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第2章:赤いタスクと二つの正義
第51話:僕があなたのリスクになる
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シーナの不信を「責任」で受け止め、ゴードンのトラウマを「管理」という名の希望で包み込んだケンジ。彼の視線は最後に、この仲間割れの嵐の中心で、たった一人、傷つき、膝をついていた少女へと向けられた。
ルリエルだった。
彼女は、もはや詠唱を続けることもできず、ただ杖にすがるようにして、か細い身体を支えているのがやっとだった。魔力の逆流で血の滲んだ唇を固く結び、その翡翠の瞳からは、絶え間なく涙が流れ落ちていた。仲間から向けられた不信の刃は、彼女の天才としてのプライドも、チームのために尽くそうとした健気な決意も、すべてを粉々に打ち砕いていた。彼女の心は、絶望の冷たい雨に、完全に濡れそぼっていた。
ケンジは、そんな彼女の前に、ゆっくりと膝をついた。仲間の中で最も傷つきやすい、その魂に目線を合わせたのだ。
「ルリエルさん」
その声は、シーナに向けた時のように冷静でもなく、ゴードンに向けた時のように力強くもなかった。ただ、どこまでも優しく、温かい響きを持っていた。まるで、凍える子供を温める、焚き火の炎のように。
ルリエルは、涙で滲む瞳で、おそるおそるケンジを見上げた。彼女は、作戦を失敗させた無能な魔術師だと、罵られるのだと思っていた。
だが、ケンジの口から紡がれたのは、彼女の予想を、そしてこの世界の常識さえも覆す、絶対的な肯定の言葉だった。
「あなたの魔法は、我々の生命線です」
その一言に、ルリエルの呼吸が、一瞬だけ止まった。
ケンジは、彼女の戸惑いを意にも介さず、静かに、しかしはっきりと続ける。
「この作戦は、最初から、あなたのその魔法がなければ成立しなかった。ワイバーンを救うという、誰もが不可能だと思った道筋を、唯一、示してくれたのは、あなたのその力です。ゴードンの盾も、シーナの刃も、そして、僕の計画さえも、あなたの魔法がなければ、何の意味もなさない」
彼は、パーティの誰もが、心のどこかで感じていたはずの真実を、明確な言葉にしたのだ。このプロジェクトのクリティカルパスは、他の誰でもない、ルリエル、あなたなのだと。
「だから」
ケンジは、そこで一度、言葉を切った。そして、自らの胸に手を当て、彼女の瞳をまっすぐに見つめながら、こう宣言した。それは、彼が論理や計画という鎧を脱ぎ捨て、一人の人間として、その心を差し出す、覚悟の言葉だった。
「僕たちは、あなたを信じるしかない。いや、信じます」
「しかない」という、消極的な理屈ではない。
「信じます」という、積極的な意志。
ケンジは、自らの感情を、そして仲間たちの未来のすべてを、彼女のその震える小さな両手に、委ねたのだ。
その、あまりにも真っ直ぐで、あまりにも温かい言葉。
それは、ルリエルの心の、最も深い場所にまで届いた。彼女を縛り付けていた、不信への恐怖と、自責の念という名の氷の鎖が、その言葉の熱によって、パリン、と音を立てて砕け散っていく。
ケンジの言葉は、ルリエルだけのものではなかった。
それは、シーナとゴードンの心にも、静かに、しかし深く突き刺さっていた。
シーナは、ケンジのその姿に言葉を失っていた。彼が最後に選んだのは、リスクヘッジでも、バックアッププランでもなかった。ただ、一人の仲間を、その心を、信じ抜くという、あまりにも無防備で、人間的な選択だった。彼女が、そのプロとしての人生で、最も軽蔑し、最も遠ざけてきたはずの選択。だが、なぜだろう。今の彼の姿は、少しも愚かには見えなかった。むしろ、自分が懐に隠し持っている「切り札」が、ひどく、ちっぽけで、卑しいものに思えてならなかった。
ゴードンは、固く握りしめていた戦斧の柄を、ゆっくりと緩めた。ケンジは、感情を「管理」すると言った。そして、その管理の最終的な答えが、これだったのだ。リスクを計算し、排除するのではなく、そのリスクの根源である「心」そのものを、信じ抜くこと。それは、妹を死なせたあのリーダーの無謀な「感情論」とは、似て非なるもの。彼の妹が、本当に欲しかったもの。仲間からの、本当の「信頼」。その答えを、ケンジは、今、示してくれた。彼の心の奥底で、何かが、静かに、溶けていくのを感じていた。
