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第4章:過去の呪縛、絆の証明
第112話:ドワーフの国
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天空都市の柔らかな光を背に一行の旅路は再び厳しくも確かな大地の上へと戻っていた。アイドスでの勝利は彼らの心に揺るぎない自信とより一層強固になった絆をもたらした。だが世界の崩壊という巨大なタイムリミットは感傷に浸る時間を与えてはくれない。次なるマイルストーン『地熱コア』の調査。その手がかりを求め一行が目指したのは大陸の背骨と称される巨大山脈の奥深くにあるドワーフの地下王国「グリムフォージ」だった。
旅はケンジが描いたロードマップ通り順調に進んだ。アイドスの浮遊島から吹き降ろす魔力を含んだ風は徐々に乾いた岩と鉄の匂いへと変わっていく。そして王都を出てから三週間が過ぎた頃一行はついにそのあまりにも巨大な入り口の前に立っていた。
「……ここがグリムフォージか」
ケンジは目の前にそびえ立つ光景に息をのんだ。
山脈そのものがまるで巨大な彫刻作品のように削り出されている。高さ数百メートルはあろうかという巨大な城門は一枚岩から削り出されたものでありその表面にはドワーフの神々の武勇伝が緻密で力強いレリーフとして刻まれていた。門の両脇には休むことなく溶岩を吐き出し続ける巨大な竜の石像が鎮座しその熱気が一行の頬を焦がす。それは魔法都市アイドスの繊細な美しさとは対極にある圧倒的な質量と揺るぎない剛健さの象徴だった。
「…地に足がついているというのはいいものだな」
ゴードンがその低い声でぽつりと呟いた。彼の声には安堵とそれ以上に複雑な感情が入り混じっている。
シーナが巨大な門を見上げながら呆れたように口笛を吹く。
「へえ…。こりゃまたとんでもねえ要塞だ。正面から攻めようなんて考える馬鹿はさすがにいないだろうな」
だが一行の中でただ一人ゴードンの表情だけが硬くその瞳には何の感情も浮かんでいなかった。彼の顔に故郷への懐かしさや喜びの色は微塵もない。ただこれから避けられぬ責務に挑む戦士の硬い覚悟があるだけだった。そのあまりにも強張った横顔にケンジは交渉が決して容易なものではないことを改めて感じ取っていた。
やがて地響きのような音と共に巨大な城門が内側へと開いていく。一行がその中へと足を踏み入れた瞬間凄まじい熱気と轟音が彼らを包み込んだ。
そこは巨大な地下の空洞だった。天井からは鍾乳石のように無数の岩が垂れ下がりその間を縫うようにして溶岩の川が赤い光を放ちながら流れている。そしてその川に沿って無数の鍛冶場が立ち並び何千人ものドワーフたちが昼夜を問わず槌を振るっていた。カンカンというリズミカルな金属音蒸気を噴き出す機械の駆動音そして屈強な男たちの力強い怒号。そのすべてが混じり合いこの地下王国そのものが一つの巨大な心臓となって脈動しているかのようだった。
その圧倒的な熱気にルリエルは思わず顔をしかめる。アイドスの清浄な空気とは真逆の汗と鉄と石炭の匂い。だがその瞳には自らの魔法とはまったく違う法則で成り立つこの力強い文明への純粋な好奇心が宿っていた。
ケンジはプロジェクトマネージャーとしてその光景を分析していた。
(…すごい。完璧なまでの分業体制と効率化された生産ライン。これは一つの完成された工業都市だ)
一行はその喧騒の中をまっすぐに王国の中心部へと向かっていく。彼らの目的地はグリムフォージのすべてを統べる族長が住まう中央の大広間。
やがてひときわ巨大な鍛冶場の前にたどり着いた。そこで屈強な鎧に身を包んだドワーフの警備兵たちが一行の行く手を阻むようにその斧槍を交差させた。
その警備兵たちをかき分けるようにして一人の男が前に進み出てくる。
