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第2章:赤いタスクと二つの正義
第52話:嵐の前の乱入者
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風鳴りの山に、風はなかった。
いや、正確には、ルリエルが紡ぎ出すあまりにも強大で、そして穏やかな魔力の奔流が山を吹き荒れる魔力乱流そのものを静かに統べていたのだ。その力は、まるで母なる大地の鼓動のように乱れた空気に秩序をもたらし世界を濃密な静寂で包み込んでいく。
崖の上に立つ四人のパーティ。彼らの心は、今、完全に一つになっていた。
その中心にいるルリエルの表情に、もはや苦悶はない。翡翠の瞳は穏やかに閉じられ、唇には確かな自信を湛えた微笑みを浮かべている。彼女の身体から放たれる黄金色の光は、もはや制御不能の奔流ではなく、彼女の意志によって完璧に統御された、生命の輝きだった。それは、仲間からの絶対的な信頼という、最強の燃料を得て、初めて到達した、天才の領域。
その魔法を支えるように、ゴードンとシーナが、彼女の両翼を固める。ゴードンの心にあった過去のトラウマという氷は、ケンジの言葉と仲間との絆によって、完全に溶けていた。彼の心からルリエルへと流れ込むのは、もはや疑念ではない。「仲間を、この手で、必ず守り抜く」という、ドワーフの戦士としての、純粋で揺るぎない「守護」の意志。シーナの心にあった仲間への不信という棘もまた、抜き去られていた。彼女がルリエルに送るのは、冷徹な観察眼からくる「警戒」の感情だけではない。「この、馬鹿正直で、どうしようもない仲間たちを、死なせはしない」という、彼女なりの不器用な「覚悟」。
そして、その全てをケンジが静かに見守っていた。彼の視界(UI)に表示されるグラフは、美しい緑色の安定曲線を描き続けている。
【TEAM COHESION LEVEL: 100% (STABLE)】
【PROJECT STATUS: PHASE 1, COMPLETE】
計画は、完璧に遂行されていた。
眼下のワイバーンの巣の上空に、その奇跡は顕現していた。
黄金色の光で構築された、完璧な巣の幻影。それは、もはや単なる偽物ではなかった。母親ワイバーンが最も安心できるはずの、温かく、穏やかな光に満ちた理想郷。まるで、ワイバーンが産み落とされた日の陽光のように、その幻影は安らぎの魔力を放っていた。その抗いがたいほどの安堵の波動に、ついに、巣の主が、その巨体を現す。
グルル…と低い喉を鳴らし、親ワイバーンが、ゆっくりと巣から飛び立つ。その瞳に宿っていたはずの、侵入者への激しい敵意と恐怖は、幻影が放つ穏やかな光によって、完全に中和されていた。彼女は、自らの子らが待つはずの、あの温かい光の中へと、吸い寄せられるように、ゆっくりと、しかし確実な翼運びで、飛んでいく。
作戦は、成功した。彼らは、ワイバーンを傷つけることなく、その注意を、巣とは完全に逆の方向へと引きつけることに成功したのだ。
「…よし」
ケンジの唇から、安堵の息と共に、小さな声が漏れる。彼は仲間たちへと視線を送った。ルリエルは穏やかに微笑み、シーナは「まあ、当然だな」とでも言うように、不敵に口の端を吊り上げている。ゴードンは、ただ、力強く、一度だけ頷いた。言葉はなくとも、彼らの間には、これ以上ないほどの達成感と、揺るぎない連帯感が満ちていた。
ワイバーンが山の稜線の向こうへと消え、巣が完全に無防備になった。
「ゴードンさん、シーナさん。これよりフェーズ2に移行します。巣から、ヒナたちを運び出すための最終準備に入ってください」
ケンジの静かな、しかし確信に満ちた声が、崖の上に響いた。ワイバーンが飛び去ったのを確認してからの、完璧なタイミングでの指示だった。作戦は、寸分の狂いもなく、彼の描いたガントチャート通りに進行している。
「承知した」
「はいよ、ボス」
