数ヶ月分のプロジェクトをこなしたかのように完全にすり減っていた。スキルを最大出力で稼働させ続けた代償。まるで脳を直接握りつぶされるかのような激しい頭痛と、鉛のように重い倦怠感が全身を襲っていた。
極度の緊張の糸が、ぷつりと切れたのだ。誰も口を開かない。誰もがただ、自らの荒い呼吸音を聞きながら、今、自分たちが成し遂げたことの意味と、その代償の大きさを噛み締めていた。
(…生きて、いる)
ケンジは震える自らの手を見つめた。その手は、ゴブリンを指揮し、仲間を導き、勝利を掴んだ手だ。
あの絶望的な状況から。死しか見えなかった戦場で。俺たちは生き残った。いや、違う。ただ生き残っただけじゃない。俺たちは、勝ったのだ。
ケンジはゆっくりと仲間たちに視線を向けた。視界の端に映る、疲労困憊の仲間たちの姿。ルリエルが、シーナが、ゴードンが、そこにいる。傷つき、疲れ果ててはいるが、確かに生きている。ケンジの胸の奥から、これまで感じたことのない熱い感情が込み上げてきた。
それは前世で、長期間にわたるプロジェクトを成功させた時の達成感とはまったく違うものだった。もっと、ずっと温かく、自分の内側から湧き上がるような、どこか誇らしい感情。
そうだ。俺は、この仲間たちを守ることができた。ケンジはその事実を噛み締め、その感情を全身で受け止めた。そして、他の三人にもそれぞれの想いがあった。
(…勝ったのね。あの絶望的な状況から…)
ルリエルはぼんやりと自らの杖を見つめていた。勝利は、彼女が放った最後の魔法の一撃によってもたらされた。その一撃で、彼女の魔力は空っぽになった。もし、あの攻撃が失敗していたら……。想像するだけで、身体が震える。
(…あいつの言う通りに動いただけ。なのに…)
ゴードンは、盾に刻まれた深い爪痕を無言で撫でていた。彼はただ、ケンジの指示通りに盾を構え、斧を振るっただけだ。それなのに、こんなにも大きな達成感が胸の内に広がっている。この感覚は、これまで単独でゴブリンを討伐していた時には決して味わうことのできなかったものだった。
(…死ななかった。あの無茶な賭けに乗って。そして、勝った…)
シーナは大の字になったまま、木々の隙間から見える青い空を見つめていた。ケンジの突拍子もない作戦に乗ったのは、半分は好奇心、半分は諦めだった。だが、結果は勝利。彼女の胸に去来するのは、安堵と、そしてほんの少しの、不思議な高揚感だった。
彼らはまだ互いの顔を見ていない。だが、その心は確かに一つの感情を共有していた。それは、共に死線を乗り越えた者たちだけが分かち合える、言葉にはできない静かで確かな「絆」と呼ぶべき感情だった。
その温かく、どこか居心地の良い静寂を最初に破ったのはシーナだった。
「よっと…」
年寄りじみた掛け声を漏らすと、大の字になっていたしなやかな身体をゆっくりと起こす。服についた土や草の葉を、面倒くさそうに手で払った。その一連の動作は、いつも通りのけだるげな彼女だ。
しかし、ケンジは気づいていた。彼女の横顔に浮かぶ表情が、これまで一度も見たことのないものであることに。それは、いつもの嘲笑でも、侮蔑でも、あるいは打算でもない。死闘を生き延びた者だけが浮かべることを許される、深い安堵と疲労が入り混じった素顔。彼女の瞳は、いつも以上に澄んでいた。
シーナは立ち上がると、おもむろにケンジの方へと歩み寄ってきた。その足取りは少し覚束ない。彼女もまた、この戦いで多くの傷を負っているのだ。
ケンジは、彼女が何か文句でも言いに来るのかと身構えた。どうせ、「あんたの無茶な作戦のせいで死ぬかと思った」とでも言うのだろうと。
だが、彼女の口から発せられたのは、まったく予想外の言葉だった。
パンッ!と乾いた音が響く。
シーナの平手が、ケンジの肩を思い切り叩いたのだ。不意の衝撃に、ケンジの身体がよろめく。「いっ!?」見上げると、シーナがニヤリと口の端を吊り上げて笑っていた。その笑みは、いつもの人を食ったようなものだったが、瞳の奥には確かな光が宿っていた。それは、彼女自身の心の揺らぎを隠そうとするかのような、不器用な照れ隠しにも見えた。
「――やるじゃないか、ボス」
その言葉に、ケンジは一瞬、何を言われたのか理解できなかった。「ボス」。これまで彼女がその言葉を口にする時は、常に嘲笑と皮肉が込められていたはずだ。だが、今聞こえてきた響きには、不思議と棘がなかった。
「あんたの、あのわけのわからない変な命令も、たまには役に立つんだな」