ケンジは、それぞれの不安の根源を――シーナの「責任」、ゴードンの「過去のトラウマ」、そしてルリエルの「不信」を、一つずつ、丁寧に言語化し、そのすべてを自らが引き受けるという覚悟を、その身をもって示したのだ。
それは、もはやプロジェクトマネジメントという名の技術ではなかった。
それは、リーダーとしての、揺るぎない、愛だった。
ケンジの、魂のすべてを差し出すかのような真摯な言葉と覚悟。
それは、もはや仲裁などという生易しいものではなかった。それは、バラバラに砕け散ってしまった仲間たちの心を、自らの身を接着剤として、もう一度、繋ぎ合わせようとする、悲壮なまでの行為だった。
崖の上を、風が吹き抜ける。
その風が、三人の心に巣食っていた疑心暗鬼という名の熱を、ゆっくりと、しかし確実に、冷ましていく。
最初に、顔を上げたのはシーナだった。彼女は、懐に忍ばせた黒曜石の護符を握りしめていた自らの右手を、まるで汚物でも見るかのように見つめていた。
(…あたしは、なんて、馬鹿な…)
ケンジは、この作戦の全責任を負うと宣言した。仲間を信じると、その身をもって誓った。それなのに、自分はどうだ? 仲間を信じきれず、自分一人が生き残るための、卑劣な保険を用意していた。彼の覚悟の大きさに比べて、自分の器の、なんと、ちっぽけで、みすぼらしいことか。プロとしての矜持が、音を立てて崩れていく。代わりに込み上げてきたのは、生まれて初めて感じる、仲間を裏切りかけたことへの、強烈な自己嫌悪と、そして、燃えるような羞恥心だった。
ゴードンの巨大な身体が、わずかに、震えていた。彼は、固く握りしめていた戦斧の柄を、そっと、緩めた。
(…俺は、また、同じ過ちを…)
過去の痛みに囚われるあまり、彼は、目の前の仲間たちの心を、見ようとしていなかった。ケンジが「管理する」と宣言してくれた「感情」というリスクを、自らの手で、再び暴走させようとしていた。妹を死なせた、あの無謀なリーダーと同じように。いや、違う。あの男は、ただ愚かだっただけだ。だが自分は、仲間を守りたいという正義感を振りかざし、その実、自らのトラウマを癒すためだけに、仲間を傷つけていた。その独善性に、彼は、今、気づいた。彼の頑なな心に、後悔の念が、熱い溶岩のように流れ込んでくる。
そして、ルリエル。彼女は、涙に濡れた翡翠の瞳を、ゆっくりと上げた。
ケンジの、絶対的な信頼の言葉。それが、彼女の砕け散った心に、温かい光を灯していた。
(…そうだったわ。私は、天才魔術師ルリエル。私の魔法は、私の誇り…)
彼女は、仲間を信じきれなかった自分を恥じた。彼らの迷いを責める資格など、自分にはなかった。自らが、誰よりも、この魔法の力を、そして、仲間たちの絆の力を、信じ抜くべきだったのだ。涙は、もう、流れていなかった。その代わり、彼女の瞳には、自らの未熟さを乗り越え、託された信頼に、今度こそ応えてみせるという、覚醒の光が宿っていた。
三人は、まるで示し合わせたかのように、ゆっくりと顔を上げた。
そして、彼らの視線が、初めて、正面から交差する。
シーナの瞳には、不器用な謝罪の色が。
ゴードンの瞳には、深い悔恨の色が。
ルリエルの瞳には、すべてを受け入れる、赦しの色が。
言葉は、なかった。
だが、彼らは、その視線だけで、互いの心を、痛みを、そして、未熟さを、完全に理解し合っていた。
彼らは、静かに、そして、力強く、頷きあう。
それは、過去の過ちを乗り越え、未来へと共に歩むことを誓う、魂の契約だった。
その瞬間。
ルリエルの身体から、これまでとは比べ物にならないほど、強大で、そして、どこまでも澄み切った魔力の光が、奔流となって溢れ出した。
彼女は、再び、目を閉じる。だが、その表情に、もはや苦悶はない。そこにあるのは、仲間との絆という、最強の燃料を得た魔術師だけが浮かべることのできる、絶対的な自信と、穏やかな微笑みだった。
眼下の、崩壊寸前だった幻影が、その輝きを取り戻す。
いや、違う。「取り戻す」などという生易しいものではない。
それは、再創造だった。
黒ずんでいた光の粒子は、夜空を照らす満月のように、清らかで力強い、黄金色の輝きを放ち始める。耳障りだった不協和音は、聖なる賛美歌のように、荘厳で美しいハーモニーへと変わる。歪んでいた悪夢の景色は、神が描いた最高傑作のように、完璧で、そして、見る者の心さえも癒すほどの、穏やかな光景へと再構築されていく。
それは、もはや単なる幻影ではなかった。
それは、彼らの心が一つになったことの、揺るぎない証。