ゴードンとシーナは、短く応えると、すぐさま行動に移った。ゴードンは背負っていた荷物の中から、特殊な素材で作られた運搬用の箱を取り出す。頑丈ながらも内部は柔らかい羽毛で満たされていた。シーナは、その箱に、ヒナたちが体温を失わないように、魔法で温められた石をいくつか手際よく配置していく。その動きには、一切の無駄も、迷いもない。彼らは、自らに与えられたタスクを、完璧に理解し、実行していた。
ルリエルは、詠唱を続けながらも、魔力の出力を、ケンジの指示通りに、維持モードへと移行させる。彼女の表情は穏やかで、その額には玉のような汗が浮かんでいるが、それはもはや苦痛によるものではなく、強大な魔力を制御下に置いていることへの、心地よい集中からくるものだった。
すべてが、順調だった。
このままいけば、あと数十分後には、この困難なプロジェクトは、誰も傷つくことなく、最高の形で完了する。ケンジの心に、これまで感じたことのないほどの、静かで、しかし確かな満足感が広がっていた。
その、完璧な調和が支配していた空間に、最初の不協和音が響いたのは、まさに、その瞬間だった。
ピリッ、と。
まるで空気が張り詰めた糸のように、一度だけ、微かに震えた。それは、魔力乱流とは明らかに質の違う、異質な波動。
「…ッ!?」
最初にその異常を感知したのは、術者であるルリエルだった。彼女が展開していた穏やかな魔力の結界に、遠方から、鋭い針で突き刺すような、攻撃的な魔力が干渉してきたのだ。
「な、何ですの…、今の…?」
彼女の顔から、穏やかな微笑みが消える。
ほぼ同時に、ケンジの視界(UI)が、これまで見たこともない、未知のエラーコードを吐き出した。
【警告:外部からの高エネルギー干渉を検知】
【干渉源:特定不能。属性:神聖】
「神聖属性…? まさか…!」
ケンジの脳裏に、王都で見た、あの男の姿が浮かび上がる。民衆の歓声を浴び、その腰に、神々しい光を放つ聖剣を携えた、もう一人の勇者。
その、ケンジの最悪の予感が、現実のものとなるのに、一秒とかからなかった。
山の向こう。
彼らが、親ワイバーンを誘い込んだ、幻影が浮かぶ、その方角の空が。
―――閃光に、包まれた。
それは、もはや「光」などという生易しい現象ではなかった。天と地を繋ぐ、巨大な光の柱。純粋なまでの、神聖なエネルギーの奔流。そのあまりの輝きに、昼間であったはずの世界が、一瞬、完全に白く塗りつぶされる。崖の上にいた四人は、思わず腕で顔を覆った。
光は、一瞬で収まった。だが、その後に訪れたのは、耳をつんざくような、凄まじい轟音だった。
ドゴォォォォォォォォンッ!!!
大地が揺れ、崖の岩肌から小石が音を立てて崩れ落ちる。爆風が遠くの木々を巨大な手で薙ぎ倒すかのように揺らし、不気味なざわめきを立てた。その衝撃波は、まるで生き物のように崖を駆け上がり、彼らの身体を容赦なく叩きつけた。
「な、なんだ、今のはッ!?」
シーナが、驚愕に目を見開いて叫ぶ。その声は、轟音の余韻にかき消されそうだった。
「今の光…、間違いない…。聖剣の輝きだわ…!」
ルリエルは、信じられないといった表情で光が迸った方角を睨みつけている。彼女の結界があの衝撃波で、わずかに揺らいだ。
ゴードンは、すでにケンジとルリエルの前に立ちはだかり、その巨大な盾を構えていた。彼の兜の奥の瞳には、怒りと、そしてケンジが抱いたものと同じ、最悪の予感が宿っていた。
ケンジは、ただ、呆然と、その光景を見つめていた。
彼のプロジェクトマネージャーとしての冷静な思考が完全に停止していた。外部からの、予期せぬ、そしてあまりにも破壊的な乱入者。リスク管理票の、どこにも記されていなかった最悪のイレギュラー。彼の完璧なはずだったプロジェクト計画書は、今、この一撃によって、その前提を根底から覆されようとしていた。
絶望的な轟音の余韻が、ケンジの耳元で嘲るように響く。
(…いや)
彼の心が、叫ぶ。
(まだだ。まだ、終わらない)
彼の完璧な世界が崩れ去ろうとしている。だがケンジは、その破片を拾い集め、新たな計画を立てようと思考を再起動させていた。