シーナは続ける。その口調はあくまでぶっきらぼうだ。
「ま、おかげでゴブリンどもから金目の物を剥ぎ取る暇もなかったけどね。この埋め合わせはきっちりしてもらうからな」
彼女はそう言うと、ふいっとそっぽを向いてしまった。それはどう見ても素直な感謝の言葉ではない。むしろ、文句と次なる要求だ。
だが、ケンジには分かった。いや、分かってしまったのだ。あれが彼女なりの最大限の賛辞なのだと。彼女は決して「ありがとう」とは言わないだろう。「助かった」とも言わない。「あなたのおかげだ」などと口が裂けても言うはずがない。
だが、そのぶっきらぼうな言葉の裏側に、確かに込められていた。「あなたの指揮がなければ、私たちは死んでいた」という明確な事実の承認。そして、「これからもリーダーとして認めてやる」という不器用な信頼の証。
ケンジは叩かれた肩のじんわりとした痛みを感じながら、ただ呆然とその場に立ち尽くしていた。前世で彼が受けてきたどんな言葉よりも。クライアントからの感謝状よりも、上司からの高い評価よりも。シーナの、たった一言の乱暴な賛辞が、なぜか彼の胸の奥深くまで温かく、そして少しだけくすぐったく響いていた。
その新しい感情に戸惑っているケンジの耳に、さらに二つの声が届くことになる。
それは、この戦いの本当の報酬とも言うべき、かけがえのない言葉たちだった。
先ほどまで空間を支配していたのは、血と、憎悪と、そして恐怖だった。ゴブリンたちの耳障りな叫び声、武器がぶつかり合う甲高い金属音、ルリエルが放った魔法の轟音。それらの全てが、まるで幻だったかのように消え失せていた。
後に残されたのは、無数のゴブリンの亡骸が転がる凄惨な戦いの痕跡と、木々の葉の隙間から静かに差し込む、どこか牧歌的な木漏れ日だけ。その光が、血に塗れた地面を照らし、戦いの後の静けさを一層際立たせていた。
「…………はぁ、…はぁ、…はぁ…」
誰のものとも知れない荒い息遣いだけが、その張り詰めた静寂の中で、やけに大きく響く。
最初に膝をついたのは、ルリエルだった。魔力を使い果たした彼女は、糸が切れた人形のようにその場にへたり込む。震える腕でかろうじて身体を支え、自らの杖を強く握りしめた。額から流れる汗が、土埃に汚れた美しい頬を伝い、その頬には一本の筋となって泥の跡を残した。
次に、ゴードンが巨大な戦斧を地面に突き立て、杖代わりにした。岩のような彼の身体も、さすがに限界だったのだろう。全身の筋肉が悲鳴を上げているのが伝わってくるかのように、その肩は大きく上下していた。分厚い鎧のあちこちは深くへこみ、激しい戦いの傷跡が物語っていた。
シーナは、天を仰ぐように大の字で地面に倒れ込んでいた。その胸は激しく上下を繰り返し、肺が酸素を必死に求めている。しなやかな身体の至る所に、ゴブリンの刃や棍棒によってつけられた切り傷や打撲の跡が見て取れる。彼女の呼吸音だけが、不規則なリズムで静寂を刻んでいた。
そして、ケンジもまた立っているのがやっとだった。彼の身体には目立った傷はない。しかし、このわずか数十分の戦闘で、その精神は前世の数ヶ月分のプロジェクトをこなしたかのように完全にすり減っていた。スキルを最大出力で稼働させ続けた代償。まるで脳を直接握りつぶされるかのような激しい頭痛と、鉛のように重い倦怠感が全身を襲っていた。
極度の緊張の糸が、ぷつりと切れたのだ。誰も口を開かない。誰もがただ、自らの荒い呼吸音を聞きながら、今、自分たちが成し遂げたことの意味と、その代償の大きさを噛み締めていた。
(…生きて、いる)
ケンジは震える自らの手を見つめた。その手は、ゴブリンを指揮し、仲間を導き、勝利を掴んだ手だ。
あの絶望的な状況から。死しか見えなかった戦場で。俺たちは生き残った。いや、違う。ただ生き残っただけじゃない。俺たちは、勝ったのだ。
ケンジはゆっくりと仲間たちに視線を向けた。視界の端に映る、疲労困憊の仲間たちの姿。ルリエルが、シーナが、ゴードンが、そこにいる。傷つき、疲れ果ててはいるが、確かに生きている。ケンジの胸の奥から、これまで感じたことのない熱い感情が込み上げてきた。
それは前世で、長期間にわたるプロジェクトを成功させた時の達成感とはまったく違うものだった。もっと、ずっと温かく、自分の内側から湧き上がるような、どこか誇らしい感情。
そうだ。俺は、この仲間たちを守ることができた。ケンジはその事実を噛み締め、その感情を全身で受け止めた。そして、他の三人にもそれぞれの想いがあった。