彼らの絆が、この世界の理さえも書き換えるほどの奇跡を、今、生み出したのだ。
パーティは、本当の意味で、心を一つにした。
風鳴りの山の頂で、彼らの、本当の戦いが、今、始まろうとしていた。
ルリエルだった。
彼女は、もはや詠唱を続けることもできず、ただ杖にすがるようにして、か細い身体を支えているのがやっとだった。魔力の逆流で血の滲んだ唇を固く結び、その翡翠の瞳からは、絶え間なく涙が流れ落ちていた。仲間から向けられた不信の刃は、彼女の天才としてのプライドも、チームのために尽くそうとした健気な決意も、すべてを粉々に打ち砕いていた。彼女の心は、絶望の冷たい雨に、完全に濡れそぼっていた。
ケンジは、そんな彼女の前に、ゆっくりと膝をついた。仲間の中で最も傷つきやすい、その魂に目線を合わせたのだ。
「ルリエルさん」
その声は、シーナに向けた時のように冷静でもなく、ゴードンに向けた時のように力強くもなかった。ただ、どこまでも優しく、温かい響きを持っていた。まるで、凍える子供を温める、焚き火の炎のように。
ルリエルは、涙で滲む瞳で、おそるおそるケンジを見上げた。彼女は、作戦を失敗させた無能な魔術師だと、罵られるのだと思っていた。
だが、ケンジの口から紡がれたのは、彼女の予想を、そしてこの世界の常識さえも覆す、絶対的な肯定の言葉だった。
「あなたの魔法は、我々の生命線です」
その一言に、ルリエルの呼吸が、一瞬だけ止まった。
ケンジは、彼女の戸惑いを意にも介さず、静かに、しかしはっきりと続ける。
「この作戦は、最初から、あなたのその魔法がなければ成立しなかった。ワイバーンを救うという、誰もが不可能だと思った道筋を、唯一、示してくれたのは、あなたのその力です。ゴードンの盾も、シーナの刃も、そして、僕の計画さえも、あなたの魔法がなければ、何の意味もなさない」
彼は、パーティの誰もが、心のどこかで感じていたはずの真実を、明確な言葉にしたのだ。このプロジェクトのクリティカルパスは、他の誰でもない、ルリエル、あなたなのだと。
「だから」
ケンジは、そこで一度、言葉を切った。そして、自らの胸に手を当て、彼女の瞳をまっすぐに見つめながら、こう宣言した。それは、彼が論理や計画という鎧を脱ぎ捨て、一人の人間として、その心を差し出す、覚悟の言葉だった。
「僕たちは、あなたを信じるしかない。いや、信じます」
「しかない」という、消極的な理屈ではない。
「信じます」という、積極的な意志。
ケンジは、自らの感情を、そして仲間たちの未来のすべてを、彼女のその震える小さな両手に、委ねたのだ。
その、あまりにも真っ直ぐで、あまりにも温かい言葉。
それは、ルリエルの心の、最も深い場所にまで届いた。彼女を縛り付けていた、不信への恐怖と、自責の念という名の氷の鎖が、その言葉の熱によって、パリン、と音を立てて砕け散っていく。
ケンジの言葉は、ルリエルだけのものではなかった。
それは、シーナとゴードンの心にも、静かに、しかし深く突き刺さっていた。
シーナは、ケンジのその姿に言葉を失っていた。彼が最後に選んだのは、リスクヘッジでも、バックアッププランでもなかった。ただ、一人の仲間を、その心を、信じ抜くという、あまりにも無防備で、人間的な選択だった。彼女が、そのプロとしての人生で、最も軽蔑し、最も遠ざけてきたはずの選択。だが、なぜだろう。今の彼の姿は、少しも愚かには見えなかった。むしろ、自分が懐に隠し持っている「切り札」が、ひどく、ちっぽけで、卑しいものに思えてならなかった。
ゴードンは、固く握りしめていた戦斧の柄を、ゆっくりと緩めた。ケンジは、感情を「管理」すると言った。そして、その管理の最終的な答えが、これだったのだ。リスクを計算し、排除するのではなく、そのリスクの根源である「心」そのものを、信じ抜くこと。それは、妹を死なせたあのリーダーの無謀な「感情論」とは、似て非なるもの。彼の妹が、本当に欲しかったもの。仲間からの、本当の「信頼」。その答えを、ケンジは、今、示してくれた。彼の心の奥底で、何かが、静かに、溶けていくのを感じていた。
ケンジは、それぞれの不安の根源を――シーナの「責任」、ゴードンの「過去のトラウマ」、そしてルリエルの「不信」を、一つずつ、丁寧に言語化し、そのすべてを自らが引き受けるという覚悟を、その身をもって示したのだ。
それは、もはやプロジェクトマネジメントという名の技術ではなかった。
それは、リーダーとしての、揺るぎない、愛だった。
