49 / 156
第2章:赤いタスクと二つの正義
第49話:誰かの迷いが世界を壊す
しおりを挟む
「誰かの…迷いが…!私の魔力を、乱しているッ!」
ルリエルの悲痛な叫びは、風鳴りの山に響き渡る風よりも鋭く、仲間たちの心に突き刺さった。その言葉は、彼らの間に築かれ始めていた脆い信頼関係に、致命的な亀裂を入れる引き金となった。それまで一つの目的に向かっていたはずの視線が、互いを疑う刃へと変わる。崖の上に、凍てつくような疑心暗鬼の空気が満ちていった。
最初に沈黙を破ったのは、岩陰から弾かれたように飛び出してきたシーナだった。彼女の顔からはプロとしての冷静さが消え失せ、自らの命が不確かなものに脅かされていることへの、剥き出しの怒りと恐怖が浮かんでいた。
「…ふざけるなッ!」
その声は甲高く、ヒステリックに響き渡る。彼女は苦悶の表情を浮かべるルリエルを、指先で鋭く指し示した。
「『誰かの迷い』ですって!? そんな曖昧なもので、この作戦が失敗するっていうのかい!? あんたのその魔法が失敗したら、一体、誰が責任を取るのよ!?」
彼女の言葉は、ルリエル個人への非難というよりも、この作戦そのものの根幹――感情という不確定要素にすべてを委ねるというケンジの計画全体への、根本的な不信の表明だった。シーナの脳裏には、裏社会で見てきた数多の裏切りが渦巻いていた。甘い言葉を信じた者が、いかに無惨な末路を辿るか。彼女の生存本能が、この状況を最大の危険信号として捉えていた。仲間を信じること。それは、死と同義だった。
シーナの激しい言葉が、もう一人の男の心の古傷を容赦なく抉った。
ゴードンだった。
彼は突き立てていた盾を、ずしりと重い音を立てて持ち上げると、一歩、前に進み出た。その巨大な影が、仲間たちの間に絶望的な分断線を描く。
「…やめろ」
地の底から響くような低い声。それはシーナを制するものではなかった。むしろ、彼女の言葉に同調するかのような、硬く、冷たい響きを帯びていた。
「感情に任せた戦術で、俺の妹は死んだ」
彼の兜の奥の瞳が、苦悶に顔を歪めるルリエルを、そしてその背後で沈黙するケンジを、射抜く。その視線には、非難と、そしてどうしようもない絶望の色が浮かんでいた。
「あの男も、同じことを言った。『仲間を信じろ』と。その結果、どうなった? 計画も、規律も、すべてが感情論の前に踏み潰され、全員が死んだんだ。俺は、それを繰り返すわけにはいかん」
ゴードンの言葉は、もはやただの懸念ではなかった。それは、同じ過ちが繰り返されようとしているのを目の当たりにした、生存者の痛切な警告。妹を守れなかった後悔と、仲間を失うことへの恐怖が、彼の心を支配していた。ケンジの論理的な計画を信じたはずだった。だが、その根幹が「感情」という名の砂上の楼閣であると知り、彼の信頼は根底から覆されようとしていた。
仲間からの、二方向からの、あまりにも鋭い不信の言葉。
それは、魔力の逆流で肉体的な苦痛に苛まれていたルリエルの心に、追い打ちをかけるように突き刺さった。
「…ッ!」
彼女の翡翠の瞳から、大粒の涙がぼろぼろとこぼれ落ちる。
「私を…、信じてくれないの…!?」
その声は、か細く震えていた。彼女は、この作戦のために、これまで馬鹿にしてきた地味な基礎魔法の訓練を必死にこなしてきた。自らのプライドを捨て、チームのために尽くそうと決意した。その想いを、仲間たちが踏みにじっているように感じられた。
「私は、あなたたちを信じて、この魔法を使っているのに…! あなたたちの心がバラバラだったら、この魔法が成功するはずないじゃない! なぜ、それが分からないの…!?」
天才を自称し、常に気高くあろうとしてきたエルフの魔術師が、初めて見せた弱々しい懇願。だが、その涙も、もはや疑心暗鬼に囚われた仲間たちの心には届かなかった。
三者の感情が激しくぶつかり合い、負のエネルギーのスパイラルを生み出す。そのエネルギーは、ルリエルが必死に維持していた幻術魔法へと流れ込み、その存在を内側から破壊していく。
