86 / 156
第3章:偽りの繁栄と経済戦争
第87話:プロジェクト「“市場崩壊(マーケット・クラッシュ)”」
しおりを挟む
「―――経済的に、破綻させます」
ケンジの静かで、突拍子もないその言葉が、決戦前夜の熱気に満ちていた司令室の空気を完全に支配した。仲間たちはただ呆然と、その言葉の意味を理解しようと必死に思考を巡らせる。
経済的に破綻させる…?
それは、一体どういうことだ?
剣で斬るのでもなく、魔法で焼き払うのでもなく、金で滅ぼす、とでも言うのか?
その当然の疑問に答えるかのように、ケンジは一枚の真新しい羊皮紙をテーブルの上の地図の上に広げた。そこには彼がこの一夜で作り上げたであろう、複雑で常軌を逸した新たな計画書が描かれていた。その一番上に記された力強いタイトル。それを見た瞬間、仲間たちは我が目を疑う。
【プロジェクト:“市場崩壊(マーケット・クラッシュ)”】
マーケット、クラッシュ。
その異世界の言葉が持つ禍々しいほどの響き。ケンジは計画書を指し示しながら、前代未聞の奇策の全貌を説明し始めた。その声はもはやただのリーダーではない。それは強大な帝国を内側から崩壊させんとする、冷徹な策士の声だった。
「この作戦は三つのフェーズで構成されます。目的はアルタイル商会の経済基盤を完全に破壊し、その機能を停止させることです」
ケンジの指先が計画書の第一項目を指し示す。
「第一段階、『物流の寸断(サプライチェーン・カット)』」
彼は地図の上に描かれたフラックスへと繋がるすべての街道を指した。「アルタイル商会の富の源泉は、アーティファクトが生み出す商品を外部の市場で売り捌くことで成り立っています。ならばまず、その流れを物理的に断ち切る」
彼はゴードンとガイへと視線を向けた。「ゴードンさん、ガイさん。あなたたちのパーティにはフラックスから出ていくすべての商隊(キャラバン)の足止めをお願いします。山賊に偽装し、街道で暴れてもいい。あるいは大規模な魔法で崖崩れを起こし、道を塞いでもいい。目的は略奪ではありません。徹底的な遅延行為です。アルタイル商会の商品が市場に届かないという状況を作り出すのです」
正攻法とはかけ離れたその指示に、ゴードンとガイはただ唖然として顔を見合わせた。
ケンジは構わず第二段階へと進む。
「第二段階、『風評操作(ネガティブ・キャンペーン)』」
今度の彼の視線はシーナを捉えていた。「シーナさん。あなたの裏社会の情報網を使って、フラックスの街に一つの噂を流してください」
「噂…?」
「ええ。アルタイル商会が扱う『奇跡の商品』は呪われている、と。それを使うと原因不明の病にかかり、徐々に衰弱していく、と。ミレット村の惨状を少し脚色して利用するのです。彼らのブランドイメージを徹底的に失墜させてください」
卑劣とも言える作戦に、シーナは一瞬だけ躊躇する。だが、すぐにその唇に不敵な笑みを浮かべた。悪くない。実にプロフェッショナルなやり方だ。
そして、ケンジは最後の、最も壮大な奇策を提示した。
「最終段階、『競合市場の創出(コンペティターズ・マーケット)』」
彼はルリエルへと向き直る。「ルリエルさん。あなたには、我々の手で新たな市場を作り出してほしいのです」
「…なんですって…?」
「あなたは天才魔術師です。並の錬金術師など足元にも及ばない。あなたの魔法で高品質な回復薬(ポーション)や魔力を帯びた装飾品を大量に生成してください。そして、それをガイさんの表のコネクションを使い、フラックスの市場でアルタイル商会の商品を半値以下で売り捌くのです」
物流を止め、商品の評判を地に落とし、圧倒的な価格競争で市場そのものを乗っ取る。それはもはや勇者の戦い方ではなかった。他人のすべてを奪い尽くす、悪辣な商人そのもののやり口だった。
ケンジは呆然と立ち尽くす仲間たちを見回す。そして、そのすべての奇策を束ねる本当の目的を告げた。「我々が作り出すのは経済的なパニックです。商品が届かず、評判は地に落ち、価格は暴落する。そうなれば、アルタイル商会を信じていた他の商人たちは一斉に彼らから離反するでしょう。彼らの力の源泉であったはずの『信用』という名のメッキが剥がれ落ちるのです。そして、その富で雇われていた私兵たちも、給料の払えない主人のために命を張るはずもありません」