これは、計画の失敗ではない。
新しいフェーズの始まりだった。
いや、正確には、ルリエルが紡ぎ出すあまりにも強大で、そして穏やかな魔力の奔流が山を吹き荒れる魔力乱流そのものを静かに統べていたのだ。その力は、まるで母なる大地の鼓動のように乱れた空気に秩序をもたらし世界を濃密な静寂で包み込んでいく。
崖の上に立つ四人のパーティ。彼らの心は、今、完全に一つになっていた。
その中心にいるルリエルの表情に、もはや苦悶はない。翡翠の瞳は穏やかに閉じられ、唇には確かな自信を湛えた微笑みを浮かべている。彼女の身体から放たれる黄金色の光は、もはや制御不能の奔流ではなく、彼女の意志によって完璧に統御された、生命の輝きだった。それは、仲間からの絶対的な信頼という、最強の燃料を得て、初めて到達した、天才の領域。
その魔法を支えるように、ゴードンとシーナが、彼女の両翼を固める。ゴードンの心にあった過去のトラウマという氷は、ケンジの言葉と仲間との絆によって、完全に溶けていた。彼の心からルリエルへと流れ込むのは、もはや疑念ではない。「仲間を、この手で、必ず守り抜く」という、ドワーフの戦士としての、純粋で揺るぎない「守護」の意志。シーナの心にあった仲間への不信という棘もまた、抜き去られていた。彼女がルリエルに送るのは、冷徹な観察眼からくる「警戒」の感情だけではない。「この、馬鹿正直で、どうしようもない仲間たちを、死なせはしない」という、彼女なりの不器用な「覚悟」。
そして、その全てをケンジが静かに見守っていた。彼の視界(UI)に表示されるグラフは、美しい緑色の安定曲線を描き続けている。
【TEAM COHESION LEVEL: 100% (STABLE)】
【PROJECT STATUS: PHASE 1, COMPLETE】
計画は、完璧に遂行されていた。
眼下のワイバーンの巣の上空に、その奇跡は顕現していた。
黄金色の光で構築された、完璧な巣の幻影。それは、もはや単なる偽物ではなかった。母親ワイバーンが最も安心できるはずの、温かく、穏やかな光に満ちた理想郷。まるで、ワイバーンが産み落とされた日の陽光のように、その幻影は安らぎの魔力を放っていた。その抗いがたいほどの安堵の波動に、ついに、巣の主が、その巨体を現す。
グルル…と低い喉を鳴らし、親ワイバーンが、ゆっくりと巣から飛び立つ。その瞳に宿っていたはずの、侵入者への激しい敵意と恐怖は、幻影が放つ穏やかな光によって、完全に中和されていた。彼女は、自らの子らが待つはずの、あの温かい光の中へと、吸い寄せられるように、ゆっくりと、しかし確実な翼運びで、飛んでいく。
作戦は、成功した。彼らは、ワイバーンを傷つけることなく、その注意を、巣とは完全に逆の方向へと引きつけることに成功したのだ。
「…よし」
ケンジの唇から、安堵の息と共に、小さな声が漏れる。彼は仲間たちへと視線を送った。ルリエルは穏やかに微笑み、シーナは「まあ、当然だな」とでも言うように、不敵に口の端を吊り上げている。ゴードンは、ただ、力強く、一度だけ頷いた。言葉はなくとも、彼らの間には、これ以上ないほどの達成感と、揺るぎない連帯感が満ちていた。
ワイバーンが山の稜線の向こうへと消え、巣が完全に無防備になった。
「ゴードンさん、シーナさん。これよりフェーズ2に移行します。巣から、ヒナたちを運び出すための最終準備に入ってください」
ケンジの静かな、しかし確信に満ちた声が、崖の上に響いた。ワイバーンが飛び去ったのを確認してからの、完璧なタイミングでの指示だった。作戦は、寸分の狂いもなく、彼の描いたガントチャート通りに進行している。
「承知した」
「はいよ、ボス」
ゴードンとシーナは、短く応えると、すぐさま行動に移った。ゴードンは背負っていた荷物の中から、特殊な素材で作られた運搬用の箱を取り出す。頑丈ながらも内部は柔らかい羽毛で満たされていた。シーナは、その箱に、ヒナたちが体温を失わないように、魔法で温められた石をいくつか手際よく配置していく。その動きには、一切の無駄も、迷いもない。彼らは、自らに与えられたタスクを、完璧に理解し、実行していた。