眼下の幻影は、もはや見る影もなかった。光の粒子は輝きを失い、燃え尽きた灰のように黒ずんでいく。穏やかだったはずの洞窟の景色は、悪夢のように歪み、ノイズとなって崩れ落ち、虚空へと消えていった。チームの結束が、いかに脆く、儚いものであったか。その事実を、無慈悲に映し出す鏡のように。
だが、その崩壊の中心にいる三人は、自らが作り出した疑心暗鬼という名の嵐に飲み込まれ、互いを傷つける言葉の応酬に夢中になっていた。
「私のせいだと言うの!? あなたたちが信じてくれないからよ!」
ルリエルは涙を流しながら叫ぶ。
「信頼!? そんなもので腹は膨れないんだよ! 現実を見ろ!」
シーナは冷たく言い放つ。彼女の右手は、すでに懐に忍ばせた黒曜石の護符を固く握りしめている。
「もう、やめだ。この作戦は、失敗だ」
ゴードンは低く呟くと、背中の戦斧をその手に持ち替えた。彼の目は、もはや幻影ではなく、その先にある本物のワイバーンの巣を捉えている。
彼らの心は、完全に、バラバラだった。
その致命的な不協和音は、ついに、眠れる巨獣の耳へと届いてしまった。
―――グルルルルルルォォ……。
遠く、しかし腹の底に響くような、低く、威嚇的な唸り声。
それは、ワイバーンの巣の奥深くから響いてきた。自分たちの巣の上空で発生している、あまりにも不安定で禍々しい魔力の揺らぎ。それを、母親であるワイバーンが、明確な脅威として感知したのだ。
その一声が、三人を縛っていた呪いを、一瞬だけ解いた。
「「「…ッ!」」」
三人は同時にハッと顔を上げ、声のした方角――ワイバーンの巣へと視線を向ける。血の気が、さっと引いていくのが分かった。
まずい。
気づかれた。
その共通の恐怖が、皮肉にも、彼らの心を再び一つにする。だが、それはもはや手遅れだった。彼らの心に生まれた新たな「恐怖」という感情が、最後の一押しとなって、ルリエルの魔法を完全な崩壊へと導く。
幻影が、まるで風に吹き消される蝋燭の炎のように、激しく揺らめいた。
【警告:プロジェクト失敗の可能性、99%】
【リスク要因:外部脅威の介入、チームの統率不全】
ケンジの視界(UI)が、致命的なエラーを示す真っ赤な警告で埋め尽くされる。
彼の完璧なはずだったプロジェクト計画書は、今やただの紙切れと化していた。
だが。
ケンジの心は、折れていなかった。
彼の瞳の奥に宿っていたのは、絶望ではない。それは、幾多のデスマーチを乗り越え、炎上するプロジェクトを鎮火させてきた、歴戦の管理者の、冷徹な光だった。
(…インシデント発生。これより、リカバリーフェーズに移行する)
ケンジは、静かに、しかし、鋼のような決意を固めた。
彼は一歩、前に出る。バラバラになった仲間たちの、その中心へと。
そして。
仲間割れの怒声も、ルリエルのすすり泣きも、そして遠くから響くワイバーンの唸り声さえも、すべてを薙ぎ払うかのように。
彼の、強く、そして揺るぎない声が、崖の上に響き渡った。
「―――全員、静かにッ!!」
その声は、命令だった。
プロジェクトの全責任を負う者、プロジェクトマネージャーからの、絶対的な、業務命令だった。
一触即発の空気の中、三人の動きが、ピタリと止まる。
彼らの視線が、初めて、ケンジという一点へと集中した。
物語は、まだ、終わらない。
ルリエルの悲痛な叫びは、風鳴りの山に響き渡る風よりも鋭く、仲間たちの心に突き刺さった。その言葉は、彼らの間に築かれ始めていた脆い信頼関係に、致命的な亀裂を入れる引き金となった。それまで一つの目的に向かっていたはずの視線が、互いを疑う刃へと変わる。崖の上に、凍てつくような疑心暗鬼の空気が満ちていった。
最初に沈黙を破ったのは、岩陰から弾かれたように飛び出してきたシーナだった。彼女の顔からはプロとしての冷静さが消え失せ、自らの命が不確かなものに脅かされていることへの、剥き出しの怒りと恐怖が浮かんでいた。
「…ふざけるなッ!」
その声は甲高く、ヒステリックに響き渡る。彼女は苦悶の表情を浮かべるルリエルを、指先で鋭く指し示した。
「『誰かの迷い』ですって!? そんな曖昧なもので、この作戦が失敗するっていうのかい!? あんたのその魔法が失敗したら、一体、誰が責任を取るのよ!?」