「我々はアルタイル商会を裸の王様にします。誰の血も流すことなく、この街を傷つけることなく」
その壮大で型破りな奇策の全貌に、仲間たちはただ言葉を失ってその計画書を見つめることしかできなかった。
「プロジェクト、“市場崩壊(マーケット・クラッシュ)”」。
その作戦が明らかになった時、司令室と化した安宿の一室は、これまでにないほどの深い困惑と沈黙に包まれた。
仲間たちはただ言葉を失い、テーブルの上に広げられたその恐るべき計画書と、それを作り上げたリーダーの平然とした顔を交互に見つめていた。
最初にその沈黙を破ったのは、やはり勇者ガイだった。彼の琥珀色の瞳には深い戸惑いが浮かんでいる。「…ケンジ殿。君は正気か?これは…我々勇者が行うべき戦い方ではない。物流の寸断?風評操作?それは正々堂々とした戦いではない。まるで…まるで悪党のやり口ではないか!」
ガイの真っ直ぐな正義感からの叫びに、ルリエルもまた不安げな表情を浮かべた。「…そうですわ、ケンジさん。私のこの神聖な魔法を、市場を混乱させるための道具として使うなど…。どこか間違っている気がします…」
彼らは戦士であり、魔術師であり、勇者だった。彼らが学んできた戦いのすべては、力と力が正面からぶつかり合う高潔なものだったはずだ。だが、ケンジが提示したこの作戦は、彼らの美学とはあまりにもかけ離れた、泥臭く狡猾な匂いを放っていた。
仲間たちの戸惑いを、シーナだけが不敵な笑みを浮かべて見ていた。(…面白い。実に面白いじゃねえか、こいつは…)彼女は心の底から感心していた。このリーダーは、もはや常識という枠の中に収まりきる器ではなかった。
ケンジはそんな仲間たちの反応を静かに受け止める。そしてゆっくりと口を開いた。彼の声には一切の迷いもない。そこにあるのは、自らの手法に対する絶対的な自信だけだった。
「ガイさん。あなたの言う通りです。これは物語に出てくるような英雄の戦い方ではありません」
彼はまずそれを肯定した。そして続ける。
「ですが、我々の目的は何ですか?英雄として名を残すことですか?違います。我々の目的は、ミレット村の人々を救い、そしてこの理不尽な悲劇を終わらせることです」
ケンジの瞳が鋭い光を宿す。
「暴力の連鎖を断ち切り、最小の犠牲で最大の効果を上げる。これもまた、僕が最も重要視する、『リスク管理』です」
その言葉は、彼がプロジェクトマネージャーとして貫き続けてきた、揺るぎない哲学そのものだった。
「我々がアルタイル商会の本部ビルに突入すれば、必ず血が流れるでしょう。我々の血か、彼らの私兵の血か。あるいはその両方か。そしてその戦いに巻き込まれ、命を落とす市民も必ず出る。それは僕が最も避けたい最悪の結末です」
彼は仲間たちの顔を見回した。「この作戦は誰の血も流させない。この街を戦火に巻き込むこともない。ただ敵の力の源泉である、『経済』という名の心臓を止めるだけです。あなたたちはこれを、『悪党のやり口』だと言った。僕はこれを、最も多くの命を救うための、最も人道的な『手段』だと考えています」
その冷徹で、どこまでも人間を想う論理が、仲間たちの心に深く染み渡っていく。
ガイはハッとした。そうだ。自分はまた過ちを犯すところだった。自らの「正義」の形に固執するあまり、その目的を見失いかけていた。本当の勇者とは、人々を救う者。その手段は問わない。
彼の心の中の最後のプライドが音を立てて砕け散った。そして彼は静かに、力強く頷いた。
そのガイの変化を見て、ルリエルもゴードンも、そしてシーナもまた、自らの覚悟を決めた。彼らはこの常識外れのリーダーを信じると。この前代未聞の奇策に乗ると。
司令室の空気が変わる。そこにはもはや迷いも戸惑いもない。ただ一つの壮大な目標に向かって、心を一つにした最強のチームがいた。
ケンジはその仲間たちの変化を確認すると、満足げに頷いた。そして宣言する。「では、これより、プロジェクト“市場崩壊(マーケット・クラッシュ)”を開始します」
前代未聞の経済戦争の火蓋が、今この瞬間、静かに切って落とされようとしていた。
ケンジの静かで、突拍子もないその言葉が、決戦前夜の熱気に満ちていた司令室の空気を完全に支配した。仲間たちはただ呆然と、その言葉の意味を理解しようと必死に思考を巡らせる。
経済的に破綻させる…?