その男の姿を見た瞬間それまで石像のように表情を固めていたゴードンの身体がわずかにしかし確かに震えた。
男はゴードンと瓜二つの岩のような体躯をしていた。だがその顔に刻まれた深い皺と厳格な光を宿した瞳はゴードンよりも遥かに年季が入っている。何よりも違うのはその見事に編み込まれた赤銅色の髭。そこにはゴードンのものにはない一本の白銀の筋がまるで稲妻のように走っていた。
その男こそこのグリムフォージの警備隊長にしてゴードンの唯一人の兄。
ボルガン。その人だった。
鍛冶場の轟音と溶岩の熱気。その喧騒の中心でボルガンは静かにしかしまるで山そのもののように揺るぎなく立っていた。彼の視線はケンジたち一行には向けられていない。ただ一点自らの半身とも言うべき弟ゴードンの姿だけを射抜くように見つめていた。その瞳は鍛え上げられた鋼鉄のように硬く再会を喜ぶ肉親の情などひとかけらも映してはいなかった。
ゴードンの巨大な身体が硬直する。兄のその視線がどんな魔物の爪よりもどんな戦斧の刃よりも深く彼の心を抉っていくのを彼は感じていた。
やがてボルガンの唇がまるで岩が擦れ合うかのような重い音を立てて開かれた。
「……掟を破った裏切り者が今さら何の用だ」
その声は決して大きくはなかった。だが周囲の鍛冶場の轟音さえも一瞬だけ黙らせるかのような絶対的な拒絶の響きを持っていた。「裏切り者」。そのあまりにも重くそして残酷な言葉がゴードンの兜の奥でいつまでも反響する。彼は何も言い返せない。ただ戦斧を握りしめるその篭手の指が白くなるほどに力が込められていた。
そのあまりにも理不尽な罵倒に最初に反応したのはゴードンの仲間たちだった。
「おいちょっと待てよおっさん!」
シーナが一歩前に進み出る。そのフードの奥の瞳は警備隊長という肩書にも臆することなく鋭い怒りの光を宿していた。
「いくら兄貴だからって久しぶりに帰ってきた弟に対する言い草がそれかい? ゴードンはあんたらのために外の世界でずっと…!」
「黙れ小娘」
ボルガンはシーナに視線すら向けずにその言葉を切り捨てた。
「これは我らドワーフの問題だ。ましてやこの国の掟に関わること。人間風情が口を挟むでない」
そのあまりにも傲慢で排他的な物言い。ルリエルもまたカッと顔を赤らめた。
「なんですって!? ゴードンは私たちのかけがえのない仲間ですわ! あなたに彼を侮辱する権利などありません!」
「仲間だと?」
ボルガンは初めてルリエルのその感情的な叫びに反応した。彼は鼻で笑う。
「お前たちのような地に足のついておらぬ者たちと馴れ合いこの国の誇りを忘れた男がか。やはりお前は何も変わっておらんなゴードン。外の甘い空気に当てられてさらに腑抜けたようだ」
その言葉の一つひとつがゴードンの心を見えない刃となって切り刻んでいく。彼はただ唇を固く噛み締めその侮辱に耐えることしかできなかった。
その一触即発の空気を制したのはケンジだった。
彼は怒りに震えるシーナとルリエルの肩にそっと手を置くとボルガンの前に進み出た。その丁寧でどこまでも冷静な口調が場の空気を変える。
「ボルガン殿。僕はパーティの責任者佐藤健示と申します。突然の訪問そしてあなた方兄弟の間に立ち入る無礼をお許しいただきたい」
ボルガンは初めてケンジという男を正面から見据えた。
「我々がこの国を訪れたのには深い理由があります。それはこの世界の存亡に関わる極めて重大な問題です」
ケンジはごくりと喉を鳴らすとこの国の最も神聖な領域に触れるであろうその言葉を口にした。
「我々は『地熱コア』の調査のために参りました」
その単語が紡ぎ出された瞬間ボルガンの背後に控えていた警備兵たちが一斉にその斧槍を構え直し殺気立った空気が場を支配した。地熱コア。それはこのドワーフの国の心臓部であり何人たりとも触れることのできない絶対的な聖域だった。
だがボルガンの表情は変わらない。
彼はただその鋼鉄のような瞳でゴードンをそしてその隣に立つケンジをじっと見つめていた。