彼女の言葉は、ルリエル個人への非難というよりも、この作戦そのものの根幹――感情という不確定要素にすべてを委ねるというケンジの計画全体への、根本的な不信の表明だった。シーナの脳裏には、裏社会で見てきた数多の裏切りが渦巻いていた。甘い言葉を信じた者が、いかに無惨な末路を辿るか。彼女の生存本能が、この状況を最大の危険信号として捉えていた。仲間を信じること。それは、死と同義だった。
シーナの激しい言葉が、もう一人の男の心の古傷を容赦なく抉った。
ゴードンだった。
彼は突き立てていた盾を、ずしりと重い音を立てて持ち上げると、一歩、前に進み出た。その巨大な影が、仲間たちの間に絶望的な分断線を描く。
「…やめろ」
地の底から響くような低い声。それはシーナを制するものではなかった。むしろ、彼女の言葉に同調するかのような、硬く、冷たい響きを帯びていた。
「感情に任せた戦術で、俺の妹は死んだ」
彼の兜の奥の瞳が、苦悶に顔を歪めるルリエルを、そしてその背後で沈黙するケンジを、射抜く。その視線には、非難と、そしてどうしようもない絶望の色が浮かんでいた。
「あの男も、同じことを言った。『仲間を信じろ』と。その結果、どうなった? 計画も、規律も、すべてが感情論の前に踏み潰され、全員が死んだんだ。俺は、それを繰り返すわけにはいかん」
ゴードンの言葉は、もはやただの懸念ではなかった。それは、同じ過ちが繰り返されようとしているのを目の当たりにした、生存者の痛切な警告。妹を守れなかった後悔と、仲間を失うことへの恐怖が、彼の心を支配していた。ケンジの論理的な計画を信じたはずだった。だが、その根幹が「感情」という名の砂上の楼閣であると知り、彼の信頼は根底から覆されようとしていた。
仲間からの、二方向からの、あまりにも鋭い不信の言葉。
それは、魔力の逆流で肉体的な苦痛に苛まれていたルリエルの心に、追い打ちをかけるように突き刺さった。
「…ッ!」
彼女の翡翠の瞳から、大粒の涙がぼろぼろとこぼれ落ちる。
「私を…、信じてくれないの…!?」
その声は、か細く震えていた。彼女は、この作戦のために、これまで馬鹿にしてきた地味な基礎魔法の訓練を必死にこなしてきた。自らのプライドを捨て、チームのために尽くそうと決意した。その想いを、仲間たちが踏みにじっているように感じられた。
「私は、あなたたちを信じて、この魔法を使っているのに…! あなたたちの心がバラバラだったら、この魔法が成功するはずないじゃない! なぜ、それが分からないの…!?」
天才を自称し、常に気高くあろうとしてきたエルフの魔術師が、初めて見せた弱々しい懇願。だが、その涙も、もはや疑心暗鬼に囚われた仲間たちの心には届かなかった。
三者の感情が激しくぶつかり合い、負のエネルギーのスパイラルを生み出す。そのエネルギーは、ルリエルが必死に維持していた幻術魔法へと流れ込み、その存在を内側から破壊していく。
眼下の幻影は、もはや見る影もなかった。光の粒子は輝きを失い、燃え尽きた灰のように黒ずんでいく。穏やかだったはずの洞窟の景色は、悪夢のように歪み、ノイズとなって崩れ落ち、虚空へと消えていった。チームの結束が、いかに脆く、儚いものであったか。その事実を、無慈悲に映し出す鏡のように。
だが、その崩壊の中心にいる三人は、自らが作り出した疑心暗鬼という名の嵐に飲み込まれ、互いを傷つける言葉の応酬に夢中になっていた。
「私のせいだと言うの!? あなたたちが信じてくれないからよ!」
ルリエルは涙を流しながら叫ぶ。
「信頼!? そんなもので腹は膨れないんだよ! 現実を見ろ!」
シーナは冷たく言い放つ。彼女の右手は、すでに懐に忍ばせた黒曜石の護符を固く握りしめている。
「もう、やめだ。この作戦は、失敗だ」
ゴードンは低く呟くと、背中の戦斧をその手に持ち替えた。彼の目は、もはや幻影ではなく、その先にある本物のワイバーンの巣を捉えている。
彼らの心は、完全に、バラバラだった。
その致命的な不協和音は、ついに、眠れる巨獣の耳へと届いてしまった。
―――グルルルルルルォォ……。
遠く、しかし腹の底に響くような、低く、威嚇的な唸り声。
