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第5章:オペレーション・ジェネシス
第142話:“改竄者”の顕現
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世界の心臓部は、あまりにも静かだった。完璧なまでに静かで、その沈黙は仲間たちの荒い息遣いや、自らの心臓の鼓動さえも飲み込んでしまうかのよう。ただの無音ではない。これから始まる壮大な事象を告げる、不吉な予兆が肌を粟立たせた。
目の前には、最後の目的地、『創造の玉座』が、絶対的な存在感を放ち、静かに浮かんでいる。小高い丘ほどの巨大な水晶の結晶体。その表面には、世界の理を記述した蒼白い光の線が、まるで生命の血液のように絶えず巡っている。玉座全体から響く、耳鳴りのような低いハミング。その中心では、神の権能そのものである『アドミニストレーター権限』が、星のように穏やかな光を放ち、脈動していた。その光は、この世界のすべてのデータと、すべての生命の根源を内包しているように見えた。
長い、長い旅の終着点。
このあまりにも過酷で、終わりが見えないかと思われたプロジェクトの、最後のタスク。
俺は一度だけ、背後の仲間たちへと視線を向けた。
ゴードンが、その巨大な盾を構え、俺の背後を城壁のように固めている。最高技術責任者(CTO)として、チームの頭脳である俺を守り抜くという彼の覚悟が、まるで鉄壁の要塞のように背中を支えてくれた。
ルリエルは、杖を固く握りしめている。翡翠の瞳は、玉座から放たれる高次元な魔力の奔流を、その魂に焼き付けるように見つめていた。解析不能な情報が渦巻く光景に、天才エンジニアである彼女がどれほどの重圧を感じているか、手に取るように分かった。
シーナは、影の中で気配を完全に消し去っている。まるで最初からそこに誰もいなかったかのようだ。最高警備責任者(CSO)として、彼女の全神経は、この完璧すぎる静寂の中に潜む、万が一の「異常」を感知するために、極限まで研ぎ澄まされていた。彼女が動かない限り、この場は安全なのだと、俺は直感的に理解した。
仲間たちの、揺るぎない覚悟。
そのすべてを背中に感じながら、静かに、そして力強く頷き返した。
言葉は、もう必要ない。俺たちの絆は、言語という不確かなツールを必要としなかった。
俺は代表して、その一歩を踏み出した。創造の玉座へと続く、最後の光の道へ。
一歩、また一歩と、世界の心臓部へと近づいていく。足元から伝わる光の感触が、俺の意識を研ぎ澄ませていく。
ドクン、ドクン、と。玉座の脈動が、俺の心臓の鼓動と、完全に同調していく。まるで、この世界と俺という存在が、一つの生命体として融合していくかのような、荘厳で、どこか冒涜的な感覚。それは、俺がこの旅路の果てに求めていた、究極の一体感だった。
やがて、玉座の目前へとたどり着いた。手を伸ばせば触れることができる距離。中心で輝く、管理者権限の光は、俺を祝福しているようにも、拒絶しているようにも見えた。
あれに触れれば、すべてが終わる。そして、すべてが、俺たちの望むように始まる。
俺はゆっくりと、右手を掲げた。
前世で、ひたすらキーボードを叩き続け、過労死の果てに力なく床に落ちた、あの手。
この世界に来て、仲間たちと出会い、数えきれないほどの危機を乗り越え、世界の運命そのものを掴み取ろうとしている、この手。
その指先が震えているのは、恐怖からではない。この世界の未来を、この手で掴み取ることへの、ただ純粋な興奮だった。
彼の指先が、玉座の表面に触れようとした、その永遠にも感じられる刹那。
最初に訪れたのは、異音だった。
荘厳なハーモニーを奏でていたはずの玉座のハミング。その音が、まるでレコードの針が飛んだかのように、甲高い不協和音へと変わった。
キィィィィィィィン、と。
空間そのものが、金属の悲鳴を上げる。耳を塞ぎたくなるような、不快な音の奔流。それは、世界の調和が崩れ始めたことを告げる、第一の警報だった。
「…ッ!?」
仲間たちが一斉に臨戦態勢をとる。だが、遅い。
現象は、すでに始まっていた。
俺が手を伸ばしていた、その目の前の空間が、ぐにゃり、と歪んだ。それはまるで、視覚にノイズが走ったかのような、不自然な、物理的な歪み。
俺たちが『削除領域』で見た、世界の傷跡の歪みとは、まったく質の違うものだった。完璧に磨き上げられた鏡の表面に、巨大な鉄槌が叩きつけられたかのように、空間に無数の亀裂が走る。その亀裂から、黒いノイズが、まるで血のように、あるいは病原菌のように、悍ましく溢れ出してきた。
「な、なんだ、これはッ!?」
シーナの鋭い警告が響く。その声には、彼女が持つ冷静さが微塵もなかった。
黒いノイズは、意志を持った生き物のように、玉座の周囲に集まり始めた。それはもはや、ただのノイズではない。赤、青、緑のデジタルな光の粒子が、その黒い闇の中で激しく明滅し、混じり合い、そして一つの形を、再構築していく。この世界を構成する情報そのものが、自壊していくプロセスを早送りで見ているかのようだった。
それは、人型だった。
最初に、滑らかな輪郭を持つ頭部が形成される。次に、しなやかな胴体と、細く長い四肢。まるで神が、無から生命を創造する過程を早送りで見ているかのようだ。だが、そこに生命の温かみは一切ない。存在するはずのない、冷たい空気の塊が、俺たちの周囲を凍てつかせていく。
やがて、ノイズの嵐が収まった時。
俺たち一行の目の前、そして、創造の玉座の前に、一体の「それ」が、静かに、立っていた。
性別も、年齢も、一切感じさせない。その身体のすべてが、磨き上げられた水晶でできているかのように滑らかで、半透明だった。衣服は身に着けていないが、いやらしさや、無防備さは微塵も感じられない。それはただ、完璧なまでに無機質で、美しい、一つの“オブジェクト”。
顔には、目も、鼻も、口もない。ただ、滑らかな水晶の能面のような貌があるだけ。だが、不思議と、その存在は、俺たちの一挙手一投足を“見て”いることが、肌で感じ取れた。それは視線ではない。もっと根源的な、魂に直接触れるような感覚だった。
「…なんだ…、てめえは…」
ゴードンが低い声で唸る。CTOとして、彼の目がその存在の異常性を分析しようとする。だが、彼の知識の、どのカテゴリーにも、目の前の存在は当てはまらなかった。魔物ではない。精霊でもない。ゴーレムでもない。それは、この世界の理の外側から来た、この世界では定義されていない、何かだった。
ルリエルは、杖を構えたまま、戦慄に身を震わせていた。リードエンジニアとしての彼女の感覚が、悲鳴を上げていた。目の前の存在から、魔力が一切感じられないのだ。だが、それと同時に、この世界のすべての魔力を、その身に宿しているかのような、圧倒的な存在感を放っている。そのあまりにも巨大な矛盾が、彼女の理解を完全に超えていた。
俺はただ、その存在を見つめていた。
俺のスキル【プロジェクト管理】が、自動的にその未知のオブジェクトの解析を開始する。
だが、俺の視界に表示されたのは、これまでに一度も見たことのない、絶望的なエラーメッセージだった。
【オブジェクト名:解析不能】
【ステータス:定義外】
【脅威レベル:測定不能】
俺の万能であったはずのスキルが、初めて完全な“敗北”を認めた瞬間だった。これまでの旅路で、俺のスキルが通用しないことなど、一度たりともなかった。それが、目の前の存在に対しては、ただの無力なツールに成り下がっていた。
すべてが謎に包まれた、無機質な存在。
それは、俺たちの人間的な緊張感や敵意を、まるで意に介さないかのように、ただ静かに、そこに佇んでいた。
そして、まるでシステムが、未知のデータをスキャンするかのように、その見えない視線を、仲間たち一人ひとりへと、ゆっくりと向けていく。
ゴードンの、鋼鉄の肉体と、その奥に燃える職人としての誇りを。
ルリエルの、強大で、そして脆い、天才としての魂を。
シーナの、影に生き、そして光を求めた、矛盾に満ちた心を。