ケンジの、魂のすべてを差し出すかのような真摯な言葉と覚悟。
それは、もはや仲裁などという生易しいものではなかった。それは、バラバラに砕け散ってしまった仲間たちの心を、自らの身を接着剤として、もう一度、繋ぎ合わせようとする、悲壮なまでの行為だった。
崖の上を、風が吹き抜ける。
その風が、三人の心に巣食っていた疑心暗鬼という名の熱を、ゆっくりと、しかし確実に、冷ましていく。
最初に、顔を上げたのはシーナだった。彼女は、懐に忍ばせた黒曜石の護符を握りしめていた自らの右手を、まるで汚物でも見るかのように見つめていた。
(…あたしは、なんて、馬鹿な…)
ケンジは、この作戦の全責任を負うと宣言した。仲間を信じると、その身をもって誓った。それなのに、自分はどうだ? 仲間を信じきれず、自分一人が生き残るための、卑劣な保険を用意していた。彼の覚悟の大きさに比べて、自分の器の、なんと、ちっぽけで、みすぼらしいことか。プロとしての矜持が、音を立てて崩れていく。代わりに込み上げてきたのは、生まれて初めて感じる、仲間を裏切りかけたことへの、強烈な自己嫌悪と、そして、燃えるような羞恥心だった。
ゴードンの巨大な身体が、わずかに、震えていた。彼は、固く握りしめていた戦斧の柄を、そっと、緩めた。
(…俺は、また、同じ過ちを…)
過去の痛みに囚われるあまり、彼は、目の前の仲間たちの心を、見ようとしていなかった。ケンジが「管理する」と宣言してくれた「感情」というリスクを、自らの手で、再び暴走させようとしていた。妹を死なせた、あの無謀なリーダーと同じように。いや、違う。あの男は、ただ愚かだっただけだ。だが自分は、仲間を守りたいという正義感を振りかざし、その実、自らのトラウマを癒すためだけに、仲間を傷つけていた。その独善性に、彼は、今、気づいた。彼の頑なな心に、後悔の念が、熱い溶岩のように流れ込んでくる。
そして、ルリエル。彼女は、涙に濡れた翡翠の瞳を、ゆっくりと上げた。
ケンジの、絶対的な信頼の言葉。それが、彼女の砕け散った心に、温かい光を灯していた。
(…そうだったわ。私は、天才魔術師ルリエル。私の魔法は、私の誇り…)
彼女は、仲間を信じきれなかった自分を恥じた。彼らの迷いを責める資格など、自分にはなかった。自らが、誰よりも、この魔法の力を、そして、仲間たちの絆の力を、信じ抜くべきだったのだ。涙は、もう、流れていなかった。その代わり、彼女の瞳には、自らの未熟さを乗り越え、託された信頼に、今度こそ応えてみせるという、覚醒の光が宿っていた。
三人は、まるで示し合わせたかのように、ゆっくりと顔を上げた。
そして、彼らの視線が、初めて、正面から交差する。
シーナの瞳には、不器用な謝罪の色が。
ゴードンの瞳には、深い悔恨の色が。
ルリエルの瞳には、すべてを受け入れる、赦しの色が。
言葉は、なかった。
だが、彼らは、その視線だけで、互いの心を、痛みを、そして、未熟さを、完全に理解し合っていた。
彼らは、静かに、そして、力強く、頷きあう。
それは、過去の過ちを乗り越え、未来へと共に歩むことを誓う、魂の契約だった。
その瞬間。
ルリエルの身体から、これまでとは比べ物にならないほど、強大で、そして、どこまでも澄み切った魔力の光が、奔流となって溢れ出した。
彼女は、再び、目を閉じる。だが、その表情に、もはや苦悶はない。そこにあるのは、仲間との絆という、最強の燃料を得た魔術師だけが浮かべることのできる、絶対的な自信と、穏やかな微笑みだった。
眼下の、崩壊寸前だった幻影が、その輝きを取り戻す。
いや、違う。「取り戻す」などという生易しいものではない。
それは、再創造だった。
黒ずんでいた光の粒子は、夜空を照らす満月のように、清らかで力強い、黄金色の輝きを放ち始める。耳障りだった不協和音は、聖なる賛美歌のように、荘厳で美しいハーモニーへと変わる。歪んでいた悪夢の景色は、神が描いた最高傑作のように、完璧で、そして、見る者の心さえも癒すほどの、穏やかな光景へと再構築されていく。
それは、もはや単なる幻影ではなかった。
それは、彼らの心が一つになったことの、揺るぎない証。
彼らの絆が、この世界の理さえも書き換えるほどの奇跡を、今、生み出したのだ。
パーティは、本当の意味で、心を一つにした。
風鳴りの山の頂で、彼らの、本当の戦いが、今、始まろうとしていた。
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