それは、ワイバーンの巣の奥深くから響いてきた。自分たちの巣の上空で発生している、あまりにも不安定で禍々しい魔力の揺らぎ。それを、母親であるワイバーンが、明確な脅威として感知したのだ。
その一声が、三人を縛っていた呪いを、一瞬だけ解いた。
「「「…ッ!」」」
三人は同時にハッと顔を上げ、声のした方角――ワイバーンの巣へと視線を向ける。血の気が、さっと引いていくのが分かった。
まずい。
気づかれた。
その共通の恐怖が、皮肉にも、彼らの心を再び一つにする。だが、それはもはや手遅れだった。彼らの心に生まれた新たな「恐怖」という感情が、最後の一押しとなって、ルリエルの魔法を完全な崩壊へと導く。
幻影が、まるで風に吹き消される蝋燭の炎のように、激しく揺らめいた。
【警告:プロジェクト失敗の可能性、99%】
【リスク要因:外部脅威の介入、チームの統率不全】
ケンジの視界(UI)が、致命的なエラーを示す真っ赤な警告で埋め尽くされる。
彼の完璧なはずだったプロジェクト計画書は、今やただの紙切れと化していた。
だが。
ケンジの心は、折れていなかった。
彼の瞳の奥に宿っていたのは、絶望ではない。それは、幾多のデスマーチを乗り越え、炎上するプロジェクトを鎮火させてきた、歴戦の管理者の、冷徹な光だった。
(…インシデント発生。これより、リカバリーフェーズに移行する)
ケンジは、静かに、しかし、鋼のような決意を固めた。
彼は一歩、前に出る。バラバラになった仲間たちの、その中心へと。
そして。
仲間割れの怒声も、ルリエルのすすり泣きも、そして遠くから響くワイバーンの唸り声さえも、すべてを薙ぎ払うかのように。
彼の、強く、そして揺るぎない声が、崖の上に響き渡った。
「―――全員、静かにッ!!」
その声は、命令だった。
プロジェクトの全責任を負う者、プロジェクトマネージャーからの、絶対的な、業務命令だった。
一触即発の空気の中、三人の動きが、ピタリと止まる。
彼らの視線が、初めて、ケンジという一点へと集中した。
物語は、まだ、終わらない。
0
あなたにおすすめの小説
スキルはコピーして上書き最強でいいですか~改造初級魔法で便利に異世界ライフ~
深田くれと
ファンタジー
【文庫版2が4月8日に発売されます! ありがとうございます!】
異世界に飛ばされたものの、何の能力も得られなかった青年サナト。街で清掃係として働くかたわら、雑魚モンスターを狩る日々が続いていた。しかしある日、突然仕事を首になり、生きる糧を失ってしまう――。 そこで、サナトの人生を変える大事件が発生する!途方に暮れて挑んだダンジョンにて、ダンジョンを支配するドラゴンと遭遇し、自らを破壊するよう頼まれたのだ。その願いを聞きつつも、ダンジョンの後継者にはならず、能力だけを受け継いだサナト。新たな力――ダンジョンコアとともに、スキルを駆使して異世界で成り上がる!
【運命鑑定】で拾った訳あり美少女たち、SSS級に覚醒させたら俺への好感度がカンスト!? ~追放軍師、最強パーティ(全員嫁候補)と甘々ライフ~
月城 友麻
ファンタジー
『お前みたいな無能、最初から要らなかった』
恋人に裏切られ、仲間に陥れられ、家族に見捨てられた。
戦闘力ゼロの鑑定士レオンは、ある日全てを失った――――。
だが、絶望の底で覚醒したのは――未来が視える神スキル【運命鑑定】
導かれるまま向かった路地裏で出会ったのは、世界に見捨てられた四人の少女たち。
「……あんたも、どうせ私を利用するんでしょ」
「誰も本当の私なんて見てくれない」
「私の力は……人を傷つけるだけ」
「ボクは、誰かの『商品』なんかじゃない」
傷だらけで、誰にも才能を認められず、絶望していた彼女たち。
しかしレオンの【運命鑑定】は見抜いていた。
――彼女たちの潜在能力は、全員SSS級。
「君たちを、大陸最強にプロデュースする」
「「「「……はぁ!?」」」」
落ちこぼれ軍師と、訳あり美少女たちの逆転劇が始まる。
俺を捨てた奴らが土下座してきても――もう遅い。
◆爽快ざまぁ×美少女育成×成り上がりファンタジー、ここに開幕!