彼の心の中では今忘れようとしても忘れられない過去の忌まわしい記憶が鮮明に蘇っていた。
弟が今と同じように自信に満ちた目で自らの「正しさ」を説いていたあの日が。
そしてその「正しさ」を一度だけ信じてしまったが故にすべてを失ったあの絶望の日が。
ボルガンの頑なな態度の裏にあるその深い痛みをケンジたちはまだ知る由もなかった。
旅はケンジが描いたロードマップ通り順調に進んだ。アイドスの浮遊島から吹き降ろす魔力を含んだ風は徐々に乾いた岩と鉄の匂いへと変わっていく。そして王都を出てから三週間が過ぎた頃一行はついにそのあまりにも巨大な入り口の前に立っていた。
「……ここがグリムフォージか」
ケンジは目の前にそびえ立つ光景に息をのんだ。
山脈そのものがまるで巨大な彫刻作品のように削り出されている。高さ数百メートルはあろうかという巨大な城門は一枚岩から削り出されたものでありその表面にはドワーフの神々の武勇伝が緻密で力強いレリーフとして刻まれていた。門の両脇には休むことなく溶岩を吐き出し続ける巨大な竜の石像が鎮座しその熱気が一行の頬を焦がす。それは魔法都市アイドスの繊細な美しさとは対極にある圧倒的な質量と揺るぎない剛健さの象徴だった。
「…地に足がついているというのはいいものだな」
ゴードンがその低い声でぽつりと呟いた。彼の声には安堵とそれ以上に複雑な感情が入り混じっている。
シーナが巨大な門を見上げながら呆れたように口笛を吹く。
「へえ…。こりゃまたとんでもねえ要塞だ。正面から攻めようなんて考える馬鹿はさすがにいないだろうな」
だが一行の中でただ一人ゴードンの表情だけが硬くその瞳には何の感情も浮かんでいなかった。彼の顔に故郷への懐かしさや喜びの色は微塵もない。ただこれから避けられぬ責務に挑む戦士の硬い覚悟があるだけだった。そのあまりにも強張った横顔にケンジは交渉が決して容易なものではないことを改めて感じ取っていた。
やがて地響きのような音と共に巨大な城門が内側へと開いていく。一行がその中へと足を踏み入れた瞬間凄まじい熱気と轟音が彼らを包み込んだ。
そこは巨大な地下の空洞だった。天井からは鍾乳石のように無数の岩が垂れ下がりその間を縫うようにして溶岩の川が赤い光を放ちながら流れている。そしてその川に沿って無数の鍛冶場が立ち並び何千人ものドワーフたちが昼夜を問わず槌を振るっていた。カンカンというリズミカルな金属音蒸気を噴き出す機械の駆動音そして屈強な男たちの力強い怒号。そのすべてが混じり合いこの地下王国そのものが一つの巨大な心臓となって脈動しているかのようだった。
その圧倒的な熱気にルリエルは思わず顔をしかめる。アイドスの清浄な空気とは真逆の汗と鉄と石炭の匂い。だがその瞳には自らの魔法とはまったく違う法則で成り立つこの力強い文明への純粋な好奇心が宿っていた。
ケンジはプロジェクトマネージャーとしてその光景を分析していた。
(…すごい。完璧なまでの分業体制と効率化された生産ライン。これは一つの完成された工業都市だ)
一行はその喧騒の中をまっすぐに王国の中心部へと向かっていく。彼らの目的地はグリムフォージのすべてを統べる族長が住まう中央の大広間。
やがてひときわ巨大な鍛冶場の前にたどり着いた。そこで屈強な鎧に身を包んだドワーフの警備兵たちが一行の行く手を阻むようにその斧槍を交差させた。
その警備兵たちをかき分けるようにして一人の男が前に進み出てくる。
その男の姿を見た瞬間それまで石像のように表情を固めていたゴードンの身体がわずかにしかし確かに震えた。
男はゴードンと瓜二つの岩のような体躯をしていた。だがその顔に刻まれた深い皺と厳格な光を宿した瞳はゴードンよりも遥かに年季が入っている。何よりも違うのはその見事に編み込まれた赤銅色の髭。そこにはゴードンのものにはない一本の白銀の筋がまるで稲妻のように走っていた。