それは、一体どういうことだ?
剣で斬るのでもなく、魔法で焼き払うのでもなく、金で滅ぼす、とでも言うのか?
その当然の疑問に答えるかのように、ケンジは一枚の真新しい羊皮紙をテーブルの上の地図の上に広げた。そこには彼がこの一夜で作り上げたであろう、複雑で常軌を逸した新たな計画書が描かれていた。その一番上に記された力強いタイトル。それを見た瞬間、仲間たちは我が目を疑う。
【プロジェクト:“市場崩壊(マーケット・クラッシュ)”】
マーケット、クラッシュ。
その異世界の言葉が持つ禍々しいほどの響き。ケンジは計画書を指し示しながら、前代未聞の奇策の全貌を説明し始めた。その声はもはやただのリーダーではない。それは強大な帝国を内側から崩壊させんとする、冷徹な策士の声だった。
「この作戦は三つのフェーズで構成されます。目的はアルタイル商会の経済基盤を完全に破壊し、その機能を停止させることです」
ケンジの指先が計画書の第一項目を指し示す。
「第一段階、『物流の寸断(サプライチェーン・カット)』」
彼は地図の上に描かれたフラックスへと繋がるすべての街道を指した。「アルタイル商会の富の源泉は、アーティファクトが生み出す商品を外部の市場で売り捌くことで成り立っています。ならばまず、その流れを物理的に断ち切る」
彼はゴードンとガイへと視線を向けた。「ゴードンさん、ガイさん。あなたたちのパーティにはフラックスから出ていくすべての商隊(キャラバン)の足止めをお願いします。山賊に偽装し、街道で暴れてもいい。あるいは大規模な魔法で崖崩れを起こし、道を塞いでもいい。目的は略奪ではありません。徹底的な遅延行為です。アルタイル商会の商品が市場に届かないという状況を作り出すのです」
正攻法とはかけ離れたその指示に、ゴードンとガイはただ唖然として顔を見合わせた。
ケンジは構わず第二段階へと進む。
「第二段階、『風評操作(ネガティブ・キャンペーン)』」
今度の彼の視線はシーナを捉えていた。「シーナさん。あなたの裏社会の情報網を使って、フラックスの街に一つの噂を流してください」
「噂…?」
「ええ。アルタイル商会が扱う『奇跡の商品』は呪われている、と。それを使うと原因不明の病にかかり、徐々に衰弱していく、と。ミレット村の惨状を少し脚色して利用するのです。彼らのブランドイメージを徹底的に失墜させてください」
卑劣とも言える作戦に、シーナは一瞬だけ躊躇する。だが、すぐにその唇に不敵な笑みを浮かべた。悪くない。実にプロフェッショナルなやり方だ。
そして、ケンジは最後の、最も壮大な奇策を提示した。
「最終段階、『競合市場の創出(コンペティターズ・マーケット)』」
彼はルリエルへと向き直る。「ルリエルさん。あなたには、我々の手で新たな市場を作り出してほしいのです」
「…なんですって…?」
「あなたは天才魔術師です。並の錬金術師など足元にも及ばない。あなたの魔法で高品質な回復薬(ポーション)や魔力を帯びた装飾品を大量に生成してください。そして、それをガイさんの表のコネクションを使い、フラックスの市場でアルタイル商会の商品を半値以下で売り捌くのです」
物流を止め、商品の評判を地に落とし、圧倒的な価格競争で市場そのものを乗っ取る。それはもはや勇者の戦い方ではなかった。他人のすべてを奪い尽くす、悪辣な商人そのもののやり口だった。