出来損ない貴族の三男は、謎スキル【サブスク】で世界最強へと成り上がる〜今日も僕は、無能を演じながら能力を徴収する〜
シマセイ
ファンタジー
実力至上主義の貴族家に転生したものの、何の才能も持たない三男のルキウスは、「出来損ない」として優秀な兄たちから虐げられる日々を送っていた。
起死回生を願った五歳の「スキルの儀」で彼が授かったのは、【サブスクリプション】という誰も聞いたことのない謎のスキル。
その結果、彼の立場はさらに悪化。完全な「クズ」の烙印を押され、家族から存在しない者として扱われるようになってしまう。
絶望の淵で彼に寄り添うのは、心優しき専属メイドただ一人。
役立たずと蔑まれたこの謎のスキルが、やがて少年の運命を、そして世界を静かに揺るがしていくことを、まだ誰も知らない。
無能烙印押された貧乏準男爵家三男は、『握手スキル』で成り上がる!~外れスキル?握手スキルこそ、最強のスキルなんです!
飼猫タマ
ファンタジー
貧乏準男爵家の三男トト・カスタネット(妾の子)は、13歳の誕生日に貴族では有り得ない『握手』スキルという、握手すると人の名前が解るだけの、全く使えないスキルを女神様から授かる。
貴族は、攻撃的なスキルを授かるものという頭が固い厳格な父親からは、それ以来、実の息子とは扱われず、自分の本当の母親ではない本妻からは、嫌がらせの井戸掘りばかりさせられる毎日。
だが、しかし、『握手』スキルには、有り得ない秘密があったのだ。
なんと、ただ、人と握手するだけで、付随スキルが無限にゲットできちゃう。
その付随スキルにより、今までトト・カスタネットの事を、無能と見下してた奴らを無意識下にザマーしまくる痛快物語。
ガチャで領地改革! 没落辺境を職人召喚で立て直す若き領主
雪奈 水無月
ファンタジー
魔物大侵攻《モンスター・テンペスト》で父を失い、十五歳で領主となったロイド。
荒れ果てた辺境領を支えたのは、幼馴染のメイド・リーナと執事セバス、そして領民たちだった。
十八歳になったある日、女神アウレリアから“祝福”が降り、
ロイドの中で《スキル職人ガチャ》が覚醒する。
ガチャから現れるのは、防衛・経済・流通・娯楽など、
領地再建に不可欠な各分野のエキスパートたち。
魔物被害、経済不安、流通の断絶──
没落寸前の領地に、ようやく希望の光が差し込む。
新たな仲間と共に、若き領主ロイドの“辺境再生”が始まる。
第5皇子に転生した俺は前世の医学と知識や魔法を使い世界を変える。
黒ハット
ファンタジー
前世は予防医学の専門の医者が飛行機事故で結婚したばかりの妻と亡くなり異世界の帝国の皇帝の5番目の子供に転生する。子供の生存率50%という文明の遅れた世界に転生した主人公が前世の知識と魔法を使い乱世の世界を戦いながら前世の奥さんと巡り合い世界を変えて行く。
中身は80歳のおばあちゃんですが、異世界でイケオジ伯爵に溺愛されています
浅水シマ
ファンタジー
【完結しました】
ーー人生まさかの二週目。しかもお相手は年下イケオジ伯爵!?
激動の時代を生き、八十歳でその生涯を終えた早川百合子。
目を覚ますと、そこは異世界。しかも、彼女は公爵家令嬢“エマ”として新たな人生を歩むことに。
もう恋愛なんて……と思っていた矢先、彼女の前に現れたのは、渋くて穏やかなイケオジ伯爵・セイルだった。
セイルはエマに心から優しく、どこまでも真摯。
戸惑いながらも、エマは少しずつ彼に惹かれていく。
けれど、中身は人生80年分の知識と経験を持つ元おばあちゃん。
「乙女のときめき」にはとっくに卒業したはずなのに――どうしてこの人といると、胸がこんなに苦しいの?
これは、中身おばあちゃん×イケオジ伯爵の、
ちょっと不思議で切ない、恋と家族の物語。
※小説家になろうにも掲載中です。
異世界転生したおっさんが普通に生きる
カジキカジキ
ファンタジー
第18回 ファンタジー小説大賞 読者投票93位
応援頂きありがとうございました!
異世界転生したおっさんが唯一のチートだけで生き抜く世界
主人公のゴウは異世界転生した元冒険者
引退して狩をして過ごしていたが、ある日、ギルドで雇った子どもに出会い思い出す。
知識チートで町の食と環境を改善します!! ユルくのんびり過ごしたいのに、何故にこんなに忙しい!?
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる