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第2話

(Part2)グッパ太王拳

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その頃、グッパは…。

-第2話(Part2)- 
グッパ太王(たいおう)拳


ヤン「あの時もそうじゃった…。」
(雨の日、回想…。)

-グッパ&華橋(かきょう)の修行のシーン-
 

華橋(かきょう)は、自らの死を予期して(内緒)、グッパに奥義(おうぎ)を伝えようとしていた。(10日間。)
〈※華橋(かきょう)にとっては、現世最後のバケーション(修行休暇)。〉

その技こそ、『太王(たいおう)拳』である。〈太極(たいきょく)拳と相互、比較される。〉
華橋(かきょう)「ケツが青(あお)いわ。」

グッパは、離島での華橋(かきょう)の元での修業〈一子(いっし)相伝のようなモノ〉により、後の『グッパ太王(たいおう)拳』及び『一指(いっし)拳』の完成を営む。〈千里眼(せんりがん)をも超える『天眼通(てんがんつう)』を習得、能力を発揮する。
『超神眼(ちょうしんがん)』の一種。〉
(体得。)

※モンゴルのような場所で、華橋(かきょう)はゲル〈コテージ〉に暮らす。

〈アルパカが通り過ぎて呑気に華橋(かきょう)と戯(たわむれ)れる。〉
 
グッパ達は、アイル民族(アイルの民)とも出会う。

(〈華橋(かきょう)、賞金稼ぎ3人組に狙われる。
華橋「病気さえなければ…、お前達など簡単に…。」

グッパが倒す。
「こっから先、マスターには指一本触れさせへん。わいが倒す。」

グッパ「どないなってんねん。

マスター、油断し過ぎとちゃうか?」

華橋「すまない…、少し腹が痛くてな…。
(笑)

お前を試していただけの事。」


グッパ「冗談よしてコリン♪
お尻ペンペン。」

華橋「なんのつもりだ…。」

グッパ「少しは元気出た?」

華橋「まぁな…。(笑)

(ひょうきんな奴…。)」

〈グッパは華橋とケンカをして怒りを買い、一時破門の身となっていたが、コレをきっかけに解かれる。

グッパ「許してもらえるやろか…。」
華橋「当たり前だ…。ゴホンッ。(咳払い)」〉

華橋(かきょう)はその後、病気で死する。(命の灯火が消えていく…。)
〈グッパ「なんでやねん!!

カキョ…、華橋(かきょう)はん!!

華橋は~ん!!(涙)」

華橋「わしも学ぶ事が多かった…。」

遺言状有り。〉

(風前の灯火,さん然と輝く星屑達)

グッパ、『グッパ太王(たいおう)拳』をモノにする。

華橋(かきょう)「お前の成長こそが、俺の死への最高のはなむけだ。
俺は魂の旅に出る。
皆に伝えてくれ、
ありがとう、
語り尽くせぬ程の冒険をなっと…。」

(桜のイタコ・パワーで、声を聞こえさせたり、それを上回るユタ・パワーで何回かは蘇る事(3回、1回につき3時間程度?早くて30分?)が可能になる。(徳が強い為。)霊界から通信。)(サイコ)
一度蘇ると、次蘇るのに時間がかかる。
アストラル界にいる人間を、‘オマージュ’と共に、(アクセス)一時的に呼び出す事が可能。

華橋(かきょう)の‘御魂(たましい)’に霊力を吹き込む。

太王(たいおう)拳は完成(モノにした)後、華橋(かきょう)が呼び出したオリジナルの儀式に参加しないと、修業合格にはならない。

その儀式とは、大地に眠れし召喚獣(闘いの大魔神)タイタンとの戦いである。(後にジンは一撃で倒す。)(巨人窟?)
(大地の神「パチャママ」とアクセスを取る。)
見事にクリア。
(試験合格。)
有終の美を飾る。

華橋(かきょう)「本当の試練はこれからだ。
勾玉(まがたま)を使って時空を遡り、お前の失った兄弟を別次元に移動させ、救うのだ。
今のお前ならそれができる筈。
以前のお前と比べ、どれぐらいパワーが上がったか、
月日をかけて備わった『グッパ太王拳』をもって証明するのだ。
〈お前にとっての‘スクイズ・プレイ(生還劇)’となるだろう。〉」


-荒地(あれち)から平原(へいげん)へ-

時空を越える。
(「タイム・ラグ」発生。)


~リバイバル(復元)~

「予定調和」、「起死回生」。

『リバイバル』はグッパ究極青魔法で、後に最大限に使う事を約束される。

 
※今回はこれっきりだが、修行中に青(あお)魔導師(まどうし)としての才覚が呼び起こされたとされる。

(ゴエモン達が来る少し前に到着し、追い払う事に成功。)


-『南天(なんてん)の‘流血亜(ルチア)’』登場-

【資料参考】

〈華橋「なんだこの気は…。想定外だ。
時空の乱れと共に、良からぬ悪魔が産み出されてしまったらしい。」

グッパ「わい等以外にも、‘3種の神器’を探してる連中がおるっちゅう事かい。」

流血亜「フン…。(笑)

全くよく分からない。

少し前に(野暮用で)コッチの世界に来た時は、お前は愚か、

カサ王やお前の兄弟、王国すら滅びて存在していなかった。

それが別の時空を介してここへ来たらどうだ。

王国は存在して、カサ王も存命だった。

まっ、この俺が無様な敗退ショーを送り届けてやったがな。

『ラ・アール(羅亜流)の鏡』は手に入った。

もうここには用はない、と言いたい所だが、俺の姿を見られた。

お前等3兄弟は順番に血祭りにしてやろう。」

グッパ「わいの時代にはあんな奴存在せーへんかった。

所謂(いわゆる)、‘パラレル・ワールド’ってヤツかいな。

この世界におられる時間は後わずかや。

『時空の狭間』に閉じ込めるしかない。」

ルチア(流血亜)「何をブツブツ言っている…。他の2人は意味が分からなくて飽き飽きしているゾ…。

暇(ひま)を弄ばせてグズグズしやがって。
ストレスの溜まる野郎だ…。」

ルチア(流血亜)「死に土産に教えてやろう。
俺の名は‘ルチア(流血亜)’。

文字通り、血祭りに送ってやろう。」

グッパ「せっかく寿命が伸びたわいのおとんを殺しやがって!!

許されへん。」

ルチア(流血亜)「処刑だ。」

〈華橋(かきょう)「勝てる…。」〉
 
etc.
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