ケンジは呆然と立ち尽くす仲間たちを見回す。そして、そのすべての奇策を束ねる本当の目的を告げた。「我々が作り出すのは経済的なパニックです。商品が届かず、評判は地に落ち、価格は暴落する。そうなれば、アルタイル商会を信じていた他の商人たちは一斉に彼らから離反するでしょう。彼らの力の源泉であったはずの『信用』という名のメッキが剥がれ落ちるのです。そして、その富で雇われていた私兵たちも、給料の払えない主人のために命を張るはずもありません」
「我々はアルタイル商会を裸の王様にします。誰の血も流すことなく、この街を傷つけることなく」
その壮大で型破りな奇策の全貌に、仲間たちはただ言葉を失ってその計画書を見つめることしかできなかった。
「プロジェクト、“市場崩壊(マーケット・クラッシュ)”」。
その作戦が明らかになった時、司令室と化した安宿の一室は、これまでにないほどの深い困惑と沈黙に包まれた。
仲間たちはただ言葉を失い、テーブルの上に広げられたその恐るべき計画書と、それを作り上げたリーダーの平然とした顔を交互に見つめていた。
最初にその沈黙を破ったのは、やはり勇者ガイだった。彼の琥珀色の瞳には深い戸惑いが浮かんでいる。「…ケンジ殿。君は正気か?これは…我々勇者が行うべき戦い方ではない。物流の寸断?風評操作?それは正々堂々とした戦いではない。まるで…まるで悪党のやり口ではないか!」
ガイの真っ直ぐな正義感からの叫びに、ルリエルもまた不安げな表情を浮かべた。「…そうですわ、ケンジさん。私のこの神聖な魔法を、市場を混乱させるための道具として使うなど…。どこか間違っている気がします…」
彼らは戦士であり、魔術師であり、勇者だった。彼らが学んできた戦いのすべては、力と力が正面からぶつかり合う高潔なものだったはずだ。だが、ケンジが提示したこの作戦は、彼らの美学とはあまりにもかけ離れた、泥臭く狡猾な匂いを放っていた。
仲間たちの戸惑いを、シーナだけが不敵な笑みを浮かべて見ていた。(…面白い。実に面白いじゃねえか、こいつは…)彼女は心の底から感心していた。このリーダーは、もはや常識という枠の中に収まりきる器ではなかった。
ケンジはそんな仲間たちの反応を静かに受け止める。そしてゆっくりと口を開いた。彼の声には一切の迷いもない。そこにあるのは、自らの手法に対する絶対的な自信だけだった。
「ガイさん。あなたの言う通りです。これは物語に出てくるような英雄の戦い方ではありません」
彼はまずそれを肯定した。そして続ける。
「ですが、我々の目的は何ですか?英雄として名を残すことですか?違います。我々の目的は、ミレット村の人々を救い、そしてこの理不尽な悲劇を終わらせることです」
ケンジの瞳が鋭い光を宿す。
「暴力の連鎖を断ち切り、最小の犠牲で最大の効果を上げる。これもまた、僕が最も重要視する、『リスク管理』です」
その言葉は、彼がプロジェクトマネージャーとして貫き続けてきた、揺るぎない哲学そのものだった。
「我々がアルタイル商会の本部ビルに突入すれば、必ず血が流れるでしょう。我々の血か、彼らの私兵の血か。あるいはその両方か。そしてその戦いに巻き込まれ、命を落とす市民も必ず出る。それは僕が最も避けたい最悪の結末です」
彼は仲間たちの顔を見回した。「この作戦は誰の血も流させない。この街を戦火に巻き込むこともない。ただ敵の力の源泉である、『経済』という名の心臓を止めるだけです。あなたたちはこれを、『悪党のやり口』だと言った。僕はこれを、最も多くの命を救うための、最も人道的な『手段』だと考えています」
その冷徹で、どこまでも人間を想う論理が、仲間たちの心に深く染み渡っていく。