ルリエルは、詠唱を続けながらも、魔力の出力を、ケンジの指示通りに、維持モードへと移行させる。彼女の表情は穏やかで、その額には玉のような汗が浮かんでいるが、それはもはや苦痛によるものではなく、強大な魔力を制御下に置いていることへの、心地よい集中からくるものだった。
すべてが、順調だった。
このままいけば、あと数十分後には、この困難なプロジェクトは、誰も傷つくことなく、最高の形で完了する。ケンジの心に、これまで感じたことのないほどの、静かで、しかし確かな満足感が広がっていた。
その、完璧な調和が支配していた空間に、最初の不協和音が響いたのは、まさに、その瞬間だった。
ピリッ、と。
まるで空気が張り詰めた糸のように、一度だけ、微かに震えた。それは、魔力乱流とは明らかに質の違う、異質な波動。
「…ッ!?」
最初にその異常を感知したのは、術者であるルリエルだった。彼女が展開していた穏やかな魔力の結界に、遠方から、鋭い針で突き刺すような、攻撃的な魔力が干渉してきたのだ。
「な、何ですの…、今の…?」
彼女の顔から、穏やかな微笑みが消える。
ほぼ同時に、ケンジの視界(UI)が、これまで見たこともない、未知のエラーコードを吐き出した。
【警告:外部からの高エネルギー干渉を検知】
【干渉源:特定不能。属性:神聖】
「神聖属性…? まさか…!」
ケンジの脳裏に、王都で見た、あの男の姿が浮かび上がる。民衆の歓声を浴び、その腰に、神々しい光を放つ聖剣を携えた、もう一人の勇者。
その、ケンジの最悪の予感が、現実のものとなるのに、一秒とかからなかった。
山の向こう。
彼らが、親ワイバーンを誘い込んだ、幻影が浮かぶ、その方角の空が。
―――閃光に、包まれた。
それは、もはや「光」などという生易しい現象ではなかった。天と地を繋ぐ、巨大な光の柱。純粋なまでの、神聖なエネルギーの奔流。そのあまりの輝きに、昼間であったはずの世界が、一瞬、完全に白く塗りつぶされる。崖の上にいた四人は、思わず腕で顔を覆った。
光は、一瞬で収まった。だが、その後に訪れたのは、耳をつんざくような、凄まじい轟音だった。
ドゴォォォォォォォォンッ!!!
大地が揺れ、崖の岩肌から小石が音を立てて崩れ落ちる。爆風が遠くの木々を巨大な手で薙ぎ倒すかのように揺らし、不気味なざわめきを立てた。その衝撃波は、まるで生き物のように崖を駆け上がり、彼らの身体を容赦なく叩きつけた。
「な、なんだ、今のはッ!?」
シーナが、驚愕に目を見開いて叫ぶ。その声は、轟音の余韻にかき消されそうだった。
「今の光…、間違いない…。聖剣の輝きだわ…!」
ルリエルは、信じられないといった表情で光が迸った方角を睨みつけている。彼女の結界があの衝撃波で、わずかに揺らいだ。
ゴードンは、すでにケンジとルリエルの前に立ちはだかり、その巨大な盾を構えていた。彼の兜の奥の瞳には、怒りと、そしてケンジが抱いたものと同じ、最悪の予感が宿っていた。
ケンジは、ただ、呆然と、その光景を見つめていた。
彼のプロジェクトマネージャーとしての冷静な思考が完全に停止していた。外部からの、予期せぬ、そしてあまりにも破壊的な乱入者。リスク管理票の、どこにも記されていなかった最悪のイレギュラー。彼の完璧なはずだったプロジェクト計画書は、今、この一撃によって、その前提を根底から覆されようとしていた。
絶望的な轟音の余韻が、ケンジの耳元で嘲るように響く。
(…いや)
彼の心が、叫ぶ。
(まだだ。まだ、終わらない)
彼の完璧な世界が崩れ去ろうとしている。だがケンジは、その破片を拾い集め、新たな計画を立てようと思考を再起動させていた。
これは、計画の失敗ではない。
新しいフェーズの始まりだった。
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