(…勝ったのね。あの絶望的な状況から…)
ルリエルはぼんやりと自らの杖を見つめていた。勝利は、彼女が放った最後の魔法の一撃によってもたらされた。その一撃で、彼女の魔力は空っぽになった。もし、あの攻撃が失敗していたら……。想像するだけで、身体が震える。
(…あいつの言う通りに動いただけ。なのに…)
ゴードンは、盾に刻まれた深い爪痕を無言で撫でていた。彼はただ、ケンジの指示通りに盾を構え、斧を振るっただけだ。それなのに、こんなにも大きな達成感が胸の内に広がっている。この感覚は、これまで単独でゴブリンを討伐していた時には決して味わうことのできなかったものだった。
(…死ななかった。あの無茶な賭けに乗って。そして、勝った…)
シーナは大の字になったまま、木々の隙間から見える青い空を見つめていた。ケンジの突拍子もない作戦に乗ったのは、半分は好奇心、半分は諦めだった。だが、結果は勝利。彼女の胸に去来するのは、安堵と、そしてほんの少しの、不思議な高揚感だった。
彼らはまだ互いの顔を見ていない。だが、その心は確かに一つの感情を共有していた。それは、共に死線を乗り越えた者たちだけが分かち合える、言葉にはできない静かで確かな「絆」と呼ぶべき感情だった。
その温かく、どこか居心地の良い静寂を最初に破ったのはシーナだった。
「よっと…」
年寄りじみた掛け声を漏らすと、大の字になっていたしなやかな身体をゆっくりと起こす。服についた土や草の葉を、面倒くさそうに手で払った。その一連の動作は、いつも通りのけだるげな彼女だ。
しかし、ケンジは気づいていた。彼女の横顔に浮かぶ表情が、これまで一度も見たことのないものであることに。それは、いつもの嘲笑でも、侮蔑でも、あるいは打算でもない。死闘を生き延びた者だけが浮かべることを許される、深い安堵と疲労が入り混じった素顔。彼女の瞳は、いつも以上に澄んでいた。
シーナは立ち上がると、おもむろにケンジの方へと歩み寄ってきた。その足取りは少し覚束ない。彼女もまた、この戦いで多くの傷を負っているのだ。
ケンジは、彼女が何か文句でも言いに来るのかと身構えた。どうせ、「あんたの無茶な作戦のせいで死ぬかと思った」とでも言うのだろうと。
だが、彼女の口から発せられたのは、まったく予想外の言葉だった。
パンッ!と乾いた音が響く。
シーナの平手が、ケンジの肩を思い切り叩いたのだ。不意の衝撃に、ケンジの身体がよろめく。「いっ!?」見上げると、シーナがニヤリと口の端を吊り上げて笑っていた。その笑みは、いつもの人を食ったようなものだったが、瞳の奥には確かな光が宿っていた。それは、彼女自身の心の揺らぎを隠そうとするかのような、不器用な照れ隠しにも見えた。
「――やるじゃないか、ボス」
その言葉に、ケンジは一瞬、何を言われたのか理解できなかった。「ボス」。これまで彼女がその言葉を口にする時は、常に嘲笑と皮肉が込められていたはずだ。だが、今聞こえてきた響きには、不思議と棘がなかった。
「あんたの、あのわけのわからない変な命令も、たまには役に立つんだな」
シーナは続ける。その口調はあくまでぶっきらぼうだ。
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彼女はそう言うと、ふいっとそっぽを向いてしまった。それはどう見ても素直な感謝の言葉ではない。むしろ、文句と次なる要求だ。
だが、ケンジには分かった。いや、分かってしまったのだ。あれが彼女なりの最大限の賛辞なのだと。彼女は決して「ありがとう」とは言わないだろう。「助かった」とも言わない。「あなたのおかげだ」などと口が裂けても言うはずがない。
だが、そのぶっきらぼうな言葉の裏側に、確かに込められていた。「あなたの指揮がなければ、私たちは死んでいた」という明確な事実の承認。そして、「これからもリーダーとして認めてやる」という不器用な信頼の証。
ケンジは叩かれた肩のじんわりとした痛みを感じながら、ただ呆然とその場に立ち尽くしていた。前世で彼が受けてきたどんな言葉よりも。クライアントからの感謝状よりも、上司からの高い評価よりも。シーナの、たった一言の乱暴な賛辞が、なぜか彼の胸の奥深くまで温かく、そして少しだけくすぐったく響いていた。
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