ガイはハッとした。そうだ。自分はまた過ちを犯すところだった。自らの「正義」の形に固執するあまり、その目的を見失いかけていた。本当の勇者とは、人々を救う者。その手段は問わない。
彼の心の中の最後のプライドが音を立てて砕け散った。そして彼は静かに、力強く頷いた。
そのガイの変化を見て、ルリエルもゴードンも、そしてシーナもまた、自らの覚悟を決めた。彼らはこの常識外れのリーダーを信じると。この前代未聞の奇策に乗ると。
司令室の空気が変わる。そこにはもはや迷いも戸惑いもない。ただ一つの壮大な目標に向かって、心を一つにした最強のチームがいた。
ケンジはその仲間たちの変化を確認すると、満足げに頷いた。そして宣言する。「では、これより、プロジェクト“市場崩壊(マーケット・クラッシュ)”を開始します」
前代未聞の経済戦争の火蓋が、今この瞬間、静かに切って落とされようとしていた。
0
あなたにおすすめの小説
スキルはコピーして上書き最強でいいですか~改造初級魔法で便利に異世界ライフ~
深田くれと
ファンタジー
【文庫版2が4月8日に発売されます! ありがとうございます!】
異世界に飛ばされたものの、何の能力も得られなかった青年サナト。街で清掃係として働くかたわら、雑魚モンスターを狩る日々が続いていた。しかしある日、突然仕事を首になり、生きる糧を失ってしまう――。 そこで、サナトの人生を変える大事件が発生する!途方に暮れて挑んだダンジョンにて、ダンジョンを支配するドラゴンと遭遇し、自らを破壊するよう頼まれたのだ。その願いを聞きつつも、ダンジョンの後継者にはならず、能力だけを受け継いだサナト。新たな力――ダンジョンコアとともに、スキルを駆使して異世界で成り上がる!
ガチャで領地改革! 没落辺境を職人召喚で立て直す若き領主
雪奈 水無月
ファンタジー
魔物大侵攻《モンスター・テンペスト》で父を失い、十五歳で領主となったロイド。
荒れ果てた辺境領を支えたのは、幼馴染のメイド・リーナと執事セバス、そして領民たちだった。
十八歳になったある日、女神アウレリアから“祝福”が降り、
ロイドの中で《スキル職人ガチャ》が覚醒する。
ガチャから現れるのは、防衛・経済・流通・娯楽など、
領地再建に不可欠な各分野のエキスパートたち。
魔物被害、経済不安、流通の断絶──
没落寸前の領地に、ようやく希望の光が差し込む。
新たな仲間と共に、若き領主ロイドの“辺境再生”が始まる。
【運命鑑定】で拾った訳あり美少女たち、SSS級に覚醒させたら俺への好感度がカンスト!? ~追放軍師、最強パーティ(全員嫁候補)と甘々ライフ~
月城 友麻
ファンタジー
『お前みたいな無能、最初から要らなかった』
恋人に裏切られ、仲間に陥れられ、家族に見捨てられた。
戦闘力ゼロの鑑定士レオンは、ある日全てを失った――――。
だが、絶望の底で覚醒したのは――未来が視える神スキル【運命鑑定】
導かれるまま向かった路地裏で出会ったのは、世界に見捨てられた四人の少女たち。
「……あんたも、どうせ私を利用するんでしょ」
「誰も本当の私なんて見てくれない」
「私の力は……人を傷つけるだけ」
「ボクは、誰かの『商品』なんかじゃない」
傷だらけで、誰にも才能を認められず、絶望していた彼女たち。
しかしレオンの【運命鑑定】は見抜いていた。
――彼女たちの潜在能力は、全員SSS級。
「君たちを、大陸最強にプロデュースする」
「「「「……はぁ!?」」」」
落ちこぼれ軍師と、訳あり美少女たちの逆転劇が始まる。
俺を捨てた奴らが土下座してきても――もう遅い。
◆爽快ざまぁ×美少女育成×成り上がりファンタジー、ここに開幕!