その男こそこのグリムフォージの警備隊長にしてゴードンの唯一人の兄。
ボルガン。その人だった。
鍛冶場の轟音と溶岩の熱気。その喧騒の中心でボルガンは静かにしかしまるで山そのもののように揺るぎなく立っていた。彼の視線はケンジたち一行には向けられていない。ただ一点自らの半身とも言うべき弟ゴードンの姿だけを射抜くように見つめていた。その瞳は鍛え上げられた鋼鉄のように硬く再会を喜ぶ肉親の情などひとかけらも映してはいなかった。
ゴードンの巨大な身体が硬直する。兄のその視線がどんな魔物の爪よりもどんな戦斧の刃よりも深く彼の心を抉っていくのを彼は感じていた。
やがてボルガンの唇がまるで岩が擦れ合うかのような重い音を立てて開かれた。
「……掟を破った裏切り者が今さら何の用だ」
その声は決して大きくはなかった。だが周囲の鍛冶場の轟音さえも一瞬だけ黙らせるかのような絶対的な拒絶の響きを持っていた。「裏切り者」。そのあまりにも重くそして残酷な言葉がゴードンの兜の奥でいつまでも反響する。彼は何も言い返せない。ただ戦斧を握りしめるその篭手の指が白くなるほどに力が込められていた。
そのあまりにも理不尽な罵倒に最初に反応したのはゴードンの仲間たちだった。
「おいちょっと待てよおっさん!」
シーナが一歩前に進み出る。そのフードの奥の瞳は警備隊長という肩書にも臆することなく鋭い怒りの光を宿していた。
「いくら兄貴だからって久しぶりに帰ってきた弟に対する言い草がそれかい? ゴードンはあんたらのために外の世界でずっと…!」
「黙れ小娘」
ボルガンはシーナに視線すら向けずにその言葉を切り捨てた。
「これは我らドワーフの問題だ。ましてやこの国の掟に関わること。人間風情が口を挟むでない」
そのあまりにも傲慢で排他的な物言い。ルリエルもまたカッと顔を赤らめた。
「なんですって!? ゴードンは私たちのかけがえのない仲間ですわ! あなたに彼を侮辱する権利などありません!」
「仲間だと?」
ボルガンは初めてルリエルのその感情的な叫びに反応した。彼は鼻で笑う。
「お前たちのような地に足のついておらぬ者たちと馴れ合いこの国の誇りを忘れた男がか。やはりお前は何も変わっておらんなゴードン。外の甘い空気に当てられてさらに腑抜けたようだ」
その言葉の一つひとつがゴードンの心を見えない刃となって切り刻んでいく。彼はただ唇を固く噛み締めその侮辱に耐えることしかできなかった。
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彼は怒りに震えるシーナとルリエルの肩にそっと手を置くとボルガンの前に進み出た。その丁寧でどこまでも冷静な口調が場の空気を変える。
「ボルガン殿。僕はパーティの責任者佐藤健示と申します。突然の訪問そしてあなた方兄弟の間に立ち入る無礼をお許しいただきたい」
ボルガンは初めてケンジという男を正面から見据えた。
「我々がこの国を訪れたのには深い理由があります。それはこの世界の存亡に関わる極めて重大な問題です」
ケンジはごくりと喉を鳴らすとこの国の最も神聖な領域に触れるであろうその言葉を口にした。
「我々は『地熱コア』の調査のために参りました」
その単語が紡ぎ出された瞬間ボルガンの背後に控えていた警備兵たちが一斉にその斧槍を構え直し殺気立った空気が場を支配した。地熱コア。それはこのドワーフの国の心臓部であり何人たりとも触れることのできない絶対的な聖域だった。
だがボルガンの表情は変わらない。
彼はただその鋼鉄のような瞳でゴードンをそしてその隣に立つケンジをじっと見つめていた。
彼の心の中では今忘れようとしても忘れられない過去の忌まわしい記憶が鮮明に蘇っていた。
弟が今と同じように自信に満ちた目で自らの「正しさ」を説いていたあの日が。
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