そして最後に、ケンジの、この世界の理そのものを書き換えようとする、あまりにも異質で、傲慢な、その意志を。
スキャンが完了したかのように。
その存在は、初めて、その身をわずかに動かした。
それは、まるでプログラムが次の処理へと移行するかのような、どこまでも無機質で、正確な動きだった。生命の意志も感情も感じられない。
目の前には、最後の目的地、『創造の玉座』が、絶対的な存在感を放ち、静かに浮かんでいる。小高い丘ほどの巨大な水晶の結晶体。その表面には、世界の理を記述した蒼白い光の線が、まるで生命の血液のように絶えず巡っている。玉座全体から響く、耳鳴りのような低いハミング。その中心では、神の権能そのものである『アドミニストレーター権限』が、星のように穏やかな光を放ち、脈動していた。その光は、この世界のすべてのデータと、すべての生命の根源を内包しているように見えた。
長い、長い旅の終着点。
このあまりにも過酷で、終わりが見えないかと思われたプロジェクトの、最後のタスク。
俺は一度だけ、背後の仲間たちへと視線を向けた。
ゴードンが、その巨大な盾を構え、俺の背後を城壁のように固めている。最高技術責任者(CTO)として、チームの頭脳である俺を守り抜くという彼の覚悟が、まるで鉄壁の要塞のように背中を支えてくれた。
ルリエルは、杖を固く握りしめている。翡翠の瞳は、玉座から放たれる高次元な魔力の奔流を、その魂に焼き付けるように見つめていた。解析不能な情報が渦巻く光景に、天才エンジニアである彼女がどれほどの重圧を感じているか、手に取るように分かった。
シーナは、影の中で気配を完全に消し去っている。まるで最初からそこに誰もいなかったかのようだ。最高警備責任者(CSO)として、彼女の全神経は、この完璧すぎる静寂の中に潜む、万が一の「異常」を感知するために、極限まで研ぎ澄まされていた。彼女が動かない限り、この場は安全なのだと、俺は直感的に理解した。
仲間たちの、揺るぎない覚悟。
そのすべてを背中に感じながら、静かに、そして力強く頷き返した。
言葉は、もう必要ない。俺たちの絆は、言語という不確かなツールを必要としなかった。
俺は代表して、その一歩を踏み出した。創造の玉座へと続く、最後の光の道へ。
一歩、また一歩と、世界の心臓部へと近づいていく。足元から伝わる光の感触が、俺の意識を研ぎ澄ませていく。
ドクン、ドクン、と。玉座の脈動が、俺の心臓の鼓動と、完全に同調していく。まるで、この世界と俺という存在が、一つの生命体として融合していくかのような、荘厳で、どこか冒涜的な感覚。それは、俺がこの旅路の果てに求めていた、究極の一体感だった。
やがて、玉座の目前へとたどり着いた。手を伸ばせば触れることができる距離。中心で輝く、管理者権限の光は、俺を祝福しているようにも、拒絶しているようにも見えた。
あれに触れれば、すべてが終わる。そして、すべてが、俺たちの望むように始まる。
俺はゆっくりと、右手を掲げた。
前世で、ひたすらキーボードを叩き続け、過労死の果てに力なく床に落ちた、あの手。
この世界に来て、仲間たちと出会い、数えきれないほどの危機を乗り越え、世界の運命そのものを掴み取ろうとしている、この手。
その指先が震えているのは、恐怖からではない。この世界の未来を、この手で掴み取ることへの、ただ純粋な興奮だった。
彼の指先が、玉座の表面に触れようとした、その永遠にも感じられる刹那。
最初に訪れたのは、異音だった。
荘厳なハーモニーを奏でていたはずの玉座のハミング。その音が、まるでレコードの針が飛んだかのように、甲高い不協和音へと変わった。
キィィィィィィィン、と。
空間そのものが、金属の悲鳴を上げる。耳を塞ぎたくなるような、不快な音の奔流。それは、世界の調和が崩れ始めたことを告げる、第一の警報だった。
「…ッ!?」
仲間たちが一斉に臨戦態勢をとる。だが、遅い。
現象は、すでに始まっていた。
俺が手を伸ばしていた、その目の前の空間が、ぐにゃり、と歪んだ。それはまるで、視覚にノイズが走ったかのような、不自然な、物理的な歪み。
俺たちが『削除領域』で見た、世界の傷跡の歪みとは、まったく質の違うものだった。完璧に磨き上げられた鏡の表面に、巨大な鉄槌が叩きつけられたかのように、空間に無数の亀裂が走る。その亀裂から、黒いノイズが、まるで血のように、あるいは病原菌のように、悍ましく溢れ出してきた。
「な、なんだ、これはッ!?」
シーナの鋭い警告が響く。その声には、彼女が持つ冷静さが微塵もなかった。
黒いノイズは、意志を持った生き物のように、玉座の周囲に集まり始めた。それはもはや、ただのノイズではない。赤、青、緑のデジタルな光の粒子が、その黒い闇の中で激しく明滅し、混じり合い、そして一つの形を、再構築していく。この世界を構成する情報そのものが、自壊していくプロセスを早送りで見ているかのようだった。
それは、人型だった。
最初に、滑らかな輪郭を持つ頭部が形成される。次に、しなやかな胴体と、細く長い四肢。まるで神が、無から生命を創造する過程を早送りで見ているかのようだ。だが、そこに生命の温かみは一切ない。存在するはずのない、冷たい空気の塊が、俺たちの周囲を凍てつかせていく。
やがて、ノイズの嵐が収まった時。
俺たち一行の目の前、そして、創造の玉座の前に、一体の「それ」が、静かに、立っていた。
性別も、年齢も、一切感じさせない。その身体のすべてが、磨き上げられた水晶でできているかのように滑らかで、半透明だった。衣服は身に着けていないが、いやらしさや、無防備さは微塵も感じられない。それはただ、完璧なまでに無機質で、美しい、一つの“オブジェクト”。
顔には、目も、鼻も、口もない。ただ、滑らかな水晶の能面のような貌があるだけ。だが、不思議と、その存在は、俺たちの一挙手一投足を“見て”いることが、肌で感じ取れた。それは視線ではない。もっと根源的な、魂に直接触れるような感覚だった。
「…なんだ…、てめえは…」
ゴードンが低い声で唸る。CTOとして、彼の目がその存在の異常性を分析しようとする。だが、彼の知識の、どのカテゴリーにも、目の前の存在は当てはまらなかった。魔物ではない。精霊でもない。ゴーレムでもない。それは、この世界の理の外側から来た、この世界では定義されていない、何かだった。
ルリエルは、杖を構えたまま、戦慄に身を震わせていた。リードエンジニアとしての彼女の感覚が、悲鳴を上げていた。目の前の存在から、魔力が一切感じられないのだ。だが、それと同時に、この世界のすべての魔力を、その身に宿しているかのような、圧倒的な存在感を放っている。そのあまりにも巨大な矛盾が、彼女の理解を完全に超えていた。
俺はただ、その存在を見つめていた。
俺のスキル【プロジェクト管理】が、自動的にその未知のオブジェクトの解析を開始する。
だが、俺の視界に表示されたのは、これまでに一度も見たことのない、絶望的なエラーメッセージだった。
【オブジェクト名:解析不能】
【ステータス:定義外】
【脅威レベル:測定不能】
俺の万能であったはずのスキルが、初めて完全な“敗北”を認めた瞬間だった。これまでの旅路で、俺のスキルが通用しないことなど、一度たりともなかった。それが、目の前の存在に対しては、ただの無力なツールに成り下がっていた。
すべてが謎に包まれた、無機質な存在。
それは、俺たちの人間的な緊張感や敵意を、まるで意に介さないかのように、ただ静かに、そこに佇んでいた。
そして、まるでシステムが、未知のデータをスキャンするかのように、その見えない視線を、仲間たち一人ひとりへと、ゆっくりと向けていく。
ゴードンの、鋼鉄の肉体と、その奥に燃える職人としての誇りを。
ルリエルの、強大で、そして脆い、天才としての魂を。
シーナの、影に生き、そして光を求めた、矛盾に満ちた心を。
そして最後に、ケンジの、この世界の理そのものを書き換えようとする、あまりにも異質で、傲慢な、その意志を。
スキャンが完了したかのように。
その存在は、初めて、その身をわずかに動かした。
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