出来損ない貴族の三男は、謎スキル【サブスク】で世界最強へと成り上がる〜今日も僕は、無能を演じながら能力を徴収する〜
シマセイ
ファンタジー
実力至上主義の貴族家に転生したものの、何の才能も持たない三男のルキウスは、「出来損ない」として優秀な兄たちから虐げられる日々を送っていた。
起死回生を願った五歳の「スキルの儀」で彼が授かったのは、【サブスクリプション】という誰も聞いたことのない謎のスキル。
その結果、彼の立場はさらに悪化。完全な「クズ」の烙印を押され、家族から存在しない者として扱われるようになってしまう。
絶望の淵で彼に寄り添うのは、心優しき専属メイドただ一人。
役立たずと蔑まれたこの謎のスキルが、やがて少年の運命を、そして世界を静かに揺るがしていくことを、まだ誰も知らない。
無能烙印押された貧乏準男爵家三男は、『握手スキル』で成り上がる!~外れスキル?握手スキルこそ、最強のスキルなんです!
飼猫タマ
ファンタジー
貧乏準男爵家の三男トト・カスタネット(妾の子)は、13歳の誕生日に貴族では有り得ない『握手』スキルという、握手すると人の名前が解るだけの、全く使えないスキルを女神様から授かる。
貴族は、攻撃的なスキルを授かるものという頭が固い厳格な父親からは、それ以来、実の息子とは扱われず、自分の本当の母親ではない本妻からは、嫌がらせの井戸掘りばかりさせられる毎日。
だが、しかし、『握手』スキルには、有り得ない秘密があったのだ。
なんと、ただ、人と握手するだけで、付随スキルが無限にゲットできちゃう。
その付随スキルにより、今までトト・カスタネットの事を、無能と見下してた奴らを無意識下にザマーしまくる痛快物語。
第5皇子に転生した俺は前世の医学と知識や魔法を使い世界を変える。
黒ハット
ファンタジー
前世は予防医学の専門の医者が飛行機事故で結婚したばかりの妻と亡くなり異世界の帝国の皇帝の5番目の子供に転生する。子供の生存率50%という文明の遅れた世界に転生した主人公が前世の知識と魔法を使い乱世の世界を戦いながら前世の奥さんと巡り合い世界を変えて行く。
中身は80歳のおばあちゃんですが、異世界でイケオジ伯爵に溺愛されています
浅水シマ
ファンタジー
【完結しました】
ーー人生まさかの二週目。しかもお相手は年下イケオジ伯爵!?
激動の時代を生き、八十歳でその生涯を終えた早川百合子。
目を覚ますと、そこは異世界。しかも、彼女は公爵家令嬢“エマ”として新たな人生を歩むことに。
もう恋愛なんて……と思っていた矢先、彼女の前に現れたのは、渋くて穏やかなイケオジ伯爵・セイルだった。
セイルはエマに心から優しく、どこまでも真摯。
戸惑いながらも、エマは少しずつ彼に惹かれていく。
けれど、中身は人生80年分の知識と経験を持つ元おばあちゃん。
「乙女のときめき」にはとっくに卒業したはずなのに――どうしてこの人といると、胸がこんなに苦しいの?
これは、中身おばあちゃん×イケオジ伯爵の、
ちょっと不思議で切ない、恋と家族の物語。
※小説家になろうにも掲載中です。
異世界転生したおっさんが普通に生きる
カジキカジキ
ファンタジー
第18回 ファンタジー小説大賞 読者投票93位
応援頂きありがとうございました!
異世界転生したおっさんが唯一のチートだけで生き抜く世界
主人公のゴウは異世界転生した元冒険者
引退して狩をして過ごしていたが、ある日、ギルドで雇った子どもに出会い思い出す。
知識チートで町の食と環境を改善します!! ユルくのんびり過ごしたいのに、何故にこんなに忙しい!?
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる